和田竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2018.11.20
1556年戦国時代、戸沢家と児玉家の戦い。
両家を支えるそれぞれのエース戸沢家 林半衛門、児玉家 花房喜兵衛は終わりなき戦いを続けていた。
そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。
小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。
半衛門、喜兵衛はともに豪快で明るく、男勝りな武将。
半衛門は戸沢家を救うため、小太郎の腕を借りるべく小太郎を動かす理由をつる -
Posted by ブクログ
万夫不当の勇士と呼ばれる猛将・林半右衛門と、非凡すぎる銃の腕を持つ小太郎。
二人の出会いから別れまでが描かれている物語である。
狙撃集団としてその名をあげた雑賀衆の一員として生まれたが、類まれなる銃撃の才能を持っていたがゆえに祖父・要蔵は普通の暮らしをさせるために小太郎を連れて雑賀の里を捨てた。
もしも小太郎の腕が知られたら…必ずその腕を利用しようとする者が現れる。
要蔵は戦国の世を知り尽くしており、孫・小太郎を無事を願い、その腕前を封印する。
しかし小太郎が半右衛門と出会ったことで、 要蔵の願いはむなしく砕け散ってしまう。
戦国の時代、策を弄して敵を欺き勝ちを得る。
それはごく当たり前のこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ「のぼうの城」で知られる和田竜氏原作の同名小説のコミカライズ。原作を読んでみたくなる作品。
時は戦国―。伊賀の地は下山甲斐、百地三太夫といった多くの地侍が群立し、それらが時に戦い、外部からの圧力には共同して立ち向かうという体勢で治められた土地であった。
そんなこの地に、「最強の忍び」として知られる「無門」という男がいる。この物語は、伊賀を狙う織田信長の軍団と、無門ら伊賀忍との戦いの物語である。
原作は読まずに読んでみたのですが、けっこう面白い。1巻だけ読み進めていくうちに原作を読んでみたくなりました。ちなみにコミック版も4巻までとお手軽な巻数で、ぜひ続きも読んでみたいです。