あらすじ
織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景(きょう)の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。
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だからね、わい言ったやん
あれ?言ってなかったっけ?
いや、言ったわー
間違いない
間違いなく言った
「本屋大賞舐めんな!」と
だって全国の書店員さんがよ
その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
面白くないわけないもの
そんなことが起こるわけないもの
万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
申し訳ないけどそれはそうよ
はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
魚心あればたなごころですよ(水心な)
はい3巻の初めでがっつりへし折られます
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そして傷心のまま里帰り…からのーです
からのー…やっぱり自分の信念を貫き通す!!です
はい来た
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そう来たらもう、わいも手のひら返しまくりです
手のひらの上で手のひら返しまくりです
ひらひーらです(何それ)
あっという間に大応援団です
観光バス15台です
そしてもう来たー!
村上海賊来たーー!からの怒涛の第4巻!行くでー!
景姫がばれーー!
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物理的な家の存続という解釈から、誇りとしての存続という解釈への移行がこの巻の全体的なテーマのように感じた。
村上武吉や小早川隆景が物理的サイド、景や七五三兵衛が誇りサイド、その間で多くの武将達の気持ちが揺れ動く様がストーリーとして胸熱展開だった。
また、個人的に泉州民なので陽気でガサツな泉州海賊に妙に納得感を感じた。
泉州に訪れた時には是非、ガッチョの唐揚げ(メッチャ美味しい)を食べて泉州海賊の食生活を追体験してほしい。
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100頁くらいまで読んだ感想メモ
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3巻で書いた感想の答えを得たという感じ。
そうそう、景へのもやっと感は彼女の「少女漫画に憧れる子供」感と年齢と身体能力のギャップって感じだったんだよな~…。
この合戦から得たものを機にこれから成長してくのかな??
(物語では概ね主人公が成長していくものだと思っている。)
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全体の感想は4巻のレビューに記載
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最初は難しく感じるし、うちの子達も挫折した
でも、そこを耐えて!!!
景(キョウ)が出てきたらあなたの勝ちです
あとはスルスルと引き込まれてやめられなくなりますよ
難しいと思うところはいっその事飛ばしても良い!(コラ)
騙されたと思って読んでみて欲しい
全4巻
Posted by ブクログ
まじで少年ジャンプのマンガ読んでる気分。
主人公がちゃんと挫折を味わって立ち直り、困難に立ち向かい、ピンチを迎え、仲間に助けられる。
王道中の王道だけど、面白いからこその王道。そして最高に盛り上がったところで、いざ次巻へ。
憎たらしいったらありゃしない。結末を知らずにはいられない、今夜は徹夜かも。
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ここに来て胸熱な展開
家のためではなく、他者の信念のためという叫びだな
そりゃぁね、このまま終わったらタイトル詐欺ですし
詳細な感想は4巻の方でまとめて
Posted by ブクログ
起承転結の転。眞鍋も好き、景も好き。男気溢れる侍達がどうしようもなく格好良い。景がとうとう目覚めて、戦へ。鬼手の意味がわかった時鳥肌がたった。最高に面白い、最終巻が楽しみ!
Posted by ブクログ
とにかくアツい展開が続き、ページをめくる手がとまらない。さながらキングダム合従軍編のごとき熱量。
戦争はあくまでも自家の存亡をかけた殺し合いであり、非情になりきれないとやっていけない。そりゃそうだ。
はやく4巻が読みたい。
Posted by ブクログ
自分の家を守るために戦を行なっていることに気づいた景は自身の考えの甘さに気づき女として生きることを一度は決意するも、留吉ら一向宗門徒を助けるために再び戦場へと赴く。上杉謙信が立ち上がるまで参戦しないこととなった毛利軍は淡路で時間を待つがそれに対して景は非難するも、味方は得られず。鈴木孫市ら雑賀党を率いて眞鍋七五三兵衞ら眞鍋海賊に立ち向かうも眞鍋の戦術に翻弄されてしまう。景一人で眞鍋に立ち向かっていることを弟の景親は見捨てることができず参戦する決断をしそれに応じて毛利軍も参戦することとなる。
鬼手とは姫が戦場に出ることでそれを守るために周りの兵が奮起することでこれを多様しないために村上海賊は女性の参戦を禁じていた。
この後の展開気になる
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この巻の三分の二の段階では、この本を紹介してくださった方への架空の感想を考えていました。
最後には、そんな感想は頭から吹き飛び、無我夢中で読み終わってしまいました。
最終巻、楽しみで仕方ないです。
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いよいよの海戦…に至るまでの話が凄か
った。眞鍋も村上も沼間も児玉も雑賀もそれぞれの立場で熱い。冷静になると馬鹿でもその熱さがまたいい。この戦の行方と、景が目的をはたせるかどうか…とても気になります。
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七五三兵衛にやり込められた景はお姫様・夢見る乙女であった。
ただ、このまま大人しく奥に入るとは思えなかったが、こんな展開になるとは。
ワクワクした。
終盤の村上・毛利の漢たちの心意気にスカッとした。
次巻、最終話、期待が高まる。
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1巻より2巻、2巻より3巻!
どんどん世界に引き込まれて、どんどん面白くなっていく。
日本の海賊の知識はまったくなかったけど、カッコイイ!とにかくカッコイイ!
武士ともまた違う独特なしきたり、負けん気の強さ、血の気の多さ。
歴史を踏まえながらも、一人一人のキャラクターがしっかり書かれていて、みんな好きになる。
3巻は景親が推せる。
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「軍船に女を乗る事堅く可禁。」の理由がついに判明!テンポも良くあっという間に読み終えた。一巻より二巻、二巻より三巻とどんどん面白くなっていく。続きを読むのが楽しみ。
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武吉の軍略がすごすぎるー!というか、この時代を生きたひとたちの策は本当に見事としかいえない。
細かく資料を参照してくれてるから理解が深まって大変ありがたい。歴史小説、面白いねぇ。まんまとハマってる。
そして武吉が景に抱く優しさが沁みて切ない。
どんな終わり方になるのやら、最終巻も楽しみだー!
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お父上心配だろうに寛容すぎて泣く
これ表紙通りだなぁ…戦の華々しさと残酷な現実のギャップに打ちひしがれならも、「何のために戦うのか」…。
女子の景ちゃんが本来考えることでは無いことに、強く立ち向かっていく。
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一度能島でしおらしくなったと思ったら、やっぱり景姫!
1人でも突っ走る姿はかっこいいです。
ワクワクして読み進めるのが止まりません。
このままいっきに最後まで読んでしまいそうです。
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村上海賊の娘、第3巻。
5月に愛媛を旅行して以来、同じく長編歴史ものの名作、坂の上の雲と交互に読んでいるんだが…。
このまま最終巻へすぐに行ってしまいたい感じの終わり方。いや、一回読んでるはずなんだけど、つづき気になるわ。
2巻の中盤から3巻の中盤くらいまで景のキャラクターが痛々しく、七五三兵衛ではないけど、ちょっと面白みも減ってきていたんだが、能島に帰ってから彼女の覚醒で一気に面白みが復活した。
おのれの保身の為に戦うのではない。
お家の存続、それだけが目的ではない。
前半にはただただ青臭く感じてしまったその矜持は、物語の中で景がそれと自覚した途端に揺るぎない正義となったように思えた。
いやぁ…かなり良い。
坂の上の雲と同じく、丁寧に資料をさらって作りあげながらも、こちらは史実の隙間を著者の想像力と推察力で、よりドラスティックに埋めていく展開。
読んでいるこちらのテンションまで見越して綴っているんじゃないかと思ってしまうほど、物語としての引力が強い。
結構がっつりと大山祇神社の描写も出てきて、改めてこの間の旅行で訪れていて良かったなと思った。
さて、次はどちらを読もうか…。
Posted by ブクログ
人それぞれ、想いの違いもあり、また方向は違えど同じ志で戦に挑むなか、景の戦への心構えとその変化がテーマになっている三巻。
史料が頻出し、背景をよく補足してくれるのがとても助かる反面、それが物語の進みを遅くしているのが計四巻になる理由か。
次巻がラスト、どう決着するか楽しみだ。
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戦の現実に打ちのめされた景姫だけど、これで終わる女とは思えない
七五三兵衛の冷徹さも格好いいと思う、遂に立った村上海賊衆のどんな戦いを繰り広げるか楽しみ
Posted by ブクログ
1巻、2巻に引き続き、3巻も一気読みでした。
2巻までの転がるように読み進める面白さは残りつつも、内容としては考えさせられる面が多かったです。
戦国の時代、なぜ男達は合戦をするのか、何を良しとするのか、今の自分では考えられない感覚も多くあり、無鉄砲で阿呆だと罵られる景に肩入れしたくなる部分もありました。
さらにキャラクターの個性が立ち、それぞれ立場は違えど、正義を貫く姿が格好いい。
いよいよラストスパート、合戦の行方がどうなるのか、村上、毛利、泉州の男達、そして景はどうなるのか、心して4巻を読みたいと思います。
【この本から考えたこと、学んだこと】
・何のために戦うのか。
・個人としての意見と、組織を考えたときの意見は必ずしも一致しない。
・信仰心悪用の可能性。これは現代でも言えることだと思う。
・「鬼手」の意味
・俳味を大事にすることの効果
・リーダーとしての器とは?(真鍋七五三兵衛、村上武吉、織田信長の持つ資質)
Posted by ブクログ
噺の勢いを削がずに差し込まれる文献や史実の解説が秀逸。無識の身の自分にも難なく物語に没頭できるのが嬉しい。
やや鬱展開の第四章。それもあって第五章突入した途端のカタルシスが気持ちよかった。
Posted by ブクログ
2巻では合戦が起きていたけどなんとなく平和な雰囲気があった。主人公の景姫にはあまり関係のない戦だったし。
ところが3巻に入って次々と色んなことが……
なんだか景姫のいじらしさに胸がきゅうっとさせられた。
それでも男たちは揺るがぬ武士の心。
それぞれの人がそれぞれの思惑で動いてゆく。
激動の3巻だった。
最終巻も楽しみに読んでいくぞ。
Posted by ブクログ
戦の華々しいところ、かっこいいところだけを見ていた…それに気づいた景姫。
あっという間に読んだけど、なんだろうなぁ、ゲーム感覚なのかなぁ、文章に、心を打たれるものがない。
Posted by ブクログ
「者ども、死ねや!」
なんかコメディーみたいにみんなやけくそだなぁ。
景姫、盛り上がって来ましたよ。傍若無人なまま突っ走ると思ってたけど、優しさを持った侍でしたね。
さて、結末は。
皆、派手に死んでいってしまうのだろうか、、、