あらすじ
天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪(せんしゅうたんのわ)の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛(しめのひょうえ)が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景(きょう)が見たものは――。激突の第二巻。
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合戦のシーンがマジで熱い!!
やはり、中年以上の男性がカッコいいのは良い物語だなと思う。
(ガンダム・オリジンとか好きです。ランバラルとかめっちゃカッコいいです。)
今の価値観とは違うので、自分はこういう風(家の存続のために命を賭する)にはならないけど、芯が通っている姿っていうのはかっこいいなぁと思うし、自分もそうなれたらいいなと思う。
こういう、信条に命を懸けて一本通っている男性ってカッコいい。それに比べてちょっと前にいわれてた「ちょい悪おやじ」とかなんてカッコ悪すぎるなぁって思ってしまった。
景は…1巻の格好良さが鳴りを潜めていて、なんか…ちょっと…子供っぽいっていうか?わがままに感じるっていうか?その他のキャラがカッコよ過ぎるせいか??
全体の感想は、全部読み終わってから4巻の感想に書く予定。
Posted by ブクログ
最初は難しく感じるし、うちの子達も挫折した
でも、そこを耐えて!!!
景(キョウ)が出てきたらあなたの勝ちです
あとはスルスルと引き込まれてやめられなくなりますよ
難しいと思うところはいっその事飛ばしても良い!(コラ)
騙されたと思って読んでみて欲しい
全4巻
Posted by ブクログ
なかなかの展開力です。
2巻のメインは、眞鍋七五三兵衛・沼間義清VS鈴木孫一・下間頼龍
まさにキン肉マンで言うところの幻に終わったモーストデンジャラスコンビ VS 2000万パワーズって様相。
んーわかりにくいか、
とにかく両軍ともに押しつ押されつの展開です。
読み物として面白い展開が2巻でも続いているのですが、ふと冷静になり気づくところもあるわけです。
この小説を読むまでは、今のお寺と状況は多少違えど、信長も延暦寺を焼いたり本願寺を攻めたりで振り切れてんなーと思ってましたわたくし。
しかし死んでも極楽浄土に行けると民衆を扇動し、途中から撤退すると極楽浄土ではなく地獄へ落ちるぞと脅し、民衆を死兵化させ自分らの盾にするやり方は、テロと何らかわらんなと改めて思いなおすわたくし。
昔は信長野蛮、今は本願寺テロ集団。影響されまくりのわたくしの結論は、そういう側面もあったのだろうに留めておきます。
比喩も感想の結論もわかりにくいかもですが、次は折り返しの3巻だ!
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登場人物が魅力的で、誰一人見逃せない。
戦況がコロコロ変わって、うまく行くかなーって思ったらもうひっくり返ってる。
信長が出てきたあたりなんかは、もう別格の兵器でも出てきたような。
今朝一巻を読み終わって、昼から続きを買いに行き、二巻をその日に読破した。面白すぎて本を読む手が止まらない。
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大阪本願寺(顕如、鈴木孫一、下間頼龍、源爺、留吉)と織田方(眞鍋七五三兵衛、沼間義晴、松浦安太夫、寺田又右衛門、原田直政、織田信長)の戦いが始まりました。最初は織田方が木津砦を攻めたかと思えば鈴木孫一率いる一揆勢15000人が攻めてきて織田方の総大将原田直政が戦死。そして今度は本願寺側が天王寺砦を攻めるが泉州侍が一揆勢を防ぎ織田信長も登場という波瀾万丈な2巻でとても面白かったです。3巻も楽しみです。【小5】
Posted by ブクログ
ほとんど全編にわたって合戦シーンだったと思うが、臨場感がすごい。漫画とか映画をみているように絵が浮かぶ。
戦況が目まぐるしく変わり、ピンチに陥ったり盛り返したりアツい絆を感じられたりと、キングダムを読んでいるときと同じ感覚。
早く続編読みたい。
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泉州の触頭である沼間義清ら率いる天王寺砦の兵は木津砦を抑えるために出陣するも、本願寺の鈴木孫市が率いる雑賀衆の鉄砲隊の援護により織田方総大将の原田直政が討たれる。一度は眞鍋七五三兵衞の猛進により反撃するが本願寺から1万5千の兵の追撃があり織田方の兵は天王寺砦に逃げ込むこととなる。天王寺砦を囲んだ本願寺側は進めば極楽浄土退けば無間地獄の旗の元攻め続けるが織田信長率いる3000の兵によって散り散りとなる。
死ぬ覚悟のある人ってやっぱり強いんだな。南無阿弥陀と唱えて向かってくると想像したら恐ろしい。
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ついに泉州侍と本願寺の戦いが火蓋が切って落とされた。泉州侍の戦いぶりがかっこよくて、七五三兵衛と沼間義清には惚れました。本願寺側も孫市の活躍や大軍の進撃で…それにしてもこの時代も宗教の力たるは恐ろしいですね。信仰心の現れなんでしょうけど…辛くなります。
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この巻では只々七五三兵衛と義清の漢らしさと信長の大きさしか現れない。
景は只の脇役でしかなかった。
景はまだ未熟な小娘であり、戦を華やかなモノとしてしか捉えていなかった。
これからの展開、景は戦の現実を目の当たりにするのだろうな。
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織田方と大坂本能寺方の戦況を見守る回。
どちらもいいキャラ揃いで目が離せない!七五三兵衛、めちゃくちゃかっこいいなぁ。やっぱり織田信長が出てきた時の空気がピリッとする感じが堪らない。
といいつつ、大坂本能寺にいいように使われた源爺たちを見ているのはあまりに辛く...。どっちも応援したいけど素直に応援できない感じが心苦しい。
どうなっていくんだろう。わくわく。
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大坂についてから戦が始まって攻防戦が一段落するとかろまで、つづきを見ていないので戦自体の成り行きはしらない。2巻終わりは後詰めで織田軍が駆けつけるところまで。
前半は泉州侍と景とのやりとりのみで話がすすまない中盤のたるんだところかなと感じたが、戦が始まったところから巧みな描写で物語が描かれまるで映像作品を見ているような気分になる。
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一巻からずっと、ページを捲る手が止まらない。
日本史が苦手だったという単純な理由で歴史ものは避けてきたが、このシリーズに出会ってから、逆に日本史をもっと知りたいという気持ちがとても強まっている。
今回は特に合戦で活躍する泉州の男達がめちゃくちゃかっこよく、それぞれの心意気に天晴な気持ちだった。キャラクターも立っていて、終始わくわくが止まらなかった。これぞ小説の醍醐味。
早く続きが読みたいです!
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ちょっとマジこの娘信じられないんですけど〜
やばい、なんかこう喉に小骨が引っかかった感じがずっとしてたんよ
フガッて感じね
フガッフガッって感じ
分かりました
原因が
この『村上海賊の娘』ね
この景姫がね
どうにも好きになれない
この一見して奔放で快活な感じね
快活CLUBな感じね
これ絶対読者が好きになる姫さんなんだけど、どこか薄っぺらいのよ
なんていうかほんともう甘ちゃんなのね
いやいや姫さんよ〜戦国やで?
戦国の世やで?
もうやばいです
何がってこれ超絶技巧やで
こんなもう絶対好きにならざるを得ないキャラ設定のお姫様から滲み出る不快感ね
絶対わざとやもん
なんかもうイラッとさせといてーの第3巻なの見え見えだもん
間違いなく上手く乗せられてーのの第3巻へGO!
Posted by ブクログ
一巻からの流れで村上海賊衆がもっとメインで出てくるのかと思ったら予想とは違う展開。
とは言え面白かった。
この2巻は泉州の侍たちが主役という感じ。
ついに起こった合戦での男たちの戦いざまがかっこいい。
そして上に立つ者は器が大きい。
戦国時代の小説に出てくるこういうデケェ男、いや漢は読んでて気持ちがいいし応援したくなっちゃう。
窮地に陥っても堂々と大胆な身の振り方。
武士、カッケェーーーーー。
読んだ人みんなそうだと思うけど、七五三兵衛好きだなー、いい男。
そして予想外に義清も好きになってしまった。
さてどうなるのか、3巻も楽しみ。
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大坂本願寺陣営と織田陣営の両方を丁寧に掘り下げるので、どちらの陣営にも愛着が湧いてくる。
景が「良い女」とチヤホヤされてすっかり調子に乗る様子は馬鹿だな〜と思いつつも憎めない。
こののほほんとした雰囲気から一転、物語はいよいよ戦乱の展開に突入していく。
一方で、頼龍には苛立ちを覚えるし、源爺と留吉にはどうか無事でいてほしいと願わずにはいられなかった。
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今回は眞鍋海賊の七五三兵衛の活躍を中心に話が展開していて、肝心の村上海賊の娘は??という感じ。
話の展開上仕方ないのかもしれないけど、少し物足りなかった。
泉州海賊たちのキャラと泉州弁の痛快さは面白く、合戦のあった場所は、個人的にはなじみの場所だったので親近感が沸いた。
最後はいよいよ信長が登場したので3.4巻に期待。
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景がやっとチヤホヤされて浮かれてる場面は、素直に良かったねーと嬉しくなりました^_^
ただ、戦が始まると姫の出番はなく、ただ駄々をこねるように暴れる景にガッカリでしたが、素直な景らしい行動でもあります。
戦況はコロコロ変わり、どちらも応援したくなります。これから雑賀党がやられてしまうのかなと、続きが楽しみな反面、悲しいです…
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景姫大活躍と思いきや、、、
お侍さんたちの体力って驚異的ですよね。オリンピックなんてもんじゃないなぁなんて思ったり。
ほぼ時代劇に興味を持たず過ごしてきたから、少し想像がうまくいかないのが正直なところ。刀の切れ味とか。
諍いには宗教が絡んできますね〜
源爺、留吉が心配。討ち死にしちゃうのかな。
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大坂本願寺攻防戦が描かれるが、漫画みたいな描写で興奮はない。これではクライマックスはどうなるのだろうと心配になる。さて次巻はどうか?
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面白くて一気読み。
一向宗の門徒を海路で送り届けた景は、その後織田方の砦に入り、その両者の戦に立ち会う。
大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱はさぞ怖いだろうと震える。
ついに砦に信長が到着したので、これから大坂本能寺をどう攻め落とすのか、次巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
村上海賊の娘、文庫版2巻。
物語は、織田信長vs一向宗の石山合戦において、1576年に行われた天王寺砦の戦いへと進んでいく。
歴史小説なので、登場人物の挙動はドラマチックに描かれていながら、物語は史実に即した筋に帰着させる手腕がやはり凄い。
時に実際の資料をひきながら、それでもキャラクターが活き活きと物語の中で躍動する流れに、ほぼまるまる合戦の内容ではあったんだが、退屈せずに没頭させられた。(このあたりはちょっとキングダム味を感じたな)
なかでも泉州侍の触頭を巡った熱いやり取りがとても面白かったな。
さて、一進一退。
景の心もちではないが、どちら側に感情移入すれば良いのかわからないまま怒涛の読書を進めてはきたのだが、ぼんやりと史実を知っているだけにこの後どう着地するのか、どうやっておさめるのか、気になる…。
いや、一回読んでるはずなんだが笑
ともあれ、3巻も楽しみだ。
Posted by ブクログ
2巻はいよいよ、泉州侍の登場。
職場でネイティブの泉州弁を聞いているので、親近感がわく。
本願寺の門徒VS織田軍の戦いが描かれるが、戦法などの話が興味深い。
真鍋と沼間、それぞれの優れた大将がお互い心の中で尊敬し合うシーンが好きだ。
それが良すぎて、景が少し邪魔に感じるほどだった。
Posted by ブクログ
ほぼ合戦でした。
戦闘は中距離・遠距離からの俯瞰のような、わりと大味な描写だったように思います。
それが良い意味で漫画のようにイメージできて読み進めやすかった。
主人公の景がほぼ活躍なし、泉州侍回でした。
Posted by ブクログ
うーん、、、主人公の景が全く活躍してないのでイマイチ面白くない。
宴に参加して、戦を見物して最後は突然、味方の陣で暴れ回って捕まって終わり。
特に、景が途中まで戦を面白がって見てたのに、終盤「源爺たちは騙されてたんだ!」って突然正義漢になるのが凄い違和感。一応理由は書かれてるけど、今までの景なら「騙されちゃってバカなやつらだ」くらいな気がするのだが。
イマイチ主人公に好感度が上がらなかったのだが、その辺の急な変わり様と自分勝手に暴れ回るシーンが不快で一層心が離れてしまった。
あと戦いのシーンは面白い部分もあるのだが、やっぱり基本的に漫画のような大雑把なシーンが目について、リアリティーがない。
結果、他の歴史小説と比較して、命のやりとりをしている緊迫感が足りず、話にのめり込めない。
一巻はまだ面白かったが、この内容では正直続きを読むか思案してしまう。