和田竜のレビュー一覧
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村上海賊という実在した瀬戸内の海賊の史実に基づく歴史小説
これまで歴史小説は苦手な部類であったが、知人が村上海賊の末裔ということで、因島村上の跡地を訪問したのが、本書を手に取ったきっかけである
あとは、本屋大賞
この賞に選ばれし本が面白くないはずはないと後押ししてくれた
全4巻と長いようであっという間であった
事実、本書の時の流れは決して長期にわたる物語を書いたものではない
それぞれが自家の繁栄を求め、不屈の精神で戦に臨む
宗教に従い、戦に臨む
その中で、たった一度の縁と他者の信仰心に感動され、骨身削って戦いに挑んだ景は何だったのであろうか
見る視点を変えれば、矛盾するし面白くない
ただ -
Posted by ブクログ
期待が大きすぎたのだろうか。おもしろい、おもしろいんだが、このテンポの悪さはなんだろう。いい感じに会話や合戦シーンが盛り上がってくると、「●●によると〜」と、由来の書物からの引用が多用され、その度話の腰が折れまくり、それまでのペースがリセットされてしまい、全然読書ペースが上がらなかった。
物語の真実味を上げたいというか、フィクション要素を極力減らすことで、登場人物の行動に納得感を持たせたいのかもだけど、史実を読んでるわけじゃないので、もうわかったから!と何度心の中でツッコミしたことだろう。
終盤はだいぶ緩和された感があるが、ほんとに前中盤は辛かった。話はおもしろい、出てるキャラクターもいいのに -
Posted by ブクログ
ちょっとマジこの娘信じられないんですけど〜
やばい、なんかこう喉に小骨が引っかかった感じがずっとしてたんよ
フガッて感じね
フガッフガッって感じ
分かりました
原因が
この『村上海賊の娘』ね
この景姫がね
どうにも好きになれない
この一見して奔放で快活な感じね
快活CLUBな感じね
これ絶対読者が好きになる姫さんなんだけど、どこか薄っぺらいのよ
なんていうかほんともう甘ちゃんなのね
いやいや姫さんよ〜戦国やで?
戦国の世やで?
もうやばいです
何がってこれ超絶技巧やで
こんなもう絶対好きにならざるを得ないキャラ設定のお姫様から滲み出る不快感ね
絶対わざとやもん
なんかもうイラッとさ -
Posted by ブクログ
あかねさんの本棚から
とは言えね
とは言えですよ「本屋大賞」ですからね
いつかは読むつもりでいましたよ
そりゃあそうよ本の屋の大の賞ですもの
でもあかねさんが超面白いって言ってたので我慢せずに読むことにしました!
いや別に我慢はしてなかった!
はい、諸々含めて和田竜さん初めまして
う〜ん、でも申し訳ない
和田竜さんの文体、かなり癖強じゃない?
そんなことない?
わいちょっと合わんかも
いや物語自体は面白そうな気配がめちゃくちゃしとるんだけど
文体がさぁ
なんていうかこう背中が痒くなってくる感じ
痒いところに手が届かないって言うか
視点の置き場所がちょっと気になるんよ
ナレーター感と -
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怒涛の4巻。
あっという間に読み終わった。
やっぱり村上・毛利方を応援しちゃうんだけど、ピンチを切り抜けよっしゃ!と思ってもまたすぐ別のピンチ。
敵も味方も押しつ押されつの大戦。
所々大阪者のひょうきんさに笑わされながらも、手に汗握る戦いだった。
やっぱ戦国武士にはかなわん。
恐ろしい人達だな。
景姫は創作人物だけど、よくこのキャラクターを考えついたなぁ。
設定的には結局景は何者だったんだろう?南蛮人?
ちょくちょく挟まれる説明が少し現実に引き戻してくるから気を削がれてもどかしくもあったけど、和田竜の作風ということで。
全4巻の大作長編だったけどあっという間に読めて楽しかった。 -
Posted by ブクログ
当時、話題になった時に、ランドセルを背負った子がふらふらと歩きながら読んでいるのを街中で見かけて、危なっかしいなあとは思いつつも、そんなに面白いのか!?と個人的に記憶に残っていた本書。長いからずっと後回しにしていたが、『のぼうの城』は面白かったし、色々と受賞してるらしいというので今更だが読んだ。
巻頭に地図が付いていて、地理関係を整理しつつ読めたのがとても良かった。ただ、登場人物の造形や物語の構成なんかは、良い意味でも悪い意味でも、現実離れし過ぎてて漫画的に感じた。特に七五三兵衛なんかはキザ過ぎて鼻につくし、その木津川合戦での描写はいくらなんでも…と思ってしまった。 -
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感想
戦国の伊賀の単独、金で動く、下人の死は屁とも思わないという世界観がよく書かれている。
バカ息子の信雄が、負けるも意外とまともな人で書かれていたのでちょっとイメージと違った。
あらすじ
戦国時代、織田信雄が北畠具教を暗殺するところから物語は始まる。伊賀の周辺を制した織田家。信長は伊賀に手出しするなというが、信雄は伊賀を攻めるように伊賀者に仕向けられる。
伊賀では百地や下山ら十二評定衆は信雄を伊賀に戦争するように率いれる。無門は、伊賀ピカ一の腕だが、イマイチやる気がない。
信雄方は伊賀へ攻め入る足掛かりとして伊賀の地に伊賀者を使って城を建てるが、完成し乗っ取ろうとした時に伊賀者に火 -
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花咲アキラのもうひとつ
花咲アキラの作は「美味しんぼ」とこれしかない。だから読んでみた。
うつけといふ評判の殿様が、百姓からの支持も厚く、戦術にうとくも一心発起して一丸となってたたかふ。熱くドラマティックに展開される和田竜の原作の漫画化だ。
花咲アキラの利点は、人物の書き分けがしっかりして、特に女性は顔を描きこまず、日本美人の肌の色白さをあらはしてゐる。本作にも気の強い姫が登場し、それは美味しんぼの気の強い女性陣を引き継いで、魅力的だ。
花咲が現代物だけでなく、歴史物も描けることの證明。もっといろいろなジャンルに挑戦してほしいが、年齢を考慮してしまふ私である。