和田竜のレビュー一覧

  • 村上海賊の娘(四)

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    歴史上の人物を躍動感のあるキャラクターにして、海賊界隈のストーリーを知ることができました。

    史料を引用することが多い本作品はそれによってテンポが悪くなることもなく、キャラの味付けもいい塩梅にフィクション感を出していて読みやすい歴史小説になってるとおもいます。

    しまなみ海道、能島、瀬戸内など、海賊由来の歴史を紐解きながら散策してみたいと思いました。

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    2024年06月09日
  • 村上海賊の娘(四)

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    しまなみ海道旅行で立ち寄った村上海賊ミュージアムの売店で文庫本を買って再読。(当時、単行本で挫折した記憶が・・)
    ミュージアムで村上海賊というものの存在をあらためてじっくり学びましたが、様々な史料から史実を勉強しながらこの長大なストーリーを楽しむことができます。
    何より、個性が立っているたくさんのキャラクター。主人公は史料から想像したフィクションのキャラクターではありますが、周囲に実在した人物を織りなすことで話に奥行きが出ていました。
    ブレない個性ある魅力的な主人公に思いっきり惹きつけられます。4冊に渡るストーリーをゴールデンウィークの旅行から丸1ヶ月、たっぷりと堪能できました。

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    2024年06月03日
  • 忍びの国

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    まず世界観がすき。日本史が好きだからとても刺さった。前半は人物名とか難しく感じたが後半にいくにつれ魅力がわかってきた。2回読むといいかもしれない

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    2024年05月30日
  • 村上海賊の娘(一)

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    あいつ、首になりよったで
    と、生死が人為的に日常で一線を交える時代に

    娘が理想と現実の中で生き抜いてゆく

    生き様、という言葉の
    意味や重みは現代とは格別であり

    誰かのために
    なにかのために

    生きることが
    強さ、を生み出す本

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    2024年05月09日
  • のぼうの城 下

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    豊臣秀吉の北条攻めの際、支城 忍城を舞台にしたお話

    以下、下巻の公式のあらすじ
    --------------------
    「戦いまする」
    三成軍使者・長束正家の度重なる愚弄に対し、予定していた和睦の姿勢を翻した「のぼう様」こと成田長親は、正木丹波、柴崎和泉、酒巻靱負ら癖のある家臣らの強い支持を得て、忍城軍総大将としてついに立ちあがる。
    「これよ、これ。儂が求めていたものは」
    一方、秀吉に全権を託された忍城攻城軍総大将・石田三成の表情は明るかった。我が意を得たり、とばかりに忍城各門に向け、数の上で圧倒的に有利な兵を配備した。
    後に「三成の忍城水攻め」として戦国史に記される壮絶な戦いが、ついに幕

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    2024年04月17日
  • のぼうの城 上

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    豊臣秀吉の北条攻めの際、支城 忍城を舞台にしたお話

    以下、上巻の公式のあらすじ
    --------------------
    戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本

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    2024年04月16日
  • のぼうの城 上

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    ネタバレ

    長親の「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん。」という言葉に、普段の長親とのギャップがすごすぎてかっこいいと思った。
    弱みを隠さないからこそ人の心を掴めると思う。長親にはその余裕がある。

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    2024年03月24日
  • 村上海賊の娘(三)

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    人それぞれ、想いの違いもあり、また方向は違えど同じ志で戦に挑むなか、景の戦への心構えとその変化がテーマになっている三巻。

    史料が頻出し、背景をよく補足してくれるのがとても助かる反面、それが物語の進みを遅くしているのが計四巻になる理由か。

    次巻がラスト、どう決着するか楽しみだ。

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    2024年03月23日
  • のぼうの城 下

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    上巻はスルーして
    面白かったなぁ 歴史物好きやなぁ
    小城に攻めた20000の軍勢を3000で迎え撃つ籠城戦。水攻めにあい絶体絶命の状況での長親のとった行動がなんでなん?みたいなww
    それが結果的にみんなの心がひとつとなり応戦!
    人って結局は人気だね。

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    2024年03月18日
  • のぼうの城 上

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    まだまだこれから、というところで話が終わってしまった。
    これからが面白くなりそう!!
    早く続きを読みたい!

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    2024年03月01日
  • 小太郎の左腕

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    のぼう、忍び…と読み続け、こちらも大好きな作品です。
    さらっと、でも熱く、読める和田竜さんの本は大好きです。

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    2024年02月16日
  • のぼうの城 オリジナル脚本完全版

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    戦国ならではの物語展開がおもしろく。且つ、史実解説の書き方がとても新鮮な作品だった。

    戦場にぐーっと入ってく没入感と、ズームアウトするかのような視点のバランスが絶妙。

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    2024年01月19日
  • のぼうの城 上

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    ネタバレ

    戦国時代の人間模様、教科書だけの薄っぺらい名前から想像できないものが面白い。

    これから何が起こるのか…楽しみしかない下巻。

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    2024年01月17日
  • のぼうの城 下

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    ずっと前に貸してもらっていたけど、歴史小説をそれまで読んだことがなく、なかなか手を出すことなくいた本。
    この年末年始にこそ読んで返さなければ、と半ば強制的に読み始めた。

    大河ドラマで『どうする家康』を見ていたので、石田三成や刑部など、画面で動いていた人物と重ねながら読むことができたのは良かった。

    のぼうとは「でくのぼう」からのニックネーム。
    ぼーっとしているのか、単に何も考えていないのか、それともそれは戦略で人に読まれないよう表情を見せていないだけなのか。

    どうやら前者のようだけど、でもここぞというときにみんなが実はそうしたかった、という方向を示せるのがすごい。ぼーっとしていると見せかけ

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    2024年01月04日
  • 村上海賊の娘(三)

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    三巻終わりの方で動きがでてきたところは時間を忘れて読めたが、途中駆け引きやら動きがないところはちょっと中だるみのように感じた。

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    2023年12月17日
  • 忍びの国

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    3回は読んだ。
    無門の殺生に対する考えが物語を通じて変わっていくのが感じられる。
    映画化もされているみたいだから一度は見てみたい。

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    2023年12月14日
  • のぼうの城 下

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    主人公はいわゆる有名な戦国武将でなく、舞台はもの凄く著名な合戦でもない。けれどそこに物語を作り人間模様を描く。歴史小説の面白さを凝集した小ストーリー。

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    2023年12月13日
  • のぼうの城 上

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    主人公はいわゆる有名な戦国武将でなく、舞台はもの凄く著名な合戦でもない。けれどそこに物語を作り人間模様を描く。歴史小説の面白さを凝集した小ストーリー。

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    2023年12月13日
  • のぼうの城 上

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    石田三成の有能だが不人気ぶりの根本にあるのが、描かれてる様な物語
    以前映画を少しだけチラ見で見ていたが、野村萬斎とは原作の主人公はイメージが違うと思います
    別物と考えるべきなんでしょうね
    何故、圧倒的な兵力差なのに降らずに抗戦を挑んだのか史実はどうなのだろうかと興味が湧きましたので下巻を読み終わったら調べてみようと思いました
    荒々しい坂東武者の名残が感じられ面白いです

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    2023年12月09日
  • 村上海賊の娘(四)

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    最後まで手に汗握る激闘の連続。テンポ良く読めるし楽しいが、互いの形勢が何度も逆転しすぎて途中ちょっと疲れた。
    あと全員総じて耐久力バケモンすぎ。
    あくまで誇張表現として割り切って楽しめるが。
    戦乱の世に生きた漢たちの悲哀も自由も、各々の生き様がかっこよかった。
    現代のサラリーマン生活においても、俳味のない奴かおもしゃい奴か、自分は後者でありたい。

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    2023年12月08日