和田竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者の和田竜さんが最近新刊をだしたのかな。書店でよく目にした。そして鈴木保奈美の本を紹介する番組にも出ていた。それで、以前からタイトルだけは聞いたことのある『のぼうの城』をついに読んだ。
いや、こりゃめちゃくちゃ面白いな!最初のうちは何だかごちゃごちゃと説明が多くて離脱しそうになったのだけど、どんどんスピードがでてくる感じが楽しくて、あっという間に上下巻ともに読んでしまった。史料の説明があるかと思えば、現在ではこうなってる、そしてまた物語に戻ったり。そんな史実、現在、物語、がくるくるとより合わさって本を作り上げている。唯一難点を挙げるとしたら、地理がよく分からんこと。関西人だから、関東の地理が -
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感想
歴史書を基に忠実に書かれている印象。信長の野望では一色は全然強くないけど、丹後攻略は苦労したというからやっぱり強かったのかな。など思いながら読む。
一色五郎の豪胆さ、藤孝の丹後における微妙な立ち位置と光秀との微妙な関係が上手く書かれている。
あらすじ
信長から丹後攻略を命ぜられた長岡(細川)藤孝と忠興は、丹後守護として長く居座る一色氏と一戦交えることになる。
長岡軍は一色の先代を切腹に追いやるが、新しい当主の五郎にやられる。五郎は迫り来る長岡3千に対して六百ほどの兵で弓木城からうって出て迎え撃つ。戦は一色の勝利となるが、五郎は引き返す。その後、長岡は弓木城を攻めるが、落とせずに和 -
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ついに完結!敵味方問わず登場人物が魅力的だったからこそ、終盤で命を落とす姿は本当に悲しく、胸が痛みました。
この物語の素晴らしいところは、どちらの陣営も単純な善悪や正義ではなく「自家の存続」という切実な目的で行動していることです。だからこそ、敵対する相手でも応援したい気持ちになりました。
終章で主要登場人物たちのその後がまとめられていたのも良かったです。みんなそれぞれに戦国の荒波を必死に生き抜いたんだなと、しみじみと感じました。
唯一の心残りは、まとまった時間が取れずに飛び飛びで読んでしまったこと。このクライマックスは本当は一気読みで没入したかったです。和田竜さんの「のぼうの城」と「忍び -
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ずっと気になっていたけれど、手が出せずにいた本。
普段、歴史小説を読んでいません。長いものが多く、文体は現代口語文体ではないだろうなと思っていたので、これがハードルになっていました。
前半、物語というよりも、内容に関わる説明が多く、内容に入り込むのに時間がかかりました。
歴史ドラマで言ったら、ナレーションが説明を途中で入れている感じ。
中盤以降はストーリーがどんどん動いていくので、目が離せず一気に読みました。
全4冊の1冊目、話としてはまだ序盤。このあと村上海賊の娘景がどんな行動をとり、物語が進んでいくのか。次の巻を読むのが楽しみです。