和田竜のレビュー一覧

  • 最後の一色 上

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    左右の眼の大きさがいびつ、手が異様に長い。
    良い!凄く主人公っぽい!
    絶対負けないと思わせるカリスマ性がある!
    ので、読み終わった後の人間味が、増す。

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    2026年07月24日
  • 最後の一色 下

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    ううぅ~。なんか悲しいな。和解寸前のところで、時は戦国、そう言う仕儀となるか・・・。

    ちょうど、今の大河ドラマ『豊臣兄弟!』でも、この付近の時代(本能寺の変の辺り)を描いていて、タイミングドンピシャです。狙ったわけじゃ無いんですけどね。でも、都の外では、こんなことが起きていたのかとは思いますよ。

    ってかさ、長岡(細川)藤孝の姿・声がさ、眞島秀和で頭の中で再生されて仕方ないのよね。6年も前の『麒麟がくる』なんだけどね。

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    2026年07月16日
  • 村上海賊の娘(四)

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    面白かった。章が進むごとに面白さが加速した。
    水軍や海賊などをテーマにした作品はいくつかあるが、大抵は陸での戦いとそう変わらないものばかりだった。この作品はちゃんと海賊としての海戦のやり方があり、そこにここまで丁寧に描かれてきた人の魅力が重なり、映像が浮かぶような描写となった。最後の参考文献の多さに作者のこだわりを垣間見た。

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    2026年07月10日
  • 最後の一色 上

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    新聞連載開始当初は『時代物やん、人物名覚えきれんなぁ』と後ろ向きだった。一色氏当主も『醜男か〜い』といささか魅力は感じなかったのだが…

    違ったのですよ…細川忠興は血の気の多いイケメン、というくらいの予備知識だったけど、対する一色五郎の不思議な魅力にどんどんハマっていく。
    そして気がついたら、怖ろしいほどのイケメンビジュアルに!
    家臣群も良いの。家督を継いだばかりの主様を、始めのうちは懐疑的な態度で舐めてるんだけど、徐々にそのカリスマ性を理解し、固い絆で結ばれていく。信長の派手好き、新しもの好きが頂点に達した、お馬揃えの儀は圧巻。その後の武田討伐、本能寺の変で上巻は終わる。

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    2026年07月08日
  • 村上海賊の娘(三)

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    いよいよ物語の、主人公の景の転換点を迎えた。

    なぜ、何のためにみんなは戦に出るのか、誰のために戦うのか。
    自分の甘さを、弱さを知り、だけど、その弱さを受け入れ自分を曲げず奮い立ち、戦に臨んだ。
    そして、それが味方をも巻き込み、大混戦へと展開していく。
    そのまさに絶頂で今巻は終わってしまった。

    次を読まずには終われない。

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    2026年06月23日
  • 最後の一色 下

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    最後は壮絶。

    “五郎と忠興” 一瞬 上手く収まるのかと思ったが そこは戦国時代。壮絶な最後が待っていた。
    五郎の垣間見せた優しさが 仇となる。
    思わず 涙する。非情な時代なのだ。

    「主要参考文献」100冊以上 
    これらの文献を駆使して物語を作り進めていく著者に感嘆する。おかげで “五郎と忠興”の臨場感あふれる戦いが リアルに。

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    2026年06月20日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    ★5(最良)読み終わりたくなかった。いつまでも読んでいたかった。卑怯で残酷な時代。騙される方が悪いなんて苦しくて言えないよ。忠興はPTSDに悩まなかったのだろうか。自らの行いに耐えられたのだろうか。五郎の方が一瞬耐えられなかったのだろう。『、、、やがる』の意味に気づかされた時、胸が潰れるかと思いました。最後、稲富伊賀の活躍と奇人っぷりが少し傷を癒してくれているようで良かった。

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    2026年06月17日
  • 最後の一色 下

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    上巻と違って最初からドキドキして読めた。信長亡き後、どちらが生き残るのか?お互いの関係性が変化し、ようやく仲良くなったかと思えば最後の展開。戦国の世が生み出した悲劇ですね。これは面白かった!

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    2026年06月14日
  • のぼうの城 上

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    ネタバレ

    後半から怒涛の展開。

    「強き者が強きを呼んで果てしなく強さを増していく一方で、弱き者は際限無く虐げられ、踏み付けにされ、一片の誇りを持つことさえも許されない。小才のきく者だけが、くるくる回る頭でうまく立ち回り、人がましい顔で幅を利かす。ならば無能で人が好く、愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となったまま死ねというのか。」

    「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」

    格好良すぎる。

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    2026年06月10日
  • 村上海賊の娘(二)

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    全4巻の第2巻。大坂本願寺の門徒の戦い。門徒を送り届けた村上海賊の娘景。泉州侍の戦いぶりを目の当たりにする。門徒を酷使する本願寺。
    いよいよ織田信長も登場。

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    2026年06月08日
  • のぼうの城 下

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    下巻のスピード感が読みやすくて面白かった!
    上巻では途中にある説明に戸惑ったけど、下巻になると慣れもありその説明が有り難く感じた。
    登場人物も魅力的でそれぞれ応援したくなる。
    和田さんの他の本も読んでみたい。

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    2026年06月06日
  • 村上海賊の娘(四)

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    いよいよ待ちに待った海戦シーンが開幕。
    紀州侍、村上海賊、毛利衆、今まで出てきた登場人物たちが全く格を落とさず、読者の期待を裏切らないド迫力の戦闘シーンが続く。
    村上海賊は4巻が至高

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    2026年06月02日
  • 村上海賊の娘(二)

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    全く歴史を知らない、勉強をしてこなかった人間が読んでも、この物語は非常に面白いと思った。
    史実に沿った話だから、「そうだったんだ!?」という発見の喜びもあるし、何よりそれぞれの登場人物のキャラが濃くてしっかり立っているし、なおかつ会話の掛け合いにキャラの性格が出ていて非常に楽しい。その会話すらも歴史書に残っているところからとっているというのだから驚きだ。

    いよいよ織田信長が登場してきた。
    これから一体どんな展開になっていくのか。
    もちろん、歴史を知っている方ならば結果は分かっているだろうけれど、知らない自分にはその結末すら楽しみでしょうがない。
    これがきっかけで歴史が好きになれたらいいなと思

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    2026年06月02日
  • 最後の一色 下

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    今まで自分が読んできた戦国物語はどちらが勝つか負けるかというものや、1人飛び抜けた英傑がいるという比較的単純なものだったが、この物語はその単純な構造とは一線を画す展開で、最後まで楽しく読んだ。特に終盤になる程にのめり込み、その先の物語に心を揺さぶられ、涙した。また、作者が物語を史実から逸脱するものにならないように入念に下調べされていることが文章からもよくわかり、それでいて登場人物たちひとりひとりに深い愛情を感じる。だから読んでいてとても心地よい。武士かっこいい!特に「一色五郎」、あんたすっげぇかっこいいわ!!

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    2026年05月30日
  • 村上海賊の娘(一)

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    躍動感と壮大な海の描写が素晴らしい。歴史巨篇のスタート。

    時は戦国、頭角を表しつつある織田家。対峙する本願寺。本願寺に兵糧を運び織田家に明確に対立するか悩む毛利家。
    戦の鍵を握る瀬戸内の海賊衆。

    村上海賊の戦いを、異形、男勝りな娘の視点から描く歴史小説。全四巻中の第一巻。

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    2026年05月23日
  • 村上海賊の娘(四)

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    圧倒的な迫力と面白さで終わった。史実は変わらないはずだから、作者の都合よく事が進められているわけではなかろうに、でも、やはりこうなるのか!と言う物語が展開する。小説終了後の解説で、作者の史料に対するこだわりっぷりについて書かれていた。つまり、この本の登場人物は全て実在の人物で、戦さの結果なんかも全て史実なのだ。まぁ、百姓や下っ端の手下は創作上のキャラクターだそうだか。史実と史実の間をつなげる描写、史実の脚色、この表現力に私はやられてしまったのだ。解説はさらに私の気持ちを見抜いている。小説の舞台となった芸予諸島への観光を推しているのだ。主人公「景」の行く末は最後まで目を離せなかったし、小説はクラ

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    2026年05月22日
  • のぼうの城 下

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    政治的また軍事的にも敗北であるが悲壮感を感じなかった。それは登場人物たちがそれぞれの矜持を守り抜いたからだろうか?誇り高い敗北の物語。

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    2026年05月20日
  • 村上海賊の娘(四)

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    海賊同士の戦いが始まる4巻。
    今までの登場人物がそれぞれいい味を出している。戦術も様々で、戦いの移ろいも読んでいて楽しい。

    面白い(おもしゃい)奴らやった。

    口に出して言いたいワード1位、ヤガラモガラ。

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    2026年05月16日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    これまで多くの歴史小説を読んできたが、5本の指に入る傑作だった
    とにかく一色五郎という武将の魅力が溢れすぎている
    当主として、武将として、おつととして、父親として、友として、信長や秀吉よりも優れているのではなかったか
    一方、細川忠興をはじめとする、細川家の弱さ、卑怯さ、卑屈さ、またそれゆえの葛藤が対極に描かれていて、これもまた武士なのだと感じた
    よく考えれば、武士は裏切りの世界だ
    自分の家を守るためには、友はもちろんのこと、家族、部下を簡単に犠牲にする
    当時はそれが当たり前だったのだ
    そう考えると、細川家が悪いのではなく、一色五郎が1人突出した人物だったのだろう

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    2026年05月09日
  • 最後の一色 下

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    上巻はこの下巻の「最後」のために存在していたんだということを思い知らされました。それにしても著者の文献研究量とそこから広げられた想像力の凄さに、本当に驚かされます。ひさしぶりのに心震える歴史小説を読みました。

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    2026年05月06日