和田竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻と下巻を通して読んだ感想。
正直上巻の登場人物や背景を明らかにするための描写は少し退屈だった。見慣れない単語も多々あってなかなか読み進められないのもあったかもしれない。
ただ戦が始まってからは一気に読み進めることができた。各々の武将が各地で圧倒的多数に対して有利に戦っているところはワクワクしながら読んだ。
歴史ものはその時代の人々の機微が読み取れるのが好きなのだが、さすがにこれはフィクションだなと感じる箇所があったのは少し残念ではあった。
それでも、もし実際に長親みたいな武将がいたら…と想像するとめちゃくちゃ面白いし、そういう意味でも楽しめる作品だった。 -
Posted by ブクログ
「のぼうの城」を途中で断念してしまった私にとっては、少し因縁の(?)作家さん。
でもタイトルと表紙に心を惹かれ、頑張って読んでみることに。
頑張って読むなんてもんじゃなく、頑張らなくてもすぐ夢中になった。
のぼうの城は歴史の説明が多くて楽しめず断念したのだけど、この本は説明も少なくて読みやすい。
そして出てくる人物の好ましい人柄を表すのがうまい。すぐに好きになっちゃった、半右衛門。
小太郎が主人公かと思いきや、主人公は剛腕武士の半右衛門。
豪快で気持ちのいい男。
もう少し小太郎の事も知りたかったけど、次々とやってくる展開に飽きず夢中で読めた。
これは他の作品も挑戦しようかな。