和田竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今巻は、村上海賊の娘の中で陸戦を描いた一冊。
主に泉州侍達の活躍と、大坂本願寺側の門徒兵(死兵)及び、傭兵軍団の雑賀党との戦が描かれている。
七五三兵衛好きの私としては、陸で戦う七五三兵衛無双が見れてたまらない巻。原作を読んで想像していたのより2人位銛で串刺しされる人数が多くて、残酷だなと思いつつも圧倒的な強さに痺れる。特に雑賀党とぶつかった時の「雑賀党がなんぼのもんやちゅうんじゃあ!!」のとこがイイ!
一万三千vs三百で引かない(引けない?)七五三兵衛には原作でもこの漫画でもグッとくるものがある。
七五三兵衛と触頭である沼間義清が互いを認め合うところも見所の一つ。 -
購入済み
映画化が楽しみ
9月に映画公開予定ということで、何の気なしに購入してみたが、主人公のぼうの泰然自若とした魅力にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了。秀逸な戦国外伝。
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Posted by ブクログ
前作「村上海賊の娘」以来12年ぶりの新刊。
織田信長の絶頂期、丹後の国を治めていた足利将軍家一門の一色家。
明智光秀に属する足利家傍流の細川(長岡)藤孝・忠興親子に当主一色義員を討たれ、若干17歳で家督を継いだ一色五郎は、強烈な個性と圧倒的な戦闘力で家臣を引っ張る。
領国分割や藤孝の娘伊也との政略結婚、信長への臣従などの難題に特に反発することもなく唯々諾々と従っていた背景には、「一色家の業報」と呼ばれる一色宗家の隠れた歴史があった。
江戸中期に成立した「一色軍記」「細考輯録」などを主な種本として何年もかけて物語を構築したもので、時代背景や登場人物間の人間関係などよく練られ、織り込まれて