和田竜のレビュー一覧

  • 村上海賊の娘(三)

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    まじで少年ジャンプのマンガ読んでる気分。

    主人公がちゃんと挫折を味わって立ち直り、困難に立ち向かい、ピンチを迎え、仲間に助けられる。

    王道中の王道だけど、面白いからこその王道。そして最高に盛り上がったところで、いざ次巻へ。

    憎たらしいったらありゃしない。結末を知らずにはいられない、今夜は徹夜かも。

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    2025年01月01日
  • 村上海賊の娘(二)

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    登場人物が魅力的で、誰一人見逃せない。

    戦況がコロコロ変わって、うまく行くかなーって思ったらもうひっくり返ってる。

    信長が出てきたあたりなんかは、もう別格の兵器でも出てきたような。

    今朝一巻を読み終わって、昼から続きを買いに行き、二巻をその日に読破した。面白すぎて本を読む手が止まらない。

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    2025年01月01日
  • 村上海賊の娘(一)

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    一巻だけ読んで、つまらなかったら止めようと。結局続きが気になりすぎて、この後買いに行く。

    面白い、とにかく面白い。

    キャラクターの性格とか背格好とか、映像で見せられてる気がするするくらい、文章が絵を見せてくれる。しかも、その一人一人が魅力的。
    ユーモアあり、アクションあり、娯楽たっぷりで痛快な一冊。

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    2024年12月31日
  • 村上海賊の娘(四)

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    大坂本願寺と信長の戦いの中で、毛利家の要請で兵糧を搬入できるかどうかを巡る村上海賊の姫視点のお話

    前半は、女だてらに海賊の娘として闊達に振る舞う景が面白い
    でも、戦の現場を始めて体験することで、自らの信念の甘さを知る
    そして、打ちひしがれて島に戻ってから再び戦場に赴く事になるわけだけれども、そこには熱い気持ちがこもっているのがわかる


    焙烙玉が出てきたあたりで、戦国無双の木津川口の戦いだ!と気づく
    あのゲームは史実を元にとんでもな展開にしているけれども、それでも史実に基づいた設定が随所にあるんだよなー
    船同士を繋げるというのも、三国志でいう赤壁の戦いであったけど、満更嘘ではないようだ


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    2024年11月22日
  • 村上海賊の娘(三)

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    ここに来て胸熱な展開
    家のためではなく、他者の信念のためという叫びだな

    そりゃぁね、このまま終わったらタイトル詐欺ですし

    詳細な感想は4巻の方でまとめて

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    2024年11月21日
  • のぼうの城 上

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    城を落とすための奇策、水攻めがテーマになっています。
    水攻めで落城した備中高松城が冒頭で描かれています。
    この地域は、現代では田んぼの広がるエリアで、近くを走る高速道路の中国道上から一帯を一望できます。
    近くを通るたび、水攻めの地という案内看板を見て、一体どうしたらそんなことができるのか、そして、当時どんな光景が繰り広げられたのか、想像も付きませんでした。

    この本では、そんな想像すら許さない大技が、リアリティを持って描かれています。
    どんな史跡の解説記事を読んでも、この小説以上に現実的なイメージを与えてくれるものはないと思います。

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    2024年10月30日
  • 忍びの国

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    歴史小説が好きなんだけど、忍者を扱うって難しいよね。

    なんでも忍法で都合よく片付けられちゃう、ミステリーで言う風習とかしきたりみたいに、便利に内容を編集できちゃうから。

    でも、この小説はそんなこと全然なくて、アクション漫画を読んでいるのかというくらい、文字が暴れてアクションが目に浮かんだ。
    本当に映像化されたものを見てる気分になった。

    これはおすすめです。

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    2024年10月24日
  • 忍びの国

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    山田風太郎大先生以来、久しぶりに面白い忍者小説を読んだ気がします。
    人間離れした体術が注目されがちながら真髄は戦わずして心理戦で相手を意のままに動かすことだという「無門の一関」や、武士道なんて歯牙にも掛けずに金銭的メリットのみが行動基準であるなど、これら伊賀忍者の価値観が要所要所できっちり物語の展開を支配していて面白い。

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    2024年10月18日
  • 忍びの国

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    「のぼうの城」「村上海賊の娘」で有名な和田竜さんの歴史小説。伊賀忍者最強と言われた無門が織田信長の息子である信雄の軍勢と伊賀の国との戦いに身を投じる姿。映画ではジャニーズの大野智君主演で怠け者ながら腕は確かな主人公の無門を演じます。
    歴史上のフィクション天正伊賀の乱を題材にした忍びの生き方や、その頃の戦国時代の伊賀の様子も分かる内容になってます。
    安芸国より貰った嫁の為に危険をおかす、和田竜的なファンタジー、冒険要素も少し入れており、少しワクワク、少し切ない内容になってます。
    歴史的には信雄が敗れたその後、父親である信長の大軍勢により伊賀の独自統治は滅びたんですね。
    その後、本能寺の変では家康

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    2024年10月14日
  • のぼうの城 上

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    忍城(おしじょう)を舞台に繰り広げる戦国エンターテイメント!
    成田長親 何事につけ不器用で木偶の坊からのぼう様と呼ばれ、愛されている。
    三献茶 三成
    北条氏政 飯に二度汁をかけた 愚昧なり
    えいえいおー 応!!

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    2024年10月14日
  • 村上海賊の娘(一)

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    主人公の容貌がいきなり醜女と書かれていて躊躇したが、ひと工夫ある設定で、読みすすめると納得がいった。
    動きのあるシーンが、最小限の表現でありながら、しっかりとイメージを与えてくれるなど、文章も良かった。
    当時の風習や時代背景の解説が多いが、作品解説まで読み終えて、史実、史料への作者の強いこだわりを知った。
    自分の読んだ小説は、歴史の一部を切り出して都合よく創作したものではなく、歴史の中で本当にこんなストーリーがあったのかも知れないと思わせるリアリティを感じた。

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    2024年09月28日
  • のぼうの城 上

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    それぞれのキャラクターの性格の描写がはっきりしていて、この人物ならこう考えそうみたいなことを想像できる。史実をもととしているため勉強にもなるし、何より面白い。

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    2024年09月04日
  • 小太郎の左腕

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    小太郎の左腕
    著:和田 竜
    小学館文庫 657

    おもしろかった

    剛勇無双の二人の侍大将 半右衛門と、喜兵衛の不思議な縁
    半右衛門と、いとしの女、鈴をめぐって、城主の甥、図書との確執
    そして、恐るべき鉄砲の使い手の少年、小太郎

    常にまっとうな武士であろうとする、半右衛門の、籠城で追い込まれる中で、勝利を得るために選択した苦悩

    戦いの後、半右衛門は、それを振り払うために、大酒に溺れ、大丈夫がやせ細っていく

    自らを律し、筋を正すために、半右衛門は、再び立ち上がる

    目次
    1 対決
    2 疑惑
    3 発光
    4 殲滅
    5 復讐
    6 決断
    7 銃声

    ISBN:9784094086423
    出版社:小

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    2024年08月03日
  • 村上海賊の娘(四)

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    自分の中で面白かった本ベストに入る位好き。
    眞鍋と村上の戦いに終止符。 実話を基にした話だとは驚きだった。大好きな広島の島並を思い出しながら、読む手が止まらなかった。また読みたい。

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    2024年07月04日
  • 村上海賊の娘(三)

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    起承転結の転。眞鍋も好き、景も好き。男気溢れる侍達がどうしようもなく格好良い。景がとうとう目覚めて、戦へ。鬼手の意味がわかった時鳥肌がたった。最高に面白い、最終巻が楽しみ!

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    2024年07月04日
  • 村上海賊の娘(二)

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    何にも巻かれず自身の道を行く景、それと豪快で格好良い泉州侍に心を持ってかれた!等々信長が戦に。どうなるのか気になる!

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    2024年07月04日
  • 村上海賊の娘(一)

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    最初読めるかな…って不安だったけど序章終わってからの一気読み。こんな面白い本ずっと読まずに閉まっておいたなんて!海賊って何時も笑って楽しく自分達の考えがあって海が好きで、なんかいいなあ。しまなみの大好きな島が沢山出てきた◎

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    2024年07月04日
  • のぼうの城 下

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    あっという間に読み終わってしまった…

    長親の言動には驚かされるばかりでした。どこまでが思惑だったのか…さっぱりわからなかったけど、人の心を動かす力はすごい!

    表向きは勝ち戦だった敵の三成すら、敗北を感じるすごさ、痺れました!
    成田家臣団がいつ死んでしまうのだろうとヤキモキしましたが、みんな無事でホッとしました。
    やっぱり丹波が1番かっこいいかな。丹波ロスです…笑

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    2024年07月03日
  • 忍びの国

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    忍びの国
    文庫版
    著:和田 竜
    新潮文庫 わ 10 1

    織田信雄配下の猛将、日置(へき)大膳と伊賀一の忍び、無門との知恵と力比べ
    三瀬の変から、天正伊賀の乱(第1次)が終わる所までを描く

    凡庸で、意気地のない、信雄が、戦乱を生き抜き、江戸時代まで生き残ったのは、一重に、織田家の当主としてであっただろうか。

    <史実>

    三瀬の変
     織田信長の次男信雄が、伊勢の国司で、妻の父である北畠具房を謀殺した事件

    天正伊賀の乱

     第1次 天正7年(1579)信雄が信長の許可もなく、8,000の兵をもって、独断で伊賀を攻め、大敗を喫したことをいう
     この戦いで、伊賀の忍びの名声は天下にとどろき、信雄

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    2024年06月21日
  • 村上海賊の娘(四)

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    和田竜さんの歴史物、大好物。小説の楽しさと歴史探訪をあじわえるので二度美味しい。日本の海賊、泉州者に興味が湧いた。

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    2024年05月06日