和田竜のレビュー一覧

  • 村上海賊の娘(四)

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    宴でバカやった相手と死闘する、ってどんな感覚なのだろう。今の我々からすると考えられない。

    自家の存続のために戦い、でも、誰もそれを達せられなかった。

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    2026年04月02日
  • 最後の一色 下

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    スペシャル(5)

    83年の生涯…

    そして細川(長岡)家の存続の歴史を考えれば、
    老獪な2人の判断を正解と言うべきなのだろう。

    嫉妬という人間の最も御し難い感情…
    2人の父が描いた未来は、相当な現実味を持って浮かび上がる。

    それでも…
    武将の器と程遠い自分は、
    ちゃんと意思の疎通を密に図って行けば…
    賢い2人ならば…
    なんておもわずにはいられない。
    でも、
    やっぱりそうなっちまうかな…なんて(笑)


    「ちっ」という舌打ちの後の
    「似てやがる」には、全身鳥肌と共に涙が溢れた

    一色五郎
    戦国武将の大好きなヒーローNO.1 に躍り出た。





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    2026年03月22日
  • 最後の一色 下

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    圧倒的取材量から紡がれる壮大な活劇、キャラクターの魅力に惹かれ続け読み進む中、強さとは弱さとは。そして勝ち負けとはなんだろうかと考えさせられる一冊

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    2026年03月20日
  • 忍びの国

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    ⭐︎4.5
    とても読みやすくて面白かった。
    現代の忍者のイメージとは異なり、残虐非道、残忍酷薄、名も故郷も持たずに幼い頃から戦に明け暮れ、それでいて目先の銭に対する損得勘定でしか物事を判断できない伊賀者の描き出しが興味深かった。
    そんな中で、知略謀略によって戦国を生きる十二家評定衆の者たちや、“外れもの”として描かれる甲斐平兵衛や無門、逆にTHE・伊賀者である文吾たちの存在が非常に小気味良く、決して一枚岩とはいえない両者(伊賀国vs織田信雄軍)それぞれの人間譚としても楽しくハラハラしながら読むことができた。

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    2026年03月17日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    全く存在を知らなかった一色五郎が大好きになった。
    丹後国を納める一色家と長岡家の争い。時代とはいえ、人が死んでいくのは悲しくて辛い。お家を守るというのは、当時の武将たちにとっては命以上に大切なことだったのだな。
    五郎の最期は彼らしく派手で凄惨だった。決して敵には負けず、自分の心によってのみ負けた。

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    2026年03月17日
  • 村上海賊の娘(四)

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    4冊一気に読みました。いやあ面白い。諸葛孔明か黒田官兵衛かと思うような、策略とどんでん返しがこれでもかと次々繰り出される。主人公の景姫は直情型の豪傑だが、取り巻く敵味方の人物像が外見も含め、見事に描かれている。海賊たちのものの考え方も新鮮。

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    2026年03月05日
  • 最後の一色 下

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    本能寺の変から騙し討ちまで。
    五郎と忠興の間に生まれた友情と、伊也の面影への躊躇と、一色五郎を哀れとも愚劣とも書かず上手にまとめたと思う。
    結局一色家の業って迷信だった、ってことなんやな。細川家は残ってるし。
    稲富伊賀が天橋立のシーンのバックグラウンドぐらいで思ったほど出てこず、何かなと思ってたら最後のほうで活躍しつつ、関ヶ原合戦に絡んで玉を放って大坂城から逃げ出したり、やはりなんやかんや重要な人物なんだな。

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    2026年03月04日
  • 最後の一色 上

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    織田家の丹後侵攻で一色家の先代が死んで五郎が跡を継ぐところから。長岡家と激闘を繰り広げ和睦に持ち込み、あとはジリジリ、一見家を滅ぼすかのような動きをしてるように見えるんだけど、一色家の業というのが何か。一色五郎は検知にも応じ、忠興の妹を娶り、武田征伐にも従軍する。本能寺の変が起きて下巻へ。
    綿考輯録のような周辺の史料は残ってるけど細かいところがよくわからない一色五郎みたいな武将って確かに小説には書きやすいと思う。でもよく拾い上げたなという感心も。稲富の描き方も面白い。細かいシーンを史料で裏付けてくるところが史実という舞台がどこまででどこから創造なのかという切り分けがわかるのでそれも面白く感じた

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    2026年03月01日
  • 最後の一色 上

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    一色氏について何ひとつ知らないまま読み始める。
    もうひとりの主人公である長岡忠興については、もともとガラシャ夫人絡みの悪印象があるせいで、のっけから躓く。何をしても何を言っても、一途な内心が見え隠れする場面でも、この人は! 関わったらまずい人だ! という警報が常に鳴り続けていて、何となく集中しきれないという。

    でも、やっぱり面白い。くっきりとして読みやすい、軽妙で不敵な文体が、先へ先へと連れて行く。

    なにより稲富伊賀への関心の誘導が尋常でなくて、これはいずれ、ものすごい見せ場があるんだろうなあと否応なく期待。

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    2026年02月24日
  • 村上海賊の娘(三)

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    漫画っぽさはあるが読み進めるほど面白くなってくる。景だけタイムスリップしてきたように外見も内面も現代的で、だからこそ共感しやすい。そして七五三兵衛のキャラが立ちまくってて、そのリアクションにいちいち笑ってしまう。残すは四巻のみか。

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    2026年02月20日
  • 最後の一色 上

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    「村上水軍の娘」の和田竜の作品。
    信長は丹後国をはじめ一色氏に安堵したが、細川忠興に与えると約束した。とはいえ細川は一色から丹後をもぎ取らねば、領地を手にすることは出来ない。一色義員を攻めて切腹させたものの、息子の一色五郎が次に立った。

    丹後国は与謝郡と加佐郡を細川が、熊野郡・竹野郡・丹波郡は一色が治めることに決まる。細川は新しい城の宮津城を築き入城する。
    細川は一色が攻めてくるのを待っているのだが、ちっとも一色は動かない。

    天正9年天覧の馬揃えに一色五郎が出るよう信長から司令が来る。五郎は参加する。なんとただ一人大鎧での参加だが、悪気はなく、何を着たらいいかわからなかったらしいというのが

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    2026年02月20日
  • 最後の一色 上

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    流石は和田竜さん、「のぼうの城」「忍びの国」「村上海賊の娘」以来の高揚がありました。
    丹後の国、一色五郎というあまり知られていない武将を、実に魅力的に描いています。
    一気に上巻を読み終えました。下巻を読み終えた後、また感想を述べたいと思います。

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    2026年02月15日
  • 最後の一色 上

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    ネタバレ

    歴史ものは好きだけれど、歴史は苦手だ。
    日本史も世界史も壊滅的で、歴史上の出来事を関連付けて考えることができない。一般常識としてもう少し理解しなければと思って、何度か学びなおそうとチャレンジしても、どうにもダメだと断念した。
    歴史ものは面白いのになー、このトーンで教えてくれればこんなことにならなかったんじゃない?と人のせいにしたくなるけれども、確か高校の世界史の先生はそういう風に面白おかしく解説してくれる人だったのに、記憶しているのは歴史のおまけになるしょうもないエピソードだけだから、全部自分のせいだ。

    というわけで、史実をもとにした歴史ものを読んでも、(史実的な)ネタバレなく、読めるという

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    2026年02月13日
  • のぼうの城 下

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    下巻に入ってからの忍城の戦いっぷりがとても惹きつけられる。三成の戦の美学にも妙な説得力があり、ここにきて上巻での描写が生きてくる。数の上での圧倒的戦力差の中で、合理的に降るのか、譲れない矜持を貫くのか、その決断と戦略も読み応えがある。それぞれのキャラが立っているのも魅力的。映画化された所以が得心できる。

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    2026年02月04日
  • 最後の一色 下

    購入済み

    事実は小説より奇なり

    作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。

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    2026年01月14日
  • のぼうの城 下

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    とても読みやすくてスピード感も良い。
    キャラクターもみんな好き。
    読み終わった後、忍城の観光に行きました。

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    2026年01月12日
  • 村上海賊の娘(四)

    購入済み

    ノンストップ

    面白すぎて一気に読めました。

    #憧れる #感動する #カッコいい

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    2025年12月26日
  • 村上海賊の娘(一)

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    文字数的には長編ですが、さらっと読めました。結局そういうとこは昔から変わらないよな思ったピークのシーンでした。

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    2025年12月19日
  • 村上海賊の娘(四)

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    はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした!

    いきなりのネタバレ?
    いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね
    そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです
    譲りませんよ!

    そしてこの和田竜さん
    作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい
    なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ
    ええ、譲りませんとも
    わい泉州侍でっから!

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    2025年11月27日
  • 村上海賊の娘(三)

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    だからね、わい言ったやん
    あれ?言ってなかったっけ?
    いや、言ったわー
    間違いない
    間違いなく言った

    「本屋大賞舐めんな!」と

    だって全国の書店員さんがよ
    その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
    面白くないわけないもの
    そんなことが起こるわけないもの
    万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
    申し訳ないけどそれはそうよ

    はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
    魚心あればたなごころですよ(水心な)

    はい3巻の初めでがっつりへし折られます
    そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
    そして傷心のまま里帰り…から

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    2025年11月26日