和田竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ戦国時代に詳しくなくても、まぁタイトルから終わりは察せられましたが…。
一色五郎は正しく”怪物”であるんだけど、下巻に入ると彼の人間らしさが見えてくる。
でもそれは彼の弱さでは決してない。一色五郎の”怪物”らしさは、言ってしまえば能力の高さに起因するんだろう。一足飛びになるから(家臣のような)只人には理解できないけど、それは人間らしさが根底にあることと矛盾しない。
一方で忠興も、(その時代の)”当たり前”から乖離していく。
”怪物”にはなれなかったけど、己が為したいことを為していく将の器。中盤から一色五郎と通じ合えたのは、互いの在り方を互いが理解したからじゃないかな。
ただ結末として、” -
Posted by ブクログ
ネタバレ和田先生の新作だァー!!!
本屋で思わず二度見してしまった。そういえば事前情報とか回ってこなかったな(笑)
時は戦国。丹後の国には、一色五郎という怪物が居た──。
戦国時代は戦国時代の倫理があり論理があるから、今を生きる私たちが一概に彼らを推し量ることはできないんだけど、それでも一色五郎は正しく怪物だねー。
齢17にして、人の上に立つ者の器というか。機転の利き方や判断力、カリスマ性。そのどれを取っても一流。
だからこそ家臣の一部は彼を誤解してしまうんだけどね。只人では”怪物”を理解することなどできないのだなぁ。
長岡忠興は逆に、”怪物”に焦がれる人としての立ち位置だよね。
忠興も忠興で優秀 -
Posted by ブクログ
はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした!
いきなりのネタバレ?
いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね
そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです
譲りませんよ!
そしてこの和田竜さん
作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい
なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ
ええ、譲りませんとも
わい泉州侍でっから! -
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だからね、わい言ったやん
あれ?言ってなかったっけ?
いや、言ったわー
間違いない
間違いなく言った
「本屋大賞舐めんな!」と
だって全国の書店員さんがよ
その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
面白くないわけないもの
そんなことが起こるわけないもの
万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
申し訳ないけどそれはそうよ
はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
魚心あればたなごころですよ(水心な)
はい3巻の初めでがっつりへし折られます
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そして傷心のまま里帰り…から -
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ネタバレ「軍船に女を乗せること堅く禁ずべし」この真の意味を知った時は震えました!
そしてそこからの長い戦闘シーンは一気でした。
全ての登場人物が生き生きと描かれていましたが、特にあの泉州言葉!
私も関西人ですが、本当に大阪南部の言葉は荒っぽいw(個人の感想)。
その言葉遣いが特に真鍋家の海賊や、泉州侍を生き生きとさせていたと思います。
作者は大阪生まれらしいのですが、ほとんど広島から東京なので、どうやってあの言葉をひねり出せたのか不思議。
当時の人々が自家の存続に心を砕き、ある者は栄え、ある者は散っていった。また、一向宗の門徒はひたすら極楽浄土を信じ、突き進んだ。
巻末に多くの歴史資料がありましたが、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ総合して「少年ジャンプ」の漫画を読んでいるような勢いがあって、熱さがあったなぁ。
コミカライズしやすそう(したら面白そう)と思ってたら、既にコミカライズしてた!
歴史小説というジャンルは今までほとんど読んだことがなくて、今まで読んだことがあるのは「燃えよ剣」くらいだった。
元々、日本史・世界史の授業が苦手だったこともあり、苦手意識で歴史小説に手を出さなかったんだけど、これは完全に「エンターテイメント」だなと思うし、かなり面白かった。
これが史実だとは思わないけど、もっとこういう小説に触れてきていたら、日本史の授業も好きになっていたかもしれないと思うと、ちょっともったいないことをしてきたなと思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ合戦のシーンがマジで熱い!!
やはり、中年以上の男性がカッコいいのは良い物語だなと思う。
(ガンダム・オリジンとか好きです。ランバラルとかめっちゃカッコいいです。)
今の価値観とは違うので、自分はこういう風(家の存続のために命を賭する)にはならないけど、芯が通っている姿っていうのはかっこいいなぁと思うし、自分もそうなれたらいいなと思う。
こういう、信条に命を懸けて一本通っている男性ってカッコいい。それに比べてちょっと前にいわれてた「ちょい悪おやじ」とかなんてカッコ悪すぎるなぁって思ってしまった。
景は…1巻の格好良さが鳴りを潜めていて、なんか…ちょっと…子供っぽいっていうか?わがままに感じる