和田竜のレビュー一覧
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織田家の丹後侵攻で一色家の先代が死んで五郎が跡を継ぐところから。長岡家と激闘を繰り広げ和睦に持ち込み、あとはジリジリ、一見家を滅ぼすかのような動きをしてるように見えるんだけど、一色家の業というのが何か。一色五郎は検知にも応じ、忠興の妹を娶り、武田征伐にも従軍する。本能寺の変が起きて下巻へ。
綿考輯録のような周辺の史料は残ってるけど細かいところがよくわからない一色五郎みたいな武将って確かに小説には書きやすいと思う。でもよく拾い上げたなという感心も。稲富の描き方も面白い。細かいシーンを史料で裏付けてくるところが史実という舞台がどこまででどこから創造なのかという切り分けがわかるのでそれも面白く感じた -
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「村上水軍の娘」の和田竜の作品。
信長は丹後国をはじめ一色氏に安堵したが、細川忠興に与えると約束した。とはいえ細川は一色から丹後をもぎ取らねば、領地を手にすることは出来ない。一色義員を攻めて切腹させたものの、息子の一色五郎が次に立った。
丹後国は与謝郡と加佐郡を細川が、熊野郡・竹野郡・丹波郡は一色が治めることに決まる。細川は新しい城の宮津城を築き入城する。
細川は一色が攻めてくるのを待っているのだが、ちっとも一色は動かない。
天正9年天覧の馬揃えに一色五郎が出るよう信長から司令が来る。五郎は参加する。なんとただ一人大鎧での参加だが、悪気はなく、何を着たらいいかわからなかったらしいというのが -
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ネタバレ歴史ものは好きだけれど、歴史は苦手だ。
日本史も世界史も壊滅的で、歴史上の出来事を関連付けて考えることができない。一般常識としてもう少し理解しなければと思って、何度か学びなおそうとチャレンジしても、どうにもダメだと断念した。
歴史ものは面白いのになー、このトーンで教えてくれればこんなことにならなかったんじゃない?と人のせいにしたくなるけれども、確か高校の世界史の先生はそういう風に面白おかしく解説してくれる人だったのに、記憶しているのは歴史のおまけになるしょうもないエピソードだけだから、全部自分のせいだ。
というわけで、史実をもとにした歴史ものを読んでも、(史実的な)ネタバレなく、読めるという -
購入済み
事実は小説より奇なり
作者が綿密な調査を尽くして書かれた小説のようで概ね史実だろう。しかし、長岡忠興は知っていたが一色五郎を私は知らなかった。この二人を操っていくのがなんと織田信長。最後まで私は物語の展開に振り回された。それは、本質的に純粋で一途な漢(おとこ)のぶつかりあいで心理描写も鋭く描き出し深い感動を与えてくれた。その感動から何を学ぶかは千差万別。是非身を投じてみることをお勧めしたい。
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はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした!
いきなりのネタバレ?
いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね
そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです
譲りませんよ!
そしてこの和田竜さん
作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい
なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ
ええ、譲りませんとも
わい泉州侍でっから! -
Posted by ブクログ
だからね、わい言ったやん
あれ?言ってなかったっけ?
いや、言ったわー
間違いない
間違いなく言った
「本屋大賞舐めんな!」と
だって全国の書店員さんがよ
その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
面白くないわけないもの
そんなことが起こるわけないもの
万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
申し訳ないけどそれはそうよ
はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
魚心あればたなごころですよ(水心な)
はい3巻の初めでがっつりへし折られます
そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
そして傷心のまま里帰り…から