和田竜のレビュー一覧

  • 最後の一色 下

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    戦乱の世を舞台に、一色五郎と長岡忠興の激突が鮮烈に描かれる。物語は下巻で一気に加速し、その結末には深い余韻が残る一冊でした。
    史実でありながら、これほど胸を打つドラマがあったとは。

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    2025年12月23日
  • 村上海賊の娘(一)

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    文字数的には長編ですが、さらっと読めました。結局そういうとこは昔から変わらないよな思ったピークのシーンでした。

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    2025年12月19日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    戦国時代に詳しくなくても、まぁタイトルから終わりは察せられましたが…。

    一色五郎は正しく”怪物”であるんだけど、下巻に入ると彼の人間らしさが見えてくる。
    でもそれは彼の弱さでは決してない。一色五郎の”怪物”らしさは、言ってしまえば能力の高さに起因するんだろう。一足飛びになるから(家臣のような)只人には理解できないけど、それは人間らしさが根底にあることと矛盾しない。

    一方で忠興も、(その時代の)”当たり前”から乖離していく。
    ”怪物”にはなれなかったけど、己が為したいことを為していく将の器。中盤から一色五郎と通じ合えたのは、互いの在り方を互いが理解したからじゃないかな。

    ただ結末として、”

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    2025年12月15日
  • 最後の一色 上

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    ネタバレ

    和田先生の新作だァー!!!
    本屋で思わず二度見してしまった。そういえば事前情報とか回ってこなかったな(笑)

    時は戦国。丹後の国には、一色五郎という怪物が居た──。
    戦国時代は戦国時代の倫理があり論理があるから、今を生きる私たちが一概に彼らを推し量ることはできないんだけど、それでも一色五郎は正しく怪物だねー。
    齢17にして、人の上に立つ者の器というか。機転の利き方や判断力、カリスマ性。そのどれを取っても一流。
    だからこそ家臣の一部は彼を誤解してしまうんだけどね。只人では”怪物”を理解することなどできないのだなぁ。

    長岡忠興は逆に、”怪物”に焦がれる人としての立ち位置だよね。
    忠興も忠興で優秀

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    2025年12月15日
  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    上巻から下巻へ、気持ち高ぶり焦燥気味に駆け抜ける
    ヤバい、面白すぎる

    日和見の時代にあって、命令に従うだけではなく、忠信とも忠心とも呼べる思いが人を突き動かす
    敵味方を超えて人間関係が築かれ、立場を越えた信頼や尊敬が途轍もない力でこちらに迫ってくる
    生きた刹那に抱く「一瞬の心」の尊さを描き出し、時代を超えて人間関係の可能性を示して

    筆者自身が度々登場するユーモアや、死の間際に浮かんだのが敵ではなく妻の面影だったというディテール――そこに作品への多大な愛が込められていて、読者はそれを受け止め必死になり、「むぅ」と呻り倒す

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    2025年12月11日
  • 最後の一色 下

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    戦国時代は現代の感覚からかなり乖離した精神状態であり、今の感性や倫理観、死生観などが想像以上に実利的であると感想を持った。
    その中で一色五郎と彼に対抗する長岡忠興の複雑な感情の揺れが、読者に切ないまでに迫ってくる。
    後半からの五郎を謀殺する場面のハラハラするテンポの良さは、次のページを急ぎ捲り物語に引っ張られるように読み続けていた。
    「最後の一色」のタイトルで結論は分かっているのに、和田竜氏の物語は最後まで読み手を興奮させてくれていた。
    大変満足し尚且つ大変面白い小説だった。

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    2025年12月09日
  • 最後の一色 上

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    一色五郎が大変魅力的に描かれている反面、長岡忠興の執拗なまでの五郎に対する反抗心が絶妙な緊張感で話が進む。
    上巻最後に本能寺の変が伝わるなかで、信長の後ろ盾により長岡家とのバランスを保っていた一色家の行く末が下巻へと導かれ、物語を読む興味を一層盛り上げている。
    歴史上の人物を魅力的に描く手法が素晴らしい。

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    2025年12月07日
  • 最後の一色 下

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    上巻は突如現れたとてつもない一色家の後継者に度肝を抜かれ、惑わされ、振り回されていたが、後半から器の大きさと深さが現れ始め、どうすることもできない壮絶な最後に下巻では感動してしまった。

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    2025年12月01日
  • 村上海賊の娘(四)

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    はい、というわけで全編にわたり手に汗握る合戦シーンが描かれる第四巻は、村上海賊(毛利水軍)の大勝利によって幕を閉じたのでした!

    いきなりのネタバレ?
    いやいやいや、本作は史実にある「第一次木津川口の戦い」を描いていますのでね
    そんなことは最初から分かった上で読み始めるのが正しいのです
    譲りませんよ!

    そしてこの和田竜さん
    作中のちょっと馴染めない史料のねじ込みからも分かる通り、その辺のところかな〜りこだわる作家さんぽい
    なのでこの和田竜さんの想いを汲むならば、本作を読む時は、ちゃんと史実を当たってから読み始める方が、よりしゃぶり尽くせると思うのだ
    ええ、譲りませんとも
    わい泉州侍でっから!

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    2025年11月27日
  • 村上海賊の娘(三)

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    だからね、わい言ったやん
    あれ?言ってなかったっけ?
    いや、言ったわー
    間違いない
    間違いなく言った

    「本屋大賞舐めんな!」と

    だって全国の書店員さんがよ
    その年のおすすめ第1位に選んだ作品がよ
    面白くないわけないもの
    そんなことが起こるわけないもの
    万が一面白くなかったとしたら、それはもう読み手側に問題あるわ
    申し訳ないけどそれはそうよ

    はいというわけで、相変わらずがっつり書き手の手のひらの上で踊りまくる、簡単な読み手代表ひまわりめろんさんです
    魚心あればたなごころですよ(水心な)

    はい3巻の初めでがっつりへし折られます
    そりゃそやろ!景姫そりゃそやろ!
    そして傷心のまま里帰り…から

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    2025年11月26日
  • 村上海賊の娘(四)

    購入済み

    戦のシーンが面白い!

    政治的な話は良く分からなくて退屈だったけど、いざ戦が始まるととても楽しい!
    戦場に生きた人々に胸が熱くなりました!!

    #ドキドキハラハラ #憧れる #アツい

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    2025年11月25日
  • 忍びの国

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     いやあ、すっごいわ。
    つなぎ目のない服があるけど、この本は歴史と物語の繋ぎ目がない。
     臨場感も半端ない。
    息遣いまで聴こえてくるようだ。
     登場人物の躍動感も素晴らしい。
    無門がなんとも魅力的に映る。無門とお国のやりとりも楽しい。木猿も良い味を出している。

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    2025年11月25日
  • 村上海賊の娘(三)

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    物理的な家の存続という解釈から、誇りとしての存続という解釈への移行がこの巻の全体的なテーマのように感じた。

    村上武吉や小早川隆景が物理的サイド、景や七五三兵衛が誇りサイド、その間で多くの武将達の気持ちが揺れ動く様がストーリーとして胸熱展開だった。

    また、個人的に泉州民なので陽気でガサツな泉州海賊に妙に納得感を感じた。

    泉州に訪れた時には是非、ガッチョの唐揚げ(メッチャ美味しい)を食べて泉州海賊の食生活を追体験してほしい。

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    2025年11月24日
  • 村上海賊の娘(一)

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    ネタバレ

    「軍船に女を乗せること堅く禁ずべし」この真の意味を知った時は震えました!
    そしてそこからの長い戦闘シーンは一気でした。
    全ての登場人物が生き生きと描かれていましたが、特にあの泉州言葉!
    私も関西人ですが、本当に大阪南部の言葉は荒っぽいw(個人の感想)。
    その言葉遣いが特に真鍋家の海賊や、泉州侍を生き生きとさせていたと思います。
    作者は大阪生まれらしいのですが、ほとんど広島から東京なので、どうやってあの言葉をひねり出せたのか不思議。
    当時の人々が自家の存続に心を砕き、ある者は栄え、ある者は散っていった。また、一向宗の門徒はひたすら極楽浄土を信じ、突き進んだ。
    巻末に多くの歴史資料がありましたが、

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    2025年11月20日
  • 村上海賊の娘(四)

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    ネタバレ

    総合して「少年ジャンプ」の漫画を読んでいるような勢いがあって、熱さがあったなぁ。
    コミカライズしやすそう(したら面白そう)と思ってたら、既にコミカライズしてた!

    歴史小説というジャンルは今までほとんど読んだことがなくて、今まで読んだことがあるのは「燃えよ剣」くらいだった。
    元々、日本史・世界史の授業が苦手だったこともあり、苦手意識で歴史小説に手を出さなかったんだけど、これは完全に「エンターテイメント」だなと思うし、かなり面白かった。
    これが史実だとは思わないけど、もっとこういう小説に触れてきていたら、日本史の授業も好きになっていたかもしれないと思うと、ちょっともったいないことをしてきたなと思

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    2025年11月10日
  • 忍びの国

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    幻術使いみたいな忍者が出てこなくてすごく良かった。映画もかなり原作に忠実だった気がする。山田風太郎の忍者もの期待してるとびっくりするかな。自分は好き。

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    2025年11月10日
  • 村上海賊の娘(三)

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    100頁くらいまで読んだ感想メモ
    ========
    3巻で書いた感想の答えを得たという感じ。
    そうそう、景へのもやっと感は彼女の「少女漫画に憧れる子供」感と年齢と身体能力のギャップって感じだったんだよな~…。
    この合戦から得たものを機にこれから成長してくのかな??
    (物語では概ね主人公が成長していくものだと思っている。)
    ========
    全体の感想は4巻のレビューに記載

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    2025年11月07日
  • 最後の一色 上

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    安土桃山時代、細川忠興と一色五郎の一生の関わりを描いた物語。
    新聞連載小説。連載時欠かさず読んでいました。
    一色五郎の豪胆さが痛快でカッコいい。とっても魅力的に描かれています。
    会ってみたくなるような人間臭さが
    すごく良く、作者の筆が載っているのもとても感じられます。
    戦国物に興味ない人にも人間ドラマとして楽しめる作品なのは間違いないです。

    著者の史料を調べ尽くすような執念の調査力にも感嘆。

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    2025年11月07日
  • 村上海賊の娘(二)

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    ネタバレ

    合戦のシーンがマジで熱い!!
    やはり、中年以上の男性がカッコいいのは良い物語だなと思う。
    (ガンダム・オリジンとか好きです。ランバラルとかめっちゃカッコいいです。)
    今の価値観とは違うので、自分はこういう風(家の存続のために命を賭する)にはならないけど、芯が通っている姿っていうのはかっこいいなぁと思うし、自分もそうなれたらいいなと思う。
    こういう、信条に命を懸けて一本通っている男性ってカッコいい。それに比べてちょっと前にいわれてた「ちょい悪おやじ」とかなんてカッコ悪すぎるなぁって思ってしまった。

    景は…1巻の格好良さが鳴りを潜めていて、なんか…ちょっと…子供っぽいっていうか?わがままに感じる

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    2025年10月27日
  • 村上海賊の娘(一)

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    まるで少年漫画やジブリ映画を見てるような爽快さ。
    続きが気になるので早々に2巻に手をだしました。

    全体の感想は、全部読み終わってから4巻の感想に書く予定。

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    2025年10月27日