和田竜のレビュー一覧

  • 最後の一色 下

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    ネタバレ

    一色と長岡の戦の決着はどうなるんだろうと、最後の最後まで目が離せなかった。
    五郎と忠興。ともに自国を守るため、一つ一つ未来を案じ選択を迫られる。当時の先の読めない時代変化も描かれ、上下巻とも面白かった。
    五郎が優秀すぎる。その五郎を出し抜くのは生半可なことでは到底成し得ない。
    忠興の極限の選択が最後の結末につながり、未来へ駒を進めたのかと何ともいえない時代の非常さを物語っている。
    当時の描写や、価値観も添えられるように書かれていてわかりやすく面白かった。

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    2026年03月18日
  • 最後の一色 上

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    とても良く、感動した。ぶっきらぼうで不器用に見える一色五郎の良さや、忠興の葛藤、成長が描かれている作品だった。

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    2026年03月13日
  • 最後の一色 上

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     久々の和田竜さんの時代小説。長身痩躯、長い手足、大きな左目という異形の17歳武将が暴れまくる。
     さすが和田竜さん。スリリングな展開。

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    2026年03月09日
  • 最後の一色 下

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    五郎と忠興の2人が直接、真正面から激突することは上巻の序盤のみ。それでも、それぞれの思惑が交錯していく、終盤の展開に一気に引き込まれました。

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    2026年03月05日
  • 忍びの国

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    ネタバレ

    映画の番宣のテレビを見て、この作品のキャスティングは見逃せない、と原作読破。小説を映画に立ち上げるキャスティング、すごい大事だよね。一歩間違えるととんでもないことになる。原作を読んで無門、お国、百地三太夫のキャスティングの妙にうなった。己の中に空虚を抱え、それを埋めるためにお国を必要とする無門は、大野君の一面を鋭く突いている。『村上海賊~』での英雄・七五三(しめの)兵衛と日置大膳はイメージかぶるが、伊勢谷友介か。五人力の弓、引ける感じがしないけど、これハマってたら兵衛も彼に? とにかく戦のシーンが面白かった!

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    2026年03月05日
  • 村上海賊の娘(四)

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    ネタバレ

    『鬼手(きしゅ)』ーそれは、村上海賊秘中の秘。毛利家に献上した海軍指南書にも記載しなかったばかりでなく、一族すら三家の当主しか知らぬことであった。そしてついに30年ぶりに『鬼手』が出る。固く秘されてきた秘術が明らかになる時が来た! 沼間義清(よしはる)もいい男だな!
     作中、所々に記述を裏付けるように史料が引用される。ドラマが盛り上がり佳境に入っている時でも史料はお構いなしに挿入されるのだ。後書きの日本史研究者の人も言っていたけど、和田竜という作家はそういう史料の枠組みから人物を起し、ドラマを作っていく作家なのだろう。史料という制約があるからこそ人物が立ち上がってくる。現代に生きる我々には意味

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    2026年03月05日
  • 村上海賊の娘(一)

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    ネタバレ

    うっひょー! 七五三兵衛(しめのひょうえ)かっちょいいー! 醜女扱いが長かった景(キョウ)が無邪気に酒宴で酔いつぶれた夜、夜這いをかける不届きな泉州侍たち。そんなこともあろうかと見張りをしていた七五三兵衛が男たちと一悶着。起きた景は目を輝かせ『夜這いか? 夜這いなのか?』とむしろワクワク。七五三兵衛に向ってもお前もそうなのだろうと尋ねる。答えて曰く、『心肝(こころぎも)を盗りに来たんやしよ』=心を盗りにきた。ああ似ても似つかないのに兵衛が蓮様に見えるー!

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    2026年03月05日
  • 最後の一色 下

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    膨大な資料に基づいたエンターテインメント 和田竜氏 流石です。
    全くの創作ならばこんな展開は描かないだろう。戦国時代恐るべし。

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    2026年02月26日
  • 最後の一色 下

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    前作「村上海賊の娘」以来12年ぶりの新刊。

    織田信長の絶頂期、丹後の国を治めていた足利将軍家一門の一色家。

    明智光秀に属する足利家傍流の細川(長岡)藤孝・忠興親子に当主一色義員を討たれ、若干17歳で家督を継いだ一色五郎は、強烈な個性と圧倒的な戦闘力で家臣を引っ張る。

    領国分割や藤孝の娘伊也との政略結婚、信長への臣従などの難題に特に反発することもなく唯々諾々と従っていた背景には、「一色家の業報」と呼ばれる一色宗家の隠れた歴史があった。

    江戸中期に成立した「一色軍記」「細考輯録」などを主な種本として何年もかけて物語を構築したもので、時代背景や登場人物間の人間関係などよく練られ、織り込まれて

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    2026年02月26日
  • 村上海賊の娘(四)

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    戦闘シーンが大半でとくに七五三兵衛の生命力が異常すぎてほとんどマンガ的なのは好みが分かれそうだけど、心理描写がそれほどないわりに感情移入させてくれるのは巧い。味方に限らず敵方にも魅力が感じられてなかなか感動的。

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    2026年02月23日
  • 村上海賊の娘(二)

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    景も人間味があって魅力的だが、七五三兵衛と義清の関係に胸が熱くなるし信長のラスボス感もいいので織田方のほうに感情移入してくる。この先どう気持ちが変化するのか読むのが楽しみだ。

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    2026年02月17日
  • 最後の一色 上

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    歴史初心者のワタクシは一色殿は全く存ぜず。だが読み進めると、人となり鮮やかで、真の姿は解らずとも引き込まれることこの上なし。それ故に、この本のタイトルが辛い。
    さあ、下巻どうなる。

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    2026年02月13日
  • 最後の一色 下

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    なぜ忠興は友と呼んだ男を討たねばならなかったか。
    五郎と忠興はもちろん家臣たちも皆キャラが立っていて勝手に動いたりするのがハラハラして良い。
    一部で有名な松井興長さんは康之の御子息か孫かな?

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    2026年02月11日
  • 最後の一色 下

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    のぼう、村上海賊に続いて和田さんの作品は3作目。主人公のチョイスが引き立ちます。後半にかけての盛り上がり、漢の生きざまと散りざまが胸を打つ。

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    2026年02月11日
  • 最後の一色 下

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    上巻から始まり最初はいまいち物語に入り込めない感じだったが、下巻になり後半になるにつれてグイグイと引き込まれていった。詳細はネタバレになってしまうので触れませんが、読み応えあった。武将としての器がキーポイントかな。ただ文中に当時の書物からの引用で漢文を記載する小説は多いが、漢文なんて分からないのでそこで一旦流れを止められてしまうのが個人的にはとても嫌です。今回もそれが多用されていたのが没頭出来なかった要因の一つでもあります。

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    2026年02月08日
  • 最後の一色 下

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    和田竜さんの新作時代小説。
    私のオールタイムベストが「村上海賊の娘」なので、それを超えてくるか期待を持って読んでみた。とても面白かった。
    戦国時代。織田信長から豊臣秀吉に変わるあたりの時代背景。丹後の国を治める一色家と長岡家の壮絶な関係性を描いている。

    主人公はタイトルの通り一色家の当主、一色五郎。そしてそのライバル的な立場で描かれるのが長岡家の次期当主、長岡忠興(ただおき)だ。この2人を中心に、一色家と長岡家のそれぞれの様子が描かれていく。信長との関わり方や、光秀との関係性や、本能寺の変の後の行動などが詳細に描かれている。戦国時代の大名の行動原理が、その心理とともに描かれていて、説得力があ

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    2026年02月08日
  • 小太郎の左腕

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    漫画にできそうなストーリー
    歴史上の人物ではないため、やや迫力に欠ける感はあったが上手くキャラクター設定をされており読み飽きることはなかった

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    2026年01月29日
  • 最後の一色 上

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    一色五郎かっこよすぎて惚れてまう!
    若くして戦国の世の生き様が己にあること、
    そして、人間としての純粋さも併せ持つ
    なんとも魅力的な主人公。
    下巻をまだ購入していないので、
    2回読みました。
    1回目は相関図が頭に入らず(歴史小説あるある)、
    場所もイメージがつきにくかった。
    Googleマップも見ながら、
    NHKの歴史番組も参考にしながら再チャレンジ。
    早く下巻買わねば!

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    2026年01月27日
  • 最後の一色 上

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    和田竜さんの新作ということで期待して手に取りました。
    歴史小説がお好きな方はぜひ。面白いです。
    私は一色家というのを存じ上げなかったこともあり、少し難しかったですが、信長やら好きな武将が出てきて新たに知ったこともあり、興味深かったです。
    所々史実にはこういうふうに書いてある、と記されているので和田さんはとんでもなく多くの文献を読まれて研究されこの物語に取り掛かられたのだろうな、と感じます。本能寺の変、とても良いところで上巻は終わりました…下巻も楽しみです。

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    2026年01月22日
  • 最後の一色 上

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    和田さんは「のぼうの城」「村上海賊の娘」など陽の当たらないところから主人公を見つけてくる。
    ただ、この本は読み始めてから10日ぐらい掛かってしまった。主人公の一色五郎は歴史資料が乏しく、良くも悪くも曖昧さが付き纏ってしまう。
    圧倒的に合戦で勝っているのに、途中で離脱したり、支配地の分割も配下が反対しているのに勝手に了承。どんどん味方が卑劣な策略で殺されているのに見殺ししたり、敵方の織田信長の指示で馬揃えに参加したり。何か秘密があるのだが(上)では明かされず。
    また、ライバルである同年齢の細川忠興は、驕慢な性格の上に一色五郎への僻みが酷すぎる。史実でも、怒りで部下や領民の手討ちが多かったそうなの

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    2026年01月17日