綿矢りさのレビュー一覧

  • 憤死

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    「人生ゲーム」がよかった。突然ミルクを飲み干す兄ちゃんは何となくわかる、いたような気がする。長い人生航路を振り返るゲーム、いいねぇ、でもゲームなら振り出しに戻れるから、、、

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    2026年01月02日
  • しょうがの味は熱い

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    バカな女の言動にイライラしつつも、男の方も子供で。ある意味バカップル。
    親が可哀想だなぁ、と同情してしまう。

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    2025年12月31日
  • 意識のリボン

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    8つの短編小説からなる本だが、最後の意識のリボンの話が好きだった。履歴書に真っ先に書いてきた、人生で1番大事だと思っていた大きな成果よりも、人との関わりや人を助け、助けられたことの方が死に際では鮮明に思い出された部分が特に印象に残ってる。
    しかし、文体や話の進み方が自分に合わなかったのか、本自体はそんなに長くなくページ数も少ないのに読み終わるのにちょっと苦戦した。本を通して筆者が何を伝えたかったのか曖昧だった。

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    2025年12月25日
  • しょうがの味は熱い

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     仕事に疲れて帰ってくる男と、男に気を遣って疲れてしまう女の日常の構造から、徐々に煮詰まっていくしょうがの味を思わせる。

     煮え切らない男に対する煮詰まった女の視線はどこか怖さを感じさせるものがある
    が、本題はそこじゃなくて、恋愛ってこういうとこもあるんだよなと。

     併録されている「自然に、とてもスムーズに」でさらなる展開を迎える二人の行く末は、きっと幸せになるんだと願っています。

     幸せになってくれ。

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    2025年12月21日
  • しょうがの味は熱い

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    ネタバレ

    でもそうか、絃も私と住んでことがかなりストレスだったんだ。
    でも身体の異変に気づいても私みたいに相手のにしたりせずに内緒にして、一人でずっと耐えていたのです。

    長く続いた同棲生活のなかで、私たちがいっしょに住むパートナーとしては、あんまり向いていないことは分かっています。

    ↑こんなに相手のことを思いやる心がお互いにあっても、結婚となると話は別なんだなと思った。
    結婚って本当に難しいんだなと思う。

    続きが気になる、まだまだ読み足りない一冊。

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    2025年12月17日
  • 生のみ生のままで 下

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    同性愛の物語ではない
    愛していてもセックスは無いよりも
    やっぱりあった方が絆は深まるのかな
    ならば性愛の物語?
    …いやもう純愛、でよくないか

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    2025年12月01日
  • 大地のゲーム

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    綿矢りさがこういうの書くんだという驚きはあった。
    どことなく昔の村上龍の作品(コインロッカー・ベイビーズとか、愛と幻想のファシズムとか、5分後の世界)の雰囲気を毒抜きした感じは気のせいか……。
    10年前読んでたらまた違った気持ちだったのかも。

    天才はみんなの中にある理想を掴める凡才という旨の言い回しはちょっと面白かった。

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    2025年11月20日
  • オーラの発表会

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    松海子のズレ具合がめっちゃ面白かった笑
    共感できるとこはほとんどないし学びは少ないけど、スラスラ読めて元気が出た。
    この著者の重めのテーマの本も読んでみたい。

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    2025年11月18日
  • 生のみ生のままで 下

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    これまでのアイデンティティを打ち破るほど心震え特別な愛を感じる相手との出会い。異性/同性を超えた唯一無二の存在との関係性が描かれる。しかしその賞賛や感動はそもそも自らの偏見ゆえではないか、と釘を刺してくださる水上文さんの解説がまた鋭い気付きに。

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    2025年11月14日
  • 蹴りたい背中

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    文章のリズムが、普段読まない感じ
    スクールカーストの話はあまり好きじゃなくて刺さらなかったけど
    表現力が尋常じゃなかった

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    2025年11月10日
  • オーラの発表会

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    綿矢りささんの作品は、生々しい描写もあったり、「うわっ!」とびっくりするシーンが必ず1つはある。

    登場人物もかなーり独特だし、中盤まで「これどうやって締めくくるの?」というような、のほほんとした雰囲気。

    のほほんだけど、ずっと面白いと感じられて、どんどん読み進められるという不思議さ!

    奏樹が優しくていいなあ。
    萌音も、自分だったら友達になれないなとは思うけど、人にそこまで関心のない海松子との相性が良くて、読んでて軽快なやり取りが楽しかったなあ。

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    2025年10月30日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    颯とのあっけない別れに少し驚いたが、それほど彩夏に惹かれてたんだなと思った。百合小説は何冊か読んだことがあるが、ここまで細かく書かれているものは初めて読んだ。女性同士のカップルと女友達は区別がつきにくいから、バレることはあるのか?と思ったけど結構すぐにバレてて展開早いなと思った。続きがきになる。

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    2025年10月29日
  • 私をくいとめて

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    タイトルに惹かれて買った。もうひとりの自分、誰しも持つのか否かわからない。自分にもいるようで、結句、諦めてる、慰める、叱る、勇気づける、安心させる、安心する、そして決める。性別に差があるのか、今回は女性が主人公であることが作品となっている。私をくいとめて、くいとめられないのか自分なんたな

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    2025年10月29日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    小池真理子さんのが1番よかった。
    小池真理子さんのあの日にかえりたい は、なんか後をひく寂寥感があったなぁ。人生で自分と狭い周りのことだけ考えていればいい、無責任でキラキラした時限的な日々。
    私も学生時代によく遊んだ場所(いまは、100年に一度の大開発で全く変わってしまったけど)を時々思い出す。今も私の中の一種 パラレルワールドであのまま存在すると信じて。その当時の友達とは、全国バラバラでずっと会っていないけれど、やはり あの時のままパラレルワールドで一緒に遊んでいる。
    でも、思い出すと楽しいけれど、なんか寂しくなる。

    そんな気持ち。

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    2025年10月26日
  • 蹴りたい背中

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    陰キャと陽キャ。

    陰キャと陽キャは決して交わらない。
    自分の自意識過剰さ加減は自分では気づけない。

    いろんな感情が入り交じって「蹴りたい」気持ちに繋がるのだけど、そういった鬱屈した感情ってなかなか人には理解されないかな。

    気持ちは少し分かる気がするけど、まぁ、背中は蹴らないよね。

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    2025年10月13日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミン、中学生の時、同級生女子からアルバム借りたな。思春期だな、嫁がファンじゃ無いから疎遠になったけど、ホントはこんな世界観が自分にはあってたかもね。

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    2025年10月11日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    高校1年生の初美(ハツ)とにな川を中心に展開していく。主人公ハツには中学からの友達だった絹代が同じクラスメイトだが、すでに絹代は他の仲間を見つけ、その対比が切ない。自分と合わない人間と馴染む気はないが、一匹狼にはなりきれないハツからは未熟な感じが伝わる。一方で、にな川は推しのオリちゃん以外に関心がなく、同じクラスの余り者のハツとは対照的で、そこにハツも興味を持ったのだと思う。思春期特有のもどかしさを感じつつ、蹴りたい気持ちは理解しきれなかった。ただ、それくらい衝動的な心の動きがあったということかな。

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    2025年10月11日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    まだ力がなくて不安や劣等感に押し潰されそうなのに、妙にプライドが高くて弱さや自分の置かれている立場を上手く認められない絶妙な思春期の心情を上手に表していると思った。
    可愛いとは昔、かわいそうから来ていた言葉だったらしい。可哀想と相手を見下しているのに、それが可愛いというような肯定的?な感情を巻き起こしてしまったのかなーと。そしてそんな可哀想で好きな彼をいじめたくなるような感情が生まれてしまったのかなと。
    可愛いものをいじめたくなる、分かるような気がする。

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    2025年10月07日
  • 蹴りたい背中

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    主人公はどこか周りと馴染めずにいる女子高生の絹代。そんな彼女はクラスメイトの所謂陰キャラの男の子と仲良く?なる。
    絹代はその男の子の家に何度か遊びに行ったりするうちに、色んな意味で気になる存在になっていく。
    彼には推しが居た。ファッションモデルのオリチャン。絹代が部屋に遊びにきていても気にせずにオリチャンオリチャン。今からオリチャンのラジオ聞くから、って絹代は放置されて、彼の背中を見つめていると「蹴りたい」という感情が芽生えてほんとに蹴飛ばしてしまう(´∀`)

    好きとか嫉妬とかムカつくとか気持ち、そういうの全部ひっくるめての「蹴りたい」だったのかな?

    絹代は一度も彼のことを好きと認識していないけど、絹代の唯一の友達からは「彼のこと本当に好きなんだねっ!」と冷やかされるほど、側から見たら片思いでしかなかった。こんな気持ち悪い推し活してる男に片思いしてると認めたく無い「蹴りたい」でもあるのかなぁっと!

    この解釈が正解なのかは分かりませんが、
    青春時代に経験したことあるような、甘酸っぱいグミを食べたときのキュッとしたような気持ちになりました。若い時しか経験できない、言語化が難しいあの感情o(`ω´ )o

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    2025年10月04日
  • ひらいて

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    突拍子もないシチュエーションがいくつかあってそこはちょっと冷めるけど、愛の心情、欲求には身に覚えがありすぎた。自分の心、体を支配している激烈な感情に身を任せてなりふり構わず振る舞う身勝手さはかなり自分と重なる。
    時間の経過で色褪せるだろうことは薄々わかっていても、今この瞬間に爆発的な存在感を得ている激情をなんとかしないと、生きていたって意味がない。絶対的に不正解だとわかっていても、素直に自分の心に従って、何とか期待しているものを手に入れないと、それができないのであれば何とかこの手でぐちゃぐちゃにしないと生きていてもどうしようもない。そんな焦燥感、大丈夫でない時に大丈夫じゃなくても大丈夫と一旦放置できない、激情を放流できない感覚に共感。
    結局感情の絶対値にエネルギーをもらって息をできるタイプの人間だなあと。
    自分の値札をある程度自覚していたり、好意に気づいた上で興味ない人には軽薄だったり、自分の入る隙間のないものにどうしても存在をねじ込もうと躍起になったり。
    わたしの未熟な部分を誇張したような主人公だった。
    ポエミックすぎたのはいまいちだけど面白かったー

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    2025年10月02日