綿矢りさのレビュー一覧

  • かわいそうだね?

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    「かわいそうだね?」
    元カノを居候させる彼氏とか信じられないけど、若い頃って平気で信じられないことする人がいて、その信じられないことを許してしまう人もいたな、とか昔を思い出して懐かしくなりました。元カノの図々しさが一番イラつきました。

    「亜美ちゃんは美人」
    きっと女性にしか理解できない話で、だからこそ面白かったです。美人であることに越したことはないはずだけれど、美人であるがゆえの苦労がうまく描かれていました。美人でも美人じゃなくても女性が生きていくのは大変だと感じました。

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    2026年06月28日
  • パッキパキ北京

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    かっこいいな、菖蒲。こんな気持ちで生活してたら、そりゃ怖いもんなしだわ。大丈夫、あんたは十分一人で生きていけるよ、と言いたくなる。


    ペイペイの名前の由来とか、夫とのコロナ禍の生活とか、思わず笑ってしまう表現があって、楽しく読めた。
    最後の美杏の一言、最高すぎる。

    中国の様子も知れるし、やっぱり綿谷りさ節があって面白楽しく読める話だったな。グレタニンプを読んだからか、それを思い出させる内容だった。

    女は強くいなきゃね!!

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    2026年08月15日
  • 激しく煌めく短い命

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    2026/06/27
    激しく煌めく短い命
    綿矢りささん

    長い長いお話

    レズビアンと、一言で片付けられない
    内容の濃いお話でした。

    おもしろかった

    ステキに生きていけたらよいな

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    2026年06月27日
  • 蹴りたい背中

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    最年少芥川賞!まして綿矢りさは当時美少女と言っていい。ただ、この作品、理解されてない。恋愛小説だと思ってるでしょ、みんな。違います、主人公は蜷川に恋してないよ。恋愛というものは両者の熱量が必ず食い違う。だから、相手の背中を蹴りたくなることはある。でも、外界と折り合えない主人公は傷つき、狂ってしまえたらどんなに楽かと思っている。そして主人公から見て、蜷川は狂っているんですね。だから、お前だけずるい、という気持ちが「蹴りたい」になるんです。

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    2026年06月23日
  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから

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    2026年06月21日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    物事の言い回しが独特で面白みが強かった。
    ヨシカに対して感情移入できなくはないが、冷笑してしまうくらい痛い女子。できれば一途な彼女には幸せになってほしいが、ニと付き合ったとて、幸せにはならないと思う。過去の恋愛傾向から見るに、奴は自分のものになった女には興味をなくす。しかも長い時間を独占する迷惑なタイプ。ヨシカが行動を起こさない限り、イチは外野でしかない。
    妥協の話だった。だけどリアルってそういうものだし、母親が言っていた「なんとなく」はある意味、間違ってないのかもしれない。ちょっと悲しいけど。

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    2026年06月21日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    整形、不倫、SNS炎上など、扱っている題材や話の展開はセンセーショナルで毒々しいように見える。だけど話の渦中にいる人物の心情は思った以上にリアルで、「ああ、分かるなその感覚」と頷く箇所がいつくもあった。

    ざまあみろとしか思えない『嫌いなら呼ぶなよ』の主人公でさえ、彼の「たださ、君たち関係なくない?」という言葉には「まあ、せやな」とは思うし、『嫌いなら呼ぶなよ』というタイトルに象徴されるラストの彼の持論は妙に心に残った。

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    2026年06月18日
  • 私をくいとめて

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    私にはAみたいな存在はいなかったと思う(考える ことはするけど自分自身と対話するような思考は なかった)が、
    最近はAと対話することによって思考の整理をし ているから、Aのような存在かも。

    わずかな友達はいるし連絡をたまに取ることはし ているけど、人付き合いが下手でなるべく関わり を狭めている私には、「結局他人が必要」という 言葉がやや重かった。
    踏み出してうまくいかなくて休んでは踏み出して の繰り返ししてた。
    みつ子は一歩踏み出せてた。
    また踏み出す気力が出るのだろうか。

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    2026年06月15日
  • 100万分の1回のねこ

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    吾輩も猫である と同じように、百万回生きた猫を受けて著名作家さんがそれぞれ短編小説を書いたものを編纂した本です。
    広瀬弦さんの博士と猫がゾワっとしました。1番原作の意図に近しいものを感じました。

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    2026年06月15日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    表題作「嫌いなら呼ぶなよ」の主人公の
    胸中が恐ろしく、面白く、気持ち悪く、、
    人間は他人が考えていることがわからないようにできていてよかったと思ってしまった

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    2026年06月13日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    女性同士の美しい恋愛のお話。
    この手の題材はなかなか最後報われずに終わる事が多い気がするけど、この本はとても爽やかで美しいラストでとても良かった。

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    2026年06月10日
  • かわいそうだね?

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    一話目の「かわいそうだね?」は、出てくる人間全部ウザキモくて綾羽が一番好きかもしれん。樹里絵は一番最初でとっととわかれてればよかったのに。妙に依存体質で脆くてしんどい。アキヨのメール文はドン引きで、いっそ清々しい。りゅうちんってなんやねん。
    恋愛体質ってほんまにあるのかな?なんでこの人たちこんなに依存性が高いの??こんな人間に囲まれるなら、一生独身で犬猫を家族にして暮らす人間増えても違和感なくなるなー。
    二話目は美人が男で破滅していく様の裏側が見えて面白かった。さかきちゃんがなんだかんだで絆されてる人間味もよかった。

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    2026年06月09日
  • しょうがの味は熱い

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    一度読んでいたものの印象が薄かったので流し読み程度で再読。
    最近結婚について悩み始めたが故に、最初に読んだ時よりも刺さる表現が多かった。
    奈世のように依存執着しやすい部分や、相手が怯えているとわかった上で追い詰めてしまう狂気のようなものが自分にもあり、相手が弦のように逃げたくなるのは時間の流れや人生の進め方が違うからなのかもしれないと思った。
    自然に、とてもスムーズに、のフレーズも印象的。自分の人生や付き合い方も見つめ直そうと思った。

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    2026年07月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    眼帯のミニーマウス
    神田タ
    嫌いなら呼ぶなよ
    老は害でも若も輩
    の4作品で構成される本作
    最後はスッキリした

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    2026年06月07日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    ネタバレ

    綿矢りささんの小説3冊目!
    読みやすさと話へのワクワク感は期待通りだったけど、『嫌いなら呼ぶなよ』程の感動はなかった。
    「いなか、の、すとーかー」は特にそうで、自分が主人公に共感してしまいやすいって言うのが1番あるけど透がなんで責められるのか全くわからなかった。ストーカー2人にものすごい制裁があると思ったのに受け入れる形で終わっててモヤモヤした。身の回りのものを利用しようとするほどの野心があって生きることってそんなに悪いことなのかな。
    でも、解説にある通り人間の思考回路の解像度がすごいところはどの作品にも共通してた。

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    2026年06月05日
  • かわいそうだね?

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    ・最初の短編「かわいそうだね?」を読みながら、ふつふつと怒りが湧いていく感じがあった
    「自分だったら我慢ならない、彼氏も元カノとも距離をとって別れる」という気持ち
    ジュリエ(漢字忘れた)が最後に彼氏が嫌っていた大阪弁を喋り出して吹っ切れるのがいい

    ・二つ目の「亜美ちゃんは美人」はイメージはできるものの、自分の経験の中でクラスの中での亜美ちゃんのフィーチャーのされようが映画みたいと思っていた
    (最初の短編ほどムシャクシャしなくて心穏やかに読めた)

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    2026年05月26日
  • ひらいて

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    詩的な美しい小説だった。
    旧ジャニーズを10年以上推しているため、元HiHi作間龍斗が出る作品は元々気になっていた。山田杏奈ちゃんも演技が好きで、どんな作品かと思いながら気づけば映画公開も終わり、アマプラは無料じゃなかったので観れていなかった中、森道市場でたまたま原作を見かけて購入した。
    根底にあるのは聖書、キリスト教の教えなのかな。鶴は平和の象徴、クライマックスのたとえのセリフも迷える羊を探す羊飼いのような響きで、高校生の青春を描いた小説とは程遠いところにある、舞台を見ているかのような臨場感とセリフ、情景描写の美しさ。短い小説だったが、愛、たとえ、美雪の人となりは情景描写によってしっかりと描

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    2026年05月25日
  • 憤死

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    静かに不気味な話とぶっ飛んだものへの恐怖と尊敬の話と読後感が独特な最後の話。
    最初の「おとな」が一番気持ち悪くて怖い気もする。

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    2026年05月24日
  • 私をくいとめて

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    ネタバレ

    最近ハマってます、綿矢りさ。
    一文も長いし同じ言葉を繰り返すのに、なぜかめっちゃ読みやすい文章で毎回すごいなーと思う。あとこの人は本当に比喩表現がうまい。日頃なに考えて生きてんだ。

    みつ子の気持ちに痛いほど共感できた。わたしもひとりが好きだし、恋愛が億劫だし。想像上の人物Aが出てきたとき、これやべー障害持ってる女じゃね!? と思ったけど、Aとのやりとりがとってもいい。
    個人的に好きなのはノゾミさん。強い、強すぎるぞ。あれだけされてもカーターが好き、なぜなら顔がタイプだからって笑

    劇的なドラマはないけど、息抜きにはちょうどいい話でした。

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    2026年05月19日
  • あのころなにしてた?(新潮文庫)

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    綿谷さんの本、初読み!
    鋭さと柔らかさが絶妙に共存してた。
    コロナってどんな感じやったん?な世代に読んで欲しい。

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    2026年05月18日