綿矢りさのレビュー一覧

  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    小池真理子さんのが1番よかった。
    小池真理子さんのあの日にかえりたい は、なんか後をひく寂寥感があったなぁ。人生で自分と狭い周りのことだけ考えていればいい、無責任でキラキラした時限的な日々。
    私も学生時代によく遊んだ場所(いまは、100年に一度の大開発で全く変わってしまったけど)を時々思い出す。今も私の中の一種 パラレルワールドであのまま存在すると信じて。その当時の友達とは、全国バラバラでずっと会っていないけれど、やはり あの時のままパラレルワールドで一緒に遊んでいる。
    でも、思い出すと楽しいけれど、なんか寂しくなる。

    そんな気持ち。

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    2025年10月26日
  • 激しく煌めく短い命

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    300ページ辺りからようやくハマってきた。13歳のエピソードが長くて挫けそうになった。久々の鈍器本。
    最後はそうなるか〜と展開だったけど、映画にあるチョコレートドーナツみたいなお話。
    同性愛に付き纏う、将来が見えない展開は自分がその立場ではないけど読んだり聞いたりすると、辛い。
    少しでも生きやすい世の中になってほしいけど、難しいんだろうな。

    13歳を減らして20代〜の内容が欲しかったな〜

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    2025年10月25日
  • 蹴りたい背中

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    陰キャと陽キャ。

    陰キャと陽キャは決して交わらない。
    自分の自意識過剰さ加減は自分では気づけない。

    いろんな感情が入り交じって「蹴りたい」気持ちに繋がるのだけど、そういった鬱屈した感情ってなかなか人には理解されないかな。

    気持ちは少し分かる気がするけど、まぁ、背中は蹴らないよね。

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    2025年10月13日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミン、中学生の時、同級生女子からアルバム借りたな。思春期だな、嫁がファンじゃ無いから疎遠になったけど、ホントはこんな世界観が自分にはあってたかもね。

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    2025年10月11日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    高校1年生の初美(ハツ)とにな川を中心に展開していく。主人公ハツには中学からの友達だった絹代が同じクラスメイトだが、すでに絹代は他の仲間を見つけ、その対比が切ない。自分と合わない人間と馴染む気はないが、一匹狼にはなりきれないハツからは未熟な感じが伝わる。一方で、にな川は推しのオリちゃん以外に関心がなく、同じクラスの余り者のハツとは対照的で、そこにハツも興味を持ったのだと思う。思春期特有のもどかしさを感じつつ、蹴りたい気持ちは理解しきれなかった。ただ、それくらい衝動的な心の動きがあったということかな。

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    2025年10月11日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    まだ力がなくて不安や劣等感に押し潰されそうなのに、妙にプライドが高くて弱さや自分の置かれている立場を上手く認められない絶妙な思春期の心情を上手に表していると思った。
    可愛いとは昔、かわいそうから来ていた言葉だったらしい。可哀想と相手を見下しているのに、それが可愛いというような肯定的?な感情を巻き起こしてしまったのかなーと。そしてそんな可哀想で好きな彼をいじめたくなるような感情が生まれてしまったのかなと。
    可愛いものをいじめたくなる、分かるような気がする。

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    2025年10月07日
  • しょうがの味は熱い

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    読み始めはただよくあるカップルのすれ違い程度に思っていた。弦は毎日仕事に勤しみながら、プライベートの時間を阻害されてる気分に、自分の気持ちを察してくれない奈世にうんざりしていた。奈世はその少しそっけない弦に振り向いてもらう方法がもう結婚以外に見つからず、結婚さえすれば魔法がかかるかのように2人の関係が修繕されると信じてた。
    だけど、ストーリーが進むにつれ、奈世の異常なまでの弦への執着や感覚の違いを感じる。時間が経過し弦は奈世を迎えに行きプロポーズするが、両親は猛反対。結婚を断ればもう先はないかもしれないというその揺らぎこそ、結婚という事への執着を表すのかもしれない。
    綿谷りさの文章は、とても比

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    2025年10月05日
  • 蹴りたい背中

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    主人公はどこか周りと馴染めずにいる女子高生の絹代。そんな彼女はクラスメイトの所謂陰キャラの男の子と仲良く?なる。
    絹代はその男の子の家に何度か遊びに行ったりするうちに、色んな意味で気になる存在になっていく。
    彼には推しが居た。ファッションモデルのオリチャン。絹代が部屋に遊びにきていても気にせずにオリチャンオリチャン。今からオリチャンのラジオ聞くから、って絹代は放置されて、彼の背中を見つめていると「蹴りたい」という感情が芽生えてほんとに蹴飛ばしてしまう(´∀`)

    好きとか嫉妬とかムカつくとか気持ち、そういうの全部ひっくるめての「蹴りたい」だったのかな?

    絹代は一度も彼のことを好きと認識してい

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    2025年10月04日
  • ひらいて

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    突拍子もないシチュエーションがいくつかあってそこはちょっと冷めるけど、愛の心情、欲求には身に覚えがありすぎた。自分の心を体を支配している激烈な感情に身を任せてなりふり構わず振る舞う身勝手さはかなり自分と重なる。
    時間の経過で色褪せるだろうことは薄々わかっていても、今この瞬間に爆発的な存在感を得ている激情をなんとかしないと、生きていたって意味がない。絶対的に不正解だとわかっていても、素直に自分の心に従って、何とか期待しているものを手に入れないと、それができないのであれば何とかこの手でぐちゃぐちゃにしないと生きていてもどうしようもない。そんな焦燥感、大丈夫でない時に大丈夫じゃかくても大丈夫と一旦放

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    2025年10月02日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    1.2の章でかなり内容が変わっててびっくりした。
    1では主人公が脳内で2股をして、
    処女を同期にばらされてると知り、
    妊娠してると嘘をついて会社を休んでしまう衝撃的な内容。

    祝うだけで祝われない
    普段の様子が違って見える、
    など確かにと共感する描写もあるが
    なかなか妄想世界で生きてるところが強かった

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    2026年01月02日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    3姉妹の物語というとすぐに手にとってしまう。だいたいが性格が全く違ってそれぞれの生き方に自分はどのタイプかと重ねたりする。今回のお話では3女タイプかな〜など自己分析。京都という特別な土地柄もありその情景が目に浮かび楽しめた。3姉妹のその後も知りたくもなるけれどこういう話はこんな感じで終わるのかな。

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    2025年09月19日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    永遠の命題、『追う恋か、追われる恋か。』オタク気質な主人公の、憧れの同級生イチと、自分を好いてくれた会社の同僚ニの間で揺れる感情を描いている。
    オタク女子らしい感情と不器用さに、学生時代の自分を重ねて、なんとも苦い気持ちになった。また女性の好きな人とそうでない人への感情の描写が、とても生々しい。
    主人公は最終的に、イチが自分のことを全く覚えていなかった事実にショックを受け、ニを選ぶ。追う恋より追われる恋を選んだのである。
    でもきっとニはハンター気質なので、主人公が振り向いたことで、遠くないうちに興味を失うかもしれない。だからこそ個人的には、イチと大人同士改めて仲良くなっていけばいいんじゃないか

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    2025年09月19日
  • インストール

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    著者が 17歳の頃の文藝賞受賞作。その後、「蹴りたい背中」が金原ひとみ「蛇とピアス」との芥川賞同時受賞で当時はずいぶんと話題を攫った覚えがあるが、それももうかれこれ 20年も昔の話かと思うと歳をとったものだ。いかにも若書きの駄作で、今読むと面白くも何ともないな。

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    2025年09月18日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    個人的に好きな女性作家ばかりのアンソロジー。
    ユーミンの曲を主軸に描かれる物語は、柔らかい表現だが女の「業」というものを彷彿させる。

    私が好きだったのは『あの日にかえりたい』貧乏暮らし学生の青春謳歌がきれいだった。
    壊れた後の関係値も儚くてうつくしい。

    空想と現実が入り交じるのがユーミンに沿っていてる人選だった。

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    2025年09月14日
  • かわいそうだね?

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     女の感情、女の世界、女にしか描けない小説。
    亜美ちゃんは美人は、確かに、美人は女の世界でも、もてはやされ、美人というだけで、一目置かれ。そして、この話でもテニスサークルの、美人とそうでない子への男子の扱い方が露骨。ありがちでムカつく。
     でも、期待してこないさかきちゃんや、新しい彼にしか心開けない、亜美ちゃんも、かわいそうな人なのかな。
     結婚して苦労してうまく行かずにもしかして離婚するのも、いい人生経験。それを後押しする、さかきちゃんは正解だと思う。
     

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    2025年09月10日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    主人公のヨシカには、「最愛だけれど、添い遂げられない」イチ彼と、「まったく愛していないにもかかわらず、将来結婚するかもしれない」二の二人の彼氏が存在する。言わば、追われる恋か追う恋かの究極の2択である。それに伴ったヨシカの拗らせ思考がとにかく面白く、易しい文章で読み進めやすかった。また、最終的にヨシカの「想っている私にこそ美がある」と結論付けする考えには腹を抱えた。

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    2025年09月08日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    シンガーソングライターというのは物語を音に乗せて紡ぐ人なのだなと思った。
    ユーミンの曲にちなんだ短編のすべてよりユーミンの曲の方が何かを伝える熱量がある。

    これを読んでからあらためてこの6曲をSpotifyのプレイリストにして聴いてみた。
    その後もう一度読んでみたけど、やっぱり同じ気持ちだった。

    ユーミンが歌う情景は現実よりくっきりしている。

    本を読んだのに何故かユーミンの凄さを再認識した不思議な体験。

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    2025年09月07日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    綿矢さんの過去の作品を読んでみた。
    面白いがやはり価値観が古いと感じた。女の子が女女しすぎてる。
    今と比較すると明らかにジェンダー感が変化している。

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    2025年09月07日
  • 夢を与える

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    夢を与える仕事。煌びやかだけれど苦しいなとも思った。小さい頃からそういう環境にいるといろいろ麻痺しそう。若かりし頃は恋愛が全てだったり周りが見えなくなったりあるよなぁ、でもそれはタブーな世界。
    いつか多摩に会えるといいな。

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    2025年08月31日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの歌が好きで買ったけど本はのめり込むほど刺さらなかった。歌詞と小説でまた違うんだなあ。違いを楽しめるようになったらまた読みたい。

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    2025年08月30日