綿矢りさのレビュー一覧

  • 激しく煌めく短い命

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    二人の変化していく気持ちと関係性、不安と痛みを抱えながら強くなっていく恋心。消えない後悔を心の奥に隠して大人になって、二人は本当に大切なものを失うことと手に入れることを繰り返しながら気づいていく。人生は短い、だからこそ少しでも後悔しない生き方を選ぶ、大切にしたい思いを感じた。

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    2026年01月09日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    「眼帯のミニーマウス」「神田タ」が好きでした。カンダタ、すごいタイトルだ。
    やっぱり私は女性視点の作品が(綿谷さんでは)好きなのかなと思う。なんか切なさがあるよね。謎に。

    笑えるのは後半の二作(男主人公)なんだけど。
    作家・綿谷のメール文面、どうしてこんな人をイラつかせる、内容ふざけてるけど絶妙に本気か…?と惑わせる文章が書けるのか??傍から見るとネタとして最高に面白いが、自分が内田なら怒りを無理やり抑えようとした結果生理的な涙を流してると思う。
    「老害」という便利な言葉でまとめて年上女を冷笑しようとする内田もなんかリアルだ。いやでも老害とか関係なく対人間としてめんどくさいね。

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    2026年01月10日
  • 夢を与える

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    子役から活躍する容姿端麗な女性が堕ちていく。
    なんかリアルというか…あるんだろうなこういうこと。
    自分を投影して入り込むタイプではなく。
    物語として純粋に面白い。
    主人公はカワイソウだった。打算で「こうしなくては」という時も含めて、ずっと純粋だったのだろうと思う。

    ラストだけ少し物足りなく感じてしまった。
    ほんの少しだけ。

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    2026年01月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    登場人物がうざい笑
    でもそれを打ちのめすというか、全く気にしていないキャラもスカッとする。

    綿矢りささんは今回が初めて。
    今後もマークしていきたい。

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    2026年01月05日
  • 激しく煌めく短い命

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    2026/01/05
    最近の綿矢りさ作品は百合が多いなぁ
    いろんな偏見に晒されてきたり、愛情を向けられるはずの存在から攻撃されたりしてきたからこそ、2人で乗り越えていこうという意志を持てるのだろう。でも、なんだかまた2人が争う姿も想像できてしまうんだよなー
    600ページ越のなかなか分厚い本だった

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    2026年01月05日
  • パッキパキ北京

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    コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から一緒に暮らそうと言われた菖蒲(アヤメ)。
    愛犬ペイペイと共に中国へ。

    ……っていうか愛犬ペイペイって。PayPayかよ。
    と思ってたらPayPayだった(?)

    中国で適応障害気味の夫とは違い、
    あまりに行動力がありすぎる主人公。
    夫に心配されるもそんなことは関係なしに
    翻訳アプリで意思疎通をはかり
    ずっと逞しい菖蒲がなんとも痛快。爽快。

    ずっと北京について書かれてるので行ったことなくても面白い。
    春節の話とか。爆竹とか。

    読んだら パッキパキ←の意味がわかります。

    綿矢さんの小説に登場する女性は独特だけど強くて好き。✌︎
    何も深く考えずに読めます。

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    2026年01月04日
  • 勝手にふるえてろ

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    かすみがお勧めしてくれた本!
    3時間くらいで完読!
    一言でまとめるとカオス!笑 
    結局拗らせすぎた主人公が行くとこまで行って自分がどうみられるか考えずにニと接したところで私もある種羨ましいなーと思ったりした、、自分の他人から見たらアタオカって思われるようなことも受け入れてもらおうとする図々しさが私には出せんなー でもそれって本当に、心の底から他人から見られてもどうでもいいとか吹っ切れんと無理なんかもなー。

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    2026年01月04日
  • 勝手にふるえてろ

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    落ち込んでるときに読んだ。一行目から暴走する主人公の心中。猪突猛進、巨大化する自己は物語の最初から最後まで止まらない。
    ヨシカはイチのことが好きなのではなくて、加虐心を持ってるだけだよね。

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    2026年01月03日
  • 憤死

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    「人生ゲーム」がよかった。突然ミルクを飲み干す兄ちゃんは何となくわかる、いたような気がする。長い人生航路を振り返るゲーム、いいねぇ、でもゲームなら振り出しに戻れるから、、、

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    2026年01月02日
  • しょうがの味は熱い

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    バカな女の言動にイライラしつつも、男の方も子供で。ある意味バカップル。
    親が可哀想だなぁ、と同情してしまう。

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    2025年12月31日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    眼帯のミニーマウス

    同僚の根掘り葉掘りがリアルすぎて鳥肌。
    悪意がない顔で踏み込んでくるのを、耐えろと言われるのが現代なんだと思った。

    勝手にキャラを作られて、そこにハマれないと浮く。
    主人公が抜け出した方法に「その手があったか」と思わされたけど、
    本気で対抗した途端、周りが割れ物扱いになる感じがいちばん気持ち悪い。
    これが現実。

    神田夕

    現代のSNS時代のリアルそのもの。

    推し活は流行っているけど、度を越えると
    日常の自分とネット上の自分の境界線が壊れる。
    仕事ではうまくやれているのに、
    YouTubeのコメントでは平気で辛辣になり、アンチになる。
    その良し悪しがわからなくなってい

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    2025年12月29日
  • パッキパキ北京

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    初綿谷作品。めちゃくちゃ口語体で新鮮。「知るか。」で文末終わったり、✌︎の絵文字が出てきたり、主人公はもちろんだけど小説もこんな自由でいいんだ!?
    エネルギッシュで魅力的で、ブレないし媚びないので清々しい。強かな人の語る北京は装飾されてなくて気持ちよかった。変に貶さないし褒めないし、とても浅いところで「北京と日本てこんなふうに違うんだなー」みたいにどかっと受け止める懐の広さ。破天荒だけど頭はいいと言うか、生存戦略的な意味でとても賢いのも好感。
    菖蒲姉さんのような、今が良ければそれでいい、という刹那的で激しい部分って、誰しも割と持ってるんじゃないかなと思うけれど、それを全面に発しながら、こうやっ

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    2025年12月28日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    綿矢りささんの作品を初めて読んだ。なんか圧倒された。登場人物たちもなんかすごい。主人公が妊娠していないのに産休をとろうとしたところは衝撃だった。怖い。誰に対しても共感も応援もできないけど、ただひたすらにぶっ飛んでるから新鮮で面白かった。
    最後の「仲良くしようか」はあんまりわからなかった。

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    2025年12月28日
  • 意識のリボン

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    8つの短編小説からなる本だが、最後の意識のリボンの話が好きだった。履歴書に真っ先に書いてきた、人生で1番大事だと思っていた大きな成果よりも、人との関わりや人を助け、助けられたことの方が死に際では鮮明に思い出された部分が特に印象に残ってる。
    しかし、文体や話の進み方が自分に合わなかったのか、本自体はそんなに長くなくページ数も少ないのに読み終わるのにちょっと苦戦した。本を通して筆者が何を伝えたかったのか曖昧だった。

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    2025年12月25日
  • パッキパキ北京

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    夫の単身赴任について行き、コロナ禍の北京を訪れた主人公。読んでるこちらが気持ちよくなるくらい、あちこち買い物に行ったり街の様子を見て回ったり美味しいもの食べたり…アグレッシブに味わい尽くしている。北京を旅行しているかのような気分。日本の友達との上っ面だけの友人関係や、毒を吐くリアルな部分を描くのがやはりお上手な作家さんだと思う。主人公の、今の自分が楽しいことが一番大事という考えも良い。精神勝利法を初めて知り、阿Q正伝、読んでみたくなった。

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    2025年12月24日
  • しょうがの味は熱い

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     仕事に疲れて帰ってくる男と、男に気を遣って疲れてしまう女の日常の構造から、徐々に煮詰まっていくしょうがの味を思わせる。

     煮え切らない男に対する煮詰まった女の視線はどこか怖さを感じさせるものがある
    が、本題はそこじゃなくて、恋愛ってこういうとこもあるんだよなと。

     併録されている「自然に、とてもスムーズに」でさらなる展開を迎える二人の行く末は、きっと幸せになるんだと願っています。

     幸せになってくれ。

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    2025年12月21日
  • パッキパキ北京

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    コロナ禍の紀行文を読んでいるようで、情報だけでもだいぶ面白かった。
    「助け合うのが家族ってもんだ」的なセリフに、ごく一般的な感性の自分はグッときてしまったが、読み進めると全然違った。こんな逞しい主人公でも、油断すると懐柔されてしまうのだ。家政婦に躾けられてしまった元暴れん坊の飼い犬のように。
    安定した家庭も棲家もブランド物の服もなくても最強のババアになってくれ!

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    2025年12月18日
  • しょうがの味は熱い

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    ネタバレ

    でもそうか、絃も私と住んでことがかなりストレスだったんだ。
    でも身体の異変に気づいても私みたいに相手のにしたりせずに内緒にして、一人でずっと耐えていたのです。

    長く続いた同棲生活のなかで、私たちがいっしょに住むパートナーとしては、あんまり向いていないことは分かっています。

    ↑こんなに相手のことを思いやる心がお互いにあっても、結婚となると話は別なんだなと思った。
    結婚って本当に難しいんだなと思う。

    続きが気になる、まだまだ読み足りない一冊。

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    2025年12月17日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    心象表現が凄まじすぎて、もうやめて…という気持ちになった。内容は面白いんだけど、読後感としても爽快!だとは思えなくて、あまり手元に残しておきたい本ではないかなと…

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    2025年12月15日
  • 勝手にふるえてろ

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    ちょっと面白かった。
    まさかの二股してる女の子の話か〜、面白そう、と思いつつ開いたらまさかの妄想の彼氏だった。
    やっぱり綿矢さんの書かれる登場人物ってクセがあるし、世間で言われる陰キャみたいな人物が主人公なのが本当に面白い。
    突拍子もないことをし始めた時はびっくりしたけどそれもそれで面白かったし、ラストも個人的には良かったな、と。

    一緒に書かれてあった「仲良くしようか」はちょっとよく分からなかった。

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    2025年12月15日