綿矢りさのレビュー一覧

  • ひらいて

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    登場人物誰1人に共感できないとのめり込んで読むことはできないな。ただどういう終着点になるのかは気になったのでスムーズには読めた。

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    2026年08月09日
  • 生のみ生のままで 下

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    ネタバレ

    ただ好きな人といたいだけなのに大切な人を傷つけてしまうことになってしまうのはとても苦しくて悲しいことだなと思った。

    ピロローグの雰囲気からバッドエンドだと踏んでいたので、2人が幸せになる結末でいい意味で期待が裏切られた。

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    2026年08月08日
  • グレタ・ニンプ

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    漫才みたいで面白かった。綿矢りさの作品は初めてだったが、もう一遍の「深夜のスパチュラ」を読んでもフォントが突然でかくなっていたりするので、いつもこんな感じなんだろうなと思った。妻の突然の変身にとまどいつつも、最終的に受け入れて味方にまでなってしまう旦那の気持ちがよく理解できた。

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    2026年08月07日
  • 蹴りたい背中

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    高校生になって一人ませた気持ちになって孤独を貫く主人公ハツと、あるモデルの熱烈なファンである蜷川を通して描かれる思春期小説。

    主人公は大人びている(と思っている)から、群れないし生徒に媚びる先生も嫌う。でも心の中ではそんな風に人を遠ざけている自分が幼く見えてもどかしい。一方狂気的なファンを貫く蜷川は、主人公にとっては幼稚で恥ずかしくも感じる。だから蹴りたくなる。でもその蹴りたくなる心情は、自分自身を疎ましく思う部分を蜷川に見出すからだろう。蹴りたい背中は蜷川であり、自分自身。そんなアンビバレントな感情を綴った小説だった。

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    2026年08月07日
  • 勝手にふるえてろ

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    すごい、分かるよねー。

    もう出だしが好き。
    もっともっとって思って、届きそうで届かないものを欲しくなる。
    それじゃ足りないと自分で思ってる足元に転がってるものが、他の誰かにとっては羨ましいものだったりするの、確かになってなった。

    「視野見」
    気になる人がいる時、絶対やっちゃう!言葉で言い表したことなかったから、これから心の中で使っていこ。

    話が合って、気が合っても好きじゃないと縮まらない距離があるのか〜。
    噛み合わなくても、理屈なしで惹かれるのが好きだよね。

    今までとは違う愛のかたちを受け止めた良香は、この後どうなったのかな〜。



    「仲良くしようか」は、意味が分からなかった。

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    2026年08月01日
  • しょうがの味は熱い

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    一歩間違えば、私もナヨのような、男を生きがいに生きてしまう女だったかも。妙なリアル感でした。
    巡り合わせで夫と出会えて本当によかった。

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    2026年08月01日
  • ひらいて

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    好きだからこそ、そこまでするかと思うような描写にあまり共感はもてませんでした。
    本自体はとても良い作品だとは思うのですが自分との相性は悪かったです。

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    2026年08月01日
  • 勝手にふるえてろ

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    オーディブルで。自己評価の低いOLが、片思いをこじらせておかしなことになっている。イチが好きで、ニの好意をうっとおしく思っていて、けれど、自分がイチに報われない恋をしている、その切なさを知っているため、二を無下にはできないと考える。花嫁のウエディングドレスについて、誓いのキスの際にベールを持ち上げることを、「まいど」って行きつけの店ののれんを持ち上げる動作になぞらえたり、ニの体臭をコンソメスープのようだと言ったり、言語感覚が素晴らしい上に、かなりのこじらせ具合がおかしく、そして切ない。

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    2026年07月24日
  • 生のみ生のままで 上

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    全然話知らずに読み始めたからびっくりした!
    確約ができない関係にも関わらず前付き合ってた人とすぐに別れられるのすごいな、、。
    ちょうど婚約したばかりだから、人間何があるかわからないなと感じながら読みました。
    モノローグの感じから上手くは行かないのかな、残念だなと思いつつ続きが気になる。

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    2026年07月21日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    うまく立ち回って人と関わってきた人たちが、あるきっかけで執拗にいじられたりオタクになったり不倫を責められたり繊細ヤクザに絡まれて気を揉んだり?!な短編4作
    文章や言葉がかなりキレキレで若者感があってわたしには読みやすかった。表題作の嫌いなら呼ぶなよは不倫した方が120%悪いとして、別の角度で相手も悪いな???(悪いというか陰湿だなって笑)と思ってしまった、薄情かな?
    老は害でも若も輩は最後の一言がスカッとして気持ちいい笑笑

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    2026年07月20日
  • 100万分の1回のねこ

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    書店で懐かしい猫ちゃんの表紙の本に
    出会い手に取った一冊

    『100万回生きたねこ』のトリビュート作品集で好きな作家さんも描いていて、1篇1篇が短くて寝る前に読むのに良かったです

    猫は見当たらなかったけど、町田康さんの『百万円もらった男』が一番印象に残っています
    女もお金も失い仕事も無く、自分の才能を100万円と引き換えてしまった男の末路…セツナイ…

    綿矢りささんの『黒ねこ』も怖いお話だけど終わりが可愛いかった


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    2026年07月14日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    読みやすい文体なのに、心にぐさぐさ刺さる表現がちょこちょこ出てきて翻弄されながら、でもなぜか読んだあとホッとする。不思議な読後感。

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    2026年07月08日
  • 勝手にふるえてろ

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    理想だけど手の届かないイチと理想じゃないけどこの人と結婚したら幸せになれるであろう二。どちらを取るかで揺れるヨシカ。簡単に言えば、理想の相手と運命の相手は違うって話でしょうか。


    ヨシカは結構難しい女というか…イチにアプローチできないようなもじもじしたところもあるのに不安定で衝動的でもある。他人の感情の機微に疎そうな二とは付き合ってもいろいろありそうですよね。


    イチか二かで迷うヨシカを見て、

    「いや、世の中もっと男いるよ!サンでもヨンでも見つけておいでよ」

    と思ったのが正直な感想です

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    2026年07月05日
  • ひらいて

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    高校生という多感で複雑な時期を表現するためか、やや説明が過剰で読みにくい印象を受けた。個人的には、もう少しシンプルに表現してほしいと感じる場面が多かった。
    しかし、私自身の高校時代の記憶と重なる部分も多く、あの頃の自分は頭がイカれていたなとしみじみと思い返してしまった。
    文体としての相性は決して良くありませんでしたが、かつて自分が通り過ぎてきた、あの未熟な日々を思い出させてくれる一冊でした。

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    2026年07月05日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    人の感情は実に複雑で、残念なのかを思い知る作品だと感じました。イチでもニでもヨシカは幸せになるか分からないけど、少なくとも求められたら幸せになるかチャンスはあるのかも??所謂初恋が神格化されるのは分かって、だからこそどこで折り合いつけるかも大事なのだろう。コンソメ兄(勝手に呼んでますが)の匂いの表現で、なんとなくその人が分かるというか、体臭について書くところは結構好き。

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    2026年07月04日
  • 蹴りたい背中

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    確かに人物表現は他に例を見ないような表現で、それでいて的を得ている気がしたものの、完璧には付いて行けなかった感じが残りました。

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    2026年07月03日
  • 蹴りたい背中

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    再読
    のはずなんだけど、ぜんぜん覚えていなかった。
    人間の心理描写は、この当時から詳細で丁寧だったのですね。ここではクラスで疎外される高校生が描かれる。
    なかで主人公の「わかった気でいたい。わかられたくない。」はよく分かる感覚だなぁ。

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    2026年07月02日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    季節の描写の仕方が素敵。樹里恵が気持ちを落ち着かせる時に外部からの情報を入れまくる描写が細かくて良い。アキヨからのメールのあとの立て続けの一文が焦燥感が表れていて読んでいるこっちも自然と読むスピードが上がった。

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    2026年06月30日
  • 意識のリボン

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    綿矢さんの8つのお話を収めた短編集!不思議な話や主人公が内面をひたすら語るものが多かったです。

    「岩盤浴にて」
    1人で岩盤浴で過ごす女性のお話。リラックスしに来たのに、周りの女性の会話を聞いて『女友達』との関係性を考えたり…。1人でいると周りの様子が気になるのは共感しました

    「こたつのUFO」
    30歳の誕生日を迎える主人公のお話。綿矢さんの気持ちと思わずにはいられないような主人公の語りでした。中盤からの突然ぶっ飛んだ展開は面白くて好みでした!

    「ベッドの上の手紙」
    別れた女へ小説家の男が書いた手紙。

    「履歴の無い女」
    新婚の姉の家に手伝いに来た妹とのお話。結婚した途端、女性は自然とその

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    2026年06月30日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    2編で構成されている本作

    以下感想
    【かわいそうだね?】
    元カノを可哀想だからと一人暮らしの家に居候させる彼氏。そしてそれを、別れたくないからとどうにか許容しようとする主人公。
    自分の置かれている状況を嘆きながら、居候したらここぞとばかりにメールやスキンシップでたくさんアピールして復縁を狙う元カノ。なんて、嫌な三角関係。
    全てが気持ち悪いし、読んでいてとてもイライラした。私は、彼氏の許容できないところがあったら直ぐに別れるし、今後もそうしようと思っているから全く理解できなかった。
    好きだから別れたくないって気持ちも分からなくは無いけど、そんな男と一緒にいて本当に幸せになれるのか?って思ったし

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    2026年07月06日