綿矢りさのレビュー一覧

  • 激しく煌めく短い命

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    なかなかの長編で、読み終えるのにけっこう時間がかかりました。
    女性2人の関係性を、中学の3年間と30代になって再会してからの2部構成で描いています。
    同性同士の恋愛がメインとはいえ、毒親との関係、京都にある差別、女性が第一線で活躍するために払う犠牲など、多くの問題が盛り込まれていて、まぁまぁ重い感じで読み進めました。
    主人公は子供の頃から、考えすぎるほど考えてしまうタイプで、それで動けなくなったり、咄嗟の判斷を誤ったりするのだけど、最後はなんとなくその殻を破ろうという意志が感じられ、ちょっと期待がもてたかも。
    ただ一見虐待とまではいかない毒親の言動によるダメージを他人に理解してもらう難しさと、

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    2026年03月13日
  • かわいそうだね?

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    表題作の『かわいそうだね?』は
    恋人である隆大が元カノのアキヨを
    1人暮らししてる自分の家に居候させる話。

    恋人が元カノを家に入れるなんてありえない。
    その上、寝泊まりさせるなんて。
    かわいそうだから、なんて言ってるけど、
    じゃあ彼女である私は可哀想ではないのか?
    悪いとは思わないのか?
    自分がされたら嫌ではないのか?
    アキヨが大変だから、という優しさで
    そうしていたとしてもそんな優しさはいらない。
    そんな断れない、優しくない優しさをもっている隆大に終始イライラした。
    主人公もなんだかんだ許していたのにもイライラした。
    もっと強く嫌がってもいいのに。

    主人公がどんどん友達に隆大の話をできな

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    2026年03月13日
  • かわいそうだね?

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    男女の三角関係にモヤモヤします。でも最終的にスッキリしてよかった。綿矢りささんの作品は3作品目で、どれも言葉にできないモヤモヤの言語化がとても上手いと思います。

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    2026年03月13日
  • かわいそうだね?

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    遥か昔に「蹴りたい背中」読んだ気がする…と思って綿矢りさの本を選んでみた

    ・サクサク読める
    ・表題作より「亜美ちゃんは美人」の方が好き
    ・こういう作風の少女漫画家いたと思う

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    2026年03月07日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    短編集。
    本のタイトルにもなっている嫌いなら呼ぶなよは、奥さんの友人の家で開かれた新居祝いパーティで自身の不倫を問い詰められ、全く悪気なく対応する主人公。
    小さい頃は嫌いだったら嫌いだから仲間はずれやいじめをしていたのに大人になると嫌いでも最初はニコニコしてパーティにも呼んで最後取り囲み不倫を問い詰めるようなことをする
    大人ってそういうものだよなあとおもいました。

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    2026年03月04日
  • オーラの発表会

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    人を好きになる気持ちが分からないと言い切ってしまう海松子のキャラがとにかく強烈でした。お洒落にも恋にも興味がなく、脳内で失礼なあだ名をつけたり、口臭から食べ物を当てようとしたりする発想がいちいち可笑しいです。でも笑っているうちに、周りとうまくやりたいのに空回りしてしまう不器用さがじわっと伝わってきました。幼馴染やイケメン社会人に好意を向けられても、恋のスイッチが入らない感じも妙にリアルでした。特に海松子と萌音の会話がテンポよくて、少しズレたやり取りに何度も笑ってしまいました。二人の掛け合いがあるからこそ物語が軽やかに進み、読んでいて楽しかったです。

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    2026年03月03日
  • 憤死

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    近所に住んでただけで、付き合いがあった人たち。子ども時代、住む場所も付き合う人も選択肢が少なくて、家が近かったから、遊んだ子。気があった訳じゃないから自然と疎遠になったり、そういう空気の上の人間関係に見える狂気。

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    2026年03月03日
  • しょうがの味は熱い

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    ネタバレ

    結婚の目的って何なのでしょう?

    耳が痛くなる言い方なのは承知だが、よほどのバリキャリでなければ大半の女性の結婚観って『理解ある彼くんに幸せにしてもらいたい』なのかもしれない。

    経済的にも精神的にも自立が出来たとは言えない曖昧なまま"ゴールイン"に漕ぎ着けてしまうのかあ、と思った。ある意味身勝手に振舞ったから幸せの切符を手にしたという物語。

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    2026年02月28日
  • 勝手にふるえてろ

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    勝手にふるえてろ 綿矢りさ著

    表紙がピンクでうさぎという可愛らしさに惹かれて、選んでみた。あと恋愛小説が読みたかった。

    主人公がめちゃくちゃ自己中だけど、わかるよその気持ち!!!ってなりました。
    二は来られたらキープしたくなっちゃうし、イチは彼氏にはできないってわかってても自分の中で神格化しちゃって、絶対諦めたくないってなるよね。

    ただ人の振り回し方が度を超えていて、もう少し冷静になりなよ、と思いながら読んでいました。

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    2026年02月28日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿谷りさ節が私にはあまり合わないのかも……?
    文体に勢いがあるからスラスラ読める、けど登場人物に共感はあまりできないというか、そもそも共感を求めていないのか?

    私は多分登場人物に共感したいんだなーと思った。

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    2026年02月23日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    日常の戦いを描いた短編集
    主人公も周りの人達も含め個性強いキャラが多い

    自分の好きを貫きつつも目立ちたがり屋で承認欲求が強い女の子(眼帯のミニーマウス)
    職場では大人しい子を演じているが推しに注目されたいが故にアンチコメントをしまくる女の子(神田タ)
    浮気がバレて奥さんとその友達に詰められるナルシスト男(嫌いなら呼ぶなよ)
    年上の女性作家と女性ライターの間に挟まれる若手男性編集者(老は害でも若も輩)

    正直「嫌いなら呼ぶなよ」は登場人物全員が苦手で
    自分もハムハム宅に閉じ込められているような気分で読んでいて胸糞悪かった(笑)

    強いて言えば「眼帯のミニーマウス」が一番共感はしやすかったかなぁ

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    2026年02月23日
  • かわいそうだね?

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    3人の女の子、それぞれの考え方に幼さを感じる。一人一人の境遇や行動が重なり合って進んでいくストーリーは読みやすく面白い。単調な話だがスラスラと読めるため息抜き程度にまた読みたい。

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    2026年02月22日
  • かわいそうだね?

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    女の私からすると、あるあるがたくさん、共感の嵐。
    だけど同時に、主要登場人物にイライラもして、なんだかもどかしかったです。。。

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    2026年02月21日
  • かわいそうだね?

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    2つの作品が入った本
    1つ目の物語は初め妄想の話なのか現実の話なのか混乱して10ページほど読んだところでまた戻ってやっと理解できた。
    個人的にさっさと別れたら良いのにって思いが強くなってしまって感情移入がしづらかった。
    そんな中でも99〜100ページにかけての“和”について『言わずに察する文化で支え合っている私たちは、そのルールを無視する人間に接すると著しく憤慨して疎外する』という解釈は心当たりがあって刺さった。
    家族に対しても疎外はしなくとも、察してよ。何で察せないんだよ。って態度に出してしまってる...
    ごめんなさい旦那。

    2つ目の物語に対しては、自分は容姿に恵まれているわけでは一切ない

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    2026年02月19日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    久々にぴえんの顔文字使いたくなった

    コロナ時代の神経質さやネガティブな感情が鮮明に思い出される

    タイトルのセンスも好き

    ただ、登場人物のあだ名がスッと頭に入らなくて苦戦した

    他の作品も読んでみたい

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    2026年02月18日
  • 蹴りたい背中

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    悔しい…
    この作品を面白いと思えなかった自分に残念。
    共感もできず、
    理解も難しく、
    自分の過去をふり返って思い出を弄って探ってみても、楽しめなかった。
    悔しい。
    自分の感性がいかに乏しいか思い知らされた。

    でも、
    でも!
    綿矢りささんの文章というのか、リズムというのか、表現がとても好き。
    だからきっといつか「グッときたぜ」って思える綿矢さんの作品に出会いたい…!

    ところで、絹代ちゃんは普通にいい子じゃない?絹代ちゃんに感じる妬ましさみたいなモヤッとしたものこそ、長谷川が拗らせてる原因な気がするよ。
    でもまぁ、絹代ちゃんの悪気ない決めつけみたいなセリフが「あぁなんか学生って感じ」って、自分

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    2026年02月18日
  • 勝手にふるえてろ

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    タイトルから想像するものとは違う、恋愛女子の内面バリバリ物語?だった。ほぼ独白に近いので、見える景色は主人公目線のみだが、他人から見える目線も想像し易い。それだけに、拗らせてると見られてるだろう主人公を思うと辛いし、主人公目線で読んでるだけに自分に置き換えたりしてもいたたまれない。途中途中で、それはないわ!と思う行動もあるが、理解出来ないわけではなく、共感する部分がある。最終章はわけがわからないが、頭の中がそういうことなんだろう……?

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    2026年02月18日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    初綿矢りさ作品。装丁にも惹かれる。

    4つの独立した小説からなる。共通テーマは、「コロナ」と「女の本質」みたいなところかな。「眼帯のミニーマウス」が女子女子しててちょっと読み進むスピードが落ちたが、「神田タ」「嫌いなら呼ぶなよ」「老は害で若も輩」と次第にスピードは上がった。特に後ろの2作品は男性目線なので読みやすかった。

    若い自分にまだまだこれからだ、と期待する自分や、アルコールとせめぎ合う正気の保ち方など、なるほどこう書くのかと思うことがたくさん見つかった。「嫌いなら呼ぶなよ」ってタイトルだけでもう内容も何も分からないけどあるあるーってなってしまう絶妙なタイトル。かなりピンチなはずなのに冷

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    2026年02月12日
  • しょうがの味は熱い

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    彼に依存しまくりの結婚したい女性と結婚に踏み切れない男性のお話

    共感は出来ないけど、登場人物全員の気持ちは分かるような…
    でも、このタイミングを逃してなるものか!と思って結婚するのは違うんだよ奈世ちゃん

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    2026年02月12日
  • 勝手にふるえてろ

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    この本を読んでる途中に、他の人の感想をチラ見したら、「ヤバイ女」という単語が目の端に捉えたけれど、私は主人公をヤバイ女だと思わなかった。むしろ親近感がわいていた。…私は世間から見たらヤバイ女なのか?笑
    社会人としてあるまじき行動に出た主人公。ずる〇〇なんて聞いたことないから、おそらく日本初の女だよ、あんたは。
    ずっと“イチ”と“ニ”と頭のなかで呼んでいたのに、最後の最後に“ニ”彼の名前が出てくるのはほんとうに霧が晴れたみたいで清々しかった。やっとヨシカの中で彼を見つめることができるんだなと。素敵な演出だと思いました。

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    2026年02月11日