綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中盤、おい!こんな展開かよ!と
主人公の破天荒な行動にかき乱されたけれど、
最後まで読んでよかった。
最後まで読んで、まるごと一冊で完結する立派な小説でした。
「高校生の青春と恋愛を瑞々しく描いた傑作」と
裏表紙に書かれていて中盤までではウソだろと思いましたがね。
どろどろしてきます。
主人公の「愛」みたいな女子はいるなあと思った。
破天荒さをちょっと差し引いた「愛」はいる。
「なんでも自分の思う通りにやってきて、
自分の欲望のためなら、他人の気持ちなんか、一切無視する奴」
それが「愛」でありLOVEのどうしようもないところでもありますね。
「なぜすべて奪うまで気づけない。欲しがる気持ちに -
Posted by ブクログ
ネタバレ「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。みんなと同じ教室で同じ授業受けて、毎日。だってあたしには具体的な夢はないけど野望はあるわけ。きっと有名になるんだ。テレビに出たいわけじゃないけど。」
初っ端から痛々しさの漂う、受験を控えた高校生の女の子。クラスメイトに唆され登校拒否することに。ついでに全てを捨て(物理的に)、小学生の男の子とエロチャットのアルバイトを始める。
胸の膨らんだ身体に慣れて、生理ナプキンの交換にも手なれてきはするけど、17歳ってやっぱりまだ子どもだった。自分なら何にでもなれるんだっていう選民思想と、自分はこんなもんだっていう諦観がせめぎ合う。無理してはしゃ -
購入済み
むき出しの自意識
オサーンになってしまうとリアルに感じることは難しいけど、たしかにこういう自意識のかたまりみたいな時期もあったような。
思い出すとこそばゆい。
このストーリーに反発を覚える人の気持ちもわかる気がする。 -
Posted by ブクログ
綿矢りさの作品を初めて読んだのは中学生の時で『蹴りたい背中』でした。
そのときに「この人の書く文章ってすごくかっこつけてて、あぁ、最年少受賞ってこういうことなのか」なんてことを生意気にも思いました。
それから立て続けにこちらの「インンストール」も読みました。当時は個人的にはインストールのほうが話が単純で入り込みやすくて好きでした。これを17歳で書いたかと思うとやっぱりすごい!
今になって綿矢りさの本を読むと、このかっこつけた言い回しや、どや顔感は、主人公の女子高生の、ちょっとひねくれてて『自分は周りとは違うんだ』
って思って毎日を過ごしてる感じを出したいが為のものなのかもなあと思う(ことにし