綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毒づいたっていいよねって思える本でした。
私は普段から心の中で
「コンニャロめ!」
「っざけんなよ!」
「何もないところで蹴躓いてしまえ!」
「しかも何度も!同じところで!」
「で、蹴躓いて恥ずかしって振り向いてもだれもいないって毎回なれ!」
とショボい呪いをかけるタイプ。
で、そんな自分に罪悪感を抱いて、
「私って性格悪いよなあ」
ってアバーってなっちゃうのですが、
この本を読んで
「ま、いっか^ ^」
って、ショボい呪いに拍車をかけることなりました。
もし、私と同じように小さな罪悪感を抱えてる方がいましたら、読んでみてください。
罪悪感が消えますから^ ^ -
Posted by ブクログ
ネタバレ核心の部分はすごくふむふむって読めたけど
江頭良香の頭の中なのか、夢の中なのか
時より唐突に出てくる物語についていけない。
ヲタク気質を表しているのでしょうか。
"恋心の火は火力を調整できないから尊い。"
確かにそうだな、尊いなと思いつつ
調整できないから厄介とも思ってしまう。
"好きな人と結婚したいけど、好きすぎる人とは結婚しない方がいい。"
これ、「激しく煌めく短い命」でも言ってる登場人物がいたなあ。
綿矢りささんが思っていることなのか、はたまた逆を思っているのか。
好きな人と結婚したいと思うあまり、結婚時期を逃して
結局子孫繁栄を逃している。