綿矢りさのレビュー一覧

  • あのころなにしてた?(新潮文庫)

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    すべての予定が消えた今、今日は何をしよう――。深刻さと楽観視がくるくる入れ替わったあのころ。おうち時間に作った「嚙むとゴリゴリ鳴るほど固いパン」を家族で食べ、リモートでラジオに生出演し、カフェでマスクをつけて談笑する女子高生を見て「好きな人のマスク姿」にときめく様を想像する。2020年、めまぐるしい日々のなか綴られた著者初の日記エッセイ。
    コロナ禍の怖かった記憶を思い出した。そう、今ではある程度普通に外食もするしイベントも楽しんでいるけれど、当時は筆者並みに私はナーバスになって病みかけていた。そんな中でも何気ない日常を記録に残していて、当時のことがよみがえって懐かしい気持ちに。最近疲れていたの

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    2026年04月12日
  • グレタ・ニンプ

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    2026.04.11

    まず、デニス・ロッドマンをGoogleで画像検索しました笑。
    悟空みがある口調もだんだん普通になってきて、最後はハッピーエンドでよかった。
    お宮参りでは義家族がなんだかんだ昭和のオッサンママを受け入れていたところに、姉のツッコミ電話が最高に笑えました。
    ところどころクスクスと笑ってしまう小説は久しぶりでした。

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    2026年04月17日
  • パッキパキ北京

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    何がパッキパキなのか?主人公菖蒲の性格・行動がそりゃもうパッキパキ!だし、北京だし、ペイペイだし、、、
    コロナでロックダウン中の北京の街を欲望のままに駆け抜ける。悲壮感は全くない
    夫に裕福な生活を続ける条件に出産を要求され、迷いなく捨て去る様は小気味よい。

    魯迅の阿Q 正伝「精神勝利法」、ホントこの考え方最強!

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    2026年04月08日
  • 勝手にふるえてろ

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    読んでみたかった綿矢りささん
    初めましての作品

    ひと言始めに言うとしたら
    変なはなし
    になってしまうごめんなさい

    わりと人の目を気にして生きていると自負している私としましては、ちょっとちょっとと気まずくなるシーン多め
    妄想が見当違いすぎて
    でも人の妄想なんてそんなもんかと
    妙にリアルかと納得してみて

    不思議な体験

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    2026年04月08日
  • 生のみ生のままで 下

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    ネタバレ

    最初は、暗くて重かったけど、最後は、明るい結末でよかった。このまま、病気で死んでしまうのかと思いましたが、それがなくてよかった。あまりに安直過ぎますし。
    綿谷りさのイメージとは、違う感じでした。
    女性同士なので、無意識のぶりっこなど必要ないと描写されており、なるほど、社会的に女性は弱くて可愛いものにさせられてるんだろうと感じました。
    思えば、彩夏が男性に間違えられるシーンがあるが、これも美人の彼女が男性に間違えられるなんて、見ている人が恋人は男だと思っていなければ、間違えない。そんなシーンもきちんと入っていて、無駄かと思われる部分必要な文章だったんだと思いました
    p70
    バカにされるのは大した

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    2026年04月07日
  • 夢を与える

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    ざっとあらすじを見てから読んではいるが、
    途中からの展開に結構胸をえぐられた、、
    ゆうちゃんに『何やってんだよ!も〜』とやきもきするも、でもこうなっちゃうよな、この環境で育てば、、という感じ、、
    色んな悲劇が連鎖した果てな気がしてきてしまう。

    うう、、って感じの思い余韻が結構続く、、

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    2026年04月07日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    この本の感想を言う場で私情を言うのは
    なんだかな、、って思ったけど、これも
    わたしの一種の感想だから、、自由に。

    私も、長年付き合った人と
    浮気で別れた。
    携帯をみる、っていうの私も同じように
    覚悟を決めて、もう終わりにしたい
    きちんと傷つきたいと思ってばかだけど
    自分の心を抉った。
    そのシーンがここでも出てきて、
    抉られた思い出が鮮明に蘇って、、
    私もとち狂って今までいい子ちゃんを
    していたのを剥いで狂いまくった。
    そんなんだったら別れたほうがいい!
    って、別れを告げられていたのに私があたかも
    主導権を握ってるかのように対応したのが
    懐かしくて、、本当に懐かしくて、
    少し、、
    うそ、とって

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    2026年04月06日
  • 二周目の恋

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    恋愛小説アンソロジー
    一穂ミチさんが好きだから買ったやつ。やっぱり一穂ミチさんのカーマンライン最高だった。辛い…。
    遠田潤子さんのやつが恋愛というか、まぁ恋愛なんだけどトラウマ刺激系で顔を顰めながら読んだ。どれも良かった

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    2026年04月06日
  • かわいそうだね?

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    なかなかのブラックさ!綿谷りさの痛快さを求めて読むと、じっとり絡めとられてしまう。10年以上前の本なのもあり、世の中としての価値観が少し変わってきている気がする。

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    2026年04月05日
  • 勝手にふるえてろ

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    主人公ヨシカは拗らせ女子。中学時代の同級生を26歳まで片思いしてるけど会社の同期が告白してきてそのはざまで揺れ動く様子が描かれている。
    最後のほうサイコパスで笑ってしまった。

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    2026年04月02日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    他の人の評価ほどスッキリできなくて悔しい
    嫉妬深い側の人だと元カノを家に居候させるなんてありえないし、同情してるだけで友達だから、1番はあなただからと言われてもそれを嫌がる私のことを優先してくれないのか!って思っちゃって終始隆大にイライラしちゃった。
    でももしアキヨ側の人だったとしたら、私も同じようにこっそり布団に入ったりずっと連絡しただろうなあとも振り返った。

    最終的に樹里絵が優先されるって形で報われるわけではないからスッキリしなくて終わり?って思ったけど色々あった後のタバコはほんとに美味しいよなあともニヤッとしました。

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    2026年03月31日
  • 生のみ生のままで 上

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    好きな作家が、女性同士の恋愛について書く。しかも、その主人公は、私が読み始めた当時の年齢と同じ25歳。異性との恋愛に希望を持てなかった私は、同世代の女の子が、女の子同士で愛し合う様がどのように展開されていくのか気になった。この本を手に取らないわけにはいかなかった。芸能界で活躍する彼女の外見の描写は美しいし、彼女らが愛し合う描写もリアリスティックで良い。だけど、話の展開に盛り上が駄々場面が見つからなくて、ずっと同じテンポって感じ。もう少しドラマ性があれば。

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    2026年03月31日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    初めての綿矢さんの作品。おもしろくて、一気に読んでしまいました。「かわいそうだね?」樹理恵と隆大とアキヨの三角関係。最後の樹理恵が関西弁でキレるところがおかしいやら、すっきりするやら。樹理恵もアキヨも恋に一生懸命で惹かれます。「亜美ちゃんは美人」『とらドラ』の亜美ちゃんを思い出して、読む前から親近感抱いてたり。美人で素直な亜美ちゃんと、それに嫉妬し続ける親友のさかきちゃん。すごい展開。亜美ちゃんの選んだ道は痛々しいながらに、なんとなくわかるような気がします。完璧に納得はできないけれど、好きなお話です。

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    2026年03月24日
  • パッキパキ北京

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    この主人公、銀座のホステス上がりの菖蒲姐さん、なかなかぶっ飛んでるというか、吹っ切れちゃってる人で、コロナ禍からそれが明ける頃の北京ライフをエンジョイしている様をにんまりしながら読んだ。
    自分も北京で3年半暮らした経験から、「そうそう」と感じた(女性は大体の人が髪を伸ばしてロングヘアを背中の中央位まで垂らしてる人が多く、男性は短髪で側頭部が剃り込まれてて、性差がはっきりしてる、クラクションがひっきりなしに鳴り響く、きれいな近代的ビルと汚く匂う埃被った様な古く貧しい街が隣りあってる、街のあらゆる場所の細かいところで働いてる人が多い、市内の公園の池がパキパキに凍ってる、などなど)り、「あ〜懐かしい

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    2026年03月24日
  • パッキパキ北京

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    鬼メンタルのショウブ姐さんの思想が強烈過ぎて、自分の価値観がぶっ壊れる感覚。

    「ある種の勘違いは図太く生きる上で大切な術だと、君を見て思うよ」と夫が言ってるがホントそう。

    理想はこうなのに、できない。変えれないものを変えようとするから苦しい。私も今そんな状況だなーって読んでて気づいた。

    置かれた場所で咲きほこってる菖蒲のマインド見習いたい。

    ところどころ語気が荒い?主人公の爆走具合についていけずこの点数です(笑)

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    2026年03月23日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    綿矢りささんの独特な世界観が面白いときいて読んでみて、なるほどなと思った。たしかに、皮肉めいた表現とか独特な言い回しはスルーせずにはいられなかった。ハマる人はハマりそう。
    こじれた人間関係のふたつの話、結末は痛快で面白かった。
    特に後半の亜美ちゃんは美人の話。
    亜美が選ぶ対人関係に違和感を抱いていたが、最後、その真理が明らかになったところ、ぐっときた。誰からも愛されて肯定されて羨ましがられる環境が逆に彼女を孤独にさせてしまっていたこと、だから自分に興味がない人、好きではない人を好きになってしまうということ、周りから見たら想像もしない悲しい人生でもあると思ったけど、それが彼女にとって本当に幸せな

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    2026年03月23日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    この中で言うと個人的に「眼帯のミニーマウス」「老は害で若も輩」が好きだったなぁ。
    なんというか、綺麗にスッキリさせてくれる感じ。はぁ、なるほどそういうオチが来るのか!と面白く読めた。
    反対に「神田タ」と「嫌いなら呼ぶなよ」この二つのストーリーは全然響かなかった。うーん何が言いたかったのか想像が出来なかった。

    ただ、共通して言えるのは解説のふかわさんの言葉にもあるが、直接は言えない言葉をどストレートに綴ってあって、その言葉のセンスがとんでもない。でもどこか共感するところもある。そこが親近感を沸かせて面白いと思わせてくれるのかもしれない。

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    2026年03月21日
  • 蹴りたい背中

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    クラスメイトのレベルが低いと見下し、部員のおしゃべりや顧問への媚売りをくだらないと軽蔑し、孤立は怖いくせにイキがっている主人公ハツは、拗らせ、まさに中二病。

    思春期特有のもどかしい感情がみずみずしく描かれており、衝動に駆られて抱く「背中を蹴りたい」という不思議な感情こそ、第二次性徴を表現しているのかな。
    その表現力すごいなぁ19歳綿矢りさ!!

    ハツが観察する、にな川に対する気持ち悪さ、
    口から唾をとばして話してくる、
    着古して襟ぐりの内側が垢で汚れて茶色くなってるシャツ、
    しゃぶりかけの飴を口から落とす、切符を噛む…
    これらの気持ち悪い描写は、性への目覚め的なエロさを感じるし、背中を蹴る行

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    2026年03月18日
  • かわいそうだね?

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    恋人に「元カノと一緒に住む」ときり出された主人公。反発したり考えを改めたり、主人公の心の中が巧みな言い回しで表現されていて、物凄く共感できた。
    同時集録の「亜美ちゃんは美人」も、短編ながら中身が濃くて秀逸な作品

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    2026年03月15日
  • 激しく煌めく短い命

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    平たく言ってしまえば、同性同士の愛と結婚…なんだけれど、なかなかの力作。引き込まれました。634ページの大作で、前半は京都での中学時代の久乃と綸。活発で、ちょっと不良っぽい仲間たちとつるんでいる綸。家庭科部に所属する勉強ができる久乃。家庭環境も友達関係もまったく違う2人は、ひっそりと付き合い始め派手な喧嘩で別れていく。
    後半は、30代になり東京でトップ営業ウーマンとして暮らす久乃が、綸と再会したことから、二人の関係が動き始める。

    中学時代の部分は一気読みしてしまったが、社会人になった東京での久乃のスタイルは、あまりに昭和っぽくて閉口した。それでも、最後に二人が選んだこれからに、ちょっと救われ

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    2026年03月14日