綿矢りさのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から一緒に暮らそうと言われた菖蒲(アヤメ)。
愛犬ペイペイと共に中国へ。
……っていうか愛犬ペイペイって。PayPayかよ。
と思ってたらPayPayだった(?)
中国で適応障害気味の夫とは違い、
あまりに行動力がありすぎる主人公。
夫に心配されるもそんなことは関係なしに
翻訳アプリで意思疎通をはかり
ずっと逞しい菖蒲がなんとも痛快。爽快。
ずっと北京について書かれてるので行ったことなくても面白い。
春節の話とか。爆竹とか。
読んだら パッキパキ←の意味がわかります。
綿矢さんの小説に登場する女性は独特だけど強くて好き。✌︎
何も深く考えずに読めます。 -
Posted by ブクログ
初綿谷作品。めちゃくちゃ口語体で新鮮。「知るか。」で文末終わったり、✌︎の絵文字が出てきたり、主人公はもちろんだけど小説もこんな自由でいいんだ!?
エネルギッシュで魅力的で、ブレないし媚びないので清々しい。強かな人の語る北京は装飾されてなくて気持ちよかった。変に貶さないし褒めないし、とても浅いところで「北京と日本てこんなふうに違うんだなー」みたいにどかっと受け止める懐の広さ。破天荒だけど頭はいいと言うか、生存戦略的な意味でとても賢いのも好感。
菖蒲姉さんのような、今が良ければそれでいい、という刹那的で激しい部分って、誰しも割と持ってるんじゃないかなと思うけれど、それを全面に発しながら、こうやっ