綿矢りさのレビュー一覧

  • グレタ・ニンプ

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    現在の妊活からの妊娠、出産、子育ては、お金もかかるし、働く女性の負担も、心のストレスも、ありとあらゆる大変さがある。コメディということで楽しみに読み始めたが、ちょっと想像と違った。

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    2026年10月08日
  • パッキパキ北京

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    とにかく中国語の漢字が読みにくい。読んでる途中でこの漢字は何で意味やっけ?と何度もなる。再読はないやろうな〜と思ってたけど、終盤でで主人公のポジティブさに感化された。好き。多分また読む。私も人生勝っていきたい。『グレタ・ニンプ』同様のやや様子のおかしい感じが好き。綿矢さん、好き。

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    2026年10月04日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    結構ぶっ飛んだ小説だったんだけど、嫌いじゃないし、何度も声出して笑ってしまった
    でも確かに由依の怒りもごもっともなんだよなぁ〜
    それにしても装丁のインパクトの強さよ
    フォントと文字サイズも挑戦的で目新しかった

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    2026年10月03日
  • 蹴りたい背中

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    学生時代を思い出してゾワゾワしちゃった。絹代やクラスメイトたちを一歩引いて見ざるを得ない「ぼっち」な状況、にな川という自分よりも気持ち悪そうな男子を横目に「自分はこいつよりマシ」だと思う感情、そのどれもが生々しくて皮膚を掻きむしりたくなる気持ちになった。

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    2026年10月03日
  • グレタ・ニンプ

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    綿矢りささんの作品は初めて。
    表紙のデザインに惹かれて読んでみたけど、びっくり!

    デザイン通りのファンキーな嫁に時より出てくる小説っぽくない表現にずっと圧倒されて読んでた!

    ただ、不妊治療から出産までの苦悩は共感できるところも多いし、出産というテーマを少しユーモアを含めて書くスタイルは案外読みやすかったかも。

    どちらにせよ、いつもと違う読書体験したい人にはオススメかも!

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    2026年10月02日
  • ひらいて

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    好きな人を見つめるその声が、しぐさが、空気が
    あらゆることは世界のすべてのように見える
    彩度が一気に鮮やかになる、あの感覚
    それが自分に向かない苦しさも、わかる。

    愛はたとえにそんな好意を向ける。たとえは美雪とつきあい二人の世界に入り込めない。愛は美雪と友人になり、ゆがんだ気持ちは美雪を抱くという「よくわからない」状態に。
    本人さえ吐き気をこらえて抱いてしまう行為に、愛の愛情は果たしてどこへ向いて、何を求めて、何が偽りなのかすら本人にも読者にもわからなくなってくる。

    愛は逃げるように電車に乗り逃げ出す。その中で少年に「ひらいて」という。何を?こころ?もの?じぶん?
    なぜ?が積み重なり逃げられない愛の行方。そのあとのことはもう、なにもわからない。

    つまりわからないのだ。
    高校生の時に読んでいたらきっとわかったのかもしれないけど。

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    2026年10月01日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    ネタバレ

    温かい気持ちになったのと、京都に行きたくなった。
    三姉妹の変化、成長をずっと見守りたくなる。綾香が焦る気持ちも分かるし、一転して慎重になる気持ちも分かる。でも付き合ってから彼女がそうだったように、合う人とはとんとんと進んでいくもの。羽衣は序盤のバーベキューで「人の目を気にならなくなった」とあるように、そこで大きく変化したように見えて、その後も二転三転ある展開。痛快な反撃、と思いきや後悔の気持ちもあるところが可愛らしい。凛が意志を貫く姿がかっこよかった。また、「京都」に対する思いの違いも興味深かった。
    綿矢さんがえがく京都が面白かった。

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    2026年09月29日
  • パッキパキ北京

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    綿谷りさのこういうノリの小説好きだわー!
    サクッと読めてときどき笑えておいしそう。厚さもないから人にも勧めやすい。

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    2026年09月29日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    「いなか、の、すとーかー」は結末が早い段階でわかってしまったのでそんなに印象に残らなかった。「ウォーク・イン・クローゼット」はその人が何を着るか、何のために着るのか、といったテーマがあり、主人公の人には理解されにくいこだわりとか、でも流されちゃうところとかもリアルだった。幼馴染との友情も素敵だった。

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    2026年09月27日
  • パッキパキ北京

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    肩書だとか世間体なんか関係ねえ
    自分らしくあれ!
    てメッセージは好きだけど菖蒲があんま
    好きじゃないから、そんなハマれなかった

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    2026年09月27日
  • グレタ・ニンプ

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    こないだ村上春樹の新作を読んだら武蔵境が舞台になっていて、本作では武蔵小杉が出てきたので、関西圏に住んでる自分は「同時期に同じような場所が出てくるとはなにかあるのでは」と思って調べたら、まったく違う場所だった。都道府県から違った。武蔵境は文明の果つるところだけど、武蔵小杉は高層ビルが立ち並ぶ場所なんですね。

    ところで本作では途中から主人公の会社都合で茨城の水戸に引っ越している。主人公は都心勤務からの転勤を命じられたはじめ「左遷」と感じていたが、子どもが産まれたあとは水戸への転勤を感謝するようになる。
    村上春樹の小説ではアリクイの夫婦が武蔵境に住んでいたし、本作でも神奈川の武蔵小杉から茨城への水戸へと移るのを見ると、いま現在の東京都心部のイメージは、子育てを含めた家庭的なイメージとは相容れないとされているのだろう。
    現実の施策を見ると、東京の子育て支援は他県の追随を許さないレベルに達しているのだが、イメージの力は強い。ちなみに現実がどうのとは無関係に、小説としてはまったく違和感はない。

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    2026年09月27日
  • パッキパキ北京

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    コロナ禍の北京生活のエッセイ集のようなお話。
    単身赴任中の20歳も歳の離れた夫と久々北京で再開。慣れない北京生活やコロナ禍での出来事も何のそので突き進む主人公。
    まさにイノシシ女。
    自由に突き進む姿は、今時の女子ではいないタイプかも。とにかく、前向き姿勢は読んでいてスッキリ感あり。

    ページ数も少なめなので、短時間で読めるので合間の時間にちょうど良かった。

    評価まあまあ良いけど、私が好みのタイプと少し違ったかな。

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    2026年09月26日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    「老は害で若も輩」がとても好きでした。
    全てのお話がいつか私にも起こるかも、と思ってたくさんのいい言葉と知見を得れました。

    表紙も可愛くてとても好き

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    2026年09月26日
  • かわいそうだね?

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    相手の、誰かに向けた優しさが、自分の負担になる。それってけっこう残酷?不満を爆発させれば自分は最低な人間?困っているんだから仕方ない?じゃあ私の不満はどうすればいい?かわいそうだね?私はかわいそうじゃない?
    割とあるよね、こういうこと。自分が我慢すれば丸く収まるんだもの。でも我慢し続けるわけにもいかない。かといって困っている人に不満をぶちまければ、こっちが最低さんみたいになる。いやらしい。本当に性格が悪い。
    我慢して我慢して、その果てに吸う煙草は美味いんだろうな。煙草呑んだことないからわかんないけど。禁欲ってやつ?何のために我慢してるんだっけ。
    優しいよ、樹里恵は。なんせ他人の不幸を肩代わりしてあげてるんだもの。普通しないよ。みんなもっと自分勝手に生きてる。でもまあ恋ってそういうもんか。痘痕もえくぼ?
    恋だけに限定するのもおかしな話か。こんな話は日常的なものかもね。『美味しいごはんが食べられますように』も似たような話だし。『獣になれない私たち』もおんなじような物語だったような。
    いい意味でもっと自分勝手に生きれたらいいね。
    いっぱい煙草吸って。歩き煙草はだめだよ。

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    2026年09月25日
  • 私をくいとめて

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    32歳の主人公はいわゆるおひとり様。何かあると自分の中にいるAへ話しかけて過ごして来た。そんな中でアラサーが年下の多田くんへ恋をした。ご飯を作って渡すだけの変な仲だったが、両思いに違いないと奮闘する。

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    2026年09月25日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    グレタ・ニンプ…?
    グレた妊婦…?まさかねえ…と思いながら読みはじめたらそのまさかで大爆笑してしまいました。妊婦だからグレないなんてことはないですね。色んなところに思い込みってあるな…と考えさせられましたが、それにしても笑いが止まりませんでした。徐々にでもなく、一瞬でグレるんだ…と目が点に。
    途中雲行きが怪しくなり、この夫婦は大丈夫なのか…?とうっすら不安になりました。うっすら。けれど由依を受け入れて、自らの環境の変化にも適応しようとする俊貴。
    由依を非難する両親からも守るようになる俊貴。純粋にすごい…!と感じました。
    パートナーのあの変貌ぶりは受け入れられない人もいるでしょう。由依は見た目が大きく変わったかもしれないけれど、俊貴は中身がものすごく変わったのだろうと感じました。
    ひさしぶりに本でゲラゲラ笑って読み終わりました。

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    2026年09月24日
  • グレタ・ニンプ

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    妊婦が何かに憑依される感じかと思ってたらちょっと違った。

    いやほんと、1週間の育休とか笑っちゃうよね。
    同僚男性がこの前1ヶ月間の育休を取ってたけど、1ヶ月でも全然足りないっていうか、私はまだまだ体が辛かったし、赤ちゃんはまだまだ昼夜逆転してるし、全然序の口でなにも乗り越えてない時期だったと思う。妻の立場からすると、男性陣はせめて2ヶ月は育休取ってほしい…(でもそのたった1ヶ月でも、同僚の穴を埋めるのは大変だった、、、)
    出産時の由依が「青春むだにするほど勉強したのに、働き盛りの繁殖期には全部中断して、産め産めって!そりゃねえだろ!クソッ!」と叫んでいたところで辛い気持ちになっちゃった。
    ほんとにさ、キャリアに脂が乗ってくる時期と、出産適齢期がキレーーに被ってるよね。まじでむかつくよ。由依がよくいう「産め産め」は私はそんなに気にならないというか、実際あかちゃんって本当に喜ばしい存在だと思うので産みたいんだけど、キャリアと育児の天秤感がつらいよなあ。
    女性はみんな悩んでるよ、男の人はだーれも悩んでないよね。男の人がもっと育児を担うようになったら、女性のこの悩みを、女性と男性で分け合えるんじゃないのかなあ。男性からしたら、分け合いたくねえよってことなのかなあ…

    「深夜のスパチュラ」のお兄ちゃんがよかった。困ってるときにこんなふうに助けてくれる兄弟、イイネ
    可耶に告白させようとする羽久くんに「オイ!!!」てなったけど、タルトフリュイを作れるタイプの人ならまあ仕方ないか、となった。

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    2026年09月23日
  • パッキパキ北京

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    読書で海外旅行企画 第一弾北京

    何といっても名前が秀逸。

    見知らぬ北京での駐在生活、コロナ禍でも精神勝利法すなわちスピリチュアルビクトリーを手にする逞しい女の話。
    北京と日本のカワイイの違いが興味深かった。
    もう少し日本女性も逞しくても良いかも知れぬ。

    北京へ行きたい!とはならなかったが、爽快感の残る作品

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    2026年09月23日
  • グレタ・ニンプ

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    読みやすくてよかった、フォントのデカ文字も新鮮で楽しかった。
    男の人側の目線でで書かれてるのも良かった。
    男の人も人で大変な部分はちゃんとあるよな〜と考えながら読んでいた。こんなのは当たり前と世間から言われるかもしれないけれど主人公は器が広くて献身的ですごいと思った。
    自分は子供を授かった時はどうなるのかと想像しながら読んだ。

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    2026年09月22日
  • パッキパキ北京

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    ネタバレ

    主人公の菖蒲がコロナ禍の北京で駐妻生活をする話。菖蒲の他人に振り回されずに生きてる感じが好き。パワフルな人
    印象に残ったのは、水道管を直すために地面に穴を掘り、修復を試みるが見当違いの場所を掘ってしまった北京業者が穴を塞がずにそのまま帰るシーンが衝撃的。お陰で水道管は直っても穴から臭い匂いがする。「一つ解決したけれど新しい問題ができた気がしてならない」って菖蒲が言ってて笑った。

    コロナが怖くて引きこもる旦那に家に居て鬱々とするくらいなら外出て北京楽しんだほうが、よっぽど心の健康だわみたいなシーンも杞憂ばっかりの自分に刺さった。

    とはいえ菖蒲も北京を楽しむだけではなく、今後の生き方を改めて考えることもあり、、どうなるのでしょうか。

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    2026年09月21日