綿矢りさのレビュー一覧

  • パッキパキ北京

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    軽やかな文章かつページ数もそれほど多くないのでさくさく読めます。今の日本の重苦しい感じなどを菖蒲というキャラクターを使って批判?風刺?していたり、菖蒲がステータスを大事にしていたところからいや私の心の持ちようは最強だからお金とか関係なかったと開き直ったり、考えさせられるところもありました。

    0
    2026年01月18日
  • しょうがの味は熱い

    Posted by ブクログ

    あともう少しがんばれば、幸せになれるのかもしれない。でも愛や結婚は、あともう少し、と努力するものでしょうか。

    0
    2026年01月16日
  • かわいそうだね?

    Posted by ブクログ

    ないものねだりという言葉で括るのは少し簡素だが、どれも人間の欲望からくるリアルな情緒が表れていておもしろい。

    0
    2026年03月03日
  • しょうがの味は熱い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ストーリーに関してはよくありそうなものだけれど、綿矢りさの文才が凄まじい。
    弦への愛情が、どこか狂気じみていると気づき初めてから、段々とそのズレた愛情にぞわぞわしてくる。
    第二章では急に丁寧な口調になり、達観した風に感じられる。
    弦への結婚をしつこく迫る場面では、本当に血の通った人間なのかと思うほど恐ろしい人間に感じられる。
    傍から見れば彼氏に一途で愛情深い人間に見えるが、奈世の心情を知ると狂気に満ちた人間にしか感じられない...。
    口では説明し難い気持ち悪さを孕んだ本だと思う。

    0
    2026年01月15日
  • パッキパキ北京

    Posted by ブクログ

    ・口に出したい言葉、「パッキパキ北京」
    ・キラキラ女子を馬鹿にしてるのかなと思う視点がめちゃめちゃ面白い。ただ綺麗なだけの女性の生き方、美容以外努力していない女性の生き方を俯瞰してみている視点が面白かった。あと旦那さんは年上なんだなとも思った、
    ・ただ、そういったキラキラ女子からも学べることはあるぞという気概を感じ、主人公のことをだんだん目を離せない感情になった。
    ・女性同士のマウント合戦は見もの。女性の恋という言葉の表現方法が秀逸(語彙力ほしい)
    ・住んでいる世界が違うと思っていた女性も、この世の中にあるものを見ているし、私も見てきたものを見てきてるし、自分の周りにあるものしかないのだと感じ

    0
    2026年01月12日
  • 勝手にふるえてろ

    Posted by ブクログ

    痛々しくも共感出来てしまう。
    私は誰かのイチでありたいけど、ニであるんだろうなって思ってしまう。
    でも皆そうなのかもしれない。

    0
    2026年01月12日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    姉妹が三者三様で面白い。自分も三姉妹なので、どこか重なる。そして、京都について少し深く知れるのも面白い。特に、「いけず」文化は、京都を象徴するような、近寄り難さを示すものと思ってきたが、何だか可愛く思えるのが、著者の腕と思う。

    0
    2026年01月04日
  • 私をくいとめて

    Posted by ブクログ

    映画も良かったけど、主人公と「A」との会話は活字で読む方が面白い

    ​主人公の鋭すぎる洞察力は、見ていて小気味いい反面、生きにくさに繋がっているのが切ない

    最後は自分自身と「きちんと折り合いがつきそう」な予感を感じさせて、スッキリする読後感でした

    ​考えすぎて空回りしちゃう人に刺さる一冊です

    0
    2026年01月04日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    兄弟がいると、どうしても近くでそれぞれの人生が見えて、比較して焦る。それぞれ目標をしっかり持って進んでいきたいよね。

    0
    2026年01月03日
  • 意識のリボン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    綿矢さんの作品は数冊読んできましたが、登場人物を通して本質を暴かれたような感覚になるのが特徴だなと改めて感じました(私主観)

    特に「履歴の無い女」これは痛いところを突かれたな、と思ってしまいました。
    ある会話の流れで「心のどこかで”分かるな”と思っていた」という心理描写が、まさにそれ。
    辛い思いをしている人に対してもちろん寄り添いたい、力になりたいという気持ちがゼロじゃないけど、自分じゃなくてよかったという気持ちもゼロかというと否定できない。自分が進んで辛い思いをしたいかといえばしたくないし、「できるなら代わってあげたい」なんて代われるわけがないというのが大前提なんですよね。

    上記は一例と

    0
    2026年01月01日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんが好きなので買いました。期待していたとおり心が痛くなるような女性が主人公でとてもよかったです。ユーミンの歌は知らなかったので、そういう楽しみ方はできませんでしたが…
    桐乃さんの短編に出てくる男性は女性から見れば恐怖を感じるかもしれません。

    0
    2025年12月26日
  • 二周目の恋

    Posted by ブクログ

    お気に入りの話
    1「カーマンライン」一穂ミチ
    2「最悪よりは平凡」島本理生
    3「海鳴り遠くに」窪美澄

    0
    2025年12月24日
  • 夢を与える

    Posted by ブクログ

    テーマがアイドル、舞台女優である朝井リョウさんの「武道館」「スペードの3」を読んだ後に、本書を読みました。古本屋で何気なく選んだ3冊が偶然全て芸能関係物で、この短期間で華々しい世界の裏側に少し詳しくなった気がしました、絶対気のせいですが。
    芸能界の栄光と挫折、理想と現実のコントラストを描いた3冊ですが、比較したとき、最も生々しく、最も救いがなかったのが本書です。多摩くんと一緒に魚を洗うシーンだけが、この物語の光でした。最後、全てを失い今から確実に生きづらい人生が待ってると思われる夕子ですが、多摩くんに再会できればきっと失ったものを取り戻せるはず。もう一度会えることを切に願って、本書を閉じました

    0
    2025年12月16日
  • パッキパキ北京

    Posted by ブクログ


    これが本当の強さかと思うほどの突き抜け具合。短絡的かと思いきや芯がしっかりしていて客観視もできてこの主人公を嫌いになる事なんてできない。
    自分がポジティブだと断言する様子も
    そもそも「自分はついてる!!」って思えばいいだけの話。要は考え方次第。それを中国で実行しているがでもそんな人生は「表面だけ舐める楽しみ。そんなものいつか上手く行かなくなる時がくるなんて百も承知」ラストにはどのような事が待ち受けているのか。

    そして浅はかな行動と同時に語られる
    子供をもつことのない人生
    結論が決まったことに悩む人
    回りくどい言い方をするのが丁寧で上品だと勘違いしてる夫
    精神勝利法を極めて勝利する
    怒りや焦

    0
    2026年04月13日
  • ひらいて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思いを込める、という愛し方がある。
    贈る、押しつける、届くように。
    けれど、ひらく、という愛し方もある。
    手を広げ、ありのままを晒し、受け入れるように。
    自己価値の証明、もしくは執着としての感情を「愛」と呼ぶことしか知らなかった愛ちゃんが、承認欲求や評価などのためでなく、胸を広げてやわいところも相手に触れさせ、心の根っこで繋がろうとする「愛」をたとえや美雪から学んでいく。
    思いを込めてばかりだと、皺になって、固くなって、心から出た本音が、筋肉を通って、皮膚を通って、表情として出ていくまでに嘘になってしまうから、自分でも自分の感情が分からなくなったら、もしくは自分でも自分の感情の出し方が分からな

    0
    2025年12月04日
  • 二周目の恋

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は、現代っぽくて入ってきやすい。でも文章が続いていて読みにくい。主人公がかわいい。
    一穂ミチさんの「カーマンライン」は、表現できないけれど良さがあって好きだと思った。双子って素敵だなあ。
    遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」は、いかにも昭和的な男と、女の話で最初は嫌だなあって読んでた。でも、八角魔盤空裏走(はっかくのまばん、くうりにはしる)という言葉を聞いてからの優美の自分自身と向き合っていく姿が清々しかった。最後の誠とのシーンがなんかいいなあって。
    窪美澄さんの「海鳴り遠くに」は、紡がれている物語の雰囲気がなんだか好きだなあ。最後ちゃんと結ばれてよかった。

    0
    2025年12月02日
  • 蹴りたい背中

    Posted by ブクログ

    ハツはにな川のこと好きだったのかな
    それとも自分より惨めな人を見てたかったのかな
    どっちもなのかな

    蹴るという行動は好きな人に意地悪するという思春期特有のものなのかな
    それとも自分がいじめる側になってるような感覚を得るためのものなのかな
    どっちもなのかな

    こんなに行間たっぷりな本、久々に読んだや

    0
    2025年11月28日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

    Posted by ブクログ

    登場人物の感性がやや常識からずれており、そのぶん戦闘力が高く、読んでいて気持ちよかった。

    「常識からずれていること」と「生き物として魅力的であること」はまた別の話である。

    霜月という造形美の男が、不倫で責められている最中ですら、自分の美しい顔に惚れ惚れしている描写がある。
    呆れちゃうけど、垢抜けない夫婦よりも魅力的だよね(^^;;

    0
    2026年03月23日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    京都で生まれ育った似てない三姉妹のお話。
    長女・綾香の恋愛模様が可愛いし、次女・羽依は自分を持ってる強い女でかっこいいし、三女・凜の選ぶ道がとても気になったし、京都の四季の移り変わりを感じてじーんときた素敵なお話でした。
    自分も京都で生まれ育ったので、わかるわ〜ってなる箇所が多くて楽しかった。綿矢先生の京都の表現が的確で面白いし文学的。

    0
    2025年11月20日
  • 私をくいとめて

    Posted by ブクログ

    「ストレスは目に見えない煙草の煙みたいだ。たくさんの言いたいことを毎日文句も言わず噛み潰してきたしかめ面を、灰色の煙が覆っている。」

    「真夜中の沈黙に身を浸すのは危険です。漆黒が身体の芯に染み込んで、取れなくなります。夜にはっきり感じた孤独は忘れられません。孤独は、人生につきものです。誰かと居ても、癒されるものではありません。ふわふわと周りに漂っている時は、息をひそめて吸うのを避けるのです。」

    0
    2025年11月07日