綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・星取表的には限りなく5個に近い、4個。ほんの少し足りなかった理由は最後、思いの外楽観的なハッピーエンドになった、と自分が感じてしまった事。いや、でもどうだろう。本当にそうかな?未だに迷っている。
・でも、結構分厚いこの本。グイグイ読み進めてしまったのは確か。面白かった。
・ラストについて否定的な事を書いてしまったけれど、反面ホッとしたのも事実。幸せになってほしい。それくらい登場人物を好きにはなっていた。
・この感覚、めちゃ好きな韓流ドラマに対しての物に近い。観る前は、長げ〜な〜ぜんぶ見切れないかも、とか考えていたのに、終盤になるにつれ、あれ?もうすぐ終わり?寂しい…みたいな。
・あと、アホみたいな感想だけれど描写のリアリティが凄い、と思った。前半後半、舞台も年代も違うけれど、特に前半の中学時代。匂いまで思い出しそうな描写とそのチョイス。たまらなかった(アホ)。
・めっちゃ面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ綿矢りささんの比喩表現がとても好きだ。視覚的で、記憶の隅にあるような映像を思い出させてくれる。
主人公は自己中心的で、自分の気持ちを第一に優先させるタイプ。一言で言えば子供っぽい人だ。この性格のまま26歳にまでなっちゃったら大変だよなあ、と思う。子供っぽい人はふつう人から好かれないし、構ってくれる人もいない。そして孤独になって社交性を失って、より一層人が近寄らなくなる。
終盤、ヨシカの両親が電話越しに「もう少し大人になりなさい」と言ったシーンを読んで、正直かなりスッキリした。よくぞ言ってくれた、と思った。
最後のニとヨシカのシーンは、ニの態度に少し違和感を感じてしまった。 -
Posted by ブクログ
読み終えた。
中高生の時に読んだ、蛇にピアスとかケータイ小説のような、軽薄で俗っぽく見える文章がオトナになった今ちょっと胃もたれするときがあり読む手が都度都度止まった。しかし、たまに出てくる核心をついたような感情表現に目が離せなくて、結局最後まで読んだ。
舞台が東京と京都で、どちらも行き来する生き方を私自身もしていることもあり、親近感があった。だからこそ、結末が気になってしまった。
吐き気のするような結末なのではと、びくびくしながら読んでた私こそ、偏見の塊で吐き気がした。
最後はすっと心が晴れるような気持ちになれて、うれしくて涙が出た。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ性別も行き方も違うからあまりに自己投影しながら読めなかったけど、こういう人もいるのかなと思いながら読みました。
人からどう見られるのか、どう思われるのかは大事じゃないと言われる。でも実際一緒に仕事する仲だと同じ境遇や価値観の方が働きやすいのも事実。そうした中で主人公は普通になろう、馴染もうと嘘ついてしまった。LGBTQとか多様な価値観とか言われる時代だけど、自分の会社でもこうあるべきって価値観は皆もってるんだろうなと思いながら読んでた。
あと普通に主人公の同期?がフレネミーすぎた^^職場の人にはどこまでプライベートを話すか考えるべきだなと思いました。