綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
男女の友情は信じてない派だけど、やっぱり…って思ってしまった。
しかも、元恋人同士なら尚更。
ジュリエは、優しすぎ。
隆大は何考えてるのって感じ。
他国で育ってたから、価値観が違うのは当たり前(他人という時点で当たり前)だけど、嫌なこと(元カノとの同居生活)をこんなにも我慢して我慢して我慢して…
流石にそこまで我慢する必要ある!?!?!
今カノ(ジュリエ)の事が1番好きで愛してるのなら、今カノが嫌がることはしないのが鉄則でしょう!なんで?!?!
いくらお世話になった人であっても、違う選択肢があると思うけどな。
隆大には理解不能。
2作目の「亜美ちゃんは美人」について、共感できる部分とできない部分があった。
確かに、美人な友達といると誇らしい気持ちになるけど、亜美ちゃんにだけしか目もくれず、亜美ちゃんにだけ可愛いね!!ってされるのはキツイ。自分も経験ある…泣
引き立て役みたいになっちゃうのはごめんだよね。
女子同士の友達では、亜美ちゃんと一緒にいた方が誇らしい気持ちになれるから良いけど、男子が混ざってくると、離れた方がいいのかも…?
仮に意中な男性がいた場合、亜美ちゃんみたいな美人が隣にいると中々しんどいだろうしね。比較対象とされたら嫌だし。
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに、ページをめくる手が止まらない勢いで読んだ!面白かった!
身の回りで起きそうなくらいとても身近なストーリーで、これなら自分にも書けそう!(愚か者)と思ってしまうくらい親近感がある、読みやすくて引き込まれる小説だった。
どこか無意識に相手を見下してしまう気持ちや、それこそタイトルにもある相手を「かわいそう」って思う気持ちを小説内で至る所に散りばめてて、共感の嵐だった(きっと私の性格が曲がってるせいもあるだろうなぁ)
本当に「女」って感じの綿矢りさがとても好き。
Ps. さかきちゃんは、亜美ちゃんに負けないくらい綺麗な「蘭ちゃん」って名前があるのに、最後までずっと「さかきちゃん」であることが心にずっしり残ってる -
Posted by ブクログ
ロリータの整形依存の女性、推しにストーカー紛いのことをしてしまう女性、不倫に罪悪感がない男性、他人の迷惑を顧みず自己主張を決して曲げない綿矢りさ!と女性ライターという、常識を振りかざした人々には白い目で見られがちな人々が主人公。
普段触れ合わないタイプの人々の頭の中をマルっと覗いたみたいでとても面白い!
そしてこの登場人物の周りにはやたらと噂したり介入してくる人物がいる。
SNSでも瑣末なことで喧喧囂囂やってらっしゃるが、自分の人生に影響のある人でもない人のこと考えてる暇があったら自分のこと考えた方が有意義だよ、と言いたい。みんなほんとに関わりたがり。さみしいのかな。 -
Posted by ブクログ
生きてるときの方がひとときの夢だ。
これいいなーて思った。今まで生まれてきて死んだ人全員並べたら今生きてる人のが圧倒的に少数なわけだしそう思うと深く思い詰めなくてもいいけど貴重な時間なわけで
偏見とか同性愛とか差別とか複雑な親子関係とか色々絡まり合ってるのに読みやすかった。
りんたちの年代もめっちゃ平成だし、この世代の人たち特有の元気さみたいなのはこの学生時代から形成されてるんかーて妙に納得した。
道徳の授業の描写とか自分が中学時代に感じてた全く知らないまま話が進んで理解できてないのに感想書けと言われて、先生も答えられないていう現象全く同じだし全国で起こってたんやと答え合わせされた気分。
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購入済み
最年少受賞されてから
お名前だけは存じていましたが
他の作家さんや読書家さんがやたらオススメされるので
とうとう読了
ディグるかどうかはこれから決めようかと思います
迷わず過去作品を全て読もうとまではなりませんでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
1つ目の話はすっきりした。
後悔するだろうし、報われてはいないけど、我慢し続けるのは体に毒だよ。
なんか昔のこと思い出した。
ショックな出来事から自分を守るために思考を捻じ曲げて、大丈夫って思い込むこと。昔の自分も最後まで溜めて何も言わずに去らないで、こんな風に怒鳴り込みたかったね。
アキヨ、気持ち悪い。この状況、どうしても許せなかった。物語の中の話なのに許せなくて、怒りでいっぱいになった。
2つ目はわからん。
過去にぐるぐるした感情抱いてても時間経てば優しい目で見られるってこと?
経験したことないのもあって、想像力働かせても共感できなかった。 -
Posted by ブクログ
【かわいそうだね?】
「かわいそう」という感情はどこまで通用するのか。一般的に考えればおかしな状況でも、「かわいそう」という一言で押し通されてしまう。その言葉の使い方や受け取り方について考えさせられた。
そしてメールを見た後のジュリエの怒涛の感情表現が圧巻。思いつきそうで絶対に思いつかない、絶妙な比喩を次々と繰り出す綿矢りさの表現力がやっぱり好き。
最後はもう「しゃーない。それが正解や」
さぁ叫ぼう。「どないせっちゅーねん!」
【亜美ちゃんは美人】
こちらは一転して文学的な読後感。
亜美をずっとそばで見てきたさかきちゃんには、好意だけではなく嫌悪や嫉妬も透けて見える。むしろ亜美は、自分を無条件に好まないさかきちゃんだからこそ興味を持ったのではないか。二人のねじれた関係が印象に残った。
方向性の違う二作だったが、どちらも人間の面倒くささを描く綿矢りさの「人間を描く」らしさを存分に味わえた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人気者だし周りから支持もされてるけど何処にも居場所がなくて何をしても満たされない、どこまでいっても孤独だし周りの人はとても小さく軽く見えるような愛に共感できるところもあって惹き込まれた。
そんな中で目に入ったから余計にたとえはとても特別に思えたんじゃないかなと思った。
ちゃんと好きだったけど同時に自分の満たされないものの穴を埋めたくてあんなに必死に手に入れようとしてたのかなって感じた。
愛が本気で好きになってしまったのは美雪だったんじゃないかな。本当の愛を見ても受け止めて最後まで傍にいてくれたちゃんと見ようとしてくれたから憎しみから好意に変わったんじゃないかなと思う。
最後のひらいては2人に対しての執着も依存も折り鶴に込めて全部諦めて捨てるという意思表示を比喩したものなのかな。