綿矢りさのレビュー一覧

  • 夢を与える

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    確かに読んでいて辛くなる失墜の物語ではあるけど、まさに人生という感じがしました。
    淡々と進む幼少期からの成長も、瑞々しい感情が伝わってくるようで引き込まれました。

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    2023年09月04日
  • 100万分の1回のねこ

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    100万回生きたねこから、こんなふうにインスピレーションを受けるんだなぁと、どのお話も面白かった。一番面白かったのはゲームの中のネコの話。

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    2023年08月18日
  • 意識のリボン

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    2014〜2017年、4年の間に発表された9つの短篇をまとめた1冊。ずっと先、綿矢りさという作家を語る時、この短篇が重要なターニングポイントだったと語られるような気がしている。

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    2023年08月01日
  • 憤死

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    綿矢りさってこういうのも書けるんだあ!って新発見。
    世にも奇妙な物語にありそう。
    人生ゲームが1番好きかな。

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    2023年07月31日
  • 100万分の1回のねこ

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    著名な作家によるトリビュート。やはり一流、表現の仕方や情景描写が素晴らしい。

    個人的には角田光代が1番好きでした。

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    2023年06月03日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由実の曲を元にしたトリビュート小説集
    著名な作家さん達による、別角度からの切り口で綴られる物語

    歌詞をそのまま物語にしたものではない
    むしろ設定のリンクはそんなにないかも
    タイトルにインスパイアされた短編という表現の方が近い


    収録は6編
    あの日にかえりたい/小池真理子
    DESTINY/桐野夏生
    夕涼み/江國香織
    青春のリグレット/綿矢りさ
    冬の終り/柚木麻子
    春よ、来い/川上弘美
    解説:酒井順子



    ・あの日にかえりたい/小池真理子
    いまも私の心は学生時代を過ごしたあの場所にいる


    昭和の学生運動が盛んな頃の大学生
    男を巡る友人とのちょっとした行き違い

    大学生の頃に戻りたい

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    2023年05月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲を女性作家さん達がトリビュートし
    創作された物語の短編集。
    小池真理子「あの日にかえりたい」
    まだ共同玄関や共同トイレが一般的だったころに
    学生時代を過ごした主人公の郷愁の物語
    既に老年に入った主人公が人生を振り返るような
    切ない物語。短編の中に人生の流れがつまっていて
    さすが小池真理子さんだなと思った。

    桐野夏生「DESTINY」
    村上春樹が愛読書の争いごとを好まない青年の物語
    変わらぬルーティーンの中ではっと目についた
    女学生に少し惑わされてしまうけれど、また
    普段の日常に戻っていく。何も劇的なことは
    ないのだけれどシニカルでとても良かった。
    村上春樹とか山田風太郎とか主人公

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    2023年05月22日
  • 生のみ生のままで 上

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    読んでいるうちにぐいぐいと引き込まれて、あっという間に読みきってしまった。男とか女とか関係なく、人を好きになるってこういうことだよなあと思わせられる物語だった。映像化してもすごく良い作品になりそうだと思う。

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    2023年05月09日
  • 憤死

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    3篇(+1)からなる短編集。昔のアメリカのテレビ番組「トワイライトゾーン」を思い浮かべたが、どの話もそれよりもっと繊細なニュアンスの不思議さが漂っていて面白かった。

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    2023年05月15日
  • 夢を与える

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    多摩に会えなかったシーン、すごく寂しかった。
    もし、二人が再会してたらどんな話をしたんだろう...。

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    2023年04月29日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    印象に残ったところ
    ・小池真理子 『あの日にかえりたい』
    学生時代のほろ苦い仲違い。どこでボタンをかけちがったのかなーと思うことは、人生であるけれど、そのどうにもできない思い残りを微妙なタッチで描いた作品だった。ズシンと澱が残るような、そんな読後感。
    ・綿矢りさ 『青春のリグレット』
    菓子の思い出に共感。
    その当時は、その後にそんなに大きな存在になることなどないと思った存在が、ふといちいち思い出す存在になっていたと感じることはある。それが確かに青春という時期特有のものなのかもしれないなーと気付かされる。

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    2023年04月25日
  • 大地のゲーム

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    「こういう作家だったっけ?」が読み始めの素直な第一印象(良い意味で!)。生きるとはどういうことか‥‥新しい気づきをいただきました。

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    2023年04月03日
  • 私をくいとめて

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    ネタバレ

    面白かった。
    綿矢先生の作品は「勝手にふるえてろ」くらいしか読んだことがなく、しかもそれも数年前に読んだものだから綿矢先生がどんな文章を書くのかわからなかった。
    主人公の特殊能力が周りにバレて精神病扱いされるのかなと思ったけど、全く違った。とても暖かい話だった。

    ノゾミさんがすごく好きになった。自分が面食いなことを一切隠さず、カーターに尽くすところ。それにまんざらでもないカーター。この2人の関係が1番面白かった。このまま2人は結婚しそうだなと思った。私もノゾミさんみたいにポジティブに生きたい。

    Aが最終的に消えることは予想通りだった。でも主人公が本当に困っている時は出てきてくれる。なんて都

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    2023年03月08日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作者による13話の猫?愛?の話が次々に繰り広げられる。

    いろいろな人がこの絵本を読んで自分なりの100万回生きた猫を書いていてとても面白い作品でした。

    この人の作品を読んでみようかなぁと思えていい出会いになりました

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    2023年02月28日
  • 生のみ生のままで 下

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    ネタバレ

    社会の様々な障壁を乗り越えられずとも、二人の中で納得できる結末を迎えられて安心した。最後まで描写が美しく読み終わったあとの余韻が長く続く作品。

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    2023年02月13日
  • 生のみ生のままで 上

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    世間から見て極普通の恋愛をしてきた主人公が、彩夏と出会って徐々に「本物の愛」に目覚めていく様の描写がとても繊細で美しく、胸に刺さった。

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    2023年02月09日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    読んでいる途中で「これ京都の人じゃないと書けない内容なのでは?」
    と思う内容だった。
    作者の出身地とか調べることなんてめったにないのに調べたら京都出身だった。
    ただ京都の町を描くんじゃなくて、住んでいた人にしかわからないような特別な空気感がずっと漂うような小説に感じた。

    ところどころにクスっとくるような場面も度々あったりして
    「分別ある大人同士の会話として、ところどころ相手を褒めながら和やかに会話は進むが、その一方で綾香は、自分たちはまるでお互いのお尻の匂いを嗅ぎあってる、散歩の道でばったりでくわした犬同士みたいだ、という思いもあり、気恥ずかしさを抑えるのが大変だった」
    こういう感覚を持てる

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    2025年12月17日
  • 生のみ生のままで 下

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    少し苦手だと思いつつ読んだ上巻。下巻はどうかと思ったが思いのほか、面白かった。
    最後の解説を読み、気が付いたことがある。この作品は、当初同性愛の物語ではないと称賛されたという。なるほど、何度も感じていたこれは同性愛の話か?という感想を世間には称賛されていたのかと。そう考えると、私は「同性愛の物語」に何かを期待していたのかもしれない。
    この作品は、生のみになれない読者にこそ、それを突きつけている。という最後の解説の言葉に納得。
    綿矢りさは生のみ生のままを描いていた。これは女性達の生のみ生のままの物語。
    私は、同性愛の話に勝手な想像をしていたのだなぁと感じた。

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    2022年12月17日
  • 私をくいとめて

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    主観の客観性

    Aのような存在がいたら、私ももっとマシな人間だったろうか
    わからないけど、Aの母体は結局自分だった。だから信じられるのは、自分なのだろう最後には。

    自在に操れるのなら、頭の中に平安貴族とゴリオネエがいてほしい

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    2022年12月04日
  • 憤死

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    「トイレの懺悔室」のうひー!って感じのラストがいい
    憤死での考え方や楽しみ方、
    人生ゲームは深くて、全体的に読みやすかった。

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    2022年11月22日