綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ初綿矢りさ作品。
芥川賞作家の文章は、勝手に読みづらそう、難しそうと思うけどそんなことないなという気持ちに毎回なる。
個人的には、綿矢りさ作品の文体、文章のリズムとか好き。
感情移入をさせるのも上手いけど、読み手の感情をおそらく書き手が思う通りに動かす感情移動?をさせるのも上手いなと思う。
他の作品にも触れて見たい。
作品の感想としては、まず絶対面白いという設定が好き。
設定が強過ぎて一発出オチになりそうなところだが、飽きずに最後まで楽しめた。
文章だけじゃなくて文字のフォントとか大きさも変えてあったりして視覚的にも楽しい。
夫婦のやり取りも面白くてクスクスとさせられる。
地の文での旦那の -
Posted by ブクログ
隣にいるのに分かっているようで何も分かっていなくて、近くにいるのに分かろうとし合えない絶妙な関係性。わかる、わかりすぎるこの痛み、、
弦が感じている一緒に過ごす時間が長いだけでは溶け合わないこだわりや価値観も、奈世が漠然と感じているこんなにも長くいるのに結婚することの覚悟すら固められないのねという大きな失望感も。奈世の両親の感じも痛いほど身に覚えがあるからこそ、なんだかこの小説は刺さりすぎました、、
弦と奈世、果たして本当に結婚することはできるのでしょうか?わたしは、お父さんが言った通りこのままでは上手くいかないだろうな、って思ったな、、