綿矢りさのレビュー一覧

  • グレタ・ニンプ

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    とても面白かった。
    念願の妊娠でおしとやか系から見た目デニスロッドマンのヒャッハー系に人格も話し方も服装も豹変した妊婦の話。
    感情を強調するフォントとデカ文字がとても良く、次ページに何かめっちゃデカい文字が透けて見えるたびにワクワクしながら読み進めた。
    母になって紫坊主のデニスロッドマンから角刈りカラフルスーツの大江裕にマイナーチェンジしたあのあたりが特に好き。良いコメディでした。

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    2026年04月13日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    いやーすごいな。綿谷りさにしか書けない文章達がこれでもかというほど暴れ回っている。みんなの悪質な部分を超ユニークな表現でユーモアたっぷりに表現してる。登場人物達の性格が悪すぎて、でも一生懸命生きててあっぱれ!4編全ておもしろくって一気に読んだ。綿谷りさの長編も読みたくなった。

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    2026年04月13日
  • グレタ・ニンプ

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    フォントのインパクトが笑える。絵はないのに漫画みたい。
    主人公の奥さんの言葉が「オッス、オラ悟空!」的すぎて、彼女の怒りが「クリリンのことかー!!」に思えて仕方がない。

    物語が山場を超えたところで、若干失速して行く感が否めない。奥さんの生い立ちめっちゃ気になる。それに、子供が生まれてからは冗長ではなかろうかと思う描写も多かった。
    なんか終わりどころに悩んだのかな、もうちょっと早いところで終わるべきだったか。
    それとも、まさに今イヤイヤ期の娘を持つ私とはしては、失速することなく同じ子育て歴まで追いついて、主人公たちのドタバタを見届けたかった。
    なんてワガママを言ってみる。

    それと『深夜のスパ

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    2026年04月13日
  • 激しく煌めく短い命

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    面白かったです。久しぶりの真面目な話でした。
    分厚いので読むのに時間かかるかもと思いましたがすらすら読めました。
    久乃の見た目スペックがわからないのだけちょっともやもやしました、なので星4つ。

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    2026年04月11日
  • かわいそうだね?

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    おもしろい!
    1個目の話、ガラケー時代の話でメールの文面がなんだか懐かしくて可愛かった笑解説の方も書いてたけど、身なりとかの描写で一瞬であーこういう女の人ね、ってらイメージさせるのがうますぎる。
    亜美ちゃんが、美人で今まで見つめられるっていうことに窮屈さを感じてるから、自分に冷たくてこちらから見つめられる人を好きになるっていう部分が目から鱗だった!

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    2026年04月11日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    まず、いなかのストーカーに関しては犯人がまさかすぎてずっとドキドキ、男がストレスで幻覚でも見てるのかみたいな感覚だった

    ウォークインクローゼットはわたし自身も服大好きだけどすぐ売って買ってを繰り返しているから、こんなふうに大事にしてもらう服は幸せだろうなと思った

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    2026年04月07日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿矢りさから見た世の中、毒々しくて性格悪くて安心する。全編面白い、コロナ禍懐かしい。

    ・眼帯のミニーマウス
    自分を綺麗にすることが単純に好きな強い女の話。誰よりも目立って、誰よりも正体不明でいられる安らぎ、ちょっとわかる。
    整形でもなんでも自分の信念に沿って進む人は強い、見ててスカッとする。そうありたい。

    ・神田タ
    好きがアンチになる心理。好きな人が幸せじゃないと少し安心するのは分かる。

    ・嫌いなら呼ぶなよ
    浮気男の修羅場での心理。女との恋愛を《アイデンティティーだから。生業。業の深い、明日を生きるためのエネルギー。だから僕はこれを一生失くせない。》と言い切って1ミリも反省しない主人公お

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    2026年04月06日
  • 勝手にふるえてろ

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    綿矢さんってやっぱり天才、!

    なぜ綿矢さんの様なお綺麗な方が、こんな良い具合にキモめな女の子を描くことができるのか。笑
    本当に恐ろしいです。

    主人公ヨシカは、最初の下りで彼氏が二人いることが明かされていましたが、蓋を開けてみるとなんだか思っていたのと違くて、とても拗らせていて…

    本作はヨシカの妄想を中心に話が進められる形ですが、読んでいてすごく心がザワつきます。

    拗らせ女子や、自分にコンプレックスを抱えている人には特に読んでみてほしいです。

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    2026年04月05日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    令和の推し活文化がすっかり浸透した現代に読んだわけだが、当時のオタクってこんなに肩身狭かったのかぁと思いながら読んでいた。

    とにかく人と群れていないとこちらが変わってる人扱い。そこは現代も当時も変わらないところかもしれない。多少受け入れられるようにはなったが…

    主人公のハツちゃん、孤独こそ感じるが、レベルの合わないクラスメートに合わせるよりも一人でいることを選べるしっかりした芯のある子という印象を受けた。
    にな川に対して感じるそれは今でいうところの、キュートアグレッシブなのだろう。
    フェチが開花するお話なのかと思いながら読んだが、見当違いでした。





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    2026年04月04日
  • 勝手にふるえてろ

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    強烈過ぎた。クレイジー。でも何故かクセになる
    おもしれー女のお話。

    ヤバ女のヤバみつよつよな頭の中身をひっくり返したような表現力に着いていけない。けど妙に共感出来ちゃう恋愛観もあったり。視野見ってネーミングがパンチあるけど片思い中の女子って案外こんな感じな気もする。

    数字の帳尻を合わせることが好きだからって理由で経理の仕事をこなすのって結構才能あるし自分の譲れないところも軸があるはずだし強みがはっきりしていてスゴいヤツなのに何で突拍子もなく残念な発想と行動に至ってしまうのか。

    話を要約した結果、オーディエンスの我々から
    『勝手にふるえてろ』と言われてしまう始末のようだ。

    短い割に読むの

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    2026年04月03日
  • 蹴りたい背中

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    初めての綿矢作品。
    今思えば、発刊当時に読まなかったのは、賞まで獲ってしまうような同い年の人への嫉妬からだろうなw

    やっと他人のすごさを認められる年齢になって読んでみて、高校生時代の激しく揺れ動く感情を言葉にするとこんなにも印象的な文章になるものなのか!?と驚いています。

    昔の自分を見ているような気持ちにもなり、少しざわついたけど、それも受け入れられる年齢でよかった。

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    2026年04月02日
  • 勝手にふるえてろ

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    クラスのいじられ役のイチが昔から大好きで発展しそうにない恋愛を取るか、職場の自意識過剰のニに好かれつまらない恋愛で初彼氏を作るか乙女心の葛藤が良かったです
    イチとニとそれぞれ男の子をそう呼んで物語りを作ってるところなども
    個人的には新しい傘を使って持ち手のビニールをどうするかの例えの発想が凄いと思いました
    最終局面で自分主義のニとの絡みも凄く好きな感じでした

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    2026年04月01日
  • 激しく煌めく短い命

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    題名と、線香花火の写った表紙から連想していた内容には、最後までならなかった。

    はじめは、あまりの分厚さに久々躊躇したけれど(笑)、読み始めたらラストまで読み続けられた。
    綸と久乃の、中学時代の出会いが前編。
    後編は、ずっとあと。32歳になってからの再会。

    最後に久乃が人生は短いと思い立ち動き出すところで、ふと自分の人生を振り返る。
    確かに。人生はあっという間!
    私も、短い人生をちゃんと楽しめているだろうか。

    二人の人生を見ていて、もっと有意義に短い人生を過ごしたいと思わされた1冊。

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    2026年03月31日
  • 蹴りたい背中

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    高校生特有のクラスで1人で居る時の孤独感が、読んでいて恥ずかしさもあり、懐かしさもあり、不思議な気持ちになった。にな川へは、自分と同じ孤独を味わっていて、一歩引いてクラスメイトを見ている仲間だと思ってたけど、オルちゃんという自分の世界を持っていて、それに対する憧れや嫉妬みたいな気持ちがあったのかな?だから蹴りたいのかな?と思った。

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    2026年03月31日
  • ひらいて

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    愛の言動や行動にはとにかく衝動的なものが多く、僅か180ページほどの物語を読み進める中でハラハラさせられたり、クスッとなったり、イライラ(いい意味で)させられたりと感情が右往左往に振り回された。
    思春期の人間あるあるとないないがコミカルに、けれどシリアスに文章を構成していて、こういった作品をもっと読みたいと思わせる読後感だった。

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    2026年03月28日
  • ひらいて

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    高校生の恋愛モノかと思いきや、えげつない内容で仰天。 けれども、とんでもないことをしていく主人公に共感してしまった。

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    2026年03月27日
  • 夢を与える

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    最初から、読むのが止まらないほど引き込まれた。主人公やその親、周辺人物など、それぞれの想いに共感できてしまい、誰に一番共感するか悩ましいと思った。

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    2026年03月27日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    自分のことが好きな人を好きになれない気持ちが痛いほど伝わってきて、それでも今までと違う愛し方ができるか、という主人公の葛藤もありながらも前に進むラストが素敵だった。また、主人公のぶっとんでる行動も踏まえて面白かった。

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    2026年03月25日
  • 激しく煌めく短い命

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    13歳って、あまりにも眩しいな。苦しくても悲しくてもその瞬間は特別で、大人になったら大したことないように感じても、その時は本気で悩んで考えてる。久乃と綸の、不器用だけど一生懸命な姿が愛おしい。
    自分も無意識のうちに偏見とか差別とかしてしまってるのかもなと考えさせられたし、2人が今後どんなふうに生きていくのか知りたくなった。

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    2026年03月23日
  • ひらいて

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    想像を超える大胆な言動がいくつもあり衝撃的でした。「たとえ」という人物名が出てくるたびに副詞の「たとえ」と勘違いしてしまいとても苛つきました。

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    2026年03月22日