綿矢りさのレビュー一覧

  • パッキパキ北京

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    主人公のあやめ、ファンです。めっちゃ好きです。
    多分MBTIはエンターテイナーやと思う。
    あやめ!行け!もっともっと!って心の中でずっと思ってた。


    トッピングのチェリーだけつまんで食べてきた人生。このままではいつかうまくいかなくなるなんて、私でもなくても分かることだ。
    でも大丈夫、私が私を見捨てる日は永遠に来ない。

    この言葉が好き。ESFPすぎ。
    きっと、素の自分を知って認めてあげれたらみんなそれがいい、それだけなのになかなかできないよね〜。嫌われたくないし、いい子のフリしてたら損することないからね。でも、得することもない。それでいいのか?面白いんか?全然楽しくなさそうだね。って言われ続ける本だった。

    自分を認めて、自分が好きで、何よりも自分を大切にしている人はかっこいい。それをどんな時もできる人は、きっと孤立してしまうこともあるんだろうけど、まあどうせ最後は一人なんだから、もったいないことはやめようぜ、しょうもない!ってあやめに背中を押されました。

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    2026年10月24日
  • ひらいて

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    最初の一文目でノックアウト
    話の展開が好き!というわけではないけれど、どこの文章をとっても綺麗で感動
    とにかく典型的な青春恋愛ストーリーには到底収まらない、人間の野生み丸出しな破茶滅茶展開にする綿谷さん好きだ

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    2026年10月24日
  • グレタ・ニンプ

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    漫画のセリフを連想させる画期的な文字の迫力に驚愕

    笑いに笑った作品
    しかも女性の苦悩を嫌味なく表現されている感じが
    心地良い作品

    おまけの苦悩と笑いの短編も良い

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    2026年10月21日
  • 勝手にふるえてろ

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    自分に好意を寄せてくれる男性がいるが、中2の頃の初恋をいまだに忘れられない、こじらせ系妄想女子の物語

    片思いの初恋の人と、
    自分を好きになってくれた会社の人、

    愛するのと、愛されるのでは、どちらが幸せなのか

    イチとニが対比されて、人物像がわかりやすいし、主人公の心の声や考えがおもしろくて楽しめた。

    揺れ動く心、どころか奇っ怪な行動や、暴走がパワフル過ぎる。
    多分本人にその自覚はなく、ただ自分がかわいいタイプ。
    でもどうなるか見届けないと、と思わされてしまった。

    収録されてる短編「仲良くしようか」は、よくわからず途中で読むのをやめました。

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    2026年10月22日
  • パッキパキ北京

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    グレタニンプが面白かったこともあり、この書籍に飛びついた。こっちの方が量も少なく、内容もだいぶライト。とても読みやすい。解説の村上さんも言っているように、一気読みできる感じ。グレタニンプに比べて、ストーリーの大きな起伏はないけれど、北京の暮らしとか、夫婦のちょっとしたやりとりとか、綿矢さんならではの面白い心理描写とか、軽い気持ちで楽しめる作品でした。

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    2026年10月20日
  • グレタ・ニンプ

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    装丁が気になり手に取り、作者名を確認して更に読んでみたくなりました。パラパラ捲るとそこかしこに太字の文章が?何だこれは!
    グレタは呉田さんなんですね。鷹揚な俊貴の由依を慮る気持ち。八つ墓村からデニスロッドマンまで変化する由依に釘付けです。葦太郎生まれ時は思わず万歳してました。
    そしてスパチュラも分かんねえし、タルトフリュイは何ですか?綿矢先生?

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    2026年10月20日
  • オーラの発表会

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    変な女が出てくる小説は色々ありますが、綿矢さんは社会に溶け込んでいる様子の表現が上手だからか、不快感なく読めて好きです。

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    2026年10月18日
  • ひらいて

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    表紙と本の薄さからは到底想像もつかないレベルの内容の濃さにビックリしました。
    めちゃくちゃ難しい文章でしたが頭にスッと入ってくる不思議な感覚がしました。
    みんな心を開いているつもりでも空回りや相手に届かないもどかしさが絡まって他人からは開いていないように見えてるんだな〜って感じました。
    月並みな表現しかできないですが不思議な魅力のある作品でした。

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    2026年10月17日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    表題作『かわいそうだね?』は読みながら苛々してしまい、ストレスが溜まった頃にやってくる主人公の狂気じみた快進撃がよかった。(もっとやれ!!と思った)

    『亜美ちゃんは美人』こっちの方が好きかも。
    さかきちゃんも美人なのに、圧倒的美人な亜美ちゃんが隣にいることでAではなくAダッシュになってしまう。
    ルッキズムとそれによるカースト、薄っすら存在し続ける不快感と、変わっていくステージ、気持ちの変化がリアルな感触に感じられた。


    沢山勉強して違う大学に進んでも、同じサークルに入ろうとついてくる亜美ちゃんが怖い。
    私がさかきちゃんだったら逃げちゃうかも。
    亜美ちゃんと対照的に酷い扱いをされていても守ってくれない亜美ちゃんを「鈍感だから」なんて言葉で許容できない。


    "悩むのはやめなさい。あなたは若いから、これからまだまだ未来がある。それより、周りを見回して。ほら、見渡す限りおまえの人生だよ"

    結婚式でのスピーチの、さかきちゃんが見た映画のセリフの引用。

    きっと2人は共依存だったように思える。
    自分の人生を生きよう。

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    2026年10月17日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    人間関係の面倒くささや、誰もが持っている身勝手さを鋭く描かれている。共感できる部分もあれば、思わず目を背けたくなる所もあり人間の本音を突きつけられるような感覚になる一冊。

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    2026年10月16日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    妊婦コメディ小説っていう、未知数の新ジャンル。おっさんが踏み込んで顰蹙を買わないかと危惧したが、語り手は男だし、奥さんが妊娠している時とか育児する際の男性参画は、今や常識中の常識。育児休暇を取って家でのんびり…みたいなことを書いただけで、世間から総攻撃を浴びて明日から生きて生きていけなくなる状況、むしろ男こそこの本を読むべきなのかも知れない。

    長く苦しい妊活の成果も出ず諦めかけていた夫婦に待望の妖精ならぬ陽性が訪れるところから話が始まるのだが、この陽性が奥さんの性格を一変させて…というドタバタなんだが、うちの奥さんにも、水戸のヤンキーみたいにはならなかったけど、随分苦労をかけてしまっていたんだなぁと主人公のドタバタを読み進めるにつけ、笑いつつも反省しきり、遅きに失したがせめてこれからは少しでも楽してもらおうと決意も新たにした次第。

    それにしても「いくら金なくても、国のために子どもなんか産むか、ボッケエエエエエ!」は言いえて妙。日本の少子化対策って、この違和感の上に立脚している時点で上手くいくわけがないねんな。まさに異次元の少子化対策

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    2026年10月16日
  • かわいそうだね?

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    積読消化
    綿谷先生作品の女性はとにかく強い。今作もあらゆる分野の癖の強い女たちへの、あー…と思える女性ならではの表現が多くて楽しかったです。
    特に表題作のかわいそうだね?の元カノの、同性に好かれそうで好かれない女性という塩梅をケーキや服で見せてくるのが絶妙でした。
    この話で指す意味のかわいそうが一番当てはまるのは元カレかも。

    同性同士の人間関係に疲れてしまった人は、パワーが貰える本かなと思います。

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    2026年10月13日
  • パッキパキ北京

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    一気読み推奨。この主人公のスピード感には一気読みしないとついていけない。ただその時の自分の思う通りに突き進んでいるように人には見える主人公、菖蒲。人一倍強い観察眼を持ち、独特の視点から周囲の人物を遠慮なくぶった斬ります。痛快なようで、実は内面的に物凄く計算高い女性。自分をしっかり分析して、相手はどう考えているから自分はどう出る、を理解した上で振る舞っているからこそ芯があります。

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    2026年10月12日
  • グレタ・ニンプ

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    初手からめちゃめちゃ笑ってしまった。
    ギャグセンが高すぎる。

    不妊治療→治療やめたタイミングで自然妊娠からの奥さんが覚醒?してしまうんだけど、主人公である夫のツッコミがめっちゃ面白かった。

    妊娠ってつわりとかあり結構メンタル的に暗くなったりする人が多いなかで、かなり明るくハイなほうに羽化?されてて、読んでて楽しかった。意味わからない面白すぎる。

    奥さんの両親の距離感がアレかな…と思ってこのまま暗い感じの方向に行ったらやだな…と思ってたけど杞憂で良かった。

    暗い話とか重い本読んだりしたあとに読んで気持ちをスッキリさせたいとき等におすすめです!笑

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    2026年10月12日
  • グレタ・ニンプ

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    妊娠を機にどえらい変貌を遂げた嫁の話。
    少し前に妊婦だったので、大なり小なり女性が変わるのはものすごくよくわかる。
    ただ、ここまで変わるのはなかなかない笑
    それに対しての旦那のツッコミも面白い。
    文字が強調されてたりして、さくら剛の「インドなんて二度と行くかボケ」みたいで読んでて面白かった。
    旦那が理解しようと頑張ってるのも胸熱だった。

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    2026年10月09日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    個人的には「眼帯のミニーマウス」の痛快さが1番好きでした。
    自分の好きなこと、やりたい事は突き通す。でも「この人だから弄ってもいい」とナイーブな話題をずっと擦られると、嫌になってネガティブになる、という部分に人間らしさと現実味を感じました。
    オチはどうなるんだと思い読み進めましたが、「そうきたか!」と言いたくなるような展開で良かったです。

    「神田タ」は、昨今よく見るオタクのガチ恋と母親面の悪いところどりで、「"ファンチ"と呼ばれる人達は、こういう思考で全く悪びれもせずに、推しを所有物のように扱い、自分の思い通りに動かそうと躍起になるんだな」と思いました。
    ここまで解像度の高い思考はどうしたら思いつくのでしょうか…。
    自身が10年以上ネットの波に居て、「推し」という言葉ができる前からネット上で活動している誰かを応援していたからこそ、本当に生々しく嫌いなタイプのオタク像でした。これを表現できる綿矢さんは本当にすごい。

    「嫌いなら呼ぶなよ」は、1個も思考が理解できない不倫男側の目線で書かれており、「自分は悪くない、環境が悪い、どうにか言い訳して逃げれば許されるだろう」という自分勝手な他責思考と周りを軽んじる視点に本当にイラッとしました。
    きっと不倫をする人はこういうことを考えているから悪びれもしないんだろうな。
    最後もスカッとする終わりではなく、ただただ言い訳を聞いている気持ちになり後味が悪かったため、-★1にさせていただきました。

    全体的にスカッとするお話というよりも、世の中の汚い部分を凄く鮮明に丁寧に、そして生々しく痛快に描写されており、綿矢さんの表現力と言語化能力と洞察力には感服しています。

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    2026年10月09日
  • 勝手にふるえてろ

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    ずっと筆力がとんでもなくて、共感できるシーンから痛々しくて見ていられないシーンまで一貫して主人公の内面を描ききっており、見事だった。イチとニの人物の立たせ方、会話だけで人となりを表す力、読み手が登場人物に抱く印象の際立たせ方などピカイチで素晴らしかった。一気に読んでしまった。主人公の感じたこと→行動の起こし方→変化→結末までは納得感があったし、不必要な文章が何ひとつなくて、途轍もなかった。
    ただ、辛酸なめ子氏による解説が野暮で冷めた点があった。

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    2026年10月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    特に最後の「老は害で若も輩」が刺さった。

    「こういう人たちはなぜ悪いことばかり鮮明におぼえていて、してもらった良いこととか恩はすぐに忘れるのだろう」

    私も似たようなことをしていて、BADな気分だけが鮮明に残っていて、それをしてきた人を毛嫌いし突き放してしまう節があったので、確かになとは思ったけれど、自分の気持ちは変わらないので関係を修復しようという気持ちにはならなかった。けれど、してもらったイイコトを忘れてしまうのはよくないね。

    綿矢りささんの作品は初めて読んだが、とにかくパンチが効いていて読んでいて清々しくなりました。

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    2026年10月06日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    表題作も「亜美ちゃんは美人」も良かった。奔放に生きているように見える人間にもその人の地獄があるのだな。

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    2026年10月04日
  • パッキパキ北京

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    まさに痛快。スピード感があってすぐに読み終わりました。
    主人公みたいなマインドになりたい時があるけど、ずっとじゃなくていいかも。
    主人公がアクティブで、行った先の観光地がどうだったとか、現地の食べ物の話を等身大の言葉で言っているような感じでスっと入ってきました。
    北京、一度行ってみたいと思わされる本でした。

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    2026年10月03日