綿矢りさのレビュー一覧

  • グレタ・ニンプ

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    男女問わず、年齢問わずに読んで欲しい!

    色んな意味で、こんな本初めて。

    不妊治療も妊娠も未経験だからこそ、
    知ることが出来て良かった。
    (と言ったら、こんな生優しいわけないだろ!とかなんとか言われそうだけど…)

    「ニンシンってゆう、目的達成ばかりに気を取られ過ぎて私は自分の人生を生き忘れてた!」

    「少子化って一体だれの責任よ?少なくとも今の私らの責任じゃかいだろ、ボケエェ!」

    等々、はっ!とさせられる場面もあり。
    何より、由依さんのカッコよさ、強い自分になりたいという姿が羨ましく感じたし、妻の変貌に戸惑いながらも受け入れてくれる器の大きな俊貴さん。
    そんな2人の下で、琉仁くんはどうい

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    2026年06月14日
  • ひらいて

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    壊してやろうと美雪に近づいた愛は、次第にふたりの関係に憧れを持つ。寝取って、それを告白して壊してやったと思ったのにそれでも壊れないたとえと美雪の関係。浪人が決まり、ふたりの関係は続くを愛はすべてをいちから始めなければいけなくなる。それでもたとえは嫌いだと宣言した自分を受け入れてくれて、涙を流す。それで美雪に「愛してる、また寝よう」と宣言して電車に乗る。首が折れた鶴をひらいて、ここからまた始まるのだとばかりに物語は終わる。「美雪、あなたを愛してる。また一緒に寝ようね」美しすぎる。

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    2026年06月13日
  • 憤死

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    憤死は、怒りすぎてそのままぽっくり逝ってしまうことだと思ってた。違うんだ。怒りすぎて、自分がやっていることの深刻さに気づかず命を捨てちゃうんだ。ちょっと言語化むずい。まあ要は自分が分からなくなったらオワリってことなんだろうな…。誰かが教えてくれりゃ…でもキレ散らかす人の周りに人なんて集まらんよなぁ。憤死のシステム結構辛い。くれぐれも憤死は避けたいと思えた。憤死イヤ絶対!

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    2026年06月12日
  • グレタ・ニンプ

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    読書して久々に笑った!
    表紙の通り、豪快!文中でも急に大文字太字、フォントも変わって迫力満点!そしてお笑い満載
    本、というより漫画! これ実写化して欲しい〜

    『グレタ』は、グレたのか、スウェーデン環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを捩ってるのか、その両方か

    夫の目線で恋愛して結婚して、妊活からの妊娠でしおらしかった妻が大変身、恐れ慄きながらも慣れていき変化を知ろうと努力し認め、なんなら義父の一言にも反発するほどの夫婦愛がベースだからかずっと笑っていられる。その愛がなかったらもっとギスギス面白くないんだろうなぁ〜
    いい話だった!

    妊婦役誰かな?橋本環奈かな?笑



    「ねえ由依、これは『ア

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    2026年06月11日
  • 激しく煌めく短い命

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    640頁のボリュームで描かれる主人公の感情(喜び・葛藤・後悔・価値観の違い・不安・覚悟など)が、とても濃厚で激しく揺さぶられました。
    環境よりも、自身の内側の偏見が一番問題であること。
    短い一生に無駄にできる時間などないことが覚悟となること。
    大切ですが、日々の生活で忘れそうになるので、覚えていたいと思った。

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    2026年06月07日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    すごく引き込まれる作品だった。
    女性同士の恋愛を描く作品が少ないからこそ面白かった。
    誰にでも同性を好きになる可能性はあるのかなと思ったりもした。
    最後に、2人して面倒を見ようと思っていた莉乃が2人の様子を写真に撮ってそれを週刊誌に売っていたのはびっくりした。
    2人のキャリアを崩しているのにも関わらず、莉乃が打ったことを全く言わないことにさらにびっくりした。面倒を見たい以外に何か他の理由があるのかもしれない。
    早く下を読みたい。

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    2026年06月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿矢りささんは文章のリズム感が凄くて、他の作家さんの作品にはない読み心地だと思う。
    私は「眼帯のミニーマウス」が好きすぎて、短編でこんなに好みだと思ったのって本当に久々、というか今まであったかなってくらい、最初から最後まで好き。何が好きかってうまく表現できないけど、何度も読みたいと思った、
    とにかく最高だ〜〜〜という感想

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    2026年06月03日
  • グレタ・ニンプ

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    最近の綿矢さんの話は中々ぶっ飛んでいて面白い。

    内容は不妊治療や男の育児参加等色々な問題も取り上げていてしっかりしている。

    フォントサイズを急に変えて強調する感じは個人的に余り好きではないかもしれない。

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    2026年05月31日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

     初綿谷りさ読破。
     子供への愛情、その子を産むことへの苦悩ともいう弊害。ある種、自由とかけ離れているが、そんなの勿体無い。それゆえグレタ、ニンプなのだと。
     

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    2026年05月31日
  • グレタ・ニンプ

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    綿矢りさ、初めて読んだけどスゲー。設定はぶっ飛んでたけど書かれてる内容はごもっとも。男性女性、妊娠不妊と全ての目線でまっとうに書かれてて全ての人に勧められる内容。少子化問題はずっと以前から問題視されてたのに後手後手の政策しかしてこなかった政治家の責任であるのに、それを今現在、出産適齢期の女性に少子化だから頑張って産め、と責任を押しつけるのはやめろ!ってのが響いた。
    早くドラマ化されないかな?絶対、仲里依紗、岡田将生だろうな。見たい!ネトフリさん、よろしく。

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    2026年05月30日
  • かわいそうだね?

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    中編二編
    「かわいそうだね?」
    自分の彼氏が元カノを家に居候させる話

    アメリカ育ちの隆大はリベラル的で、困ってる人は助けてあげなけれはいけないという考えから元カノ、アキヨを居候させるという
    主人公樹里恵は抵抗しつつも結局受け入れてしまうーー

    どうなる?話なんだろうと思いながら読むと、主人公は自分の思う道に進む方を自分の意思をもって選んでた

    樹里恵は、かわいそうだから助けてあげると、うそぶいてたときの胡散臭い自分より、損得の計算せずに本心をぶつける自分のほうが、よほど好きだと言ってて、その行動力は痛快だった。これから泣いたり後悔したりするかもしれないけどそれは今じゃないとニコチン一服。自分

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    2026年05月29日
  • オーラの発表会

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    ネタバレ

    p.170
    これほどたくさんの星があるのに、どの星とも交流せずに幾多の命を乗せて回っている地球は孤独だ。この宇宙のどこかに、地球以外にも生命体がいるとすれば、と考えると気が遠くなりそうだが、本当に地球にしか生命体がいない、と考えた方が余計恐ろしかった。宇宙では流れている時間の尺も桁違いだから、もし違う星に生命体がいたとしても、もう何億年も前に滅びたとか、何億年もあとにならないと生まれないとか、誕生する時期が違ったらめぐり会えない。

    p.196
    「そもそもあんたは奏のこと好きなの?」
    返答に困る質問を萌音は簡単にしてくる。好きだの愛だのという言葉を聞くと、どうしてもかつての拒否反応が甦ってきて

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    2026年05月28日
  • 激しく煌めく短い命

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    分厚いけれど読み始めたら一瞬。32歳パートの方が歳は近いのに抉られるのは13歳パート。女の子同士恋愛の揺れ動きは中高生にこそ読んでほしい。そして橋本くん良いキャラしてるね!

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    2026年05月27日
  • グレタ・ニンプ

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    描写が秀逸。登場人物の動きや心の状態が非常にイメージしやすく、笑える。電車で読むには笑いが堪えられないリスクが大きい。最後の別物語『深夜のスパチュラ』が好きです。

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    2026年05月26日
  • 蹴りたい背中

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    純文学は、一か所でも知っている感情に出会えればいい。

    というわけで私が知っていた感情。↓

    「自分の内側ばっかり見ているから、何も覚えていない。学校にいる間は、頭の中でずっとしゃべっているから、外の世界が遠いんだ。」

    ここだ。
    これはまさしく高校生の時の私だ。
    なんならおばさんになった今でも若干そうだ。

    綿矢りさと同世代なので、雑誌を集めたり、ラジオを聴いたり、ライブに行ったり…あの感じがリアルに想像できた。まぁ同世代じゃなくても想像できるだろうけど、90年代後半~00年代前半のあの感じ。
    ていうか、主人公よりもにな川にシンパシーを感じてしまっている(笑)
    好きなアーティストに心酔して、

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    2026年05月25日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    「いなか、の、すとーかー」は、綿矢りささん特有のオチが読めるのに奇妙で、あり得ないだろっていう描写がたっぷりなのに人間の"あるある"が詰め込まれてる感じ。

    表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」は、特に28歳の私自身の"あるある"が詰まっていてちょっと苦しくなった。
    主人公の早希は自意識過剰で自己肯定感が低くて生きづらくて人に期待しては傷ついていく弱くて強い女の子。
    親友のだりあは反骨精神で生きてて強いけど純粋で実は柔らかい女の子。
    そんな2人の幼馴染のシスターフッドが描かれている。

    「死んだら皆が泣いて惜しむような人間になろうって」と気高く生

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    2026年05月21日
  • グレタ・ニンプ

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    ずーーっと大好きな綿矢りさ先生新作✨
    募る期待にどかーんと答えてくれて、読むのがもったいなかった߹~߹
    『パッキパキ北京』からファンキーな感じが続いてて、『手のひらの京』とかとはガラッと違うテイストでどちらも好きです!!
    フォントも凝っててまあーー面白い笑

    しかも現在妊娠中の私。
    自分もこんな妊婦生活を送っていたのか…?と思うと、ゾッとするような笑えるような…笑 困り果てた夫の顔が浮かびました。さすがにお宮参りの装いはウケる笑
    でも結果的に良い方に変化したんだなあと思いました。私にはそんな勇気は無いけど、変わるなら今!って思えたのが妊娠期間で、素直に表現できた主人公には感服です。これぐらい楽

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    2026年05月20日
  • しょうがの味は熱い

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    どこに共感できたか。

    恋に狂気がかるくらい情熱的な奈世と、いかにも冷静なユヅルのお話。好きになればなるほど、度がいきすぎてしまうナヨに、私と通ずる部分があって、自分も気をつけようと思った。

    ナヨの父親も言っていたが、「結婚とは、努力して得た結果ではなく、流れで、スムーズになるもんだ」という言葉が印象に残った。

    今の私と彼は、付き合いが続くように、無理矢理頑張っている状態だと思った。その結果、お互いの心が疲れてしまい、結婚しても幸せを手に入れられないと考えてしまう。

    私は、そんな彼との関係性を客観的に見直せる作品だったと感じるし、カップルにはカップルなりタイミング・流れがあり、無理して

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    2026年05月20日
  • ひらいて

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    読み終わって放心状態
    これはバイブルになると思う
    こんなに思春期のこと、女の子としてのこと、恋のこと、恋とは違う何かのこと ことばにしてるの初めて見た
    すごい、すごすぎる

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    2026年05月20日
  • グレタ・ニンプ

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    なんかもう型破りすぎる1冊!

    ページの中で、登場人物の言葉があえて明朝体以外で印刷されてたりするの。
    それがすごい絶妙で、声が聞こえてくるような気がする。
    妊娠・出産の、期間にすると1年くらいの様子を追っているんだけど、途中にほんとに声を上げて笑いたくなるシーンがたくさんあったり、深く考えさせられたり、と濃い1冊でした。

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    2026年05月18日