綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
朝井リョウのゆとりシリーズぶりに
読みながら声出して爆笑しちゃう系の
本に出会えて最高です!!!!
妊娠期間はゆいの奇想天外な言動に笑ってたのに、
出産あたりから、待ってくれ?
実は隠れてただけで俊貴もなんか変!?
収れん火災のくだりとかめちゃくちゃ笑った
(俊貴の姉のツッコミが最高)
子供が産まれたあとの、海外育児本の流れも
めちゃくちゃ笑ったサイコウ
そんな面白いシーンが溢れかえってるけど
不妊治療(妊活)とか出産、育児
大変なところもちゃんと書いていて
俊貴が一連の流れで良き旦那、父親になっていて
とっても素敵だし、
ゆいが辛い経験の末、決意のあのイメチェンで
ちゃんと幸せになれて -
Posted by ブクログ
これは確かに生まれ変わるとかではなく「羽化」という言葉がしっくりきます。
奇抜な様相を呈する妻に着目されがちですが、妻がそうなるまでの心の変化と、なぜそんな行動をするのかと常に理解しようと、寄り添い支え続ける夫の深い愛を感じる物語でした。
とはいえ、作中のくそデカフォントを電車の中で読むのは少し恥ずかしく、奇抜な格好の妻を隣に連れて歩く夫の気持ちを図らずも疑似体験できました。
妊活、出産が想像していたより困難だった方はもちろんのこと(私もその内の一人であり、この世に容易い妊娠も出産もないのは百も承知ですが)、子育てと仕事をしている人ならものすごく共感してしまうと思います。
その中にある、楽し -
Posted by ブクログ
ネタバレ(注)本を初めて手に取った際は、ページを初めにパラパラとめくらず、最初のページから順番に1ページずつ読み進めてください。
ヘイキ、ヘイキ、ヘイキング!
(この言葉大好き!!笑)
タイトルと装丁でとっても惹かれるものがあり、
発売日に買うと決めていた作品!!!
いや、綿谷りささん!
前作の「激しく煌めく短い命」からの振り幅
すごすぎでしょ!!!笑
ぶっ飛んでるし、
ほんっとーに色んな意味で斬新!
今までの「型」や「お約束」を破るという、
文字通りの意味での斬新さ!
その斬新な箇所が
色々なところに散りばめられているんです!!
(読んだら分かります!笑)
そしてなんと言っても、
笑わせ方 -
Posted by ブクログ
ネタバレぽんぽんと言葉が飛んでくるような小気味良い文体で読みやすい。
最後のお話以外は主人公の行動原理が自分とかけ離れていて、より客観的にみているからかシュールに感じる部分があった。しかし、彼らが至って真剣なのもわかるし、モラルをぶん投げてまでやりたい強い衝動があるって、その間(瞬間?)は充実感が半端ないのかもしれない、とも感じた。
表題作では吐きつけてやりたい言葉を言えなかったのに、次のお話では言ってしまっていたオチが面白かった。
解説を読む前にこの感想を書いているからわからないが、綿谷先生自身(または同姓同名の別人)を登場させたのは自分への戒めとかなんだろうか。 -
Posted by ブクログ
帯にある通り妊婦コメディ。もうスタートからずっと面白くて、小説を読みながら声を出して笑ったのなんていつぶりだろう。(エッセイならあるけれど)
だけど中盤以降、由依のパワフルな姿の裏にある、女が子供を産む時に犠牲になるあれこれへの怒りや無責任にプレッシャーをかけてくる国への憤りが垣間見えて、まさに適齢期と言われる年齢層に属する私は首がもげるほど共感した。
不妊治療の壮絶な心身への負担についても、改めて身に染みる。
読書って、本ってこのくらい自由でいいんだ!と思える仕掛けも目に楽しくて、これは絶対単行本で読むべき本。
入りやすいコメディタッチの中に切実なメッセージが詰まっている本だと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学生時代のパートは読んでいてとっても幸せで、終わってほしくなかった
後編は、大人になってからの2人はなんだか残念だ、あの頃の輝きが…とか思いながらしばらく読んでいたけど、30前後で人生に血迷い始めるのは自分も心当たりがあるしリアルだよなぁ
最後には、やっぱり運命の2人だったんだ…!!と、ロマンチックが自分の中で炸裂して心打たれた
中学生のときとは違ってお互いの気持ちを大切にできてよかった
昔からの2人の間で流れるあたたかさが、最後一緒に生きていく決意につながったところがほんとうによかった
激しく煌めく短い命だから、日常に追われて大切なものを見失いたくない
大好きな小説になった⭐︎