しょうがの味は熱い

しょうがの味は熱い

小説・文芸
488円 (税込)

2pt

同棲=結婚じゃないの?!

煮え切らない男・絃と煮詰まった女・奈世が繰り広げる現代の同棲物語。トホホ笑いの果てに何かが吹っ切れる、迷える男女に贈る一冊。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    しょうがの味は熱い
  • タイトルID
    :
    317808
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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しょうがの味は熱い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    同棲3年目の2人の間にある、微妙なずれと居心地の悪さ。
    結婚することで落ち着くと考える女と落ち着いてから結婚したい男。
    【婚姻届は”人生を連帯保証しよう”という強烈なメッセージを発していた】
    この一文が衝撃的だった。
    どうなったら結婚すべきなのか、結局正解はわからない。
    綿矢さんの作品の中でもかなり読みやすく、好きな小説だった。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    結婚したいけどできない女性というストーリーラインは、女性である以上どの小説でも気になって思わず手に取ってしまう。今作の面白いところは、男性目線と女性目線で交互に心境が書かれるところ。心が揺れ動く表現に綿矢りさ節が光っていて、これこれ、これを得るために読んでるんだよね〜という気持ちになる。
    解説では、女性側が狂気と語られるけど、全女性が持っている暴力性なんじゃないかなと思う。狂気でないのではなく、狂気さが眠っているのが女性なのではないのでしょうか〜。
    「愛がなんだ」とか好きな人はハマるんじゃないかな。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    やばい
    第1章がやばい
    表現の海、まじでまじで溺れそうになった
    1行1行よむごとに、はぁ、、、ってためいきついてた
    みんなが1度は頭をよぎる気持ちや考え方を、思いもしなかったような言葉で、ちゃんと伝えてくる
    これこそが、本を読む理由

    ストーリーを楽しむ本ではないから、結末にはまあそうだよねとはなった。でも満足度は星100
    だからこそ、これは何度でも読みたい本

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    どこに共感できたか。

    恋に狂気がかるくらい情熱的な奈世と、いかにも冷静なユヅルのお話。好きになればなるほど、度がいきすぎてしまうナヨに、私と通ずる部分があって、自分も気をつけようと思った。

    ナヨの父親も言っていたが、「結婚とは、努力して得た結果ではなく、流れで、スムーズになるもんだ」という言葉が印象に残った。

    今の私と彼は、付き合いが続くように、無理矢理頑張っている状態だと思った。その結果、お互いの心が疲れてしまい、結婚しても幸せを手に入れられないと考えてしまう。

    私は、そんな彼との関係性を客観的に見直せる作品だったと感じるし、カップルにはカップルなりタイミング・流れがあり、無理して付き合うものでもないと思った。

    途中で、3ヶ月の時を経てナヨには気持ちが無くなってしまったのかと、ドキリとさせられた場面があったが、すぐに調子を変えて彼と東京に戻る姿には驚いた。両親もびっくり。私も両親を大切にしようと思った。また、ナヨの友達が「ユヅルくんの時の速さは3ヶ月だったんだね」と言ったその一言にも納得した。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    奈世の、はたから見たら矛盾してても本人のなかに正しさがあってそれを貫き通すところが、良くなさでありつつ、良さだった そんな良くなさが欲しい

    絃の好きなところ、分かる分かりすぎる
    隙がなくて、手先が器用で所作が美しくて、自分とは全然違う

    あと、なんで絃みたいな人が不器用で雑な奈世のことを好きになるの? 奈世はそこを全く疑問に思っていないのもおもしろい ふたりだけの世界 羨ましくてドキドキする

    何度も読みたい 楽しかった 恋愛楽しい

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    ああなんだか頭が痛い。昔の自分よ、これを読んでしっかりと反省してくれ。書かれていることがわかってしまうのも、ある意味成長かもしれないけれど。私も当時は、主人公のように、なぜ彼氏が生きがいだと言ってはダメなのか分からなかったから。。

    二章建てになっていて、文体が変わる。それもなんだか、奈世自身が諦観したというか、絃への重すぎる思いを、自認しながらやめられない、ホラーみたいな気持ちになる。

    絃もやばいけどな、いちいち不安になるなよ、さっさと結婚してくれよ、と35歳までに産まないといけない女たちは思ってしまうけれど。

    お父さんは、もっと自然にスムーズに結婚するんだと言う。いいなあ、羨ましい。私もそうしたかったのに。

    もう少し、頑張れば、仕事よりも何億倍も難しい結婚とやらを、私もできるのかしらん。
    などと、冒頭で成長したと書いた自分が、過去の過ちを自認しながら実のところ全然成長できてないことに、なんならそれをぐつぐつ煮詰めている自分に、奈世みたい、と思ったりした。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    同棲中に寂しい思いをしたからこそ、ぐさりと刺さるフレーズが散らばっている。奈世さんほどぶっ飛んではいなかったと思うけど。
    綿矢さんの表現が独特で好きだ。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    結婚するのか否か、同棲カップルのすれ違いを描いた二篇からなる連作短篇集。 ありふれたテーマだが、綿矢りさの文章で読むとなぜか新しいものに触れたような感覚になる。 この感じ分かるわ〜、この行動とっちゃうのあるあるだわ〜と既視感しかない内容なのに、もう一歩心の奥に踏み込まれたようなザワザワ感。 あらすじには“トホホと笑いながら何かが吹っ切れる”とあったが、めちゃくちゃ俯瞰してやっと喜劇に見えてくる。 読み手によっては全然笑えない話なのもまた一興。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    隣にいるのに分かっているようで何も分かっていなくて、近くにいるのに分かろうとし合えない絶妙な関係性。わかる、わかりすぎるこの痛み、、

    弦が感じている一緒に過ごす時間が長いだけでは溶け合わないこだわりや価値観も、奈世が漠然と感じているこんなにも長くいるのに結婚することの覚悟すら固められないのねという大きな失望感も。奈世の両親の感じも痛いほど身に覚えがあるからこそ、なんだかこの小説は刺さりすぎました、、

    弦と奈世、果たして本当に結婚することはできるのでしょうか?わたしは、お父さんが言った通りこのままでは上手くいかないだろうな、って思ったな、、

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    我が家の方針は同棲反対だった。
    母曰く、同棲は女に妻の真似事をさせておきながら男の決心を鈍らせるものだそうだ。「同棲するくらいなら結婚しろ」と口酸っぱく言っていた。

    きっと母は同棲に対して苦い経験があるのだろう。
    でも、同棲は相手が自分にとって必要なのかどうか、その先の将来を考える上で重要な期間だと思う。きっと相手は母を選ばなかったのだ。


    「煮え切らない男と煮え切った女」という表現がぴったりな2人。奈世(「なせ」じゃないんかい)のねっとりした、ややテンパった愛情、弦のやや神経質な面倒くさい男感がリアル。

    私も将来結婚するからと努力(転職活動)もせず、後先考えず仕事も辞めたので、奈世の事をとやかく言えない…。

    弦視点での話で奈世と暮らしていた日々を「あのささやかな努力と忍耐の積み重ねの毎日」と表現していたのを見て「あぁ、このカップルはダメだな」と思った。

    多分この先もお互いを押し付けあって上手くいかないんだろうな。奈世は都合のいい時だけ両親を頼るんだろうな。いや、そうであってほしいと思う。
    どうも読んでいて応援したくなる2人ではないのだ。

    0
    2026年03月08日

しょうがの味は熱い の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    しょうがの味は熱い
  • タイトルID
    :
    317808
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年06月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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