綿矢りさのレビュー一覧

  • ウォーク・イン・クローゼット

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    いなか、の、すとーかー
    ウォーク・イン・クローゼット

    ふたつは全然違う物語だけれど、
    現代らしい人間くささがリアルだなあって思いました。
    表紙のかわいさで読み始めたけど、何より読みやすい

    わたしみたいな読書初心者にはめっちゃ良い

    苦しむ人間、苦しめる人間、
    どちらも物語の主人公になりえて、
    他人からは想像できないような苦悩があったりする

    嫉妬で人を悪く言ってしまうのはよくある
    けどわたしは他人の努力や実力その他もろもろへの称賛を
    素直に口に出せる人間になりたいな

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    2020年08月02日
  • 100万分の1回のねこ

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    個人的には楽しめたけれど、予想以上に毒が利いていた(笑)。
    確かに絵本も毒は利いているんだけれどさ。
    何ていうか大人向け『100万回生きたねこ』。
    それぞれの小説はおもしろいんだけれどもさ。

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    2019年07月20日
  • インストール

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    これがデビュー作!そして当時高校生!
    っていうの無しで考えても文章がうまい。このテンポのよさと人生への向き合い方や考え方が好きである。

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    2018年06月16日
  • ひらいて

    ネタバレ

    宗教的哲学的作品

    この小説はティーンズの恋愛物というより、哲学的命題を含んだ福音書の一節という風に感じられた。
    物語の中に聖書を出してくるのも、そういったイメージを促そうとしているように思わせられた

    この小説の最重要なテーマは、いわゆる(柄谷行人氏のいう)「単独性」というやつだと思う。
    自分を自分たらしめるもの、他の誰にも見出せるものではないと信じられるもの、
    そしてそこから自分の生きるエネルギーが湧き出てくるよう感じられるもの
    私の「単独性」のイメージはそんな感じ。

    主人公の愛ちゃんは、たとえ君という、一見地味でそこまでモテるタイプに思えなかった青年に恋心を抱いたことで、
    そこに自らの「

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    2018年01月19日
  • インストール

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    高校三年生の野田朝子。自称変わり者。受験生になって一ヶ月。いわゆる五月病ではないけれども、昼食後の教室でちょっと愚痴ってみた。
    「私、毎日みんなと同じ、こんな生活続けてていいのかなあ。」
    その愚痴を捕まえてクラスメイト曰く「疲れてるせいだよ。」「一回学校休んで休養とったら?」
    そそのかされて休みを取った朝子のヴァカンス。

    2001年第38回文藝賞を単独で受賞した作品。主人公の主観に徹したインナーハードボイルドです。主人公の描写が難しい一人称で描かれていますが、それにもかかわらず、彼女の漠然とした日常や将来への不安が身近に感じられ好感が持てました。

    例えば、主人公が日常の不安を社会にぶつけ

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    2015年11月21日
  • グレタ・ニンプ

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    楽しく読めた。口調が悟空になったり、江戸っ子のようなべらんめえになったり。いつ元の奥様にに戻るのかと思ってたけど笑

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    2026年03月22日
  • ひらいて

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    想像を超える大胆な言動がいくつもあり衝撃的でした。「たとえ」という人物名が出てくるたびに副詞の「たとえ」と勘違いしてしまいとても苛つきました。

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    2026年03月22日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    巻末の話「老は外で若は輩」が特におもしろかった。めんどくさいやつっているし、あーもうなんでもいいってなる内田に共感したw その点では(?)若輩者のよう

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    2026年03月22日
  • グレタ・ニンプ

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    ライトに、楽しく読み進めることができた!なぜ当たり前のように、国に出産を勧奨(干渉)されなければならないのか。産みたい人が安心して産み育てられる社会、産みたくない人は産まなくても居心地の悪さを感じない社会が健全だと思う。由依の考えに全面的に賛成!夫(主人公)が由依の変化を頑張って受け入れながらも、固定的なジェンダー感覚は内面化してるところ、妻も大変なのは重々分かるけど俺だって大変なんだ、という本音もリアルでした。

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    2026年03月21日
  • 二周目の恋

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    恋愛アンソロジー。

    どの作品も、一筋縄ではいかないけれど読後に希望の残る。こういうアンソロジーでは珍しく、どの作品も何かしら心に残る箇所があったのでとても得をした気持ち。

    特に「深夜のスパチュラ」のとりとめがないけどキュートな読み味や、「道具屋筋の旅立ち」のラスト、「海鳴り遠くに」のタイトルの意味が分かった瞬間が特に心に残った。

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    2026年03月21日
  • パッキパキ北京

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    富士急行ってフジヤマもええじゃないかも乗ってきました!みたいな読後感。コロナの閉塞感とは対照的に、びゅんびゅんと疾走感MAXで駆け回る。ブランド品を買い漁り、辛い食べ物食いまくり、さらっと浮気する。のに、全くいやらしさがなく清々しい!読んでて気持ちイイ!これを読んだら、自分もまだまだやれる気がしてきた。もっと弾けていい気がしてきた。

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    2026年03月20日
  • しょうがの味は熱い

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    隣にいるのに分かっているようで何も分かっていなくて、近くにいるのに分かろうとし合えない絶妙な関係性。わかる、わかりすぎるこの痛み、、

    弦が感じている一緒に過ごす時間が長いだけでは溶け合わないこだわりや価値観も、奈世が漠然と感じているこんなにも長くいるのに結婚することの覚悟すら固められないのねという大きな失望感も。奈世の両親の感じも痛いほど身に覚えがあるからこそ、なんだかこの小説は刺さりすぎました、、

    弦と奈世、果たして本当に結婚することはできるのでしょうか?わたしは、お父さんが言った通りこのままでは上手くいかないだろうな、って思ったな、、

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    2026年03月19日
  • 激しく煌めく短い命

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    綿矢さん、初めての長編。蹴りたい背中のときも感じたが、思春期の子の微妙な感情や葛藤を書くのがとてもうまいなと感じた。テーマはシスターフッド。 連帯しながら、かたちにこだわらずに生きていく、ラストも良かったです。

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    2026年03月19日
  • かわいそうだね?

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    サクサク読めて面白かったー!綿矢りささんの本初めて読んだけど、情景描写の文章がめちゃめちゃ分かりやすい。アキヨの人物像とかすごい具体的に頭にスッと入ってくる感じがして他の本も読みたくなった。二つの話どっちも面白かった!亜美ちゃんは美人は読んでて、確かに美人の隣にずっといるのはしんどいよと思いながら、でも当の本人は自分に全く関心を持ってない人に対して心開くんかぁと思った。けど!崇志はあかん!

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    2026年03月18日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    まず装丁がびびっとな感じで好き。
    内容も負けないくらいファンキー短篇集。

    読みやすかったので一気読みでした。

    「嫌いなら呼ぶなよ」
    怒られてるのに変な所に
    気が行っちゃう感じ、
    トイレから脱走する妄想、
    親に怒られてた昔の自分そのもの共感。笑

    「老は害でも若も輩」も大好き。
    ババア死ね。返信が気になります。

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    2026年03月18日
  • グレタ・ニンプ

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    読んでビックリ 目に飛び込んでくる!笑って笑って面白かったです
    妊活や育児のコト色々思い出して考えさせられました
    (ちょっとこの旦那さんにモヤっとしました、、、)

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    2026年03月17日
  • ひらいて

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    19.11.24
    愛とたとえ、美雪の恋模様を描いた作品、作者自身の物事の考え方がまず圧倒的に少数派で物語に出てくる人物のそれぞれの心理描写がそこから来る訳だから他の作家と違う深みのある文章が多かった。特に愛と美雪の絡みの描写は秀逸だった。

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    2026年03月17日
  • パッキパキ北京

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    女の子の考え方が潔くて、羨ましくなってしまった
    私はどちらかというと夫側の人間だから

    心の中に女の子を宿しておけば、辛い時悩んだ時助けてくれそう笑

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    2026年03月17日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    綿谷りさは本当に読者の情緒をぐちゃぐちゃにするのがお上手ですね(褒めてる
    でも、途中の断絶とぐちゃぐちゃがあってこその、再び結ばれた絆の強さ、とも思います。
    青春小説を読んだような、爽やかな読後感でした。
    2人が、2人でずっとしあわせに生きていけますように。

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    2026年03月15日
  • 蹴りたい背中

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    綿矢りささんの著書は本当に早く読める。不思議なくらい。本作も1時間ちょっとで読み切った。
    たまにティーンズ文学に分類されていることがあるけど、ティーンズを題材にした成人向け小説だと思った。ハツの蹴りたい衝動に共感はしないけど、キュートアグレッションに近かったりするのかな。
    中学高校ならではの、自我と周囲との差を痛くも気持ちよく思う感覚がこんなに具体的に表現できるなんてさすがです。プールの着替えの喩えとか、男性は共感できるかわからないけど女性には刺さる気がする。

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    2026年03月14日