綿矢りさのレビュー一覧
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●感想
由依のぶっ飛びように、めちゃくちゃ元気もらえる。夫の俊貴目線で由依の変貌ぶりととまどいを追体験できて楽しい。やりたいようにやる!!という由依の振り切った言動が、俊貴の認識をも変えていく。
●本概要
俊貴は控えめで笑顔が可愛い由依と結婚する。不妊治療を4年続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、俊貴が仕事から帰宅すると、由依が珍妙な格好で踊っていた。「ヨウセイダーーーーッ!」。妊娠した喜びで(!?)由依は内面、外見ともに豹変。髪型はデニス・ロッドマンのように、喋り方は『ドラゴンボール』の孫悟空のようになる。
「あああ、もう声出さねえと、やってられねえ!痛い!めちゃくちゃ痛い!腹ん中 -
購入済み
最年少受賞されてから
お名前だけは存じていましたが
他の作家さんや読書家さんがやたらオススメされるので
とうとう読了
ディグるかどうかはこれから決めようかと思います
迷わず過去作品を全て読もうとまではなりませんでした。 -
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ネタバレ
1つ目の話はすっきりした。
後悔するだろうし、報われてはいないけど、我慢し続けるのは体に毒だよ。
なんか昔のこと思い出した。
ショックな出来事から自分を守るために思考を捻じ曲げて、大丈夫って思い込むこと。昔の自分も最後まで溜めて何も言わずに去らないで、こんな風に怒鳴り込みたかったね。
アキヨ、気持ち悪い。この状況、どうしても許せなかった。物語の中の話なのに許せなくて、怒りでいっぱいになった。
2つ目はわからん。
過去にぐるぐるした感情抱いてても時間経てば優しい目で見られるってこと?
経験したことないのもあって、想像力働かせても共感できなかった。 -
Posted by ブクログ
【かわいそうだね?】
「かわいそう」という感情はどこまで通用するのか。一般的に考えればおかしな状況でも、「かわいそう」という一言で押し通されてしまう。その言葉の使い方や受け取り方について考えさせられた。
そしてメールを見た後のジュリエの怒涛の感情表現が圧巻。思いつきそうで絶対に思いつかない、絶妙な比喩を次々と繰り出す綿矢りさの表現力がやっぱり好き。
最後はもう「しゃーない。それが正解や」
さぁ叫ぼう。「どないせっちゅーねん!」
【亜美ちゃんは美人】
こちらは一転して文学的な読後感。
亜美をずっとそばで見てきたさかきちゃんには、好意だけではなく嫌悪や嫉妬も透けて見える。むしろ亜美は、自分を -
Posted by ブクログ
ネタバレ人気者だし周りから支持もされてるけど何処にも居場所がなくて何をしても満たされない、どこまでいっても孤独だし周りの人はとても小さく軽く見えるような愛に共感できるところもあって惹き込まれた。
そんな中で目に入ったから余計にたとえはとても特別に思えたんじゃないかなと思った。
ちゃんと好きだったけど同時に自分の満たされないものの穴を埋めたくてあんなに必死に手に入れようとしてたのかなって感じた。
愛が本気で好きになってしまったのは美雪だったんじゃないかな。本当の愛を見ても受け止めて最後まで傍にいてくれたちゃんと見ようとしてくれたから憎しみから好意に変わったんじゃないかなと思う。
最後のひらいては -
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・星取表的には限りなく5個に近い、4個。ほんの少し足りなかった理由は最後、思いの外楽観的なハッピーエンドになった、と自分が感じてしまった事。いや、でもどうだろう。本当にそうかな?未だに迷っている。
・でも、結構分厚いこの本。グイグイ読み進めてしまったのは確か。面白かった。
・ラストについて否定的な事を書いてしまったけれど、反面ホッとしたのも事実。幸せになってほしい。それくらい登場人物を好きにはなっていた。
・この感覚、めちゃ好きな韓流ドラマに対しての物に近い。観る前は、長げ〜な〜ぜんぶ見切れないかも、とか考えていたのに、終盤になるにつれ、あれ?もうすぐ終わり?寂しい…みたいな。
・あと、アホみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ綿矢りささんの比喩表現がとても好きだ。視覚的で、記憶の隅にあるような映像を思い出させてくれる。
主人公は自己中心的で、自分の気持ちを第一に優先させるタイプ。一言で言えば子供っぽい人だ。この性格のまま26歳にまでなっちゃったら大変だよなあ、と思う。子供っぽい人はふつう人から好かれないし、構ってくれる人もいない。そして孤独になって社交性を失って、より一層人が近寄らなくなる。
終盤、ヨシカの両親が電話越しに「もう少し大人になりなさい」と言ったシーンを読んで、正直かなりスッキリした。よくぞ言ってくれた、と思った。
最後のニとヨシカのシーンは、ニの態度に少し違和感を感じてしまった。