綿矢りさのレビュー一覧

  • グレタ・ニンプ

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    ●感想
    由依のぶっ飛びように、めちゃくちゃ元気もらえる。夫の俊貴目線で由依の変貌ぶりととまどいを追体験できて楽しい。やりたいようにやる!!という由依の振り切った言動が、俊貴の認識をも変えていく。

    ●本概要
    俊貴は控えめで笑顔が可愛い由依と結婚する。不妊治療を4年続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、俊貴が仕事から帰宅すると、由依が珍妙な格好で踊っていた。「ヨウセイダーーーーッ!」。妊娠した喜びで(!?)由依は内面、外見ともに豹変。髪型はデニス・ロッドマンのように、喋り方は『ドラゴンボール』の孫悟空のようになる。
    「あああ、もう声出さねえと、やってられねえ!痛い!めちゃくちゃ痛い!腹ん中

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    2026年07月24日
  • ひらいて

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    ネタバレ

    愛みたいな人はいない。だから面白かった。
    本能的なのか計算高いのか追いつけないところがあったが、たとえと美雪の反応も独特だった。

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    2026年07月24日
  • グレタ・ニンプ

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    妊婦が題材ということもあり、とても興味深く、自分の経験とも重ねながら読み進めた。
    ただ一つ、「なぜあのいでたちになったのか」は最後まで少し引っかかった。
    不妊治療による終わりの見えない我慢、周囲への気遣い、「ちゃんとした女性」でいなければというプレッシャー。そうした抑圧が積もり積もって、あの異様ないでたちは現実の姿というより、心の内側が外見となって現れた象徴だったのかもしれない。
    装丁のインパクトに負けない、考えさせられる面白い作品だった。

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    2026年07月20日
  • ウォーク・イン・クローゼット

    購入済み

    最年少受賞されてから

    お名前だけは存じていましたが
    他の作家さんや読書家さんがやたらオススメされるので
    とうとう読了

    ディグるかどうかはこれから決めようかと思います
    迷わず過去作品を全て読もうとまではなりませんでした。

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    2026年07月20日
  • グレタ・ニンプ

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    サラーっと読めた。おもしろいのかもだけど不妊治療とか考えたことある人からしたらまた違う視点になるんかな?
    妊婦さんが変な人に絡まれるてヒロインの友達も言ってるけどその武装だと思ったらなんか妙に納得してしまった

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    2026年07月18日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ


    1つ目の話はすっきりした。
    後悔するだろうし、報われてはいないけど、我慢し続けるのは体に毒だよ。
    なんか昔のこと思い出した。
    ショックな出来事から自分を守るために思考を捻じ曲げて、大丈夫って思い込むこと。昔の自分も最後まで溜めて何も言わずに去らないで、こんな風に怒鳴り込みたかったね。
    アキヨ、気持ち悪い。この状況、どうしても許せなかった。物語の中の話なのに許せなくて、怒りでいっぱいになった。

    2つ目はわからん。
    過去にぐるぐるした感情抱いてても時間経てば優しい目で見られるってこと?
    経験したことないのもあって、想像力働かせても共感できなかった。

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    2026年07月18日
  • グレタ・ニンプ

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    お淑やかな妻が、妊娠をきっかけにグレた。
    表紙の紫坊主姿のインパクトそのままに、軽快に話が進んで一気読み。

    好きな箇所は義実家からの電話に
    「よっしゃ!代われ」からのお淑やかトーク。
    電話切ったあとの「またオメェの実家行こーな!」の切り替えぶり。
    笑ってしまった。

    妊娠、出産って人生の一大事。経験したことがないからその時その場にならなければどうなるかわからない。

    型にはめすぎず、自分らしく生きていけばいいじゃない。というエールをもらえた。

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    2026年07月18日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ママ友会で不倫を暴露された男の本音がだだもれる話。他3編

    『老は害で若も輩』で吹き出しました笑。予想と違う本。物語性はあまりなくショートショートの主人公の心理描写を超分厚くした感じ。本音の吐露がぶっ飛び過ぎてて笑うしかないです。いやぁ面白い!

    タイトルのインパクトがいい。久しぶりの綿矢さんでした。感情を繰り出す能力とその表現力がすごいです。仁王像って笑。ブラックユーモアの塊

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    2026年07月18日
  • かわいそうだね?

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    おもしろかった。
    男女の友情は成立しないのかなーとかも思ったり、
    2つ目のお話はあんまり刺さらなかったかなーー、でも女の子とかが恋人に選ぶ条件の「自分に足りないところが補い合えるから」みたいなのと似てるのかなー。

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    2026年07月18日
  • かわいそうだね?

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    【かわいそうだね?】
    「かわいそう」という感情はどこまで通用するのか。一般的に考えればおかしな状況でも、「かわいそう」という一言で押し通されてしまう。その言葉の使い方や受け取り方について考えさせられた。

    そしてメールを見た後のジュリエの怒涛の感情表現が圧巻。思いつきそうで絶対に思いつかない、絶妙な比喩を次々と繰り出す綿矢りさの表現力がやっぱり好き。

    最後はもう「しゃーない。それが正解や」
    さぁ叫ぼう。「どないせっちゅーねん!」

    【亜美ちゃんは美人】
    こちらは一転して文学的な読後感。
    亜美をずっとそばで見てきたさかきちゃんには、好意だけではなく嫌悪や嫉妬も透けて見える。むしろ亜美は、自分を

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    2026年07月17日
  • ひらいて

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    主人公・愛にはどうしても共感できなかった。好きな人に恋人がいると知りながら想いをぶつけ、その恋が実らないとわかると、今度は相手の恋人に近づいていく。「積極的」という言葉では片づけられない、正直「やばいやつ」だと思う。それなのに、そんな愛を受け入れてしまう美雪の存在もまた不思議で。人の気持ちなんて簡単にわかるはずがないし、愛自身もわかってもらおうとしていない。読み終えた後、うまく言葉にできない感情だけが残った。理解できないからこそ心に引っかかる、不思議な魅力を持った作品だった。

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    2026年07月16日
  • ひらいて

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    ネタバレ

    人気者だし周りから支持もされてるけど何処にも居場所がなくて何をしても満たされない、どこまでいっても孤独だし周りの人はとても小さく軽く見えるような愛に共感できるところもあって惹き込まれた。
    そんな中で目に入ったから余計にたとえはとても特別に思えたんじゃないかなと思った。
    ちゃんと好きだったけど同時に自分の満たされないものの穴を埋めたくてあんなに必死に手に入れようとしてたのかなって感じた。
    愛が本気で好きになってしまったのは美雪だったんじゃないかな。本当の愛を見ても受け止めて最後まで傍にいてくれたちゃんと見ようとしてくれたから憎しみから好意に変わったんじゃないかなと思う。
    最後のひらいては

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    2026年07月16日
  • グレタ・ニンプ

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    面白すぎ。『インストール』の頃から、ずいぶん遠くまできたなあ、よく頑張ったし今も頑張ってるよわたしたち、という謎の連帯感と勇気をもらえる。併録の「深夜のスパチュラ」も最高。

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    2026年07月13日
  • グレタ・ニンプ

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    最近の綿矢りささん、規格外すぎて本当に面白い。
    今回のグレタニンプも出てからずっと読みたくてやっと読めました。
    おしとやかだった奥さんが、不妊治療を得てやっと妊娠できたことをきっかけに見た目、話し方などすごくファンキーに豹変してしまうのですが、私は主人公である旦那さんがかなり戸惑いながらも、奥さんを自分の解釈でやさしく受け入れていく様子が少し面白くもあり、温かくもあり、すごく楽しく最後まで読めました。

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    2026年07月13日
  • 激しく煌めく短い命

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    ・星取表的には限りなく5個に近い、4個。ほんの少し足りなかった理由は最後、思いの外楽観的なハッピーエンドになった、と自分が感じてしまった事。いや、でもどうだろう。本当にそうかな?未だに迷っている。
    ・でも、結構分厚いこの本。グイグイ読み進めてしまったのは確か。面白かった。
    ・ラストについて否定的な事を書いてしまったけれど、反面ホッとしたのも事実。幸せになってほしい。それくらい登場人物を好きにはなっていた。
    ・この感覚、めちゃ好きな韓流ドラマに対しての物に近い。観る前は、長げ〜な〜ぜんぶ見切れないかも、とか考えていたのに、終盤になるにつれ、あれ?もうすぐ終わり?寂しい…みたいな。
    ・あと、アホみ

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    2026年07月09日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    綿矢さんの本は二冊目です。揺れ動く人の心をうまく捉えているなと感じました。いなかのすとーかーはなんで警察に届けないんだと、エスカレートしていくストーカー行為にハラハラしながら読み続け、自分で決着をつけて偉いと感心。蹴りたい背中も読んでみたくなりました。ウォーク・イン・クローゼットは洋服好きな主人公をちゃんと見てくれる男友達がいて良かった。次は蹴りたい背中読んでみようと思いました。

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    2026年07月03日
  • かわいそうだね?

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    前半なんならアキヨさん可哀想説信じそうだったから、メールの下りの盛り上がりが凄かった。わーけわかんねー男だわ
    主人公、頑張れ!幸せになれ!

    亜美ちゃんは美人は、なんとなくオチ読めた。本当にこういう人(美人すぎるあまり皆に好意的に接してもらえるので、逆に自分のことをちょっと嫌いな人を好きになってしまう)いるのかな…?

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    2026年07月02日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    綿矢りささんの比喩表現がとても好きだ。視覚的で、記憶の隅にあるような映像を思い出させてくれる。

    主人公は自己中心的で、自分の気持ちを第一に優先させるタイプ。一言で言えば子供っぽい人だ。この性格のまま26歳にまでなっちゃったら大変だよなあ、と思う。子供っぽい人はふつう人から好かれないし、構ってくれる人もいない。そして孤独になって社交性を失って、より一層人が近寄らなくなる。

    終盤、ヨシカの両親が電話越しに「もう少し大人になりなさい」と言ったシーンを読んで、正直かなりスッキリした。よくぞ言ってくれた、と思った。

    最後のニとヨシカのシーンは、ニの態度に少し違和感を感じてしまった。

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    2026年06月30日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    連続してるのかな、と思ったら、短編×4でした。
    最初の2話はメンヘラ若者のお話かぁなんて思っていたら、3話目がびっくりびっくり浮気裁判が始まった!面白くなってきたぞ。そして4話目は綿谷りさ自身が登場して、溜まっていたマグマが爆発したような、打ち上げ花火のフィナーレのような終わり。書いた後すっきりしたんだろうなぁ。

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    2026年06月29日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    「かわいそうだね?」最後、樹里絵が関西弁でキレるシーンが爽快感あって良かった。
    「亜美ちゃんは美人」新歓のシーンは生々しくて読んでて辛くなった…私だったら他人の痛みが分からない亜美ちゃんとは友達にはなれないけど、さかきちゃんと亜美ちゃんの関係性はかっこいいと思った。

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    2026年06月29日