綿矢りさのレビュー一覧

  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    面白かった!綿谷さんの作品を初めて読みましたが滲み出る毒とユーモア溢れる表現が刺さりました。他の綿谷作品も読んでみたいと思います。

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    2026年09月04日
  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    少女同士の恋愛、そして彼女らが大人になって再会する…。古い言い方をすれば百合小説、レズ物語なのだが、淫靡とか耽美とかそういうイメージで括れるようなものではない。

    とんでもなく純愛小説なのである、久乃と綸の二人が幸せそうに語り合ってじゃれあってデートして睦みあって、揉めてケンカして…その一つ一つが愛おしくて可愛らしくて羨ましい。

    お互いがとても愛し合っているのであれば、性別とか年齢とかどうでもエエやんか。部外者がどうこう言うてわり込んでいく野暮は愚の骨頂。という当たり前のことを今更ながらに気付かせられた。

    600Pの大作だが、初めから終わりまで隙のない良質の恋愛小説である。

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    2026年09月03日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    自分のことを好きになってくれたけど好みじゃない人も、すぐに拒否するんじゃなくていったん向き合ってみるのもアリなのかなー?と思えました

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    2026年08月30日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    眼帯のミニーマウス
    タッキー
    滝澤
    りなっち
    海松子
    上山係長
    くっくるー
    山﨑
    鳩山
    パクパク
    仁村
    キミエ先生
    ムーニートラップ

    神田夕
    谷口
    ぽやん…石ノ鉢紗永恵
    神田
    ナガセP
    小田原
    近藤
    マユナ

    嫌いなら呼ぶなよ
    楓
    森内
    河原
    森内萌華
    羽村…ハムハム
    千尋
    チヒ夫
    ハム夫
    アオイ
    星野
    藤井
    サラ
    霜月一誠

    老は害で若も輩
    綿矢
    内田
    シャトル蘭
    佐野

    解説 日常という戦場 ふかわりょう

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    2026年08月30日
  • 私をくいとめて

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    もうすぐ33歳独身女が自分の脳内にいるAとあーだこうだ言いながら、平凡でつまらないと思ってた人生における正解を少しずつ見つけていく姿をコミカルに描いている。
    読み終える頃には、少し勇気を出して明日は一歩踏み出してみようと前向きな気持ちになれる。

    特に、主人公のみつ子の焼肉屋でもカフェでも電車でも人の会話が気になって所謂人間観察をしては"他人"に疲れてる姿はとても共感した。
    あの子はあの子にマウントされてるけどやり返さなくて偉いなぁとか、あのセクハラジジイを退治しに行きたいけど行く勇気ないなぁとか、そういう小さいことに敏感に反応しては毎日疲れるよなあ。

    恋愛や結婚や子供への葛藤と、1人で居ることの居心地の良さの狭間にゆれながら
    苦手な飛行機に乗ってイタリアにいる友達に1人で会いに行ったり、久しぶりに恋人ができたり、みつ子は色んな気持ちを経験する。

    自分の1番の理解者は自分だし、無理に人といなくたって自分で自分を幸せにすることは出来る。
    たしかに他人と関わるのは酷く疲れるし怖いけれど、そこに飛び込めばそれはまたそれで1人では味わうことできない幸せもある。
    その踏み出した先で傷つく事はあるかもしれないけど、どんな時も"自分"という味方がいるから独りじゃない。
    何があっても脳内のAという話し相手が居てくれるから大丈夫。


    「私にとっての自然体はあくまで独りで行動している時で、孤独に心はゆっくりと蝕まれていって。その矛盾が情けなくて。」
    「相手の心に自分の居場所を作るのは楽しいですよ」
    「他人との距離は一万光年より遠くても、求めるのは他者の存在なんです」

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    2026年08月23日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    元カノが彼氏の家に住むってどういうこと??!
    って設定が気になって一気に読みました。
    はっきり大事なものを決めきれない隆大に苛立ちを抱きつつ、それでも別れたくないから、と無理矢理納得させようと新しい価値観を取り入れようと努力する樹理恵…。
    読んでて「そんな男やめとけ!!!」って何度思ったことか…。
    あと「かわいそう」って言葉、わたしもいつもどこか引っかかってて、「困ってる人はいても、かわいそうな人はいない」って言葉が、すごく腑に落ちました。

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    2026年08月22日
  • 激しく煌めく短い命

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    数々のレズ小説を書いてきた作家さんだと聞いて、読むことにした。
    私自身が同性と付き合った経験があることもあって
    同性同士の恋愛を描いた小説やドラマにはどこか現実味がなく上辺だけを描いているように感じてしまう部分があり、正直、あまり期待はしていなかった。が、読んでみるとびっくり。傑作だった。

    序盤はごく普通の学生生活の出来事のあれやこれやが描かれていて、いつになったら恋愛要素が始まるんだ?と思いながら読み進めたが、その後の展開は想像以上に中身が濃かった。恋心が芽生えてからのストーリーはページをめくる度に、どきどきして、引き込まれてしまう

    ちょっとした仕草に心を揺さぶられたり、同性の友達にこんな感情を抱いてはいけないと葛藤しながらも、どうしようもなく自分のものにしたいと強く焦がれる昂ぶり。胸がぎゅっと締め付けられるような密かな高揚感。付き合ってからも愛おしさゆえ、触れたくても触れられず最後までは手を出せないもどかしさ
    そのどれもがあまりにも見事で、自分の学生時代を重ねずにはいられなかった。あの頃の甘酸っぱい感情をもう一度鮮やかになぞるような体験が心地よく、夢中で読み進めた。
    感情の描き方が秀逸で、読んでいるこちらまで心臓の鼓動が早くなるようだった。

    後々気づいたけど、「ひらいて」の原作もこの人だったのか〜スゴ〜〜 ガチモンの天才だ

    PS:この本に付いている栞の赤い紐は、作中足につけていた紐と同じなのかなって考察している人がいて、感動した

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    2026年08月22日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    京都で過ごしている人、京都から離れた人。どんな年代でも、「京都での大学時代」は共通言語のようなところがある。

    私たちはいつも四条に出かけ、河原町で楽しみ、鴨川に助けられてる。時に行く寺社仏閣の歴史には驚かされるし、四季折々に見せる都の姿は言葉を失う美しさ。
    これが京都かと圧倒される。

    ・大企業に勤めながらのんびり過ごしていたが、
     結婚に焦る長女。
    ・入社した会社で恋愛のいざこざに悩む次女。
    ・理系の大学院に進学し京都を出たい想いで
     東京就職を目指す三女。

    誰もが持つ悩みと、京都での最高な日々と、美しい街と…とっても共感できる、大切な時間が詰まっている!
    私が京都を離れてから読んだらきっと涙してしまう…
    これからも大切にしたい一冊。

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    2026年08月18日
  • 激しく煌めく短い命

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    女性同士の愛の話である、と言うのは事前情報として知っていたが途中にもどかしいと感じる葛藤があったり切なかったりする中で。
    真髄はアツい人生論だった。「激しく煌めく短い命」、肝に銘じて生きたい。

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    2026年08月12日
  • 激しく煌めく短い命

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    なかなかの長編小説で本自体が重いので、比較的在宅時間が長い夏休みの課題図書にしました(勝手に)

    主に、京都で過ごした中学時代と大人になり東京で働く現在の様子が鮮明に描かれています。
    前半は、子ども特有の狭い世界での苦悩が読んでいる側にも、しんどさが伝わってきました。まだまだ広く世界を知らない子どもだからこその大変さって、、本当辛い。
    後半になれば、今度は大人らしい大変なことがたくさん描かれているけれど、人は皆それぞれ、精一杯もがきながら生きていく意味とかを探していくんだろうなーと思いながら、読みました。

    ページ数も少し多めで、
    ドラマに例えたら一話から最後までフルで堪能できる
    色々な場面を味わえるような充実した本でした。

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    2026年08月10日
  • 激しく煌めく短い命

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    思春期女子ふたりの濃密な関係性に、中学生の頃『蹴りたい背中』を読んでくらくらした感覚を思い出しました。小説は会話文を読むだけで流れがわかると聞いたことがあるけど、綿矢さんの作品は地の文も本当に素敵だなと改めて。

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    2026年08月09日
  • 蹴りたい背中

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    人によっちゃあ「ハァ?」って感じかもしれんが、私とっては最高で大切な作品です。どこがそんなにいいかと聞かれたらうまく答えられません。中学生の時に初めて読んでから、10年以上経った今でもたまに読み返します。

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    2026年08月09日
  • かわいそうだね?

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    おもしろい。強くなりたい女の子は読むべき
    そもそも 元カノを住まわせることに同意できないなら別れるとか脅迫じみてるし、じゅりえは色んな人に相談して他国の文化の違いなのかな?とか、私がおかしいのかもと寄り添う努力をしたのに、隆大何様??
    イライラ感も最後のスカッと感も読んでて面白かったし、文章が秀逸すぎた

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    2026年08月08日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    恋という言葉では到底つつみきれない、たくさんの感情と人生のシーン。
    第一線の現代人気作家たちの手で紡がれる、繊細で豪華なアンソロジー!


    島本理生 『最悪よりは平凡』特別な名を持つ平凡な容姿の私。唯一無二の存在になるにはどうすれば。

    綿矢りさ 『深夜のスパチュラ』バレンタインに手作りチョコを!壮絶な一夜の奮闘の結果は?

    波木銅 『フェイクファー』大学の手芸サークルで知った着ぐるみの魅力。数年後……

    一穂ミチ 『カーマンライン』日米で分かれて育った双子のケントとアサミが19歳で再会した。

    遠田潤子 『道具屋筋の旅立ち』容姿に関して隠したい過去を持つ優美は、初めての彼氏の言いなり。

    桜木志乃 『無事に、行きなさい』アイヌの人気デザイナー・ミワと、シェフの男。レストラン改装を境に二人は。

    窪美澄 『海鳴り遠くに』夫を亡くし海辺の別荘地ですごす私は、彼女に出会ってしまった。


    【個人的な感想】
    島本理生 『最悪よりは平凡』
    綿矢りさ 『深夜のスパチュラ』
    窪美澄 『海鳴り遠くに』
    の3作が好きだった。

    それ以外の話はよく分からなかった。

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    2026年08月01日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    気になる読みたいと思っていたところ、友人がプレゼントしてくれました! コロナ禍の日常を切り取った四篇。毒っ気たっぷりのキラーワードがテンポ良くたくさん投げられる感じ、私こういうの大好きです。特にお気に入りは一篇目:眼帯のミニーマウスと四篇目:老は害で若も輩。それぞれ最後のスカッと感もあまり他にない気持ち良さ。 綿矢りささん初読みでしたが、別の作品も読んでみたくなりました。

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    2026年08月01日
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    綿矢りささんの本は三冊目。
    綿矢りささんの文章が好きだな。
    青春のキラキラと青臭さが入り混じってこっちが若返った気分になる。いろんな作品読みたいな。

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    2026年07月27日
  • 生のみ生のままで 下

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    上巻は困難+ラブで、下巻も困難+ラブなので面白すぎる展開です!

    下巻では彩夏の母親が登場し彩夏の変化が見られます。
    でも実は...という感じで進んでいきます。

    最後はしっかりとハッピーで終わり、この後も2人の幸せを見続けていたいと思いました。

    何度読んでも面白い最高に素敵な作品です。

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    2026年07月22日
  • 激しく煌めく短い命

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    治りかけのかさぶたを取るような快感と、痛さを感じた作品。久乃と綸の感情に、なることは現時点ではできないけれど、2人の想いを理解したいという思いは募るばかりだ。地域、年齢という環境は儚くも残酷だ。大人になるとよく分かる。

    2人があるところでは成長し、ときどき13歳の2人を想起させる文章はさすが綿矢りささんだと言うしかない。これから先の物語は現時点ではないけれど、2人らしく幸せであってほしいと願う。
    読んでいる最中はあんなに苦しかったのに、読み終わってみると、まだこの世界に浸っていたいと思った。

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    2026年07月22日
  • ひらいて

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    やりすぎだろって思ったけど、ほんとに好きな相手に恋人がいたらどうしようもなくてイカれたことしちゃうのはめっちゃわかる、、

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    2026年07月22日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    エンタメだけどいちいち引き締まった喩えや言語化能力の高さに驚くし、最後の短編は面白すぎた。
    最初の短編は金原ひとみのアンソーシャルディスタンス味があるなーと思ったけどだんだん綿矢さんらしさが出てきて最後の短編は綿矢さんが出てきて笑った

    マリトッツォとシュークリームの比較が忘れられない。衝撃が走った。

    『オーラの発表会』で出てきた海松子が出てきた!

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    2026年07月21日