綿矢りさのレビュー一覧

  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    世代がドンピシャで中学時代の思い出が鮮明に蘇る。第一部のセンセーショナルな終わり方で第二部は次が早く読みたい衝動になり夢中になった。
    本当に最後の方で人身事故で電車が止まった時、輪なのではないかと過ったが、最後はハッピーエンドで終わった。
    私自身も人生の時間って宇宙規模の時間軸に当てはめるとフラッシュが焚かれた一瞬だと良く感じる。同じ考えを持った方が他にもいて読んでて深く共感できた。特に学校やメディアでの画一的な「普通」は〜と常識を勝手に自分で作ること。もっと個性的な生き方があっても良いんじゃないか、と最近自分が道を外れたから思える。いい本だった。

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    2026年02月16日
  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    面白かったあああ。

    めちゃくちゃ分厚くて驚いたけど、600ページなんてなんのその。あっという間に読めてしまった。

    派手な展開というより、じわじわと積み上がっていく時間。後半は伏線回収というより、“運命の答え合わせ”を見せられている感覚で、めちゃくちゃ泣いた。

    綿矢さんによって情熱的で刹那的に描かれる女の子同士の恋愛。どうしてこんなに他人事に思えないんだろう。


    そして橋本くん。
    本当に良すぎる。好きになりそう。
    二人を見守ってくれて、どうもありがとうね。
    あと、あなたが連れてきた結婚相手が良い子で良かったと、心の底から思ったよ…(誰)
    だって久乃と綸の関係を知っていたのに、茶化さずにず

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    2026年02月13日
  • かわいそうだね?

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    付き合っている彼氏が元カノとの同居を始める物語と、美人の友達の物語。
    1つ目の物語の、女性主人公にはとても共感した。彼氏と会ってる瞬間、友達からの評価、自分軸、、普通に考えれば普通ではないけど、彼氏だから認めてあげたい気持ちがよくわかる表現が多くて良かった。
    美人の友達の物語は、現実世界では美人は2兎追っても2兎得ているイメージなのであまり共感はできなかったが、面白かった。

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    2026年02月13日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿矢りささんめっちゃおもろい。
    あれ?これってどっちが悪いんやったっけ?ってなるくらい開き直った主人公とか出てきて、どの作品もいい感じに毒が回ってて笑ってしまいました。
    綿矢さんの作品はどれもワードセンスが良くて、どの作品も飽きずに読めるのですが、今回のはセンスもいいし、好きな作品すぎて一気読みしました。

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    2026年02月05日
  • パッキパキ北京

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    出版区の動画で宇垣さんが探してて、タイトルが語呂良すぎて気になってた本。
    まず装丁がド派手!負けず劣らず主人公が強烈笑 しかも飼い犬の名前がペイペイ笑
    冒頭の女子会から、よくあるおしゃれでほんわか女子会では全くなく面白すぎた。

    現実にいたら私は友達にはなれないけど、ちゃんと自分を持っていていいなぁと思うところもある。
    落ち込んだときに読んだらエンパワーメントされるだろう本。

    綿矢りささん初読みだったんだけどめちゃくちゃ良い!!今まで読んだことのない種類の本で楽しかった!
    他の作品も読みたい☺️

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    2026年02月03日
  • パッキパキ北京

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    とっても面白かったです!最後、主人公が自分らしく生き続ける決断をするところが清々しかったです。綿谷先生の作品を読むのは初めてですが、先生の女性の描き方がとても好きです。他の作品も読みたいと思いました。

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    2026年02月01日
  • オーラの発表会

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    勝手に脳内で大変失礼なあだ名を日常的に考える主人公のJDが面白すぎたし、最後ちゃんと恋愛して彼氏ができるのも可愛くて面白かった。

    主人公の母親がモテ女製造機で人生のモテ期がその時だった感のある主人公がとにかく面白かった。

    これを機に綿谷さんの本にハマっていくのでした。

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    2026年01月25日
  • 蹴りたい背中

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    『蹴りたい背中』
    綿矢りさ

    高校生の ハツ はクラスに馴染めず孤立している。
    同じく浮いた存在の 椎名 は、アイドル“ミイコ”に異常なほど熱中しており、その一途さにハツは戸惑いながらも強く惹かれていく。

    二人は近づくようで近づかず、
    ハツは椎名の“背中”に向けて、
    恋とも憧れとも違う、説明できない衝動を抱くようになる。

    物語は、孤独な二人がすれ違いながらも互いに影響を受け、
    ハツが自分の感情と向き合い始める瞬間を描いて終わる。

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    2026年01月17日
  • 勝手にふるえてろ

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    これは私だ、と何度も思った。思考が分かりすぎて胸が苦しくなる。
    特に、自己愛というか自己防衛本能が強すぎる故の被害妄想癖があるところや、自分の駄目なところをなおす気なんてさらさらないどころか駄目な自分をそのまま愛して欲しいと本気で考えている傲慢なところ。

    他人になりすまして同窓会を開くなんて、なんとその方法があったか!と唸った。狂ってるけど。
    「猛烈にイチが恋しくなる。いや私が恋しいのは現実のイチじゃない、私が心のなかで勝手に暖め続けていたイチの幻影だ。」
    これはほんとにそう、心の中のイチと過ごす時間が長くなりすぎて現実のイチでは心を満たすことができないって超わかる。現実のイチは欲しい言葉も

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    2026年01月10日
  • 夢を与える

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    初の綿矢りささんの作品
    チャイルドモデルからブレイクして売れっ子になった女の子が落ちていく物語。
    淡々と進んでいくようでどんどん惹きつけられていくストーリー展開がさすがだと思った。
    あまりスッキリする終わりかたじゃなかったけど綿矢さんの他の作品も読んでみたいと思った。
    多摩と夕子の中学時代の絡み合いがなんだか堪らなく甘酸っぱくて胸の奥がこそばゆくって仕方なかった。
    スキャンダルの後夕子には多摩に会わせてあげたかったけど会わせちゃダメだったんだろうなぁ。

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    2026年01月07日
  • 勝手にふるえてろ

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    もう自分の今の状況と重なる部分が多くて共感しまくり。でも自分がなんとなくモヤモヤと考えていたことに対して的確すぎる表現で言語化されているのが逆に心に突き刺さりすぎてしんどかったけど、今までに読んだどの小説よりも自分の奥深くにあった感情と向き合えた気がする。

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    2026年01月03日
  • 生のみ生のままで 下

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    最高!

    すごく感動しました!ハッピーエンドで終わってよかったけど結婚後の2人の生活を見てみたいとも思ってしまいました。
    読み終えて嬉しい反面もう終わってしまったのかという寂しい反面もあります。
    最初から最後までとても心をキュンとさせてくれる小説をありがとうございました😊

    #胸キュン #ハッピー #癒やされる

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    2025年12月23日
  • インストール

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    平成を感じたくて15年ぶりに再読
    やっぱりこのカラッとしたカオスな感じとても好き
    平成の夏を感じる作品

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    2025年12月22日
  • パッキパキ北京

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    主人公菖蒲の30代北京駐妻物語。

    彼女の無敵感がすごい。
    その自信はどこからくるのかと思うが、本人も全くメタ認知ができていないわけではなく、どこでなら勝てるのか分かってやっている。
    無敵でいられるためのポジション選びは抜かりないく、潔いので気持ちが良い。

    北京の異国情緒をあらゆる場面で感じられるのも良い。

    インフルエンサーでいうところの妹尾さんに似た歯に衣着せぬ物言い。 

    本当は大事じゃないことに悩んだり、迷ったりしている自分って、大人なふりをしているだけなんじゃないかと気づかせてくれる一冊。

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    2026年03月23日
  • 二周目の恋

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    ネタバレ

    かなりおもしろかった。個人的に好きだったのは最初のバーの男との話、お母さんに食べ物は残すなと言われて大食いを強制されてた女性の話、最後の海の同性愛の話でした。

    短編ものなので面白い話と面白くない話と私には共感できないな、と感じる話もありましたが、どれも楽しく読むことが出来ました。
    読みやすくわかりやすい読み物でとても良かったです。読み終わったあと、好きな人に会いたくなりました。

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    2025年11月30日
  • 夢を与える

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    ところどころゾッとするポイントがあった
    cmが半永久契約だったり事務所が商品としてゆーちゃんを扱う部分などまあお金が絡んでいるから仕方ないのかもしれないが彼女には酷なのではないかと感じた

    また幼い頃から職業を親が押し付けるのはどうなのか
    もうゆーちゃんは戻れないところまで来てそこでスキャンダルを起こしてしまった
    少しそこは彼女に対して同情した

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    2025年11月26日
  • 激しく煌めく短い命

    ネタバレ 購入済み

    生々しい作品

    物凄く長いと聞いていたので覚悟して読み始めました。
    もっと読んでいたい…終わってほしくない…という気持ちと、早く次のページを読みたい!という気持ちがせめぎあって大変でした。

    パッキパッキ北京を読んですぐ本作を読み始めたので、綿矢りさの振り幅大きさに驚きました。
    中学生時代のパートが想像上にボリューミーでしたが、中学生ならではの残酷さのようなものが物凄く生々しくて、当時の空気感が文字になると、懐かしさ以上に切なくなります。

    再会のパートは展開が目まぐるしかったですが、橋本君がいい清涼剤になっていて救われました。
    久乃はかなり危ういし、最後の最後まで結局しっかりと謝れていない所にもどかしさも感

    #エモい #感動する #切ない

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    2025年11月17日
  • パッキパキ北京

    QM

    購入済み

    めっちゃくちゃよかった。
    自分も一時期北京にいたので知ってるところしか出てこなくてあれ私の話かなってなったくらい。
    この清々しいほど自分第一優先な生き方が見ていて気持ちいい。
    「人に言われたからって、好きなことをあきらめるのか」、もちろんそうじゃない。
    破天荒な主人公の、彼女のわくわくがぎっしり詰まった1冊で面白かった。

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    2025年11月14日
  • 夢を与える

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    5.0/5.0

    人間の汚さや社会の醜さを、少し引いた視点から抉るように描き出す、シニカルな綿矢りさ作品はいつも痛快。

    自分が一番腹が立ったのは、夕子の母親だった。
    娘を自分の自己顕示欲を満たす道具としてしか見ておらず、全てが利己的。小説を読んで、ここまで腹が立ったのは初めてかも。

    芸能界なんて、消し飛べばいいのに。

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    2025年11月10日
  • ひらいて

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    好きな人に振られたからその彼女を奪う、客観視するとだいぶ狂っている。
    愛憎という言葉もあるくらいなので、本気の愛に陥っている人間は、えてして狂っているものなのかもしれない。
    でも、好きな人の好きなものって神格化してしまうの分かる気がする。
    自分はたとえに好きになって貰えないから、自分の足りないところを補うような気持ちで。美雪を奪うってそういうことではないだろうか。

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    2025年10月29日