綿矢りさのレビュー一覧

  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    とっても刺さった。ぬぉああああ分かる!!ってなるところがたくさんあった。『かわいそうだね?』は設定は現実離れしてるのにすごく生々しさがあって、樹理恵を抱きしめてあげたい気持ちになった。『亜美ちゃんは美人』はさかきちゃんに自分を当てはめながら読み進められて、あの時自分も感じてた思いを綿矢さんが代弁してくれているような気持ちだった。小説を読み返すことなんてほとんどないけど、また今度じっくり読みたいなと思える小説だった。良い本に出会えて嬉しい。

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    2026年03月24日
  • パッキパキ北京

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    3/20
    長すぎない話でコンパクトなのに、心に刺さる本。
    綿谷りささんの本をそんなに読んでこなかったけど、この方の言葉選びだったり、表現力すごいな。

    私は旦那側の超ネガティヴ人間だけど、姐さんのようにこんなにも自分の意思があって貫ける人になりたいと何度思ったことか。

    どこの国でも誰とでも逞しく生きていけるように見えるのは、自分というものがしっかりあるから、
    他者からの見え方とかを気にしてないからだと思った。

    私も精神勝利法をきめたい。

    ◾️心に残った言葉
    マイナス思考になっても何も生まれないよ

    私にとっての知性とは、ムカつく相手をどのくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙さ

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    2026年03月20日
  • 勝手にふるえてろ

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    文章も感情もキレキレで、ふと笑ってしまうくらい面白かった。彼の呼び方をイチとニで分けているところもそうだし、例え方も独特で、クセになる作家さんだと感じた。
    個人的には、自分に当てはまる部分も多くて、私もヨシカと同じく妄想好きの厨二病気質だなと思ってしまった。淡い恋に期待するのは、もうやめよう…笑
    「追う恋」と「追われる恋」、どちらが女性を幸せにするのかという論争には、そろそろ決着をつけたい。でも結局、オタク気質のある女の子(自分も含めて)は、追わないと燃え上がらないというか、恋に発展しにくい気もする。
    なんだかんだで、ニとヨシカはお似合いだった。イチがヨシカの名前を覚えていなかった場面でニのこ

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    2026年03月19日
  • パッキパキ北京

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    ネタバレ

    綿谷りささんの書く女の子、いつもハッキリとキャラがあって好き。
    破天荒というか、going my wayな菖蒲の生き方は憧れる。どこにいてもどんな状況でも冷静に楽しんでる様子が読んでておもろい

    自分の脳で無から有を生み出す錬金術、スピリチュアル・ビクトリー、この私のままで永久に世界に完全勝利する、、なんて良いマインド笑

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    2026年03月18日
  • かわいそうだね?

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    元カノを居候させる彼氏。
    美人の親友がいつも隣にいた人。
    苦悩を背負う女性達の物語が2編集録。

    これは感動するとか美しい表現とかそんなんじゃないけど、
    ひたすら共感の嵐で自分の頭の中を文章化されたような気分。
    ホント素晴らしい!

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    2026年03月17日
  • パッキパキ北京

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    大好き!ここ最近読んだ中で1番好き!
    久しぶりに文章で笑っちゃった。笑
    旅行に行きたくなるし、色んなところへ出かけて色んなものを見て食べて、いろんな人に出会ってみたくなる。
    旦那さんの保守的な感じに共感する部分と、主人公のメンタルに憧れるし、こう生きたい!って思わされる部分がある。また読みたい!

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    2026年03月14日
  • 蹴りたい背中

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    ネタバレ

    主人公・ハツの心の弱さを描いた作品だと思った。

    グループ行動する高校の同級生を低レベルだと決めつける。部活動をうまくサボる陸上部を軽蔑する。クラスメイトに迎合していると思われないために笑いをこらえる。
    全ては自分が特別でありたい、上位の存在でありたいと思う故の行動なのではないかと思う。

    自分が異種であるかもしれないという可能性を意識的に排除している。にな川に同級生が低レベルであることを告げるシーンがそれを表してると思った。

    でも、やっぱり心の隅では自分は高いレベルの人間なのではないと考えてしまうときがあるのだろう。そこで明らかに自分より下位のにな川に目をつけた。
    自分よりも下位の存在の彼

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    2026年03月13日
  • 激しく煌めく短い命

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    手にした時、こんなに分厚い本を読み切れるだろうかと不安になった。
    物語の前半は背景や状況が丁寧に描かれている事もあって、展開は遅い。
    けれど、中盤、後半と読み進めていく内に、前半で描かれたエピソードがまるで自分の過去の記憶かのように思い浮かんできて、ストーリーに入り込んでいった。

    思春期ならではの体や気持ちの変化、進路への不安、その時の家族関係が与える心への影響。
    どれだけ周囲の人間から浮かないように、異質な存在にならないようにしても、どんどん「同性が好き」という気持ちが強まっていく。
    「久乃と綸はレズ」という噂から、いじめのターゲットになった時は、彼女よりもいかに自分が「普通」であるかを優

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    2026年03月08日
  • 勝手にふるえてろ

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    綿矢さんらしいエネルギーを感じる鬱屈さが感じられた。何より自分の状況と重なってグサグサ刺さりまくって苦しみつつも充実した読書体験だった。表題作の呼称は面白いと思ったし、ラストはとても良かった。

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    2026年03月06日
  • パッキパキ北京

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    「楽しいの数珠つなぎで人生終わればサイコー」
    「このままではいつか上手く行かなくなるなんて、私でなくても分かることだ」
    「でも大丈夫、私が私を見捨てる日は永遠に来ない。」

    ブレない、自分軸が強い。憧れる生き方でもある。

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    2026年03月04日
  • 激しく煌めく短い命

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    表題だけで読み始めた私。中学生から・・・
    読みながら遠い遠い昔になってしまったその頃のことを思い出したり。

    そして32歳・・ここからはもう怒涛の…(読書・・私の)

    表題が出てくる・・・・そうなのか。
    今ある時代しか生きられない…その通りです。
    読み終わって、すべて応援する側に回っている・・・‥私です。

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    2026年03月03日
  • しょうがの味は熱い

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    奈世の、はたから見たら矛盾してても本人のなかに正しさがあってそれを貫き通すところが、良くなさでありつつ、良さだった そんな良くなさが欲しい

    絃の好きなところ、分かる分かりすぎる
    隙がなくて、手先が器用で所作が美しくて、自分とは全然違う

    あと、なんで絃みたいな人が不器用で雑な奈世のことを好きになるの? 奈世はそこを全く疑問に思っていないのもおもしろい ふたりだけの世界 羨ましくてドキドキする

    何度も読みたい 楽しかった 恋愛楽しい

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    2026年02月28日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    よい!!!!
    最後の詩みたいな唄みたいな文章はよくわからなかったし、辛酸なめ子さんの解説もビミョー。
    ただ、本編「勝手にふるえてろ」はさいこう。
    いちいちのフレーズが胸に響いた、
    いつでも読み返せるよう1冊持っておきたい本。

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    2026年02月26日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ノンストップで読んでしまった。

    語彙力とネーミングセンスがツボすぎる。
    血湧き肉躍るメンヘラの祭典
    義理カロリー

    他の作品も読みたい。

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    2026年02月25日
  • 二周目の恋

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    全部の話が読みやすく、おもしろかった

    特に、綿矢リサさんの「深夜のスパチュラ」は、バレンタイン前夜の片想いする女の子の焦る心情の文章が共感すると共に引き込まれてた。

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    2026年02月23日
  • 激しく煌めく短い命

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     恋愛小説にあまり興味がないが、読み終えたとき、「すごいものを読まされた」と思った。それは甘美な物語というより、人間の奥底にある衝動や執着を、容赦なく見せられた感覚に近い。
     読んでいるあいだ、二人の心の深いところにある声を、そっと聞かせてもらっているようだった。自分の体験とは重ならないし、共感できるとも言い切れない。それでも、なぜか「ああ、分かる」と思ってしまう。そのアンビバレントな感情に強く揺さぶられた。身近ではないのに生々しい。距離を感じるのに、目が離せない。その矛盾こそが、この作品の「煌めき」だったのだと思う。

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    2026年02月23日
  • パッキパキ北京

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    コロナ禍に単身赴任中の夫から北京に呼び寄せられた菖蒲のお話

    パッキパキに凍った冬の北京を菖蒲のフィルターを通して覗くことができる
    その時の楽しみを見つけて楽しく生き抜いたもん勝ち

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    2026年02月23日
  • 蹴りたい背中

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    進学して環境が変わった途端、周囲が急に低レベルに見えてしまう。旧友に誘われても、どこかで「自分はもうあんな集団とは違う」と思い込み、みんなが笑ってる中でも同じ土俵に立ちたくなくて笑いをこらえる。

    他人を見下していたのに、実際には特別だと思っていた己のほうが視野が狭く、他人の友情や関係性まで打算に見えて軽蔑する心の弱さ。

    あまりにも学生時代の自分に似ていて、ちょっと涙が出ちゃった。

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    2026年02月22日
  • 激しく煌めく短い命

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    初綿谷りさ作品。中学生から高校生、そして30代、久乃の言葉で語られる学生生活、友情、恋、仕事、社会との関わり…読むほどに自分の若かった頃のフレッシュな感情がオーバーラップされて、目の前で繰り広げられているかのよう。分厚い本なのに読むペースが加速させられます。橋本くん、山尾くん、千賀子ちゃんという脇役もいい感じ。初とは言いながら、新聞などのコラムなどで綿谷氏の文章は目にしていて、短い文章ながらなんと的確な表現をされるんだろうと思って読む機会を狙ってました。他の作品も読み進めたいと思わせられました。

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    2026年02月18日
  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    世代がドンピシャで中学時代の思い出が鮮明に蘇る。第一部のセンセーショナルな終わり方で第二部は次が早く読みたい衝動になり夢中になった。
    本当に最後の方で人身事故で電車が止まった時、輪なのではないかと過ったが、最後はハッピーエンドで終わった。
    私自身も人生の時間って宇宙規模の時間軸に当てはめるとフラッシュが焚かれた一瞬だと良く感じる。同じ考えを持った方が他にもいて読んでて深く共感できた。特に学校やメディアでの画一的な「普通」は〜と常識を勝手に自分で作ること。もっと個性的な生き方があっても良いんじゃないか、と最近自分が道を外れたから思える。いい本だった。

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    2026年02月16日