綿矢りさのレビュー一覧

  • グレタ・ニンプ

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    オモシレェ〜ーーーーーーーッッッッ!
    綿矢りさの書くエネルギッシュな女像が堪らない!!読んでて元気が出る⭐︎⭐︎

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    2026年07月04日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    ずっと共感の嵐。面白くて読むのが楽しみで私の読書スイッチを入れてくれた一冊。26歳の年になって、年齢で他人と比べてしまうことが増えた気がした時にこのタイトルが気になって手にとった。

    ①かわいそうだね?
    アキヨみたいな女が一番苦手な私にとって、その感情をこの細かさで表現できるのかと何度も驚いた。旅館で隆大の携帯を見たところから特に面白くて続きが気になって眠れなくなった。ほら、まともに就活してないじゃん。隆大も都合いいじゃん。物語にのめり込んでしまって、ドパガキになりかけてた私をこの本が止めてくれた。隆大の前ではタバコも関西弁も禁止してた樹里恵が最後に関西弁で怒鳴り散らかして人の部屋って勝手にタ

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    2026年06月30日
  • グレタ・ニンプ

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    館なのさんのレビューでこの本を手に取ったわけですが、非常〜にスカッとして面白かったです。
    どうもありがとう!

    綿矢りささんって私蹴りたい背中ぶりの再会なんでございますが(デビュー作じゃん)、こんな感じに羽化していたのですね。

    見開きがね、蛍光ピンクで。
    その蛍光ピンクの中表紙をめくると、蛍光緑が待ってるの。
    気合いの入り方が違うよね。

    中はもう言わずもがなよね。

    じゃあ最近(ここ一年くらいのことね)にあった私的スッキリした話をひとつ。
    私が長女の悪阻に苦しんでいた時のことです。
    私の場合吐かないけどずっと気持ち悪い、寝ても覚めても気持ち悪い。オエっとしても何も出ない。そんでもってこの世

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    2026年06月30日
  • グレタ・ニンプ

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    本を読みながらこんなに笑ったのは久しぶり。ぶっ飛んだ妊婦に、初めは衝撃を受け次第に心配になり読む手が止まらなくなった。ラストは好みのストーリー展開。満足の読後感。

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    2026年06月27日
  • グレタ・ニンプ

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    タイトルを初めて見た時、グレタ・トゥーンベリを揶揄しているのかという嫌な気持ちになったが、結果として作品を読むとグレタ・トゥーンベリのことを意識しているのは分かった。相手は存在する女性だし妊婦と結びつけること、グレタとグレたのダブルネーミングは不謹慎だと感じなくもなかったが、グレタ・トゥーンベリの女性活動家としての思想に連帯をしている作品なのだと分かった。
    女性の子を産む性の解放の啓蒙作品であると同時に、子育てをする夫婦の為の作品だと思った。
    ただ、急に違う短編が入っててしばらく「??」となったが。
    綿矢りさの作品は初めて読んだが、短編でも文字のサイズがでかくなってたけど、結構デフォルトな表現

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    2026年06月27日
  • 私をくいとめて

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    黒田みつ子33歳。独身彼氏なしの主人公が恋愛や今後の人生についての気持ちの揺らぎや葛藤を描いています。

    脳内のAとの会話やノゾミさんとの会話、多田くんとの会話。そして、みつ子が聞いた他人の会話など。私はやっぱり綿矢さんの書く会話劇が本当に好き!
    リアルで繊細な描写は読んでいて楽しいし、グサグサ刺さる!

    イタリア旅行に行く飛行機のシーン。主人公のフライトに恐怖する様子が面白かったです!あまりにも丁寧で詳細すぎて綿矢さん自身の気持ち…?と思ってしまいました

    物語が進むにつれ、みつ子が少しずつ前に進む様子もよかったです。前向きな気持ちになれる作品でした。
    ラストのAへの感謝のメッセージも心が温

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    2026年06月27日
  • 生のみ生のままで 下

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    逢衣の両親にカミングアウトする部分をもう一度読みたいと思う。

    私は性別なんか帽子のリボンくらい些細なことだとおもっているけど、やはり大抵の人は「一時の気の迷い」って、そんなことあるわけないって、思ってしまう。実際私だって友達に打ち明けられたとしたら真っ先に思うのは、ホントに?って浮かぶと思う。

    自分の家族だから、自分の好きな人のことも受け入れてくれるというのは甘い考えだし、私も甘い考えでしか考えられてないことがわかった。

    上下巻4時間ほどで読みました。スッキリとしていてかなり読みやすいです。

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    2026年07月03日
  • ひらいて

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    壊してやろうと美雪に近づいた愛は、次第にふたりの関係に憧れを持つ。寝取って、それを告白して壊してやったと思ったのにそれでも壊れないたとえと美雪の関係。浪人が決まり、ふたりの関係は続くを愛はすべてをいちから始めなければいけなくなる。それでもたとえは嫌いだと宣言した自分を受け入れてくれて、涙を流す。それで美雪に「愛してる、また寝よう」と宣言して電車に乗る。首が折れた鶴をひらいて、ここからまた始まるのだとばかりに物語は終わる。「美雪、あなたを愛してる。また一緒に寝ようね」美しすぎる。

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    2026年06月13日
  • 憤死

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    憤死は、怒りすぎてそのままぽっくり逝ってしまうことだと思ってた。違うんだ。怒りすぎて、自分がやっていることの深刻さに気づかず命を捨てちゃうんだ。ちょっと言語化むずい。まあ要は自分が分からなくなったらオワリってことなんだろうな…。誰かが教えてくれりゃ…でもキレ散らかす人の周りに人なんて集まらんよなぁ。憤死のシステム結構辛い。くれぐれも憤死は避けたいと思えた。憤死イヤ絶対!

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    2026年06月12日
  • 激しく煌めく短い命

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    640頁のボリュームで描かれる主人公の感情(喜び・葛藤・後悔・価値観の違い・不安・覚悟など)が、とても濃厚で激しく揺さぶられました。
    環境よりも、自身の内側の偏見が一番問題であること。
    短い一生に無駄にできる時間などないことが覚悟となること。
    大切ですが、日々の生活で忘れそうになるので、覚えていたいと思った。

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    2026年06月07日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    すごく引き込まれる作品だった。
    女性同士の恋愛を描く作品が少ないからこそ面白かった。
    誰にでも同性を好きになる可能性はあるのかなと思ったりもした。
    最後に、2人して面倒を見ようと思っていた莉乃が2人の様子を写真に撮ってそれを週刊誌に売っていたのはびっくりした。
    2人のキャリアを崩しているのにも関わらず、莉乃が打ったことを全く言わないことにさらにびっくりした。面倒を見たい以外に何か他の理由があるのかもしれない。
    早く下を読みたい。

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    2026年06月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    綿矢りささんは文章のリズム感が凄くて、他の作家さんの作品にはない読み心地だと思う。
    私は「眼帯のミニーマウス」が好きすぎて、短編でこんなに好みだと思ったのって本当に久々、というか今まであったかなってくらい、最初から最後まで好き。何が好きかってうまく表現できないけど、何度も読みたいと思った、
    とにかく最高だ〜〜〜という感想

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    2026年06月03日
  • かわいそうだね?

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    中編二編
    「かわいそうだね?」
    自分の彼氏が元カノを家に居候させる話

    アメリカ育ちの隆大はリベラル的で、困ってる人は助けてあげなけれはいけないという考えから元カノ、アキヨを居候させるという
    主人公樹里恵は抵抗しつつも結局受け入れてしまうーー

    どうなる?話なんだろうと思いながら読むと、主人公は自分の思う道に進む方を自分の意思をもって選んでた

    樹里恵は、かわいそうだから助けてあげると、うそぶいてたときの胡散臭い自分より、損得の計算せずに本心をぶつける自分のほうが、よほど好きだと言ってて、その行動力は痛快だった。これから泣いたり後悔したりするかもしれないけどそれは今じゃないとニコチン一服。自分

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    2026年05月29日
  • オーラの発表会

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    ネタバレ

    p.170
    これほどたくさんの星があるのに、どの星とも交流せずに幾多の命を乗せて回っている地球は孤独だ。この宇宙のどこかに、地球以外にも生命体がいるとすれば、と考えると気が遠くなりそうだが、本当に地球にしか生命体がいない、と考えた方が余計恐ろしかった。宇宙では流れている時間の尺も桁違いだから、もし違う星に生命体がいたとしても、もう何億年も前に滅びたとか、何億年もあとにならないと生まれないとか、誕生する時期が違ったらめぐり会えない。

    p.196
    「そもそもあんたは奏のこと好きなの?」
    返答に困る質問を萌音は簡単にしてくる。好きだの愛だのという言葉を聞くと、どうしてもかつての拒否反応が甦ってきて

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    2026年05月28日
  • 激しく煌めく短い命

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    分厚いけれど読み始めたら一瞬。32歳パートの方が歳は近いのに抉られるのは13歳パート。女の子同士恋愛の揺れ動きは中高生にこそ読んでほしい。そして橋本くん良いキャラしてるね!

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    2026年05月27日
  • 蹴りたい背中

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    純文学は、一か所でも知っている感情に出会えればいい。

    というわけで私が知っていた感情。↓

    「自分の内側ばっかり見ているから、何も覚えていない。学校にいる間は、頭の中でずっとしゃべっているから、外の世界が遠いんだ。」

    ここだ。
    これはまさしく高校生の時の私だ。
    なんならおばさんになった今でも若干そうだ。

    綿矢りさと同世代なので、雑誌を集めたり、ラジオを聴いたり、ライブに行ったり…あの感じがリアルに想像できた。まぁ同世代じゃなくても想像できるだろうけど、90年代後半~00年代前半のあの感じ。
    ていうか、主人公よりもにな川にシンパシーを感じてしまっている(笑)
    好きなアーティストに心酔して、

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    2026年05月25日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    「いなか、の、すとーかー」は、綿矢りささん特有のオチが読めるのに奇妙で、あり得ないだろっていう描写がたっぷりなのに人間の"あるある"が詰め込まれてる感じ。

    表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」は、特に28歳の私自身の"あるある"が詰まっていてちょっと苦しくなった。
    主人公の早希は自意識過剰で自己肯定感が低くて生きづらくて人に期待しては傷ついていく弱くて強い女の子。
    親友のだりあは反骨精神で生きてて強いけど純粋で実は柔らかい女の子。
    そんな2人の幼馴染のシスターフッドが描かれている。

    「死んだら皆が泣いて惜しむような人間になろうって」と気高く生

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    2026年05月21日
  • しょうがの味は熱い

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    どこに共感できたか。

    恋に狂気がかるくらい情熱的な奈世と、いかにも冷静なユヅルのお話。好きになればなるほど、度がいきすぎてしまうナヨに、私と通ずる部分があって、自分も気をつけようと思った。

    ナヨの父親も言っていたが、「結婚とは、努力して得た結果ではなく、流れで、スムーズになるもんだ」という言葉が印象に残った。

    今の私と彼は、付き合いが続くように、無理矢理頑張っている状態だと思った。その結果、お互いの心が疲れてしまい、結婚しても幸せを手に入れられないと考えてしまう。

    私は、そんな彼との関係性を客観的に見直せる作品だったと感じるし、カップルにはカップルなりタイミング・流れがあり、無理して

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    2026年05月20日
  • ひらいて

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    読み終わって放心状態
    これはバイブルになると思う
    こんなに思春期のこと、女の子としてのこと、恋のこと、恋とは違う何かのこと ことばにしてるの初めて見た
    すごい、すごすぎる

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    2026年05月20日
  • かわいそうだね?

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    2人の女の子の別の話が収録されている。
    女の子ってこうだよなあ、とまともに人と付き合ったことのない私でも思う。

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    2026年05月17日