綿矢りさのレビュー一覧

  • オーラの発表会

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    勝手に脳内で大変失礼なあだ名を日常的に考える主人公のJDが面白すぎたし、最後ちゃんと恋愛して彼氏ができるのも可愛くて面白かった。

    主人公の母親がモテ女製造機で人生のモテ期がその時だった感のある主人公がとにかく面白かった。

    これを機に綿谷さんの本にハマっていくのでした。

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    2026年01月25日
  • 激しく煌めく短い命

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    「明日死ねるなら、この恋に飛び込めるのに。」

    小学生のとき大好きだった「おちゃめなふたご」シリーズが出てきて嬉しかった。寄宿学校への憧れはここから始まったなあ。

    久乃が野外学習の夜に聞いていたスピッツの「涙がキラリ⭐」は歌詞にはないけど実は七夕ソングで、二人だけで七夕パーティーした日のことを思い出しながら読んでた。綸が来るまで。

    橋本いいやつだ。中学生って残酷だな。同世代だからわかる時代の空気感も、関西独特の土地柄も、わかりすぎてしんどくなって駅のトイレで休憩した。

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    2026年01月23日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    Audibleで聴了。
    率直な感想は「怖かった」です。

    特に表題作『嫌いなら呼ぶなよ』での不倫した夫の響かない謝罪や、『老は害で若も輩』でのインタビュアーとの噛み合わない応酬。
    音声で聴くと、まるで自分が「透明人間」としてその場に閉じ込められ、逃げ場のない密室で罵倒や言い訳の応酬を目撃させられているような息苦しさがありました。
    ​登場人物たちは大量の言葉を尽くしていますが、誰とも分かり合えておらず、ただ一方的に傷つけ合っている。「一生分かり合えない断絶」をまざまざと見せつけられました。
    ​しかし、その怖さと同時に、人間が「言葉を選び抜く」ことによって、ここまで他者を攻撃できるのかという凄みに

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    2026年01月21日
  • 激しく煌めく短い命

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    最悪。
    日曜日21時から読み始めて読み終わったの3時。
    6時間ぶっ通しで読んでしまった。。

    片方がレズビアン、片方はノンケで、
    中学生の青春時代を過ごす中で当時の時代背景とか中学生という狭い世界も関係し、お互い両想いだったのにすれ違いが起きてしまう。32歳で再会。

    昔読んだBL漫画作品の「エスケープジャーニー」小説版と言ったところか。
    あらすじ自体にはどこか見覚えがあった。

    「レズビアンーノンケ」という二項対立もそうだけど、
    「地方ー東京」「外国人ー日本人」「昭和ー令和」
    みたいな文脈での問題(と言っていいのか?)、
    要は「前時代的な考えと、その時代に合った考え方」が様々出てきて、単純な

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    2026年01月19日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    ずっと手に取ってなかった事を後悔した 衝撃的に面白い 面白くて悔しい、しかし巡り会えた今が読みどきだったと思える

    嫌い/苦手なあの人も、裏でこんぐらい頭グルグルして傷付いたり諦めたり諦めきれなかったりちょっと強がったり、な人間的要素が多い人だったら良いな もしそうだったらちょっとは周りの人のことを好きになれるかも 人の優しさを信じる小説は好きだし心の支えになるけど、たいぶ精神整ってる時以外は、これはフィクションだ!って結局閉じちゃうから 人の愉快さを信じるっていう方向性は初めてもらえた物差しかも

    グルグルグルグル考えるのがしんどくて何も考えない日々に逃げよう慣れようとしてたけど 私も私な

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    2026年01月18日
  • 蹴りたい背中

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    『蹴りたい背中』
    綿矢りさ

    高校生の ハツ はクラスに馴染めず孤立している。
    同じく浮いた存在の 椎名 は、アイドル“ミイコ”に異常なほど熱中しており、その一途さにハツは戸惑いながらも強く惹かれていく。

    二人は近づくようで近づかず、
    ハツは椎名の“背中”に向けて、
    恋とも憧れとも違う、説明できない衝動を抱くようになる。

    物語は、孤独な二人がすれ違いながらも互いに影響を受け、
    ハツが自分の感情と向き合い始める瞬間を描いて終わる。

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    2026年01月17日
  • パッキパキ北京

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    面白いと言うか爽快!!
    すっごく嫌な感じの主人公と周りの人々〜と思って読み始めて、自分はこんなんじゃないぞ、と思いながら読み進めるのに最後は、私にもこういう部分あるわ…と口の中が苦々しくなりながら爽快感を味わえる作品。エスプレッソトソーダみたいな本!本を読みながらああでもないこうでもないと考えて、だんだん疲れてきて、なんて自分は頭が悪いんだどうなってるんだよこんなに本読んでるのに?全然成長しないけど?思考力もつかないしね!と思う回数が年々増えていたけどそんなことどうでも良くて、精神勝利法極めてこ

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    2026年01月14日
  • 勝手にふるえてろ

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    これは私だ、と何度も思った。思考が分かりすぎて胸が苦しくなる。
    特に、自己愛というか自己防衛本能が強すぎる故の被害妄想癖があるところや、自分の駄目なところをなおす気なんてさらさらないどころか駄目な自分をそのまま愛して欲しいと本気で考えている傲慢なところ。

    他人になりすまして同窓会を開くなんて、なんとその方法があったか!と唸った。狂ってるけど。
    「猛烈にイチが恋しくなる。いや私が恋しいのは現実のイチじゃない、私が心のなかで勝手に暖め続けていたイチの幻影だ。」
    これはほんとにそう、心の中のイチと過ごす時間が長くなりすぎて現実のイチでは心を満たすことができないって超わかる。現実のイチは欲しい言葉も

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    2026年01月10日
  • 夢を与える

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    初の綿矢りささんの作品
    チャイルドモデルからブレイクして売れっ子になった女の子が落ちていく物語。
    淡々と進んでいくようでどんどん惹きつけられていくストーリー展開がさすがだと思った。
    あまりスッキリする終わりかたじゃなかったけど綿矢さんの他の作品も読んでみたいと思った。
    多摩と夕子の中学時代の絡み合いがなんだか堪らなく甘酸っぱくて胸の奥がこそばゆくって仕方なかった。
    スキャンダルの後夕子には多摩に会わせてあげたかったけど会わせちゃダメだったんだろうなぁ。

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    2026年01月07日
  • 勝手にふるえてろ

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    もう自分の今の状況と重なる部分が多くて共感しまくり。でも自分がなんとなくモヤモヤと考えていたことに対して的確すぎる表現で言語化されているのが逆に心に突き刺さりすぎてしんどかったけど、今までに読んだどの小説よりも自分の奥深くにあった感情と向き合えた気がする。

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    2026年01月03日
  • 勝手にふるえてろ

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    最高でした。綿矢さん初だったんですが、1文目から天才だと思いました。

    強い主観で描かれる主人公の脳内が痛快。人のことをよく見てよく理解しているかのようで、他人からはやや敬遠されたり青臭く映ったりしていて、そうした都合の悪い現実は素通り、、というより彼女の身体には通過すらしてないようなとこなんかも痛快です。

    終始キレッキレの文章で読んでて爽快感すらありました。視野見だったり、恋に嵌ったらついやってしまうような言動を鋭い視点でガサガサと言葉にしていくところがとても好きです。

    妄想癖があって自己中で、批評するわりに自分を客観視できてない。私にとってのこの主人公は、友達の友達として、ある意味ずっ

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    2026年01月02日
  • パッキパキ北京

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    綿矢りささん
    YouTubeの出版区(本屋さんについて行って一万円あげたら何を買う企画)に登場するってよ。(わたしにとっては重要なのです!!朝井リョウさんの宇野千代情報の詳細が知りたいし、朝井リョウさんへの反論も(笑))

    っていうことで
    この書籍を選んだのではなく、(笑)綿矢りささんさんが描く
    女性がオリャーオリャー!!!((((#`Д´)⊃)゚з゚))))・゚・・゚・ブッ
    ってすべてをぶっ潰すような作品が読みたかったから♡

    綿矢りささんの毒っ気がたまに欲しくなるんですよねぇ~

    1ページ目の一文を読んだ瞬間、わたしの欲しかった感覚がココに!って感じで、もぅ読破するまで楽しかった♡

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    2026年01月01日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    ネタバレ

    眼帯のミニーマウス

    同僚の根掘り葉掘りがリアルすぎて鳥肌。
    悪意がない顔で踏み込んでくるのを、耐えろと言われるのが現代なんだと思った。

    勝手にキャラを作られて、そこにハマれないと浮く。
    主人公が抜け出した方法に「その手があったか」と思わされたけど、
    本気で対抗した途端、周りが割れ物扱いになる感じがいちばん気持ち悪い。
    これが現実。

    神田夕

    現代のSNS時代のリアルそのもの。

    推し活は流行っているけど、度を越えると
    日常の自分とネット上の自分の境界線が壊れる。
    仕事ではうまくやれているのに、
    YouTubeのコメントでは平気で辛辣になり、アンチになる。
    その良し悪しがわからなくなってい

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    2025年12月29日
  • 激しく煌めく短い命

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    美しさを纏ったまま、人は大人にはなれない気がしていた。不安定な10代であった自分を思い返しながら、ふと、あの頃の自分を抱きしめたい気持ちに駆られた。あの時の気持ちに名前はないけれど、確かに、そこにあった。そんな気持ちを思い出させてくれた激しくも温かい物語。

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    2025年12月25日
  • 生のみ生のままで 下

    購入済み

    最高!

    すごく感動しました!ハッピーエンドで終わってよかったけど結婚後の2人の生活を見てみたいとも思ってしまいました。
    読み終えて嬉しい反面もう終わってしまったのかという寂しい反面もあります。
    最初から最後までとても心をキュンとさせてくれる小説をありがとうございました😊

    #胸キュン #癒やされる #ハッピー

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    2025年12月23日
  • インストール

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    平成を感じたくて15年ぶりに再読
    やっぱりこのカラッとしたカオスな感じとても好き
    平成の夏を感じる作品

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    2025年12月22日
  • かわいそうだね?

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    ネタバレ

    『かわいそうだね?』

    携帯盗み見たあとの真っ黒なページに「綿矢りさを読んでいる…!」と興奮した。
    隆大の正義感は『かわいそう』が動機で、かわいそうな人ありきだから脆弱なのだろう。だってかわいそうな人などいないのだから。体格のいい見た目と、なまじっかなこの正義感が、樹理恵の震災へのトラウマを包み込んでくれそうに見えて、彼女を盲目にしたんじゃないかな。大阪弁はたしかに、アキヨさんのやわらかで、どこかほつれた印象とは真反対。アキヨさんが『隆大に寄りかかる』ことを選択した人生なら、ラストの樹理恵大阪弁大暴走シーンは、地震の克服もあいまって示唆的で良い。

    『亜美ちゃんは美人』

    リカちゃん人形の例え

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    2025年12月17日
  • 勝手にふるえてろ

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    初読み作家さん。
    あまりにも独特過ぎる文章表現がたまらなくクセになった。
    脳内での想像?妄想??力がぶっ飛びすぎて最高だった。
    他の作品も読んでみたい作家さんがまた一人増えた。

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    2025年12月09日
  • かわいそうだね?

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    読者始めたてからずっと気になってきた作家の綿谷りささん!
    オススメの声が多いので、いよいよ読んでみた。
    中編2つが入った本作。
    2つとも傑作でした!
    元カノのアキヨを居候させる話がとてつもなくイライラした笑

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    2025年12月08日
  • かわいそうだね?

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    嫌いなら呼ぶなよで良い感じの毒と爽快っぷりの世界観にハマってしまい、
    そこからの、またしても気になるタイトル。

    彼氏の家に元カノが同棲するっていうとんでもない話から始まるんだけど、主人公は同棲が嫌なら別れるまで言われる。
    そこまでか!?と主人公側が思うことからもやもや悩むけど、またそこで2人は海外に住んでいた経験やら、文化の違い?とか、まさかの火垂るの墓のいじわるなおばさんの話まで出てきたら、確かにな…って思えてきちゃってる自分もいて、でも、最後はもう本当にありがとう!ってこっちも気持ちすっきりした。

    もう1つの作品はとにかく美人な友達と引き立て役としてずっと過ごしてきた2人の話なんだけど

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    2025年12月04日