綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「親と子供の好みは違うんだから、押しつけちゃダメだろ?ったく、バカ親だなー!」
igで、装丁を見た瞬間にどうしてもこれを読みたい!!!!!今すぐに!!!!ってなり、馴染みの本屋さんに走った一冊。
はじめまして、綿矢りささん。
わたしは完全にあなたの虜です。クレイジーでパンチがありすぎる。
夜な夜な、ひとりと一匹(犬)の静かな部屋でゲラゲラ笑いながら読みました。あまりにも好きすぎる。
今年読んだ本、どれも良くて幸せだな~って思ってたけど、これも最高に良い。良すぎる。
長い不妊治療の末についに妊娠した(それも自然妊娠)由依。
その喜びのあまり、控えめで女性らしかった由依はファンキーでク -
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ネタバレ世代がドンピシャで中学時代の思い出が鮮明に蘇る。第一部のセンセーショナルな終わり方で第二部は次が早く読みたい衝動になり夢中になった。
本当に最後の方で人身事故で電車が止まった時、輪なのではないかと過ったが、最後はハッピーエンドで終わった。
私自身も人生の時間って宇宙規模の時間軸に当てはめるとフラッシュが焚かれた一瞬だと良く感じる。同じ考えを持った方が他にもいて読んでて深く共感できた。特に学校やメディアでの画一的な「普通」は〜と常識を勝手に自分で作ること。もっと個性的な生き方があっても良いんじゃないか、と最近自分が道を外れたから思える。いい本だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったあああ。
めちゃくちゃ分厚くて驚いたけど、600ページなんてなんのその。あっという間に読めてしまった。
派手な展開というより、じわじわと積み上がっていく時間。後半は伏線回収というより、“運命の答え合わせ”を見せられている感覚で、めちゃくちゃ泣いた。
綿矢さんによって情熱的で刹那的に描かれる女の子同士の恋愛。どうしてこんなに他人事に思えないんだろう。
そして橋本くん。
本当に良すぎる。好きになりそう。
二人を見守ってくれて、どうもありがとうね。
あと、あなたが連れてきた結婚相手が良い子で良かったと、心の底から思ったよ…(誰)
だって久乃と綸の関係を知っていたのに、茶化さずにず -
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爽快な妊婦コメディ。もう最高。めちゃくちゃ笑った。
主人公の俊貴は、控えめで笑顔が可愛い由依と結婚し、仲良く暮らしていたのだが、二人には子供ができないという悩みがあった。そして不妊治療を4年続けた末、子供を諦め、夫婦2人で生きていくと決めた。
そんな矢先、俊貴が仕事から帰宅すると、由依は窓ガラスが震えるほど絶叫しながら、珍妙な格好で踊っていた。
「ヨウセイダーーーーッ!」
頭には妊娠検査薬を二本差している。なんと、陽性。自然妊娠していたのだ。一緒に喜びたい俊貴だが、由依の様子がおかしい事に気が付く。
髪型はデニス・ロッドマンのように紫の坊主に、喋り方は『ドラゴンボール』の孫悟空のように、性 -
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4年間200万円かけた不妊治療がうまくいかず、妊娠を諦めた途端に自然妊娠が判明。妻がその日から豹変した!!な小説。それでも楽しくは読めた。
グレた妊婦なんだろうと思ってはいたのだけれど、妊娠検査薬30本ちょいを使うやつはおらんやろ??産婦人科という立場から、妊娠すると精神疾患が表に出てくる例を多数知ってるので心配になるレベルである。
妊娠した途端4mm刈りの紫頭、宗教じみた育児団体、しかし義実家への電話の受け応えは穏当であり、発病といった感じはない。区役所の両親学級では先生役の人にヤジって中断させてしまう。
が、最終的には無事分娩に至るのだった。
バレンタインの小短編つき。 -
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ネタバレ2作品入った短編集でどちらも首がもげるくらい同じ気持ちになれる作品でした
かわいそうだね?の
髪を切ってさっぱりなんて言うと、穢れを祓ったようで聞こえはいいけれど、本当はただの自傷行為だ。と、
髪に血が通っていないことで助かってる女の子はいっぱいいる。
という文章がとても好きで
私自身も恋愛関係で髪をばっさりと切った経験があったので、その当時この本に出会えてたら救われていたなと思いました、、
携帯を見るシーンは、自分が見ているような臨場感になり、自然と読むスピードと鼓動が早くなって呼吸が浅くなりました笑
どちらの作品も本当に素敵で好きでした
全女の子に読んでいただきたいです -
Posted by ブクログ
ネタバレぽんぽんと言葉が飛んでくるような小気味良い文体で読みやすい。
最後のお話以外は主人公の行動原理が自分とかけ離れていて、より客観的にみているからかシュールに感じる部分があった。しかし、彼らが至って真剣なのもわかるし、モラルをぶん投げてまでやりたい強い衝動があるって、その間(瞬間?)は充実感が半端ないのかもしれない、とも感じた。
表題作では吐きつけてやりたい言葉を言えなかったのに、次のお話では言ってしまっていたオチが面白かった。
解説を読む前にこの感想を書いているからわからないが、綿谷先生自身(または同姓同名の別人)を登場させたのは自分への戒めとかなんだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学生時代のパートは読んでいてとっても幸せで、終わってほしくなかった
後編は、大人になってからの2人はなんだか残念だ、あの頃の輝きが…とか思いながらしばらく読んでいたけど、30前後で人生に血迷い始めるのは自分も心当たりがあるしリアルだよなぁ
最後には、やっぱり運命の2人だったんだ…!!と、ロマンチックが自分の中で炸裂して心打たれた
中学生のときとは違ってお互いの気持ちを大切にできてよかった
昔からの2人の間で流れるあたたかさが、最後一緒に生きていく決意につながったところがほんとうによかった
激しく煌めく短い命だから、日常に追われて大切なものを見失いたくない
大好きな小説になった⭐︎