綿矢りさのレビュー一覧

  • 夢を与える

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    ところどころゾッとするポイントがあった
    cmが半永久契約だったり事務所が商品としてゆーちゃんを扱う部分などまあお金が絡んでいるから仕方ないのかもしれないが彼女には酷なのではないかと感じた

    また幼い頃から職業を親が押し付けるのはどうなのか
    もうゆーちゃんは戻れないところまで来てそこでスキャンダルを起こしてしまった
    少しそこは彼女に対して同情した

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    2025年11月26日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    表題作の勝手に震えてろは
    ほんとうに自分のこだわり拗らせ人間の感情の言語化がよくされてて、こういうところ自分にもあるなと共感もあってすらすら読めた。そして不器用な主人公が拗らせからまさかの嘘の産休を取ろうとする。このまさかの行動はもう目を覆うばかりながらも、どうなってしまうのか続きが気になって一気に読んでしまった。二彼は優しいなあ。仲良くしようか?は上級向けすぎてまだまだ私には理解できず…解説求む。読解できるようになりたい。

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    2025年11月23日
  • 激しく煌めく短い命

    ネタバレ 購入済み

    生々しい作品

    物凄く長いと聞いていたので覚悟して読み始めました。
    もっと読んでいたい…終わってほしくない…という気持ちと、早く次のページを読みたい!という気持ちがせめぎあって大変でした。

    パッキパッキ北京を読んですぐ本作を読み始めたので、綿矢りさの振り幅大きさに驚きました。
    中学生時代のパートが想像上にボリューミーでしたが、中学生ならではの残酷さのようなものが物凄く生々しくて、当時の空気感が文字になると、懐かしさ以上に切なくなります。

    再会のパートは展開が目まぐるしかったですが、橋本君がいい清涼剤になっていて救われました。
    久乃はかなり危ういし、最後の最後まで結局しっかりと謝れていない所にもどかしさも感

    #切ない #感動する #エモい

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    2025年11月17日
  • パッキパキ北京

    QM

    購入済み

    めっちゃくちゃよかった。
    自分も一時期北京にいたので知ってるところしか出てこなくてあれ私の話かなってなったくらい。
    この清々しいほど自分第一優先な生き方が見ていて気持ちいい。
    「人に言われたからって、好きなことをあきらめるのか」、もちろんそうじゃない。
    破天荒な主人公の、彼女のわくわくがぎっしり詰まった1冊で面白かった。

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    2025年11月14日
  • 夢を与える

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    5.0/5.0

    人間の汚さや社会の醜さを、少し引いた視点から抉るように描き出す、シニカルな綿矢りさ作品はいつも痛快。

    自分が一番腹が立ったのは、夕子の母親だった。
    娘を自分の自己顕示欲を満たす道具としてしか見ておらず、全てが利己的。小説を読んで、ここまで腹が立ったのは初めてかも。

    芸能界なんて、消し飛べばいいのに。

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    2025年11月10日
  • かわいそうだね?

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    日本人的な考えとしては特に強いのかも知れないが、年齢関係なく女性なら共感しかない中編小説がニ編が収録されている。
    全女性に読んでほしい。
    それぐらい面白く、登場人物に共感すればするほど感じる痛みを胸に懐きながら、最後は女性として人間として成長した姿を晴々として見せつけてくれるので、主人公と自分が一緒に成長した気分になった。

    綿谷りささんは久しぶりだったけど、女性の揺れ動く心情を描く才能は天才的だと改めて思った。
    自分と女友達を比べて悩む。
    あの頃の自分よりも、今の自分が好きだけれど、悩んだ分だけ成長出来たのだろうと気付かされた一冊でした。

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    2025年10月31日
  • ひらいて

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    好きな人に振られたからその彼女を奪う、客観視するとだいぶ狂っている。
    愛憎という言葉もあるくらいなので、本気の愛に陥っている人間は、えてして狂っているものなのかもしれない。
    でも、好きな人の好きなものって神格化してしまうの分かる気がする。
    自分はたとえに好きになって貰えないから、自分の足りないところを補うような気持ちで。美雪を奪うってそういうことではないだろうか。

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    2025年10月29日
  • 蹴りたい背中

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    他人には、興味がない。周囲の学生たちに比べて、どこか達観したハツは、人一倍不器用で、人一倍寂しがり屋だった。男子の部屋に呼ばれれば、掻き立てられる妄想に胸を躍らせるし、友達が他の誰かと話していれば、ヤキモチも焼く。思春期特有のモヤモヤを思い返しながら、すこしくすぐったく思いながら一気に読み切ってしまった。

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    2025年10月26日
  • 生のみ生のままで 上

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    最近は綿矢さんの本を多く読んでますが、この本は特に良かったです。
    逢衣(あい)、彩香(さいか)を巡るストーリーと美しくもあり鋭く緊張感のある文章に没入しました。

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    2025年10月21日
  • 生のみ生のままで 下

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    ネタバレ

    ▼メモ
    ・逢衣(あい)、彩香(さいか)

    ・私は完璧じゃない。だから他人にいくら笑われてもしょうがない。でも自分だけは自分を笑っちゃいけない。私の頑張りを一番近くで見ているのは私だから。

    ・どんな退屈な毎日の連続でも、同じ場所には留まってはいられない。絶えず時間を移動し肉体を衰えさせて確実に死に近づいていく。骨や肺や塵になる、それまでの短いひととき、なんで自分を、もしくは誰かを、むげに攻撃する必要があるだろうか。同じ時代を生きているだけでも奇跡のような巡り合わせの周りの人たちを。

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    2025年11月15日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    正論を言っているつもりなのに、一言発する度に気が重くなって動揺した。確かにどんな熱い想いもずっと放っておけば冷める。でもそれはどういう生き方なんだろう。生きていると言えるのだろうか。

    本文中より抜粋
    刺さりました。

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    2025年10月17日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    女三姉妹。本当にバラバラな性格の3人。姉妹の理想型ともいえる、くっつきすぎず、でも何かあれば絶対に助けてくれる力強いつながり。

    一番きょうかんできたのは、母の主婦定年宣言!退職金も欲しいくらい。

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    2025年10月11日
  • ひらいて

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    ネタバレ

    お気に入りの小説を読み返そう週間!(「生きてるだけで、愛。」と二作連続でヒロインが全裸になっていた)
    登場人物の"たとえ"が好みすぎたっていう程度の記憶しかなかったけど、読んでるうちにみるみる思い出してきた。

    ステレオタイプな陽キャJKだった愛が、属性の異なるたとえにうっかり(&どっぷり)恋をしてしまい、どんどんどんどん欲望を剥き出しにして、向こうみずの狂気で暴れていく姿を美しいと思った。
    愛はたとえの彼女である美雪のことを妬んで酷いことをするのに、美雪はどこまでも優しくて素直で可愛らしい。
    たとえと美雪。二人のかけがえのない関係(百パーセントの相手だな)は、愛が介入して

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    2025年10月08日
  • しょうがの味は熱い

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    最初の一文から心が奪われた。
    私が普段感じていてもなかなか言語化できない、常にある感情が言語化されていて、一つ一つの言葉が響いた。感動する場面じゃないのに気づいたら涙出てた。こんな感覚初めて。
    大好きになりました。綿矢さんの本全部読む。

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    2025年10月07日
  • ひらいて

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    恋の描写がすごく良くて、痛々しいけど惹き込まれた。愛にすごく共感してしまった。
    思春期特有の勢いとかモヤモヤとか悶々とした気持ちの圧がすごくて打ちのめされた。個人的に終盤はハマらなかったけど、中盤までが好きすぎて最高だった。あとたとえ君が好き。

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    2025年09月28日
  • インストール

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    綿谷りささんが17歳の時に書いたデビュー作で文藝賞を受賞した作品。17歳の綿谷さんがこの作品を書いたなんて本当にびっくり!
    毎日みんなと同じ生活を続けることに疑問を感じる朝子は、友人の光一から「まあもし疲れてるんなら、一回学校休んで休養とったら?」「いいじゃない休みたいだけ休んだら」と言われ、登校拒否児になる。
    お母さんの目を盗んで夜中に自分の部屋にあるピアノや家具など全部捨ててしまうというという大胆極まりない行動には本当に驚かされた。いくらなんでもそこまではしないだろう。徹底している。
    古いコンピューターを捨てた時に知り合った男子小学生のかずよしに誘われ、風俗チャットのアルバイトを日中するこ

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    2025年09月11日
  • オーラの発表会

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    ネタバレ

    みるこの個性を潰さずに周りで支えてくれる家族と友達たちがすてき‥みるこの独特さに笑ってしまう笑
    周りから見たら独特かもしれないけど本人は気付いていなしとても幸せそうだった!
    成瀬に近いものを感じてなお嬉しい!

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    2025年08月28日
  • 私をくいとめて

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    一人で生き続けてゆくことになんの抵抗もない、と思っていた。一日の大半を過ごす勤め先にはたくさんの人間がいるし、否が応にも彼らとはコミュニケーションを取らなくてはいけないし、休日はときどきは一緒に遊ぶ友達もいるし、実家にもたまに帰る。また気に入ったスポットへ一人で出没するのが、私の趣味でもあり日課でもあるから、休日はいくらあっても足りないくらいだ。むしろ一人でいる時間を一日のうちでなかなか見つけられないので、帰宅後一人の時間が短くなるのがもったいなくて、ついつい夜ふかししてしまうほどだ。

    男性も家庭も、もはや私には遠い存在になっている。女友達のなかには、二十代のう

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    2025年08月11日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    作者の文章の巧さに驚いた。京都を描く筆が実に見事である。解説に綿矢版『細雪』とあるが、たしかにそれも納得できる。特に四季の風景描写においては京都に住んだことのある人なら、実感をもってイメージできるだろう。京都が舞台だからこそ紡げる物語がある。

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    2025年08月10日
  • ひらいて

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    こういう狂気の文学を読みたかった時に読めてよかた。
    若さの尖りが溢れる文章が好き。

    2004年、綿谷りさが芥川賞受賞した時に、早稲田に通ってる友達に連絡して、早稲田に遊びに行ったことがある、ということを思い出したりもした

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    2025年07月10日