綿矢りさのレビュー一覧

  • しょうがの味は熱い

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    完全にタイトル買いと言っていいだろう。これの類義語に私は「ニンニクの味は強い」を提唱したい。

    後半が読みやすい。解説にもある前後半で同じ物語と思えないほどにまとまりを欠いている感の前半と、峠を越えた後半?と言った具合。本人の心情がそうさせるのかわからないが、後半の方が俯瞰力があるように思える。

    これは非常に禍根を残しそうではあるが、物語がある人物の視点から語られる以上、どうしてもその語り手に肩入れしたくなるものだと思う。しかし、恋愛や結婚や家族の繋がりといった人と人との関係において片方が善で片方が悪と割り切れないのが人間関係というもの。不倫や浮気も世間的に見たら10:0でやった方が悪いし、

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    2025年05月20日
  • ひらいて

    匿名

    購入済み

    好きな相手に見向きもされないどころか嫌われる。そんな相手をどうにかしたいともがき、どんどん泥沼にハマり、自分も周りも苦しめてしまう。とても怖い恋愛だった。

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    2025年05月15日
  • ひらいて

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    序盤はかなりメンヘラでぶっ飛んだ主人公って思ったけど、人間誰しも持ってる承認欲求が強いだけ
    メンヘラなんて言葉で表現したら申し訳なくなるくらい繊細で不器用な人 私も好きな人のためならなんだってできる
    最初のマックで服の下からバレないように自分の肋骨を触って安心するシーンがすき
    承認欲求と支配欲が強いのってつらいなー
    わたしも愛と同じで、自分を認めてもらいたい欲望がエネルギーで、ずっとそれを必死で守ってるのに、現実でも美雪みたいな人ってたくさんいる
    美雪みたいに無抵抗で自分の信じたいものだけを内に秘めてる人が羨ましい 私はきっとそれにはなれない

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    2025年05月12日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    京都で暮らす三姉妹の物語。それぞれに問題や悩みを抱えていて、どう展開していくのか気になりつつ、京都の美しさが際立ってすごく良かった。『細雪』が読みたくなりました。

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    2025年05月10日
  • ひらいて

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    一見爽やかな表紙から想像がつかない、あまりにも純文学。そして純文学が私はやはり好きだと思った。
    自分の欲望のままで自信に溢れる生きる主人公が、たとえと美雪との出会いにより他人に視点を向けられるようになる話なのかな。

    高三の愛は同じクラスのたとえが好き。彼が隠れて手紙を読むのを見て夜の教室に侵入し手紙を奪い、そこで同級生で糖尿病の美雪とたとえが付き合ってるのを知る。
    美雪に近づき家に招かれ彼女と二度体を合わせる。夏休み文化祭の準備中それを告げた上で彼に告白するも振られ、再び美雪の家に招かれると、たとえが好きで遊びで美雪を抱いたのだと告げ、たとえを教室へ呼び出して裸で彼に抱きつく。たとえから「自

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    2025年05月08日
  • 意識のリボン

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    「自己」とか「意識」といったものの曖昧さ、多面性をいろんな角度から切り出した短編小説集、という雰囲気。
    それぞれの作品の主人公の世界の捉え方、感じ方はまったく共感や理解のできるものではないけど、自分にはない見え方を垣間見させてくれるから綿谷りさ作品は面白い。

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    2025年05月04日
  • 憤死

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    【トイレの懺悔室】
    結局どういうこと?親父はお風呂場で生きてるの?

    【憤死】
    普通なら距離を置きたくなる子を客観視して純粋に「興味深い」と思って観察している感じが面白かった。

    【人生ゲーム】
    良い話だった。ちょっとSF?
    最初は小学生時代の話で、平仮名や簡単な言葉で書かれており、大人時代は普通の小説としてしっかり書かれているところも良かった。

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    2025年04月24日
  • 生のみ生のままで 下

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    最後まで一気に読み切り、解説を読んで、同じことを考えてくれていた人がいて安心した。

    これは同性愛の物語ではない、という書評が多かったのは自分も認識している。でも、実際物語の登場人物たちが窮する立場に置かれているのは当人同士が同性同士だからに他ならない。ふたりが同性愛者かどうかと、社会の中で同性同士のカップルであることは、全く別の次元の話ということに気づいている人はまだ少ないのだと感じた。

    同性愛の物語ではない、愛の物語なのだと語ってしまうことが、むしろ問題を矮小化してしまう。漂白されてしまう。愛の物語であることは否定しないし、ふたりにとってただ世の中で唯一の関係性なのはその通りだと思う。で

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    2025年04月13日
  • 生のみ生のままで 上

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    今までこういう本を読んだことがなかったから、面白かった。女性ならではの、わかるっと共感出来る女性の神秘的感覚があったり。メイクやファッション、香水の事など細かく描かれて、きっと女の子を好きになったら、男性と恋愛するときとは違う目線になるんだろうなと思った。堕ちるべくして堕ちていく、ただの好意からその人の全てを見落とさず意識するようになる瞬間は、きっと一番人が興奮して高ぶっている瞬間。表現の仕方や細やかな描写がさすがだなっといったところ。とても面白く下巻も忘れる前に読みたい。

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    2025年04月07日
  • オーラの発表会

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    明日からまた出勤ねと
    エプロンの緒を締めた
    日曜の夕方。

    夕飯の支度をしなきゃ
    と思いつつ、

    途中で止められず最後
    まで読み切ってしまい
    ました。

    主人公のミルコに触発
    されて、

    いま私はまわりの人に
    あだ名を付けたい欲に
    駆られています。

    ピュアで浮世離れして
    いるミルコ。

    こんな子現実にいない
    よね。

    いてくれたらいいのに
    ・・・

    だんだんまぶたが重く
    なってきました。

    うん、あだ名を考える
    のはまた明日。

    皆さまおやすみなさい
    zzz

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    2025年03月30日
  • 憤死

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    読みやすく、面白かった。
    あまり本のあらすじを見ずに読んだので、こういうタイプの本か〜!!がすごかった…

    どの短編も面白かったけど、トイレの懺悔室の破壊力が凄かった。
    順に読んでいったので、その次の憤死もびくびくしながら読んでしまった…
    綿矢さんの所々にある、彼女の目線のセンスや毒、文章の上手さを感じました。

    また時間が経ってから読みたいし、人に勧めたい。

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    2025年03月21日
  • オーラの発表会

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    ちょっとおかしいなって思って目瞑りたくなっちゃう主人公だけど、一方でこういう人かっこいいな、と思うキャラクターでもあって。なれないからこそ憧れちゃう感じ。いいね

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    2025年03月17日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    松任谷由美デビュー50周年を記念して、6人の女性作家さんたちが書き下ろしたユーミン曲がテーマのオリジナル小説集。題名見るだけで惹かれるものがあり、即購入。

    収録されている話は以下、
    ・あの日にかえりたい(小池真理子)
    ・DESTINY(桐野夏生)
    ・夕涼み(江國香織)
    ・青春のリグレット(綿矢りさ)
    ・冬の終り(柚木麻子)
    ・春よこい(川上弘美)

    いずれの曲も知っていたが、あらためて思ったのは、その曲に対する偶像イメージは『人それぞれ』ということ。特にユーミンなどは僕らの年代は誰もが知っていて、その曲に対する絵が脳裏に自然と浮かぶ。
    ただ、それをいざ物語化してみたら、作家が描くストーリーが

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    2025年03月07日
  • 憤死

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    綿矢さんが書くまっすぐな女の人が好き。噴死の友達とは仲良くはなれないけどどこかで「あーいうふうに人の目より自分を大切にできたら」と憧れるんだろうな

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    2025年03月04日
  • ひらいて

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    今で言う負けヒロインのお話。
    おもしろいのは綿矢りさだから当たり前で、今まで読んできた主人公たちに通ずるような性格の、移り変わりの激しい時期特有の心情を生々しく体験できた。
    こんな狂気を納得してしまう説得力、圧巻でした。

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    2025年02月23日
  • オーラの発表会

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    綿矢りさ先生の作品を読むのは3作目かな?前回読んだ作品にも驚かされましたが、今回も圧倒されました。
    独特な世界観にあるユーモアと言葉選びがとても好きです。読み進めるにつれて、海松子含め、登場人物全員のことが好きになるような作品でした。

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    2025年02月09日
  • 憤死

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     読みやすかった。
     貧乏性だから命を無駄に消費できないのなら、生きることにあまり執着できずにただ時を過ごしている私は「豊か」なのだろうか。

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    2025年01月27日
  • オーラの発表会

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    村田沙耶香さんが書きそうな世界観。
    自分の中でしか通じないあだ名をつけるのはちょっと面白そうと思った。
    わたしも結局恋って何?ってなってしまうから、海松子が恋が何なのかわからなくても人を大切にしたい感情に気づけてよかったと思う。
    結局オーラが何なのかはよくわからなかった))

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    2025年01月11日
  • オーラの発表会

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    綿矢りささんの本は初めて読みましたが、ワードセンスが素晴らしいと思った。ギャグセンも高くクスッとなるシーンも多かった。変わった言い回しでも全部イメージが出来る素敵な表現が多い。他書籍も読んでみたい。

    主人公のミル子のキャラクターが面白い。
    親にも敬語だし、変なあだ名を悪気なく脳内で付けちゃうし。一見変わった人付き合いが苦手な子だけど、ピュアで可愛く、そしてちゃんも恋愛に悩みを抱え、ミル子なりに成長をしていく。
    恋愛を通して、「1人で足りている」から」他人と味わう喜びを知っていく」に変わっていくのもアンドロイドから人間になる変化を見た気がして感動した。

    周りのキャラも良い。
    ズバズバ、ミル子

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    2024年12月30日
  • オーラの発表会

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    みるこ変わり者すぎるだろwwww
    お気に入りポイントは、イケメン社会人から好意を寄せられたときに欲に忠実すぎるあのシーン。笑ってしまった。

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    2024年12月28日