綿矢りさのレビュー一覧

  • 生のみ生のままで 下

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    ネタバレ

    7年も愛する人と会えない中で、想い続けられるだろうか
    上巻から続いていた危機的状況は、現実化し最悪な流れの展開で始まった下巻だったけど、ラストは胸熱でした。風の神様に愛を誓うって素敵。

    上手くいきすぎ、リアリティがない
    こんな声もあるとは思う作品だったけど、リアリティ云々より純愛を感じさせてくれた素敵な作品でした

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    2026年02月10日
  • しょうがの味は熱い

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    自分も長く付き合っている人がいるが、所々
    わかる自分もいた。

    二篇で構成される物語の書き方も違うので面白かった。
    綿谷りささんの他の作品も読みたい

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    2026年02月09日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    勝手にふるえてろ
    私のお星さまは、イチ。最後まで食べずに残しておいたお皿のうえのイチゴ。でもいま手に入れてすらいないうちに彼を失いつつある。告白してふられたとか彼に彼女ができたとか彼に幻滅したわけでもない、ただ、恋が死んだ。ライフワーク化していた永遠に続きそうな片思いに賞味期限がきた。
    →良い…

    他人の悪意がこわかったのは、どうして彼らがそんなことをするのかまったく分からなかったからだ。でもいまは自分のなかにある感情と照らし合わせさえすれば他人の悪意は十分解釈できる。実行には移さなくても同じくらいの悪意を心のなかで相手に向けることもできる。
    →わかる…

    仲良くしようか
    つらいとき悲しいとき

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    2026年02月08日
  • しょうがの味は熱い

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    読み終わって、胸の奥がじんじんするような感覚が残った。
    とてもリアルで、ヒリヒリする物語だった。

    奈世の弦への愛は、「好き」というよりも依存に近くて、弦がすべてになってしまっている感じが少し怖かったところもあった。
    一方で弦は、関係を客観的に見ていて、考え方に共感できる部分もあった。

    印象に残った言葉
    「あともう少しがんばれば、幸せになれるかもしれない。でも、愛や結婚は、あともう少し、と努力するものなのでしょうか?」

    読みながらずっと頭から離れなかった。
    努力が必要な関係と、努力し続けないと保てない関係は、同じなのだろうか。

    「お互いがお互いを好きだという点が奇妙にも一致しているのだか

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    2026年02月06日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    どちらの話でも人間観察に優れた表現力で、各キャラや掛け合いの感じが小気味いい。

    そういえば著者の男性目線の話読むのはじめてだ。

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    2026年02月05日
  • インストール

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    綿矢りささんの作品を初めて読んだ。
    まず、感情の比喩に当てはめる単語がとても独特だけどなぜかしっくりきました。これを17歳が書いたとは到底思えないほど。
    小学生のかずよしの感性がどこで少しづつ周りと距離をとっていったのか考えさせられます。
    朝子に関しても「何者かになりたい」というような誰もが1度は抱いたことがあるであろう感情をバネに寄り道をして、その世界でコツを掴んだり息苦しさを感じたり、はたまた現実に戻って自分の核心に触れた。
    良い作品でした。

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    2026年02月01日
  • しょうがの味は熱い

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    読後、くるしい。
    奈世の悪足掻きが痛々しいのだけど、痛いほど分かる気もする。
    綺麗すぎない恋愛ものが大好きだ。

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    2026年01月31日
  • ひらいて

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    綿矢りさという人は、恋愛小説を書かせると本当に天才的な手腕を発揮する人だと思う。
    この作品は、あまりにも突拍子もない展開を突き進む。
    私は最初、恐ろしく下種な主人公の心の声にツッコミを入れたり、声を立てて笑ったりしながら読んでいた。
    しかし、徐々に主人公の感情の起伏が私のそれと繋がり、共振していくのを止められない。
    決してハッピーエンドとは言えないこの本を読み終わったとき、私のメンタルは疲弊していた。
    それでも読み進むのを止められない。
    そんな魔力が綿矢りさの恋愛小説にはあると思う。

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    2026年01月27日
  • 二周目の恋

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    群を抜いて一番面白かったのは
    「深夜のスパチュラ」

    手先不器用&料理苦手族の方は大共感してくれると思う笑。

    双子の「兄弟以上恋人未満」の話だったり
    同性愛の話もあったりするので
    単調な「純粋な異性愛」の話だけじゃないのもおすすめポイント。

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    2026年01月18日
  • しょうがの味は熱い

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    あともう少しがんばれば、幸せになれるのかもしれない。でも愛や結婚は、あともう少し、と努力するものでしょうか。

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    2026年01月16日
  • しょうがの味は熱い

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    ネタバレ

    ストーリーに関してはよくありそうなものだけれど、綿矢りさの文才が凄まじい。
    弦への愛情が、どこか狂気じみていると気づき初めてから、段々とそのズレた愛情にぞわぞわしてくる。
    第二章では急に丁寧な口調になり、達観した風に感じられる。
    弦への結婚をしつこく迫る場面では、本当に血の通った人間なのかと思うほど恐ろしい人間に感じられる。
    傍から見れば彼氏に一途で愛情深い人間に見えるが、奈世の心情を知ると狂気に満ちた人間にしか感じられない...。
    口では説明し難い気持ち悪さを孕んだ本だと思う。

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    2026年01月15日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    姉妹が三者三様で面白い。自分も三姉妹なので、どこか重なる。そして、京都について少し深く知れるのも面白い。特に、「いけず」文化は、京都を象徴するような、近寄り難さを示すものと思ってきたが、何だか可愛く思えるのが、著者の腕と思う。

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    2026年01月20日
  • 私をくいとめて

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    映画も良かったけど、主人公と「A」との会話は活字で読む方が面白い

    ​主人公の鋭すぎる洞察力は、見ていて小気味いい反面、生きにくさに繋がっているのが切ない

    最後は自分自身と「きちんと折り合いがつきそう」な予感を感じさせて、スッキリする読後感でした

    ​考えすぎて空回りしちゃう人に刺さる一冊です

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    2026年01月04日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    兄弟がいると、どうしても近くでそれぞれの人生が見えて、比較して焦る。それぞれ目標をしっかり持って進んでいきたいよね。

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    2026年01月03日
  • 意識のリボン

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    ネタバレ

    綿矢さんの作品は数冊読んできましたが、登場人物を通して本質を暴かれたような感覚になるのが特徴だなと改めて感じました(私主観)

    特に「履歴の無い女」これは痛いところを突かれたな、と思ってしまいました。
    ある会話の流れで「心のどこかで”分かるな”と思っていた」という心理描写が、まさにそれ。
    辛い思いをしている人に対してもちろん寄り添いたい、力になりたいという気持ちがゼロじゃないけど、自分じゃなくてよかったという気持ちもゼロかというと否定できない。自分が進んで辛い思いをしたいかといえばしたくないし、「できるなら代わってあげたい」なんて代われるわけがないというのが大前提なんですよね。

    上記は一例と

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    2026年01月01日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    綿矢りささんが好きなので買いました。期待していたとおり心が痛くなるような女性が主人公でとてもよかったです。ユーミンの歌は知らなかったので、そういう楽しみ方はできませんでしたが…
    桐乃さんの短編に出てくる男性は女性から見れば恐怖を感じるかもしれません。

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    2025年12月26日
  • 二周目の恋

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    お気に入りの話
    1「カーマンライン」一穂ミチ
    2「最悪よりは平凡」島本理生
    3「海鳴り遠くに」窪美澄

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    2025年12月24日
  • 夢を与える

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    テーマがアイドル、舞台女優である朝井リョウさんの「武道館」「スペードの3」を読んだ後に、本書を読みました。古本屋で何気なく選んだ3冊が偶然全て芸能関係物で、この短期間で華々しい世界の裏側に少し詳しくなった気がしました、絶対気のせいですが。
    芸能界の栄光と挫折、理想と現実のコントラストを描いた3冊ですが、比較したとき、最も生々しく、最も救いがなかったのが本書です。多摩くんと一緒に魚を洗うシーンだけが、この物語の光でした。最後、全てを失い今から確実に生きづらい人生が待ってると思われる夕子ですが、多摩くんに再会できればきっと失ったものを取り戻せるはず。もう一度会えることを切に願って、本書を閉じました

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    2025年12月16日
  • ひらいて

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    ネタバレ

    思いを込める、という愛し方がある。
    贈る、押しつける、届くように。
    けれど、ひらく、という愛し方もある。
    手を広げ、ありのままを晒し、受け入れるように。
    自己価値の証明、もしくは執着としての感情を「愛」と呼ぶことしか知らなかった愛ちゃんが、承認欲求や評価などのためでなく、胸を広げてやわいところも相手に触れさせ、心の根っこで繋がろうとする「愛」をたとえや美雪から学んでいく。
    思いを込めてばかりだと、皺になって、固くなって、心から出た本音が、筋肉を通って、皮膚を通って、表情として出ていくまでに嘘になってしまうから、自分でも自分の感情が分からなくなったら、もしくは自分でも自分の感情の出し方が分からな

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    2025年12月04日
  • 二周目の恋

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    綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」は、現代っぽくて入ってきやすい。でも文章が続いていて読みにくい。主人公がかわいい。
    一穂ミチさんの「カーマンライン」は、表現できないけれど良さがあって好きだと思った。双子って素敵だなあ。
    遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」は、いかにも昭和的な男と、女の話で最初は嫌だなあって読んでた。でも、八角魔盤空裏走(はっかくのまばん、くうりにはしる)という言葉を聞いてからの優美の自分自身と向き合っていく姿が清々しかった。最後の誠とのシーンがなんかいいなあって。
    窪美澄さんの「海鳴り遠くに」は、紡がれている物語の雰囲気がなんだか好きだなあ。最後ちゃんと結ばれてよかった。

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    2025年12月02日