綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
綿矢先生の作品は「勝手にふるえてろ」くらいしか読んだことがなく、しかもそれも数年前に読んだものだから綿矢先生がどんな文章を書くのかわからなかった。
主人公の特殊能力が周りにバレて精神病扱いされるのかなと思ったけど、全く違った。とても暖かい話だった。
ノゾミさんがすごく好きになった。自分が面食いなことを一切隠さず、カーターに尽くすところ。それにまんざらでもないカーター。この2人の関係が1番面白かった。このまま2人は結婚しそうだなと思った。私もノゾミさんみたいにポジティブに生きたい。
Aが最終的に消えることは予想通りだった。でも主人公が本当に困っている時は出てきてくれる。なんて都 -
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Posted by ブクログ
読んでいる途中で「これ京都の人じゃないと書けない内容なのでは?」
と思う内容だった。
作者の出身地とか調べることなんてめったにないのに調べたら京都出身だった。
ただ京都の町を描くんじゃなくて、住んでいた人にしかわからないような特別な空気感がずっと漂うような小説に感じた。
ところどころにクスっとくるような場面も度々あったりして
「分別ある大人同士の会話として、ところどころ相手を褒めながら和やかに会話は進むが、その一方で綾香は、自分たちはまるでお互いのお尻の匂いを嗅ぎあってる、散歩の道でばったりでくわした犬同士みたいだ、という思いもあり、気恥ずかしさを抑えるのが大変だった」
こういう感覚を持てる -
Posted by ブクログ
なんとなく手に取る機会がなかった
はじめての綿矢さん作品。
リボンモチーフのものが好きなわたしは
ただ単純にタイトルに惹かれ
装丁のイラストのタッチも好みだったから
パッと目についたのがきっかけ。
独身女性、母、妻、娘…女性が主人公の短編集。
「こたつのUFO」「怒りの漂白剤」そして
タイトルにもなっている「意識のリボン」が
好きだった。
ここしばらくの自分と重なるものが多すぎて
ちょっと苦笑いしてしまう場面も。
怒りは、ちょっと厄介だ。
そのまま放置していればどんどん膨れ上がり
いつか爆発、暴走しかねない。
かといって、ないものにはできない。
そこのところのさじ加減 -