綿矢りさのレビュー一覧

  • 夢を与える

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    はじまりは、三十過ぎの女が、六年間交際している年下の、フランス人ハーフの男が切り出す別れ話に、絶対了承しないという意気込みを語るシーンから。女は避妊具に細工をして妊娠をし、結婚を迫る。それで生まれたのが、この話の主人公、夕子。「虹から生まれ落ちたかのような、現実離れして可愛らしい完璧な赤ん坊」だった夕子は、友人の紹介で始めた子供服のモデルから、スターチーズのCMタレントに起用される。夕子の成長とともに、毎年新しいCMが撮られ、夕子はスターチーズの「ゆーちゃん」として、国民が成長を見守る女の子となり、高校入学を機に、ブレイク。本格的に芸能活動を始めた夕子は、三年生の時に、初めての恋をする。

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    2026年02月02日
  • パッキパキ北京

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    コロナ禍にも負けず元気に中国を闊歩する菖蒲。菖蒲みたいな生き方、私には出来ないけど、このくらいの開き直りや図太さ身に付けたいなと思った。
    絶対食べられない怖い中国料理も出てきたけど(笑)文化の違いがそこかしこに出ていて、楽しく読めた。
    綿谷さんのグレタ妊婦も楽しみだ。

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    2026年02月01日
  • グレタ・ニンプ

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    笑ったり、ちょっとほろっときそうになったりしながら楽しく読んだ。だんだん由依が可愛く見えてきた。夫氏はそのときどきの感情に振り回されやすく、意見や考え方がびっくりするくらい急に変わったりするのだが、基本的には由依が大好きでずっと由依の味方でいてくれる愛情深い人なので憎めない。
    お話としては初っ端の由依の変貌がクライマックスで出オチ感があり、それ以降も面白いけれど特別驚きや予想外の展開や大波乱などが待ち受けているわけでもなく、無事に出産・子育てできてめでたしめでたしといった感じ。

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    2026年02月01日
  • 勝手にふるえてろ

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    主人公が、かなり拗らせてて痛いんだけど、共感してしまう部分もあった。視野見とか言ってることわかりすぎた。笑

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    2026年01月31日
  • インストール

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    主人公たちの行動からは、ちょっとしたことから生活が出来なくなってしまう危うさを感じさせられた
    主体となる登場人物は少なく、テンポ良く話が進行していって、少しの意外性やユーモアがあった
    発刊からかなり経つので、インターネットが一般に広まり始めている頃を思い出し時代の変化を感じた

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    2026年01月29日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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     面白いぐらい関わりたくないなと思う人が出てくる短編集。
     それぞれの話で面白い人が出てくるが、共通点はそんな自分が大好き。周りは迷惑してるけど、みんな幸せそうだなと思った。

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    2026年01月26日
  • かわいそうだね?

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    2編の短編集
    読みやすい文章であっという間に読み終わった!
    ‪✿彼氏と元カノが同棲
    ︎✿友だちがとんでもない美人

    共感ポイント多すぎてまとまらず、、、一言ずつ!
    ・長年付き合った彼女と最近付き合った自分を比べて勝手に負けた気になってくよくよするのわかる
    ・すごく良かった

    ↑の語彙力ない感想書くだけでもすごく時間かかった(笑)色々自分の過去を思い出しながら読んだ作品でした!!

    2026年13冊目!

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    2026年01月26日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    今回、綿谷りささんの作品を初めて拝読しましたが、横面張り倒されました。衝撃でした。
    眼帯のミニーマウスは若者言葉や若者特有の価値観・ノリが文章に存分に詰め込まれていて、思わず作者の顔をネットで調べると上品なお姉さまのような著者の写真がでてきて一人で驚きました。笑
    毒々しく悪意や偏見に満ちている四遍の作品。理解不能な主人公たちの言動や思考に驚かされましたが、自分と違いすぎて逆に面白く清々しかったです。こういう作品の楽しみ方もあるのかと知ることができました。他の作品もよんでみたいです。

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    2026年01月25日
  • 蹴りたい背中

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    綿矢りささんの作品は初めて読んだ。主人公は自分と似てると思って読み進めた。分かる、分かる!ってなった。特に大きな出来事があるわけでなく、普段の日常が描かれていた。ラストもこれで終わっちゃうの〜?って感じで、物足りなさを感じた。

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    2026年01月25日
  • パッキパキ北京

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    なかなかのキャラ登場!

    コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた彼女

    人生一度きり、楽しんだもん勝ち!を極める彼女

    過酷な隔離期間も難なくクリア、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能(笑)

    北京の表裏を誰よりもフラットに「視察」する彼女がたどり着く境地とは……

    あの頃の北京を想像しつつ…

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    2026年01月23日
  • 激しく煌めく短い命

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    ネタバレ

    久乃と綸の子供時代から
    大人になって再会するまで

    子供時代がかなり長く
    なんということもない日常が
    ひたすら書かれていて
    長くも感じたが
    そのせいで二人と一緒に時を過ごしたような気にさえなる

    ちょっと気になるちょっかい出してくる男子とか
    すぐ恋愛に結びつけちゃう女子とか
    一つか二つ上なだけなのに
    めちゃくちゃいばってる先輩とか
    中学生あるあるだもんなあ

    そんなありふれてもいる生活のなかで
    出自とか土地柄とか性別とか
    あれとかこれとかの差別に気づき始めたり
    自分の恋の行方がそれと深く関係していたり
    普通と違うことで大騒ぎになるから
    目立たないようにしなくてはとか
    どんどん息苦しくなっていく

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    2026年01月21日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    主人公・良香の強烈なキャラクターに圧倒される。
    彼女は、中学時代の片思い相手「イチ」を脳内で神格化し、10年間も純愛(という名の妄想)を育ててきた。その一方で、現実世界では暑苦しい同期「ニ」からアプローチされ、困惑する。
    ​この物語の白眉は、ラストにかけての残酷なまでの「答え合わせ」だ。
    読者は良香の視点を通して「イチ」を見ているため、彼を素敵な存在だと思い込まされる。しかし、いざ現実に対面した時、その魔法はあっけなく解ける。
    イチは王子様ではなく、良香のことなど何とも思っていないただの男だった。そして、今まで彼女を守っていた「イチへの恋心」こそが、彼女を現実から遠ざける檻だったことに気づかさ

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    2026年01月20日
  • 激しく煌めく短い命

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    中学受験に失敗し、しぶしぶ地元の公立中学に通うことになった優等生の久乃と、家が中華料理屋を営む、中国にルーツを持つ少女、綸。大人しい真面目な子に見えて、内心、おかしなことを考えているどこかとぼけた久乃と、明るく奔放で、感情表現が豊かな綸が、中学で出会い、惹かれ合う。二人は気持ちを確かめ合い、甘い幸せな時を過ごすが、同性愛への偏見から関係がおかしくなり、べつべつの道を歩む。それから十七年。三十二歳になって、再会する。

    第一部、中学生の久乃の視点がおもしろく、また、ルーズソックスやプリクラなど、描かれている風俗がなつかしく、楽しかった。大人ではない、でも、子供というには自分ができてきた年ごろ。周

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    2026年01月19日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    うおお、なんか衝撃っ!
    癖は結構ありつつも、読みやすい文章で、さすが綿矢りさって感じです。「ひらいて」は高校の時読んだけど、全然こんな感じでは、なかったような…。
    主人公が若者でもそれになりきる小説家の凄さを感じた。やっぱり物事を俯瞰的に見ているのかな?
    読んでいて「推し燃ゆ」を思い出した。
    登場人物がみんな尖ってて、個性がある感じが今の時代だなって思わせられる。特にコロナ禍を描いていて、その時にあった時事ネタがあり、あ〜懐かしってなった。

    矜恃が何回も出てきた気がする…。
    →自分の能力を信じていだく誇り。プライド。

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    2026年01月18日
  • オーラの発表会

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    個性のある(強い?笑)女の子のお話。
    ひとりでも足りるけど、誰かと一緒にいることで満たされていく感覚、素敵だなと思いました。

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    2026年01月17日
  • 激しく煌めく短い命

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    とても長かったが、一気に読んでしまった。
    タイトルがタイトルなので、誰か死ぬのかな?最悪のバッドエンド??とか想像したけど、、そんなことはなかった。。

    いきなり枕営業とか、ちょっと「??」な設定や、綿矢さんらしい、どストレートな生々しい表現で、ちょっと気持ち悪い部分もあったが、、、

    そこも含めて、熱い恋、怒り、愛情の深さが伝わり、最後のハッピーエンド、、、
    険しい道のりではあるけれども、心から祝福してあげたいと思った。

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    2026年01月12日
  • 激しく煌めく短い命

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    二人の変化していく気持ちと関係性、不安と痛みを抱えながら強くなっていく恋心。消えない後悔を心の奥に隠して大人になって、二人は本当に大切なものを失うことと手に入れることを繰り返しながら気づいていく。人生は短い、だからこそ少しでも後悔しない生き方を選ぶ、大切にしたい思いを感じた。

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    2026年01月09日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    「眼帯のミニーマウス」「神田タ」が好きでした。カンダタ、すごいタイトルだ。
    やっぱり私は女性視点の作品が(綿谷さんでは)好きなのかなと思う。なんか切なさがあるよね。謎に。

    笑えるのは後半の二作(男主人公)なんだけど。
    作家・綿谷のメール文面、どうしてこんな人をイラつかせる、内容ふざけてるけど絶妙に本気か…?と惑わせる文章が書けるのか??傍から見るとネタとして最高に面白いが、自分が内田なら怒りを無理やり抑えようとした結果生理的な涙を流してると思う。
    「老害」という便利な言葉でまとめて年上女を冷笑しようとする内田もなんかリアルだ。いやでも老害とか関係なく対人間としてめんどくさいね。

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    2026年01月10日
  • 夢を与える

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    子役から活躍する容姿端麗な女性が堕ちていく。
    なんかリアルというか…あるんだろうなこういうこと。
    自分を投影して入り込むタイプではなく。
    物語として純粋に面白い。
    主人公はカワイソウだった。打算で「こうしなくては」という時も含めて、ずっと純粋だったのだろうと思う。

    ラストだけ少し物足りなく感じてしまった。
    ほんの少しだけ。

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    2026年01月06日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    登場人物がうざい笑
    でもそれを打ちのめすというか、全く気にしていないキャラもスカッとする。

    綿矢りささんは今回が初めて。
    今後もマークしていきたい。

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    2026年01月05日