綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナ禍の中国を全て味わい尽くし爆走する菖蒲さんのお話し。
菖蒲さんの語りを通して綿谷さんが体験したことが、独特だけど鋭い観察力で書かれているから、北京はまだ行ったことがないのに読後にはすっかり半年ぐらい滞在した気になるくらいだ。
元銀座のホステス、20歳上の秘書がつくほどまあまあ高収入の旦那は中国駐在3年目、別居してたが旦那がいるコロナ禍の北京へ、すべてのワードが強く圧倒されるが、妻は考える能力がないと思っていたのに段々と認めてきた旦那が魯迅の「阿Q正伝」の精神勝利法を教え菖蒲さんの考えもまた変わっていく。
こんなに「自分が常に勝っている」と思える人は、それまで相当な努力をしたのだろうが -