綿矢りさのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
綿矢りさの作品を初めて読んだのは中学生の時で『蹴りたい背中』でした。
そのときに「この人の書く文章ってすごくかっこつけてて、あぁ、最年少受賞ってこういうことなのか」なんてことを生意気にも思いました。
それから立て続けにこちらの「インンストール」も読みました。当時は個人的にはインストールのほうが話が単純で入り込みやすくて好きでした。これを17歳で書いたかと思うとやっぱりすごい!
今になって綿矢りさの本を読むと、このかっこつけた言い回しや、どや顔感は、主人公の女子高生の、ちょっとひねくれてて『自分は周りとは違うんだ』
って思って毎日を過ごしてる感じを出したいが為のものなのかもなあと思う(ことにし -
Posted by ブクログ
ネタバレp131「女性はポーカーフェイスが必須です。感情を無にしてようやく、これだから女は感情的で話にならない、とは言われなくなります。(中略)男が鼻血出そうなくらい怒ってても、森林でヨガしてるくらい無の境地でいなさい。それでようやく対等です。(中略)時代は変わっても相変わらず女がナメられるのは、泣いたときと怒ったときだ。」
p134「誹謗中傷はもう止めろって、まるで相手が正常な人たちで言えば分かるみたいに真面目に避難してる有名人とかって、なんで書いてる側に明確な殺意あるって気づかないのかなぁ。自分より上手くいってる人たちを妬んでぶっ殺したいけど刑務所入りたくない人たちが、弱ってるときに効け、コロッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ初綿矢りさがこれでいいのか…
さわりの部分だけ知っていて、いやこの妊婦が実際子ども産んだらどうなるんだ…と気になって購入
ドラゴンボールの悟空口調を全ての会話で再現は無理があるよな。途中不自然だなとは思ったけどツッコむべきところはそこじゃないよな。出産したら元の妻に戻るかと思ったけど、そのままなのか。大丈夫か。
でも普通に家庭を築いていて、旦那も普通に協力していて、ハピエンでよかった。子どもの名前もカッコよくて安心した。
私は出産ましてや妊活の経験が1ミリもなく、今後経験することもないので分からないが、こうも変化してしまう気持ちって実際不妊治療経験した方には響くのか気になるところ。
あと最 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私には、ヨシカみたいには生きられないな
って思ったけど、何か言われたり感じ取ったり
したタイミングで、さっきまでこう言おうと
思ってたことが、変わることって大いにあって
なんか人間味がすごいなって思った。
でも、嘘でも職場に妊娠は流石に言えない、、
私なら、黙って違う方法を思いつくんだろうな〜
とかって、自分だったらで考えてしまった。
それにしても、ニ彼はすごいな〜
振り回されるのがすきなんだろうな。
後なんか、手に入らない感じとか、、
ザ男の人って感じだし、営業マンって
さらに納得出来る。
思われる恋愛が幸せって、
実際はどうなんだろう???
思った人と結婚した人と、思われて結婚した人 -
Posted by ブクログ
『グレタ・ニンプ』
妊娠発覚を機に、清楚で落ち着いた雰囲気だった妻・由依がキャラ変。
姿はデニス・ロッドマン、口調は孫悟空、挙動はヤンキー調という妻、面白すぎるだろ!
豹変した妻に戸惑いつつも寄り添おうとする夫・俊貴の心の声が面白い。
「クソッ、由依の奇行には慣れたはずだったのに、どうして毎回新鮮に驚いてしまうんだ⁉」って(笑)
文章のフォントやサイズを一部変えたり、本の装丁も色彩・フォントがファンキーで、作品の勢いや雰囲気を本1冊丸ごと表現されていて、内容も装丁も楽しい作品だった。
その一方で、不妊治療の精神的苦悩や、世間から押し付けられる役割への疑問など、考えさせられる一面もあった。