綿矢りさのレビュー一覧

  • インストール

    Posted by ブクログ

    学校に疲れた 女子高生が登校拒否し、何もかもを捨て 昔祖父から貰ったコンピューターで 小学生の男の子と風俗チャットで一儲け

    高校生である自分が感じていることがものすごくぴったりとあてはまったのでびっくりした。

    印象的な文
    それよりこれからどうしましょう…
    …私もゴミ化してる。それを見た私は死にたーい、と思った。…
    何度もスカートがはためき、その度にいちいちパンツがみえる、けれどそれが?…

    0
    2016年11月24日
  • 蹴りたい背中

    購入済み

    むき出しの自意識

    オサーンになってしまうとリアルに感じることは難しいけど、たしかにこういう自意識のかたまりみたいな時期もあったような。
    思い出すとこそばゆい。
    このストーリーに反発を覚える人の気持ちもわかる気がする。

    2
    2013年12月04日
  • インストール

    Posted by ブクログ

    綿矢りさの作品を初めて読んだのは中学生の時で『蹴りたい背中』でした。
    そのときに「この人の書く文章ってすごくかっこつけてて、あぁ、最年少受賞ってこういうことなのか」なんてことを生意気にも思いました。
    それから立て続けにこちらの「インンストール」も読みました。当時は個人的にはインストールのほうが話が単純で入り込みやすくて好きでした。これを17歳で書いたかと思うとやっぱりすごい!

    今になって綿矢りさの本を読むと、このかっこつけた言い回しや、どや顔感は、主人公の女子高生の、ちょっとひねくれてて『自分は周りとは違うんだ』
    って思って毎日を過ごしてる感じを出したいが為のものなのかもなあと思う(ことにし

    0
    2016年02月22日
  • パッキパキ北京

    Posted by ブクログ

    菖蒲さんの強メンタルっぷり、同じ女として憧れる!
    図太く楽しく「自分が一番」で生きていけばハッピーじゃん、そんな女のコロナ禍北京滞在記。

    小説なんだけど、まるで綿矢りささんの北京旅行記かと思ってしまうようなリアルな北京の描写がとても楽しい。
    中国語の単語も頻出するのだけど、一度見ただけじゃ覚えられなくて毎回ルビが欲しい気持ち……!

    真冬もコロナ禍も何のその、強気に北京の暮らしを過ごしていく菖蒲さんだけど、一方で高級なブランド物を纏うことで見知らぬ人にまでマウントを取らないと悔しがる一面もあり、完全無欠というわけではないのが主人公として魅力的なところ。

    私はどちらかというと繊細な夫(名前す

    0
    2026年09月13日
  • しょうがの味は熱い

    Posted by ブクログ

    同棲って大変だなと思った。人間は全員違う生き物だから、価値観は人それぞれ違う。意見が合わないのは当たり前だ。どこかで妥協、相手を許すことが分かり合うことだと考えている。奈世がとても怖く感じた。結婚というワードに縛られすぎて、視野が狭くなりすぎているように思った。

    0
    2026年09月12日
  • 勝手にふるえてろ

    Posted by ブクログ

    ずうっと学生時代から想い続けているイチと何気ないきっかけで自分のことを好きになってくれたニ。自分の抱えている長年の思いこそ崇高だと思う反面、ならば自分に大きな感情を向けてくれている人の気持ちはどうなるのだろう…と考えさせられた作品
    読み手の恋愛観によってどれだけ没入できるかどうかが変わってくる作品だと思うけれど、わたしは十分に没入できてしまった。
    一方的な好きは相手を神格化してしまうし、深いところで繋がっているのではないかと思わせてくるけれど現実はそんなことがなくて、相手にとっての自分なんて一般人Aでしかないのかも。自分が恋愛で暴走しそうになったら、コレです。

    0
    2026年09月11日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    自分が妊婦になったので、タイトルに惹かれて読んでみることに。

    初めの変貌にはついていけず、主人公と同じような気持ちに...
    妊婦や赤ちゃん連れっていうだけで周りに目をつけられたり、意地悪されたりってよく聞くから、防衛として髪の毛を明るく染める人は割といる。

    そんな感じかなと思ったが、きっと由依はもっと抑圧されていたのかなーと読み進めるうちに思い始める。両親の自分へ気持ちがない様子や不妊治療の過酷さ、妊娠したことの嬉しさや今までの大変さを変貌という形で解放させたのかな。

    とにかく、夫が寄り添い型で協力的で素晴らしいなぁと思った。

    あと、出産シーンがリアルで自然分娩にしようと思ってたが、若

    0
    2026年09月07日
  • 憤死

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんによる「世にも奇妙な物語」
    どこか仄暗くダークな短編ばかり収録されています
    かわいくてポップな表紙に騙されると痛い目に遭います
    森見登美彦さんの解説も豪華でした

    0
    2026年09月05日
  • ウォーク・イン・クローゼット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    田舎でストーカーされる陶芸家の男の話と、服が好きな早希と美人のダリアの友情の話。
    「いなかのすとーかー」は、ストーカー二人の思考が突拍子もなく、「ザ・ストーカー」って感じだなと思った。
    表題の話は、早希がだりあに劣等感を感じるみたいな話かと予想してたけど、意外にシスターフッドの話だった。だりあが妊娠してて、マスコミに追われるのを助けていた。服、恋愛、友情の話だった。

    0
    2026年09月04日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

    Posted by ブクログ

    「嫌いなら呼ぶなよ」不倫男が責められる物語。
    大学の頃、二股かけたり女にだらしない男と付き合ってて、何かが発覚するたびに泣いて責めたり理由を説いたりしたけど、あいつはだまってすまなさそうにしてるだけ。
    作中の男とめっちゃかぶった。当時のやつも、心の中の声はこんな感じだったのかな。

    「この後、二人きりになった時に、、」のくだりは、自分のことを言語化された気になった。
    羞恥心とかさておき自分をむきだしにすることができる相手、この歳になって思うけどそんな相手ってなかなかいない。だからこそ離れられない。その人と離れられないんじゃなくてその人といる自分を手放せないんだな。
    離れて9カ月かあ。今も、毎日

    0
    2026年09月08日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    所々文字の大きさとか字体がそれぞれの場面に合わせて変わってて、その仕掛けもおもしろかった!

    妻の妊娠後の変貌ぶりに驚いていた夫が子供が産まれた後はそれを受け入れてさらに守ってくれるのがとてもよかった

    突拍子もない由依の行動がおもしろおかしく、でも情景が伝わるように書かれていてすごいと思った

    0
    2026年09月03日
  • しょうがの味は熱い

    Posted by ブクログ

    奈世の相手に依存したくなる気持ちも、絃の秩序ある暮らしをしたい気持ちも、少しずつわかる。

    二十代半ばで、仕事にも経済的にもまだ余裕がなく、この先の人生の道筋も見えない。そんな不安定な時期に誰かと一緒に暮らすのは難しいだろうなと思った。

    0
    2026年09月01日
  • かわいそうだね?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恋人の隆大が求職中の元カノ・アキヨを居候させると言い出した。断じて付き合ってるというわけではないと言われているけど、今カノの樹理恵は嫌で仕方がない。この関係は果たしてどうなるのか……という話。
    樹理恵がブチギレるシーンが爽快感があって面白かった。隆大はあんだけメールで言い寄られてるのに住まわせ続けてるの意味わからないし、アキヨもアキヨで激キモ女だったな……。樹理恵がキレるのもそりゃそうだと思った。
    「亜美ちゃんは美人」は、美人な亜美ちゃんにやたらと好かれて親友のポジションにいるさかきちゃんと亜美ちゃんの、高校から大学、卒業後の結婚に至るまでの話。
    亜美ちゃんは自分のことを好きではない人に惹かれ

    0
    2026年09月01日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    綿矢りささんの本はこれが初めてで、1話目の「眼帯のミニーマウス」の強烈な文章に驚き、2話目の「神田夕」はこの短編集の中で1番好きな話でネットで誹謗中傷してる人達ってこういう心情なのかなと生々しさを感じ、自分にはない感覚を持つ人間の人生の一部を覗いた気分になりました。
    3話目の「嫌いなら呼ぶなよ」はどう考えても悪いのは主人公なのに個人的にはハムハムの方が嫌な奴に思えてしまう自分に驚き、4話目の「老は害で若も輩」では内田に同情せずにはいられずに、同じような経験をした事のある自分にとっては読みながらずっと内田と共に怒りがふつふつと湧きだす思いでした。
    いい意味でかなり衝撃的な短編集で、他の作品も読ん

    0
    2026年08月30日
  • パッキパキ北京

    Posted by ブクログ

    元ホステスのあやめは旦那に付き添い北京に行ってもパッキパキ
    人間やっぱり思い切りと自分を信じる力があれば強いんだなと痛感させられた
    周りの人間には迷惑をかけているかも知れないけど間違いなく主人公あやめは幸せを誰より感じる事が出来ているだろうと思った

    作者の綿谷さんの実話というわけではなく、きちんと主人公のあやめという人間で話は進んでいくけど、解像度が高く綿谷さんの伝記?と思えるくらい
    あやめの喋る「」ではない、ナレーション部分が喋り口調で書かれている所は綿谷さんが前面に出てきている感じがしておもしろい

    あやめの人間性の参考にしたい部分とそうじゃない部分を見る事が出来て少し自分の人間性がカス

    0
    2026年08月28日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    京都の空気感を表現する描写が好きです。
    三姉妹それぞれの生き方に背中を押されます。
    特に最後の頁はグッときました。

    0
    2026年08月28日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    妊娠を機に、過激な見た目、中身になっていく妻に
    翻弄される夫が主人公

    ところどころ、文字の書体が変わって大きくなっているのが、勢いを表してて面白い表現だなぁと思ったり


    妊娠から出産、子育てを手伝っていくうちに、
    諦観の様子の夫

    仲良く子育てしてください、と思った

    好きな人は好きだろうなぁ

    0
    2026年08月28日
  • 私をくいとめて

    Posted by ブクログ

    今の自分と同じ境遇の内容で、劇的なことは起きないけど、とても好きな内容だった。
    みつ子力の高い人が増えているってまさに私!!カフェにいる女性2人の会話もリアルでおもしろい。

    私も自分とは別の人間と向き合って、体当たりで、ぶつかり合って生きてみようかな。

    0
    2026年08月27日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    テーマである不妊治療や妊娠出産といった思いテーマがグレタニンプのぶっ飛んだキャラによって少し軽くなって読みやすく感じた!

    妊婦は終始グレていて一貫性があり、どちらかと言うと大きく変わったのは夫の方。報われない不妊治療から妊娠出産まで、「夫がどういった目線や感情で過ごすのか」成長や変化が面白かった作品!

    0
    2026年08月24日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    ザ・エンタメ小説。妻の妊娠を通して本当の夫婦、家族になっていく過程が痛快に描かれていて、一気読みした。実写化の際は仲里依紗以外考えられないな。お金の部分もリアルなトーンで描かれているのが良かった。

    0
    2026年08月23日