綿矢りさのレビュー一覧

  • 夢を与える

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    前半はだらだらと長ったらしい印象でした。
    ただ恋をしてからの展開は、予想できつつも次が気になり読み進めていました。
    若いときの恋の失敗は、大小はありますが多くのひとにあると思います。頭の片隅でやめなければならないとわかっていても、実際は流されてしまう。昔の自分と重ね合わせて、なんだか恥ずかしいような、また祈るような気持ちで読んだ作品でした。

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    2023年04月16日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンを聴きながら読む、曲を小説に合わせて読むのは初めての体験。音からも世界の広がりが感じられて面白かった。

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    2023年04月03日
  • 100万分の1回のねこ

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    長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
    個人的に好きだったのは
    江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。

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    2023年03月25日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの名曲と作家が紡ぐ6編のストーリー。

    ○あの日にかえりたい〜小池真理子
     ちょっとした嘘で気まずくなった友、苦い思い出。
    ○DESTINY〜桐野夏生
     規則正しい生活の中に運命の人だと感じた出会い。
    ○夕涼み〜江國香織
     老女たちの沈黙の中に見えてくる感情。
    ○青春のリグレット〜綿矢りさ
     身勝手な主人公はどうするのだろう。
    ○冬の終わり〜柚木麻子
     女たちの感情のやりとりがあるある。
    ○春よ、来い〜川上弘美
     願いを叶える能力があれば、どう使うのか。
     きっと春は来る…という結末。

    ユーミンの歌は、どことなく哀愁があって心にじんわり沁みてくる。
    それに合わせて物語もありふれた日常

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    2023年03月24日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    ストーカーの方は共感出来る人物もいなくて、イライラした。なぜ警察に届けないのか、ずっとイライラしっぱなし。最後もモヤっとした終わり方。

    表題作のウォークイン・クローゼットの方がスッキリ。早希の洋服好きは読んでいて清々しい。買って着るだけではなく、ちゃんと手入れをして保管もしている。付き合う男性に合わせて洋服を選ぶ徹底ぶり。
    一方だりあは、幼い頃からから母親に着せ替え人形の様にかわいい洋服を着せられて、現在も自信がないからとスタイリストが選んだモノを買い取っている。でも洋服には興味が無いというのも皮肉だ。
    それでもお互いを軽蔑する訳でもなく、良い関係を続けている。最後だりあの洋服たちも洋服好き

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    2023年03月18日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    毎週末スキー三昧だった20代の頃。クルマでユーミンの番組をラジオで聞きながら帰路に着くのが常だった。ラジオからはユーミンの曲とリスナーから寄せられた葉書がオーバーラップしてた。

    50周年記念のアルバムから6つのストーリーが作られている。ユーミン、全曲聴きながらストーリーを妄想したくなる。
    「あの頃に帰りたい」帰れないけど、思い出にはひとり帰ることはできる。せつない。

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    2023年03月07日
  • 私をくいとめて

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    どこにでも居そうな
    「おひとり様」を満喫している
    30代のOLのみつ子は
    心の中のもうひとつの声
    (冷静に物事を考えたり、時には
    大胆になったり、悩んだ時は答えをくれたり)
    に「A」という名前を付けている。
    (性別は男性)

    そんな心の声とのやりとりを中心に
    久しぶりの恋心に戸惑ったり
    苦手なものと向き合ったりしながら
    自分の世界を広げて成長していく、
    というお話…。

    映画化もされていて、
    主人公のみつ子は「のん」さんが、
    心の声、「A」を中村倫也さんが
    演じています。

    私は、みつ子が慕う会社の先輩、
    ノゾミさんの恋がユニークで新鮮でした。
    ノゾミさんらしさ、貫いて欲しいです。



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    2023年02月19日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    「あの日にかえりたい」「DESTINY」「夕涼み」
    「青春のリグレット」「冬の終り」「春よ、来い」

    ユーミンの名曲に乗せて6人の女性作家が書き下ろした短編集。

    原曲に忠実にと言うよりは其々の作家さんが発想を飛ばして紡いだ物語。

    異性を挟み些細な事で仲違いをしてしまった女性を描いた小池さんの『あの日にかえりたい』は誰しもこれに近い経験がありそう。

    男性を主人公にした桐野さんの『DESTINY』には悲喜劇的なものを感じ、大学職員の彼にちょっと同情。

    川上さんが描く『春よ、来い』は辛辣さもありながら最後は温かな余韻が残る。

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    2023年02月18日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    いなか、の、すとーかー
    若くして注目を浴びる陶芸家の青年とその幼なじみの男女と、青年を追ってやってきたストーカーの女性の話。
    幼馴染の男、すうすけがとにかく最初から最後までイライラする。実家でニートをしながらヘラヘラフラフラして、他人の男女関係に興味津々、無意識に女を見下しているのが透けて見えて、気持ち悪い。
    女性の凶暴性や恋愛に狂うところは、リアルにあることをしってるから笑えない。


    ウォーク・イン・クローゼット
    最近流行りのシスターフットを思わせる作品。
    美人で気が強い売れっ子タレントのだりあと、その幼なじみの婚活中のOL早希の話。
    ふたりとも魅力ある女性だけれど、初対面の頃にだりあが早

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    2023年01月29日
  • 私をくいとめて

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    P.230 根本的に必要じゃなくても、生活にあるとうれしい存在はたくさんあるんです。というか、私たちはそういうものばかりに取り囲まれて生きていますよ。根本的に、なんて思いつめなくて良い。

    恋人にすべてを求めすぎてしまうわたしは、この言葉を大切にした方がいいんだろうなと思った。

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    2023年01月15日
  • インストール

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    感想
    ネットに潜む楽しさと人の悪意。子供達にはこの世界を体験させたくないが、経験値としては有用。現在は楽しく便利なネット利用ができてるだろうか。

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    2022年12月19日
  • 生のみ生のままで 上

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    好みが分かれそうな作品。
    綿谷りささんなら別の作品の方が好きかな〜。でも、どうにも続きは気になって読んでしまう。下巻もあるので、文句言いながらも読む。どういう結末が訪れるのだろうか。。。

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    2022年12月14日
  • 大地のゲーム

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    近未来の日本。未曾有の大地震が起こり、大きな被害を受けたのち、さらにまた同規模かそれ以上の大地震が一年以内に起こると警告されている時代。大地震以来、被災地の大学内で暮らす学生たちのひとりである女性の主人公と、その混乱に乗じて頭角を現してきたリーダーと呼ばれる男性の学生。リーダーは彼独自の思想をもって学生らを魅了していく。主人公もいつしか、その一派に属するようになっている。

    90%の確率で訪れるとされる二度目の大地震に怯えながら暮らす学生たちは、まず一度目の地震と、それに派生したある事件などによって、大きなカルチャーショックを受け、生き方が危ういほうへと変容している。それでも行われる学祭に向け

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    2022年12月12日
  • 生のみ生のままで 上

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    私に合わないだけか。それとも女性同士の恋愛があわないのか。ちょっと話が合わなかった。
    気持ち悪く描いてあるのは、わざとなのか。
    ただ、読みやすく表現がきれいな所が多々あり読み終えられた。女性特有の、メイクや香水、ファッションとキラキラしている所も、女性同士の恋愛ぽくて良かった。
    同性同士の話は好きなのだが、最後の方で思ったのは主人公の恋人の彩夏を男性に置き換えると恋愛のコミックにありそうな話になりそうということ。
    そこが女性だからうまくいかない、ということを描いたのか。
    最後は気になる終わりかた。

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    2022年12月12日
  • 憤死

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    不思議な世界観に引き込まれました。

    “おとな”
    これを読んで、これからゾッとするような話が始まるのかな?と身構えました。
    “トイレの懺悔室”
    “憤死”
    “人生ゲーム”
    短編集だけど読み応えのある、人間の本質が見えるような物語でした。

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    2022年12月03日
  • ウォーク・イン・クローゼット

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    久々の綿矢りささん。

    「いなかのすとーかー」と「ウォークインクローゼット」の二篇でなる中編集。

    「いなかのすとーかー」は、実家である田舎町で生活する若手の陶芸家・透がストーカー被害に悩まされる、ちょっとしたミステリー要素のある物語。
    終盤は、少しびっくりする展開に。
    窯のシーンなど、制作風景も結構しっかり描かれており、私の好きだった朝ドラの「スカーレット」を思い出した。

    「ウォークインクローゼット」の主人公は28歳のOL早希。男子とのデート用に洋服で着飾り、休日は1日かけてそれらを丁寧に洗濯していく。一方、幼馴染のだりあは、オシャレにさほど興味がないが、芸能の仕事をしているため、自宅のウ

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    2022年11月24日
  • 夢を与える

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    ネタバレ

    「ゆーちゃん壊れてきたなあ、なんか」っていうセリフ、所詮商品でしかないのだなと思った。
    前半は、芸能人ってこんなものかあ、と思うだけで長ったらしくてくどいなぁと思いながら読んでた。綿矢りさの片思いの描写が好きだから、正晃と出会ったところから面白くなった。最後(たぶん)仕事も好きな人も失って「今はもう、何もいらない」と言った主人公は見ててすごくつらくなったけど、変にハッピーエンドにしなかったのはリアルでよかった。他の作品みたいにぶわーっと一気に読めるような作品ではなかったけど、結末はすごく綿矢りさらしい。

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    2022年11月19日
  • 憤死

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    「憤死」にめちゃくちゃ共感。自殺する人って絶望とか悲嘆とかの理由もあると思うけど、怒って憤ってその行き場がなくて死んじゃった人もたくさんいると思う。その死に方に一番共感してしまった。
    読んでてハラハラする感じが楽しい!

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    2022年11月08日
  • 生のみ生のままで 上

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    綿矢りささんは好きな作家なので、わりと単行本で新刊を買っている。こちらは刊行時に「上下巻かー。どうしようかなー」と買うのをためらっているうちに、月日が流れ、文庫になったので購入。女性同士の恋愛を書いたもの。急転直下で下巻へ続く。

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    2022年10月11日
  • 憤死

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    世にも奇妙な物語っぽさがあった。

    人間のおかしさが、それぞれの短編で気持ち悪く、恐ろしく、面白く描かれていて楽しめた。
    あんまり綿矢りさっぽくないかな?と思ったけど、憤死は綿矢りさの文章の面白さが出ていたかな。


    トイレの懺悔室はまじでホラー。

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    2022年10月03日