綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フランス人のクオーターの女の子、夕子は、
幼い頃からその優れた容姿を活かすモデルの仕事やCMの仕事をこなしていた。
その夕子と彼女をささえる母や父の家族関係が絡みつつ、
中学生、高校生…と芸能界の中で成長していくさまを描いた作品。
書きだしからの最初の章の文体といったら、
才気あふれ、読む者の目を捉える、
鋭く、貪婪ともいえるようなエネルギーに満ちた感じでしたが、
中盤くらいになると、なんだか個人的に冗長に感じてきてしまいました。
それでも、中盤からラストに書けて、
とても引きつけられ、
ぐっとくる面白い作品だったという感想になって読書は終わる。
作品のテーマは難しいものだし、
触れたがる -
Posted by ブクログ
夢の中に、中学の頃に好きだった女の子がとても可愛い格好で、突然出てきた。まあ頭の中で思いを育てるだっただけで、もはや忘却の彼方だったのだけど、なんで今頃…、この本、読んだからかしらん?
さてこの本、オタク系26歳OLよしかの、積年の脳内片思いと突然訪れたリアル恋愛との狭間で揺れ動く様が、これまた独特の文体で綴られる。
男の言動ひとつひとつに一人で過剰に盛り上がったり落ち込んでいるような主人公だけど、愛するのと愛されるのとどっちが幸せといった命題があるとすれば、よしかなんかは愛するほうが幸せなんだよねぇ。26歳にもなってこの子供っぽさ感にはちょっと引くけれど、脳内恋愛が沸騰するとリアルな恋愛がな