綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クラスで浮いている女子高生のハツが主人公。同じように浮いているにな川と、モデルのオリチャンをきっかけに関わるようになるが、、
学生の時のこのモヤモヤした気持ち、久々に思い出した。今みたいに要領よく人と関われなくて、1人で寂しいだけなのにそんな自分を正当化して他人を見下して。
にな川は同じように浮いてるのにそんなことに囚われてなくて、彼の世界にハツはいなくて、それに対して嫉妬して見下して傷つけたくなって。
あと10分休みの長さね!しんどいよね~~。話すこともないのに友達のとこ行ってたな…浮いてると思われたくなくて。
人にやって欲しいことは沢山あるのに、人にやってあげたいことは何も無い。わか -
Posted by ブクログ
ー女子の戦い、ここにあり。
〈あらすじ〉
30代間近。今が自分の「売り出し時」だ。街デート用、アウトドアの日用、歳上の彼とのお出かけ用。気合が入ってると思われないように、だけど最大級に自分がかわいいと思われる洋服を。そうやって焦る毎日を過ごすOL早希。
豪華な衣装部屋を1番の条件に部屋を選んで、その中の豪華な服たちを見ることで頑張ってきた自分を実感できる人気タレントだりあ。
幼なじみとして過ごしてきた日々と、ままならない日常を描く。
他「いなか、の、すとーかー」収録。
〈感想〉
もう女子としては共感しまくりの服の選び方。心の底から自分の好きな服着ていいよって言われても、正直どんな服が着たい -
Posted by ブクログ
難しい設定がなく登場人物もシンプルだったため、
1日ですぐに読み終えることができました。
いなか、の、すとーかー
は、少し展開が読めてしまっていた部分はありましたが、
重要なのはそこではないような気もして、最後まで楽しめました。
自分を好きでいてくれる人が多ければいいということでもないんだなぁ
自分を好きな人からの方が、自分に無関心でいる人よりも関わる機会が多いから、
嫌われたり憎まれたりする可能性は高いんだなぁと気付きました。
なるほど!
ウォーク・イン・クローゼット
自分の幸せってこれだ!って思い込んでる部分が誰しもあるかもしれないけど、
早まって定義づけしたり決めつけたりする必要は -