綿矢りさのレビュー一覧

  • 夢を与える

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    夕子のお母さんはパパを取り戻そうと必死になればなるほど怖い顔になってパパは離れて行った。強引に手に入れようとしたものほど去っていくという夕子の結論に少し納得した。友達がいない夕子はお母さんに何でも話して受け止めてもらっていて、お母さんはお母さんで夕子を芸能界で生き残れるように策略を立てていて、、お互いで利用し合っていたのだと夕子が気付いたところが印象的。カッコつけで悪ぶってる男にハマっちゃうところが若くて可愛い女の子がよく通る道って感じだったが、このくらいの恋愛もしてみたかったなとも思った。

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    2025年08月17日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家たちが絵本「100万回生きたねこ」をオマージュして紡ぐ短編集。

    我が子に読み聞かせようと久しぶりにこの絵本を開いてみると、生きること死ぬこと、愛…
    ずいぶん哲学的な絵本だった。

    名作絵本のエッセンスを受け取った作家たち独自の視点で描かれる短編集だなんて、パワーの総量がとんでもない。
    お気に入りは、江國香織さんかな。町田康の相変わらず意味不明な世界観も好きでした。

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    2025年08月08日
  • 夢を与える

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    最近あった女優と俳優の不倫を思い出した。
    芸能人はいつでも誰かに見られていて、何かを与える存在にならないといけない。成長の過程でゆーちゃんはそれに違和感を感じてしまったんだなと思った。お母さんもゆーちゃんも、お父さんもその周りも、なんだかあんまり理解できなかった。特にお母さんは、娘を大切にしているのか、自分の理想の娘を大切にしているのか、分からなかった。

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    2025年07月19日
  • ひらいて

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    綿矢りさだから小説になるけど

    これリアルなら
    迷惑極まりないわ〜(笑)

    リア充っぽいのに
    地味男子に急に惹かれてしまって
    犯罪まがいのことまでしだして
    主人公…君のことが心配だよ…

    と思ってたら
    地味男子の彼女らしい女生徒にも接近
    手まで出しちゃう

    おい〜〜〜〜
    そこまでやっちゃだめだろ〜〜


    ここでおもしろいのは
    彼女のことをうっすら好きかもになってくる
    地味男子とその彼女からしたら
    もう恐怖だよ…

    しかし
    恋する女子からしたら
    ここまでではないにせよ
    うっすらわかる部分もあるのではないか…
    そんな自分がこわい…

    される側だったら
    マ!ジ!で!地獄!

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    2025年07月18日
  • 意識のリボン

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    女性として、30代を迎えたからこそ
    穏やかに読むことができた短編集。
    20代前半に読んでいたら、
    きっと不安に駆られていただろうなんて思います。

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    2025年07月03日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解説にも書いてあったが、ユーミンの楽曲はそれぞれの曲に自分だけの思い出と固執したイメージが伴う中、この人にとってのこの曲はこんなイメージなのかぁと新しい側面を見れて面白かった。
    青春時代のすれ違いがリアルに描かれている「あの日にかえりたい」が一番好きだった。

    数多くのユーミン好きに、あなたならどれを選曲するか聞いてみたい。私なら「リフレインが叫んでる」で書くだろうなぁ、なんて。

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    2025年06月30日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    中学生のときからユーミンが好き。
    何度かライブにも行ったけれど、
    苗場は行ったことがないんだよなあ。
    行きたいなあ。
    入り込みすぎず、淡々と読み進めて、
    静かな気持ちになった(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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    2025年06月22日
  • しょうがの味は熱い

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    Audibleで。
    同棲から結婚に繋がるか、なかなかなんだろうな。最終的に結婚することになるんだろうけど、奈世の父が言うように結婚する前に躓くと上手くいかないのかもと、私はこの2人の行く末を危ぶむまま終わりました(笑)
    一緒に暮らさなくても、恋愛の最初とは違う面が見え出すところが、あるあるだなあと。
    でも、弦はまだちゃんとしてる方だと思うんだけど(笑)どちらかと言うとちょっと定まらなく我慢してるの~の奈世の方が激しく共感できなかったなあ。最後は逆転する愛のベクトル。男女のなかも人それぞれか。

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    2025年06月20日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    京都の街で暮らす三姉妹の1年間の物語
    京都府に住んでいて京都市内の大学に通っていたので知っている地名やイベントがたくさん出て来て嬉しかった!
    そして、訪れるのと暮らすのは全然違うなあと。
    祇園祭も大文字焼きも私にとっては気合を入れて出かけるイベントだけど、本当の京都の人たちはそれが生活に馴染んでいて毎年のスケジュールに当然のように入っているんだなあ

    三姉妹の末っ子の凛はとりわけ京都や街が好きでその想いに感化されて、私も自分の街の好きなところを思い浮かべて、そしてもっと好きになるような感覚があった

    負けん気の強い次女の羽衣のパートもハラハラしつつ面白かった!
    京女達のの陰湿で卑しい物言い(作

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    2025年06月15日
  • 憤死

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    後半にいくに連れ、私の中の綿矢りささんらしさは消えていくエピソードになってるなあと感じた。

    それぞれ一癖あるストーリーだったが、ズドン!とは来なかった。

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    2025年06月11日
  • 生のみ生のままで 上

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    比喩が面白い。
    熱湯の中を脳が漂うような、ぼんやりする表現でもこんな物があるかと気が付かされる。

    女性同士の恋愛小説を初めて読んだけど、テンポがよく読みやすい。
    肉感というか質感の表現が綿矢さんの比喩によって、いやらし過ぎずチャーミングに表現される。

    多すぎず少なくもない表現により、脳内で綺麗に映像化できる小説。

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    2025年06月02日
  • 蹴りたい背中

    購入済み

    現代の文学作品が読みたいと思い購入。
    作品としては面白いし、当時未成年の作者が書いたということを踏まえればよく出来ていると思う。
    ただし、近代の文学作品をこよなく愛する立場としては、どこか軽さを感じずにいられない。「これが文学?」と思わざるを得ない。

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    2025年06月02日
  • オーラの発表会

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    ネタバレ

    初めて読んだ綿矢りさの小説
    読後爽やかだなーと思った
    私は諏訪さん派だけどまぁみるこが奏樹を選んだのは正しい判断だとおもう絶対そっちのほうが幸せになれる
    官能表現がすごい、途中まではピュアで面白い主人公でよかったんだけど、最後ら辺タイトル回収のためなのかオーラとかいう謎設定がでてきてよくわからなかった あれは何❓

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    2025年05月12日
  • オーラの発表会

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    海松子独特過ぎて入り込めるか心配になったけど、妙に素直なところを好きになった。
    海松子目線でいろんなことが肯定されるのが嬉しくてほっこりした。

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    2025年05月07日
  • インストール

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    すらすら読めたけど、小学生がパソコン直して、チャット稼業を家具を全部捨てて、登校拒否になる女子高生とやるなんてはちゃめちゃで面白い。

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    2025年05月01日
  • 憤死

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    「こんなに可愛らしい書影に『憤死』とはまたミスマッチな……絶対、絶対綿矢さんが何か仕掛けてくるぞ……」と思いつつも迷わず購入。
    結果、巻頭の「おとな」から絶句してしまう。

    まさに「綿矢りさ版 世にも奇妙な物語」というべきホラーと不思議に誘われる短編集。

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    2025年04月28日
  • 憤死

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    ネタバレ

    評価3.8

    迫る得体の知れない恐怖の正体が気になり、ページを捲る手が止まらなかった。
    『憤死』はあんまり響かなかったが、『トイレの懺悔室』は非常におもしろかった。もしあんなサイコパスが自分の地元にいて、よく絡んでいた人物だったらその事実を認めるのを拒みたくなるほど恐い。親父はお風呂で動けない状態なのかそれとも既に…

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    2025年04月18日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    初めて綿矢さんの本を読みました。
    生まれも育ちも京都市内の三姉妹の物語。
    京都の町の描写、話し言葉など、楽しめました。私はひとりっこなので、三姉妹は楽しそうだなぁと思いました。
    また、「いけず」を京都の伝統芸能と表現されているのは最高に面白いです。

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    2025年04月13日
  • 蹴りたい背中

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    タイトルがいい。
    若さがいい。
    攻撃性は愛なのか。単なる稚拙か。
    まぁいいや。
    これを一冊読むなら、
    週間少年ジャンプを一冊読むほうが時間がかかるのではないか。
    それほど読み易い。
    若さが駆け抜けた。

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    2025年04月06日
  • 蹴りたい背中

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    女子高生の揺れ動く複雑な気持ちは言葉に表すのも難しいと思うが、心の機微を上手に表現しているなぁと感じた。
    しかし、女子校のクラスで浮いているハツの何となく背中を蹴りたくなる気持ちは分かるようで分からなかった。

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    2025年03月27日