綿矢りさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ眼帯のミニーマウス
同僚の根掘り葉掘りがリアルすぎて鳥肌。
悪意がない顔で踏み込んでくるのを、耐えろと言われるのが現代なんだと思った。
勝手にキャラを作られて、そこにハマれないと浮く。
主人公が抜け出した方法に「その手があったか」と思わされたけど、
本気で対抗した途端、周りが割れ物扱いになる感じがいちばん気持ち悪い。
これが現実。
神田夕
現代のSNS時代のリアルそのもの。
推し活は流行っているけど、度を越えると
日常の自分とネット上の自分の境界線が壊れる。
仕事ではうまくやれているのに、
YouTubeのコメントでは平気で辛辣になり、アンチになる。
その良し悪しがわからなくなってい -
Posted by ブクログ
読み始めはただよくあるカップルのすれ違い程度に思っていた。弦は毎日仕事に勤しみながら、プライベートの時間を阻害されてる気分に、自分の気持ちを察してくれない奈世にうんざりしていた。奈世はその少しそっけない弦に振り向いてもらう方法がもう結婚以外に見つからず、結婚さえすれば魔法がかかるかのように2人の関係が修繕されると信じてた。
だけど、ストーリーが進むにつれ、奈世の異常なまでの弦への執着や感覚の違いを感じる。時間が経過し弦は奈世を迎えに行きプロポーズするが、両親は猛反対。結婚を断ればもう先はないかもしれないというその揺らぎこそ、結婚という事への執着を表すのかもしれない。
綿谷りさの文章は、とても比 -
Posted by ブクログ
主人公はどこか周りと馴染めずにいる女子高生の絹代。そんな彼女はクラスメイトの所謂陰キャラの男の子と仲良く?なる。
絹代はその男の子の家に何度か遊びに行ったりするうちに、色んな意味で気になる存在になっていく。
彼には推しが居た。ファッションモデルのオリチャン。絹代が部屋に遊びにきていても気にせずにオリチャンオリチャン。今からオリチャンのラジオ聞くから、って絹代は放置されて、彼の背中を見つめていると「蹴りたい」という感情が芽生えてほんとに蹴飛ばしてしまう(´∀`)
好きとか嫉妬とかムカつくとか気持ち、そういうの全部ひっくるめての「蹴りたい」だったのかな?
絹代は一度も彼のことを好きと認識してい