綿矢りさのレビュー一覧

  • インストール

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    主人公たちの行動からは、ちょっとしたことから生活が出来なくなってしまう危うさを感じさせられた
    主体となる登場人物は少なく、テンポ良く話が進行していって、少しの意外性やユーモアがあった
    発刊からかなり経つので、インターネットが一般に広まり始めている頃を思い出し時代の変化を感じた

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    2026年01月29日
  • 蹴りたい背中

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    綿矢りささんの作品は初めて読んだ。主人公は自分と似てると思って読み進めた。分かる、分かる!ってなった。特に大きな出来事があるわけでなく、普段の日常が描かれていた。ラストもこれで終わっちゃうの〜?って感じで、物足りなさを感じた。

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    2026年01月25日
  • 勝手にふるえてろ

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    ネタバレ

    主人公・良香の強烈なキャラクターに圧倒される。
    彼女は、中学時代の片思い相手「イチ」を脳内で神格化し、10年間も純愛(という名の妄想)を育ててきた。その一方で、現実世界では暑苦しい同期「ニ」からアプローチされ、困惑する。
    ​この物語の白眉は、ラストにかけての残酷なまでの「答え合わせ」だ。
    読者は良香の視点を通して「イチ」を見ているため、彼を素敵な存在だと思い込まされる。しかし、いざ現実に対面した時、その魔法はあっけなく解ける。
    イチは王子様ではなく、良香のことなど何とも思っていないただの男だった。そして、今まで彼女を守っていた「イチへの恋心」こそが、彼女を現実から遠ざける檻だったことに気づかさ

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    2026年01月20日
  • オーラの発表会

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    個性のある(強い?笑)女の子のお話。
    ひとりでも足りるけど、誰かと一緒にいることで満たされていく感覚、素敵だなと思いました。

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    2026年01月17日
  • 夢を与える

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    子役から活躍する容姿端麗な女性が堕ちていく。
    なんかリアルというか…あるんだろうなこういうこと。
    自分を投影して入り込むタイプではなく。
    物語として純粋に面白い。
    主人公はカワイソウだった。打算で「こうしなくては」という時も含めて、ずっと純粋だったのだろうと思う。

    ラストだけ少し物足りなく感じてしまった。
    ほんの少しだけ。

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    2026年01月06日
  • 憤死

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    「人生ゲーム」がよかった。突然ミルクを飲み干す兄ちゃんは何となくわかる、いたような気がする。長い人生航路を振り返るゲーム、いいねぇ、でもゲームなら振り出しに戻れるから、、、

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    2026年01月02日
  • しょうがの味は熱い

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    バカな女の言動にイライラしつつも、男の方も子供で。ある意味バカップル。
    親が可哀想だなぁ、と同情してしまう。

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    2025年12月31日
  • 意識のリボン

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    8つの短編小説からなる本だが、最後の意識のリボンの話が好きだった。履歴書に真っ先に書いてきた、人生で1番大事だと思っていた大きな成果よりも、人との関わりや人を助け、助けられたことの方が死に際では鮮明に思い出された部分が特に印象に残ってる。
    しかし、文体や話の進み方が自分に合わなかったのか、本自体はそんなに長くなくページ数も少ないのに読み終わるのにちょっと苦戦した。本を通して筆者が何を伝えたかったのか曖昧だった。

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    2025年12月25日
  • しょうがの味は熱い

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     仕事に疲れて帰ってくる男と、男に気を遣って疲れてしまう女の日常の構造から、徐々に煮詰まっていくしょうがの味を思わせる。

     煮え切らない男に対する煮詰まった女の視線はどこか怖さを感じさせるものがある
    が、本題はそこじゃなくて、恋愛ってこういうとこもあるんだよなと。

     併録されている「自然に、とてもスムーズに」でさらなる展開を迎える二人の行く末は、きっと幸せになるんだと願っています。

     幸せになってくれ。

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    2025年12月21日
  • しょうがの味は熱い

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    ネタバレ

    でもそうか、絃も私と住んでことがかなりストレスだったんだ。
    でも身体の異変に気づいても私みたいに相手のにしたりせずに内緒にして、一人でずっと耐えていたのです。

    長く続いた同棲生活のなかで、私たちがいっしょに住むパートナーとしては、あんまり向いていないことは分かっています。

    ↑こんなに相手のことを思いやる心がお互いにあっても、結婚となると話は別なんだなと思った。
    結婚って本当に難しいんだなと思う。

    続きが気になる、まだまだ読み足りない一冊。

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    2025年12月17日
  • オーラの発表会

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    そのままの自分を受け入れてくれる人も、変化を強要してくる人もいるけれど、色んな人との関わりの中で、私は私の個性を見つけていくんだな。少しずつ社会と折り合いをつけて変容することはあっても、海松子や萌音のように自分自身を見失わずに、自分だけの個性を愛せる人でありたい。

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    2025年12月10日
  • 生のみ生のままで 下

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    同性愛の物語ではない
    愛していてもセックスは無いよりも
    やっぱりあった方が絆は深まるのかな
    ならば性愛の物語?
    …いやもう純愛、でよくないか

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    2025年12月01日
  • 大地のゲーム

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    綿矢りさがこういうの書くんだという驚きはあった。
    どことなく昔の村上龍の作品(コインロッカー・ベイビーズとか、愛と幻想のファシズムとか、5分後の世界)の雰囲気を毒抜きした感じは気のせいか……。
    10年前読んでたらまた違った気持ちだったのかも。

    天才はみんなの中にある理想を掴める凡才という旨の言い回しはちょっと面白かった。

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    2025年11月20日
  • オーラの発表会

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    松海子のズレ具合がめっちゃ面白かった笑
    共感できるとこはほとんどないし学びは少ないけど、スラスラ読めて元気が出た。
    この著者の重めのテーマの本も読んでみたい。

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    2025年11月18日
  • 生のみ生のままで 下

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    これまでのアイデンティティを打ち破るほど心震え特別な愛を感じる相手との出会い。異性/同性を超えた唯一無二の存在との関係性が描かれる。しかしその賞賛や感動はそもそも自らの偏見ゆえではないか、と釘を刺してくださる水上文さんの解説がまた鋭い気付きに。

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    2025年11月14日
  • 蹴りたい背中

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    文章のリズムが、普段読まない感じ
    スクールカーストの話はあまり好きじゃなくて刺さらなかったけど
    表現力が尋常じゃなかった

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    2025年11月10日
  • オーラの発表会

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    綿矢りささんの作品は、生々しい描写もあったり、「うわっ!」とびっくりするシーンが必ず1つはある。

    登場人物もかなーり独特だし、中盤まで「これどうやって締めくくるの?」というような、のほほんとした雰囲気。

    のほほんだけど、ずっと面白いと感じられて、どんどん読み進められるという不思議さ!

    奏樹が優しくていいなあ。
    萌音も、自分だったら友達になれないなとは思うけど、人にそこまで関心のない海松子との相性が良くて、読んでて軽快なやり取りが楽しかったなあ。

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    2025年10月30日
  • 生のみ生のままで 上

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    ネタバレ

    颯とのあっけない別れに少し驚いたが、それほど彩夏に惹かれてたんだなと思った。百合小説は何冊か読んだことがあるが、ここまで細かく書かれているものは初めて読んだ。女性同士のカップルと女友達は区別がつきにくいから、バレることはあるのか?と思ったけど結構すぐにバレてて展開早いなと思った。続きがきになる。

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    2025年10月29日
  • 私をくいとめて

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    タイトルに惹かれて買った。もうひとりの自分、誰しも持つのか否かわからない。自分にもいるようで、結句、諦めてる、慰める、叱る、勇気づける、安心させる、安心する、そして決める。性別に差があるのか、今回は女性が主人公であることが作品となっている。私をくいとめて、くいとめられないのか自分なんたな

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    2025年10月29日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    小池真理子さんのが1番よかった。
    小池真理子さんのあの日にかえりたい は、なんか後をひく寂寥感があったなぁ。人生で自分と狭い周りのことだけ考えていればいい、無責任でキラキラした時限的な日々。
    私も学生時代によく遊んだ場所(いまは、100年に一度の大開発で全く変わってしまったけど)を時々思い出す。今も私の中の一種 パラレルワールドであのまま存在すると信じて。その当時の友達とは、全国バラバラでずっと会っていないけれど、やはり あの時のままパラレルワールドで一緒に遊んでいる。
    でも、思い出すと楽しいけれど、なんか寂しくなる。

    そんな気持ち。

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    2025年10月26日