今村翔吾のレビュー一覧

  • 戦国武将伝 西日本編

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    歴史に興味をもち始めた方や歴史物を読んでみようかなと思われる方におすすめ。反面、歴史好きには少し物足りないかも知れない。人物1人あたりは短い物語なので、試食をするように味わい、興味を惹かれた人物について別の作品を読んでみるのもよいかも。

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    2024年05月14日
  • 戦国武将を推理する

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    直木賞作家の今村翔吾が、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、松永久秀、石田三成の8人の戦国時代の英雄を、推理した本。

    とても、興味深く拝見した。

    知っている歴史の背景には、こういう文献が残っているから、この人物はこの時、こう思って、こういう行動に出たのではないか?

    が、ちりばめられた名著だと思った。

    中でも一番印象に残ったのが、伊達政宗。

    豊臣秀吉から、私的な領土争いを禁じられているにもかかわらず、無視して会津の蘆名を滅ぼした政宗。

    切腹や改易を命じられてもおかしくない、大ピンチ。

    政宗は、秀吉の性格や好みを分析して、どうやら秀吉は派手なパフォーマンスが好

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    2024年05月11日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    幼きお春をくらます。
    ここぞというときに、待ってましたとのお約束の展開。

    報酬だけでなく、情で動く。
    心が温かくなる。

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    2024年05月07日
  • 教養としての歴史小説

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    歴史小説、時代小説の違い。歴史時代小説家の時代区分とその特徴。これらがなるほど。この分野の本は多く読んでるつもりでしたが、まだまだ読んだことのない作家さんや物語があることを実感。楽しみは続きます。

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    2024年05月05日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    ネタバレ

    寺子屋の師匠になった凄腕の元公儀隠密の坂入十蔵と個性豊かな筆子たち。
    互いを思い合う人情が交錯し、手練れの忍びたちも絡むワクワクハラハラ展開がおもしろくない筈がない。
    「いかなる子であろうとも見捨てはしない」の誓いの元、十蔵が教え子のために走り寄り添う気持ちを問題児たちがなんだかんだで受け止めていて胸熱。
    命を奪ってきた暗い過去や大切な者たちを奪われた凄惨な過去…それぞれ苦しみを背負う忍びたちもまた魅力だった。
    十蔵と対しながら、心を通わせた筆子の窮地に颯爽と現れるニヒルで絢爛な火遁使い、鬼火の禅助が印象に残る。

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    2024年05月05日
  • 童の神

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     本作発刊当時から、今村翔吾さんが紛れもないエンタメ作家で勢いのある書き手なのだと理解できました。理屈抜きに楽しめる物語でした。描かれるのは、土着の民たちの、朝廷への抵抗と差別のない社会の希求です。

     平安時代「童」と呼ばれ、京人(みやこびと)から蔑まれ虐げられる人々がいました。朝廷の支配に屈しない先住の者たちです。
     その一人、桜暁丸は凶事の日に生まれ、母の来歴や風貌もあり「禍の子」と呼ばれました。父と村を奪った京人への復讐を誓い、同じ境遇の仲間「童」たちと共に朝廷へ闘いを挑んでいく展開です。

     今村さんは、神話や伝説を取り入れながら、想像力豊かな作品世界を作り出しています。特に闘いの場

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    2024年05月05日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    まだレビュー書けてないのですが。
    下巻読んだら、上巻の感想忘れちゃいそうなので。苦笑
    いつもはPCで書きますが、今日はスマホで。

    羽州ぼろ鳶組シリーズ、ずっと読んでました。
    すごく面白いんです(←語彙)
    時代小説なのに、
    少年ジャンプ読んでる気分になります。

    1〜9まで読んで、0を読んだのですが、
    (スターウォーズみたい。笑)
    主人公である松永源吾の父、
    松永重内達の世代の話でした。
    火消しの矜持や思いが次の世代に受け継がれていく。
    シリーズ10作目、襲大鳳。
    0から続く物語でした。

    最初から火災が発生、
    そこからそれぞれが動き出して
    途中今までと重複することが重なり、
    読むスピードが鈍

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    2024年05月05日
  • 戦国武将を推理する

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     織田信長を始め、戦国武将8人をプロファイリングし、それぞれの人物像を浮かび上がらせる。

     小説ではない、リアルな戦国武将の人物像や考え方を改めて、学ぶことができた気がします。

     筆者自身、かなりの資料にあたって、そこから自分の考えをまとめたものなのでしょう。

     筆者独自の考え方が反映されていて、全部が全部その通りだとは思いませんが、それでもかなり説得力を感じました。

     あの時代までに培われ、そしてあの時代に生きた人物たちの生き方や考え方には、今を生きる自分からすると、学ぶべきことやあこがれることがたくさんあることを改めてこの作品から見つけることができました。

     筆者自身、人が好きで

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    2024年05月04日
  • 戦国武将を推理する

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    信長、秀吉、家康、信玄、謙信、政宗、久秀、光成についての、トークショー的な評伝。彼らのエピソードを紹介するだけにとどまらず、そのとき、彼らが身を置いていた状況と、それを踏まえた行動について、周辺諸国との関係や文脈など、マクロ的な視点も加味した解釈を割に詳しく述べている。それによって、「はじめに」で今村も書いているように、彼らを作家的視点でプロファイリングしている。
    内容は、相当程度、諸文献や最近の研究成果も踏まえた書きぶりであるが、今村という作家の作品カラーからすると、やや意外である。専門歴史家のコンサルを受けているのか、あるいはそういうリサーチをするスタッフを抱えた総体が、作家「今村翔吾」な

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    2024年05月02日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    想像力 時代ものを読むこともあるのですが、そんなに違和感なく入り込めます。もちろん、作者の文才がそうさせているのだと思いますが、読み手側も微力ながら小説の世界に入る手伝いが出来ているのではないかと思います。私はこれまでに見た時代劇や、時代小説から勝手な想像を膨らませながら作品を読んでいます。想像力が豊かだと小説に没頭しやすいのではないかと思います。

    私の想像力では毎回同じ街並み、同じ川、同じ柳になってしまいますが(笑)また、作品の設定に親近感があるときも小説に入り込みやすいと思います。江戸時代に親近感はあまりありませんが、仲間や仕事、家族というものはどの時代でも似ているもので、そういった部分

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    2025年12月03日
  • 茜唄(下)

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    戦う者同士それぞれの家族があり、様々な想いで戦っているのだなと感じました。
    なんか男として熱い気持ちになる小説でした。

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    2024年04月30日
  • くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    コテコテの時代劇。
    とりあえずは、主要人物の紹介といったところか。

    巨悪チームの面々と、どう対峙していくのかが楽しみだ。

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    2024年04月26日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶シリーズ7】
    安定の面白さ!
    2年前の明和の大火の下手人、秀助が恨んでいると思われる場所に、秀助の手口と似た付け火が連発する。火刑にされた秀助は生きているのか⁈

    一方、火消しに志願する者たちのドラフト制度が始まった。
    実力ありそうな慎太郎、ダメダメ実力の藍助など、新顔も登場した。

    2年前に対決した松永源吾と秀助の絆。火消したちの友情。

    終盤に差し掛かると必ず訪れる、迫り上がるような高揚感はお約束されている!

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    2024年04月24日
  • 戦国武将を推理する

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    今村翔吾氏が名だたる戦国武将たちの行動の背景を推理し、それを披露してくれる。今村氏がどんな武将のどのようなエピソードを好むのかが垣間見えて面白かった。既刊本や新作の構想なども語られており、ある種のメイキング本としても楽しめる。ファンなら買い。

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    2024年04月21日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    都道府県の武将を描く掌編集の東日本編(23編)。
    西→東の順で読みましたが、各編独立しているので、どこからでも大丈夫な構成です。
    ケレン味たっぷりの上杉謙信と武田信玄の話がよかったです(この2人はできれば近いタイミングで読むのをオススメします)。

    知らない武将もたくさん出てくるのですが、だんだん慣れてきてスルスル読めるようになりました。

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    2024年04月20日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    都道府県から各1人の武将を描く掌編集の西日本編(24編)。1人10ページ程度なので、寝る前に少しずつ読めました。
    フィクション性が強いけど、物語のまとまりが巧妙な雑賀孫一と謝名利山がお気に入りです。

    なお、我が湖国は、もちろん石田三成(笑)

    惜しむらくは、せっかく登場人物達の名前や個性、関係性が理解してきた途端にお話が終わること(歴史モノ弱いので、人物把握が毎回大変で)。
    まあ、はじめから掌編とうたっている作品なんですが。

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    2024年04月20日
  • 戦国武将を推理する

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  織田信長~合理精神の権化
    第2章  豊臣秀吉~陽キャの陰
    第3章  徳川家康~絶えざる変化の人
    第4章  武田信玄~厳しい条件をいかに生きるか
    第5章  上杉謙信~軍神の栄光と心痛
    第6章  伊達政宗~成熟への歩み
    第7章  松永久秀~なぜ梟雄とされてきたか
    第8章  石田三成~義を貫く生き方

    <内容>
    最近台頭している歴史作家が、戦国期の武将をプロファイリング。作家の視点から歴史を縦横無尽に斬っていく。従来的な視点と新しい視点が交差する。面白かった。

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    2024年04月19日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    シリーズ三巻。
    くらまし屋の内情が少しずつ明らかになって来て、登場人物達への思い入れもグッと強くなり、裏組織虚、各流派必殺技の応酬の殺陣、尚且つぼろ鳶組シリーズとの接点も見えて楽しめました。

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    2024年04月17日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    くらまし屋の依頼主を追う影が二人。その理由が心苦しく、それに気づいた時には私も泣きそうになってしまった。くらまし屋とあぶり屋の対比も見応えがあった。

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    2024年04月14日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    今回は京都が舞台。町奉行所なども絡むせいか、読むスピードが早かった。年を取ったからかわからないが、熱血主人公よりも脇役たちに惹かれてしまう今日此の頃である。

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    2024年04月12日