今村翔吾のレビュー一覧

  • 海を破る者

    購入済み

    国際紛争のおろかさ

    結果は誰もが知っている元寇。実在の人物に作者が創造した外国人を織り交ぜて、没落した名門の若き主が元寇に立ち向かいながら成長していく物語だ。現在も世界で頻発している国際紛争に重ねあわた作者の思いを感じた。

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    2024年10月19日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶組シリーズ11】

    江戸火消し全員集合! 力を合わせて黒幕:一橋治済に立ち向かう! 

    シリーズは「まだまだ続くが、いつか終わりは来る」(著者のあとがきより)。
    本書がシリーズシーズン①の最終回ではあるようだ。

    今村翔吾氏のデビュー作「火喰鳥」を書いた時は、シリーズ化するとこを想定してなかったそうだが、なんのなんの!素晴らしい役者をどんどん登場させて毎回、胸熱のストーリーを楽しませてもらった♡
    私の推しは新之助と深雪(^^)

    シリーズ0巻とスピンオフらしい13巻をBOOKOFFで発掘しなきゃ

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    2024年10月18日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    【羽州ぼろ鳶組シリーズ10】

    松永源吾の父:重内が死に至った、18年前の火事の因縁が今回の主軸のようだ。

    広大な尾張藩の屋敷が爆ぜる炎に包まれた。どうも普通の炎ではないらしい…。

    源吾の憧れだった故:伊神甚兵平と故:松永重内に何があったのか? 今回の火事とどう繋がるのか? 
    進藤内記も悪役から転じそうな予感もする。

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    2024年10月18日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    久々のぼろ鳶シリーズ。
    源吾がまだ火消しになって間もない頃のストーリー。
    本作も最高すぎた。またもや滂沱の涙。

    あぁ、でも憤りも悲しみもあまりにも大きすぎて、読後ちょっと放心状態に…。

    早くも序盤から衝撃を受け、その後も夢中で貪るように読みました。
    読み始めたら、いつも時間を忘れて熱い火消しの漢たちの世界に没入してしまいます。

    ここまでのシリーズ作で、羽州ぼろ鳶組の頭・源吾と共に火消しとして活躍するあの人やこの人、後に出会う面々の登場に、自然と気分も口角も上がってしまう。

    「黄金の世代」と言われる源吾や若い火消しの姿が見れて嬉しい。若いな~。

    本編と並行して描かれている源吾と父・重内

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    2024年10月05日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    この巻は『零』ということで・・・
    まだまだやんちゃな源吾たち、そして源吾と父親の確執…そんな場面が見れちゃいます^ ^
    ドキハラあり、涙あり…今回も楽しかったです♪

    というか、あまり「タイトル」を気にせずに読み始めてしまったばかりに…『あれ?順番間違えて買っちゃった?』とタイトル見直してしまいました^^;

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    2024年09月27日
  • 童の神

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    ネタバレ

    「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」
    ――平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛……などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。
    一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。
    そして遂に桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが――。
    差別なき世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。
    第一○回角川春樹小説賞(選考委員 北方謙三、今野敏、角川春樹 大激賞)受賞作にして、第一六◯回直木賞候補作。

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    2024年09月25日
  • じんかん

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    ネタバレ

    職場のパイセンより。戦国武将松永久秀の物語。語り部は織田信長。主家乗っ取り、将軍暗殺、東大寺焼打など、信長をして「この男、人がなせぬ大悪を一生のうちに三つもやってのけた」と言わしめる有名人ではあるけど、詳しい事はあまり知らなかったので大変勉強になった。人との出会いと別れを繰り返し、想いを受け継いでいく。信長の最期で有名な「人間五十年…」は「じんかん」とも読むらしい。これを読むまで松永久秀は信用できない悪人程度としか思ってなかったけど、180度見かたが変わった。三好義興との別れはかなり鼻がツーンってなった。

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    2024年09月25日
  • 茜唄(上)

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    平清盛の4男にして、病に亡くなった兄や病弱な兄に代わり平家一門を率いる知盛
    知盛を兄のように慕う教経
    滅びゆく平家をいかに戦いに勝利に結びつけようと奮闘する二人
    先がわかってるだけに辛い

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    2024年09月22日
  • 教養としての歴史小説

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    どうしても「役にたつ」本を読まないと、と焦ってどっぷりと物語に浸ることができてなかった。でもこう言ってもらえると「読みたいものを読もう!」と背中を押してもらった気持ちになった。まさに「言葉は誰がいうかが大切なのですよ」です。
    たくさんの本が紹介されていたので、気になるものから読んでいきたいと思う。まだまだ楽しむことを諦める必要はない!

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    2024年09月22日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    少しずつ登場人物の背景も少し明かされ、敵キャラも実力の一端を見せるなどメインの物語も進み始める。一気読みした。

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    2024年09月14日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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     夢中で読んだ「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第1弾から一月半経過‥。やっと第2弾です。ブク友さん曰く、「残念ながら?シリーズ全部面白いよ‥ヒヒヒ」←何という悩ましい助言! もはや誘惑を超えた煽りか、はたまた火付か!(火消の物語だけに‥)

     いやいや、(疑ってませんが)助言は正しかった! つまみ食い大好きな私には、シリーズ制覇とか、沼落ちは難しのですが、時間をかけてでも読み続けたいと思わせてくれました。 やっぱりよかった!

     本作では、火消の奇妙な規則「火事の際、火元に近い大名家が太鼓を打ち、それを聞いて町火消が半鐘を鳴らし、消火活動可」が重要テーマでしょう。
     この変な規則を逆手にとって、火消の

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    2024年08月30日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    ネタバレ

    今村翔吾初期の傑作。最近の諸作と比べると粗い部分や、構成の無理っぽいところはあるものの、初期にこれだけの小説を書けているというのが凄い。

    江戸時代を舞台にした青春学園忍術活劇。こう書けばわかる通りのネタてんこ盛り、剣の立会有り、忍術合戦あり、ミステリーあり、市井人情あり、学園友情恋バナあり、で読んでて飽きない。

    さらっと読みたい時に最適な1冊。今村翔吾入門書としても悪くはないが、ここから入ると最近の作品は歴史小説(時代小説ではないという意味で)の比重が高く思えるかも

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    2024年08月23日
  • 戦国武将を推理する

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    一つはっきりしているのは、彼らは間違いなく生きていました。
    我々と同じく、喜び、悲しみ、
    ときには怒りを持つこともある。
    そこに想いを馳せることで
    見えてくるものもあるはずである。
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    今村先生が8人の武将をプロファイリングしています。
    喜怒哀楽と乾坤一擲。

    私には読むのが難しくて、
    一度ではなく何度か読み返して
    時系列とか人物を理解しながら読み進めてました。
    昔の人って名前が似てたり(主従関係があるからかもですが)、あっちとこっちが親戚関係だったり、ややこしいです。笑

    それでも今村先生の語

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    2024年08月17日
  • ひゃっか!

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    「全国高校生いけ花バトル」を初めて知りました。
    ぼろ鳶シリーズが好きな人は必読です。

    青春とは今の私はかなり遠い距離がありますが、
    今村さんのお人柄と筆力で充分楽しめました。

    逆も然りで、本作が好きな方ならば、
    ぼろ鳶も絶対楽しめるはずです。

    こんなドラマみたいな青春、
    本当にあるんだろうか。
    でもあっても良いなあと思える一冊です。

    夏に読めて良かったです。
    読後もさわやか。

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    2024年08月16日
  • ひゃっか!

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    時代小説のイメージが強い作者さんですが、初めて現代物の作品を読むかも。
    花いけの物語なんだけど序盤はよくある始まり。人数不足で部活がピンチ、取引でイケメンが加入、意外な家業、横槍が入る。
    わかりやすいパターンだなあと読み進めると、まさかの某作品とのリンク。何年か振りに久々に聞く名前。こっから試合に入っていくのだが一気に胸熱展開へ。生け花がテーマでこんなに盛り上がるのかと読むスピードが上がる。
    恋愛展開もあまり濃くなくサッパリしてクドさがないのも、おじさん的にも読みやすかった。まとめは明るい展望過ぎる気もしたが気持ちよく締められていて良い。
    ただ文面ではどうしても生け花や舞台のイメージが湧かず(

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    2024年08月15日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    何しろ間違えて7巻目から読んでしまったので、知ってる名前が出てくると嬉しくなっちゃうのだが、この巻に関しては、全然知らない人たちが出て来てちょっと新鮮だった。
    というか、蔵に集まるって、真っ暗で怖いだろうなあ。。(イメージだけど)

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    2024年08月14日
  • 童の神

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    ヘタレなので人が多く死ぬ物語は気分が落ち込んでしまいます。でも自分が全く知らなかった京周辺に住んでいた童と呼ばれた人たちと、その苦悩、抵抗、希望が鮮明に感じられました。今では生まれによる差別などは少なくなったと思いますが、それがすべての時代は、弱いものにとってさぞ生きづらかったと思います。それでも京人の中にも互いの存在を認め合える種類の人もいたのは救いでした。最後の保昌の行動は、組織の中にいても上司がクズでも個人の信念で変えられるものがあるということも教えてくれました。

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    2024年07月29日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    前作『冬晴れの花嫁』があまりにも良かったので相対的評価で星4にしたが、本作も面白かった。
    くらまし屋・平九郎だけでなく依頼人と依頼人を狙う謎の人物、炙り屋・迅十郎と主要人物がことごとく剣の達人なのでシリーズの中でも戦闘場面が多くなっている。
    好みは分かれるかも知れないが、単に達人同士が斬り合うだけではなく、先々の布石にもなっているので戦闘シーンがさほど好きではなくても飽きずに読めると思う。最終盤、技の伝授はシリーズ屈指の名場面。
    真の悪党を屠った「技」など細部も良かった。

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    2024年07月29日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    戦国武将の大きい話から小さい話まで
    謙信と風林火山、家康の捕虜時代、政宗が秀吉の機嫌とり、前田の鼻毛のお話がおもろかったな
    誰か忘れましたがいい言葉
    「銭はいつでも集められる人の心意はすぐには集められない」

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    2024年07月28日
  • くらまし屋稼業

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     「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第1弾をベタ褒めしておいて、第2弾じゃなくこっちにくるんかーい! と叱られそう‥。だって、積読してたんだもん(-_-;) 第2弾まだ手元にないもん( ̄3 ̄) ←言い訳‥

     自分を「好奇心旺盛」と言うのも憚られますが、あっちゃこっちゃ節操のない読書で、特定作家さんを制覇!とかシリーズコンプ!とはならないんです( ; ; ) 実は、シリーズ1で止まっている作品が他にもあって‥反省。

     さて本作です。こっちも面白い! レコードでいう「ぼろ鳶」がA面なら「くらまし屋」がB面、それもゴールドディスク! A,Bは優劣ではなく、表と裏です。火消は華々しい「表」の人間で

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    2024年07月25日