今村翔吾のレビュー一覧

  • 塞王の楯 上

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    凄い盾や矛を持つ事で争いがなくなるの考えは、現代の核兵器や軍事力増強に相当。
    下巻でその結末がわかるかな?

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    2025年04月19日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    只今春真っ盛り。昨今の米の価格高騰や農家の担い手不足を耳にする度に様々な苦労を重ねながら米作りを続けてきた人達に思いを馳せました。家族の為に売られるようにして江戸に出て来た少女春の雇い主は欲の塊で苦労ばかりさせられ、土蔵に閉じ込められてしまう。捨てる神あれば拾う神ありで、くらまし屋に救ってもらい里に戻ることは叶わなかったが再び江戸での暮らしの中で支えてくれる人のお陰で春に真の春が訪れました。
     次はどんなドラマが描かれるのか、そしてその度にくらまし屋の歴史が明かされていくのも楽しみなシリーズです。

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    2025年04月19日
  • じんかん

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    松永久秀に関しての新解釈、というか成したことがあまりにも、なので悪人とされてきた人物の余白部分に人情味を足してこんな人だったかもよ?と提案する意欲作。戦国時代小説の旗手たり得る今村作品として、広い視野を共有する良い提案。定説を不憫に思うところも、人の気持ちに寄り添うのが上手い作者らしい文章だった。

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    2025年04月18日
  • 五葉のまつり

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    秀吉を社長とするのであれば、五人のマネージャーが、部長(五大老)を飛び越え、様々なパワハラを受ける5つのエピソード。即ち、社会人としてそれなりのポジションの方が読めば、げんなりすること間違いなしという、社会人殺しの娯楽作品。
    なんて茶化しつつも、石田三成を始めとする五奉行の根底には秀吉への社長愛が流れており、きっとこんな関係性でないと成立しないんだろうな、とも思う。(残念ながら、世の中には、そんな関係性でないのが大半だろう・・)
    秀吉没に覇権を握る家康への警戒心が所々に垣間見えるのも、なかなか面白かった。
    推しは、とにかくかっこいい大谷吉継さん。 ★4.0

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    2025年04月16日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    今回も熱い男達の想い、絆に魅せられました。そして、深雪のキャラにも。山本様との不思議な関係もいいなぁ。

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    2025年04月16日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    シリーズ3作目に至って、奉行方に晦ましを見破る人物が好敵手化してきて、さらに面白くなってきた。また、追手の中にも強力で怖い相手も出てきて将来に亘る死闘が予想される。薄めの文庫本は、1つの晦ましを行うのにちょうどよい長さで、さらっと読めて幕間本として満足できる。救いとか人情もののお涙頂戴寄りではないが、今回も幸せの黄色いハンカチではないけど、なんだかいい話でよい感じ。

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    2025年04月15日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    時代小説は初めてでした。
    元から興味はあったものの何から読み始めれば良いのか決めかねていましたが今、話題の今村翔吾作ということで手に取りました。
    寺子屋を開いている十蔵は実はその昔、音無の十蔵と恐れられた忍び。教え子の窮地に昔の能力を解放してゆく。そして最後はその教え子たちに助けられる。面白くない訳が無い。教え子達が個性豊かで読んでいて楽しめました。
    時代小説を読み始めたい方には敷居が低くて、
    非常にオススメです。

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    2025年04月13日
  • 五葉のまつり

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    秀吉を支えた5奉行とその政が物語の主軸。
    槍や刀剣で首を取るばかりが戦ではない、ということがヒシヒシと伝わる。あらゆる難題に知恵と胆力であたる5奉行、また、彼らの想いなど描かれていて面白かった。本を手に取った時のその厚みに圧倒されました。

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    2025年04月13日
  • 人よ、花よ、 上

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    新聞連載で読む。
    楠木正行なんていう人、読み方さえ全く知らない歴史オンチの私が、魅せられました。流石今村翔吾。
    ちなみに「まさつら」
    もうわかる笑

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    2025年04月10日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    シリーズ第5作目。

    5作目にして、今のところ最高だった。
    通勤電車の中で涙しそうになったよ。あぶねー。

    ぼろ鳶組シリーズでも登場している大物「田沼意次」が本シリーズでも当時。これだけでもテンションは上がる。

    その上、お話が泣ける。
    ラストは本当に泣きそうになったよ。

    娘を想う父の気持ちとか、感情移入するなという方が難しい。
    いや、良かった。星は3つの気持ちではない。4つ。4.2とする。

    あと、どんどん田沼意次出てきて欲しい。

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    2025年04月10日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ第12弾。

    シリーズ初の上下巻。

    本作でシリーズの第一部完結といったところか。
    ただ、作者のあとがきにもあったように、源吾の物語はまだまだ続きそうでひと安心。

    甚兵衛を取り巻く物語はこの12作で一旦区切りといったところか。

    いずれにしても新旧揃い踏みのラストの展開は胸が熱くなる。

    それぞれのキャラクターに愛着があるので、出来れば誰も死ぬことなく今後も続いて欲しい。
    それにしても、進藤内記、いい火消しだな。見直したよ。

    星は満点でもいいんだが、迷って4つ。4.8とか。
    満点はシリーズ完結までとっておくこととする。

    続きが読みたい!

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    2025年04月10日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    久しぶりのぼろ鳶組シリーズ。
    くらましやを先に読んでいたのでちょっと間が開いてしまって、前巻の話も忘れがち。
    それでもまったく問題なく面白いよね。うん。

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    2025年04月09日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ8作目 ぼろ鳶組 頭取並 鳥越新之助の巻です。新之助は一家惨殺及び火付け、一家の娘を人質にして逃走した下手人として江戸中に手配される。新之助に一体何が起こったというのか?ドキドキハラハラです。

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    2025年04月08日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    師弟の絆、夫婦の愛、手に汗握る展開、忍び達とのバチバチのバトルに脳内チャンバラ。
    出てくるキャラも個性豊かな人ばかり、中でも睦月と禅助の二人を超絶に応援してた。
    読後ほっこり、余韻も最高でした。

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    2025年04月07日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    面白かった!七本槍をそれぞれ連作短編にして上手く絡ませつつ、その繋ぎに八本目としての三成っていう構成がうまい!
    仕方ないけどみんな幼名的に呼ばれるから誰が誰かがわかりづらいのだけあれやったな・・・

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    2025年04月02日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    明和の大火の下手人秀助は火刑になったはずだが、秀助と思われる火付けが起こる。秀助は生きているのか?御公儀隠密日名塚要人とはどういう人間なのか?次巻に期待が高まるシリーズ7作目。

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    2025年03月30日
  • 教養としての歴史小説

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    「教養としての~」は意外にシリーズが多い。歴史小説では今もっとも勢いのある作家、今村さんが登場。先日、講演会に行く機会があり思ったのだが、この人はめちゃくちゃに頭が良いし、歴史、時代小説に対しての知識が豊富。その知識の中から現代にも通じる昔の方の生き方や歴史を学んで未来へ活かしていこう、というのが大元のコンセプトだと思う。終盤には今村さんが進める時代小説を年代ごとに(第何世代という括りで)紹介されておりガイド本としての有用。

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    2025年03月27日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    賤ヶ岳七本槍それぞれの視点から見た八本目の槍(石田三成)の話。
    これは面白かったです。
    うっかり石田三成を好きになりそうになりました

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    2025年03月24日
  • 教養としての歴史小説

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    楽しいから、好きだから読んでいるのであって、教養のためとか勉強になるからという理由で読書しても楽しくないだろうなと思う。とはいえ、この世界を知らないなんて勿体無い、この楽しみを味わってもらいたい という気持ちはとてもよく分かる。紹介された本は読んだことがあるものも多かったけれど、未読のものもあって読んでみたくなった。
    創作の裏話がとても興味深かった。

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    2025年03月20日
  • 海を破る者

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    今村翔吾さんの歴史エンタメ。

    時は鎌倉。
    かつては伊予の名門と言われていたものの、承久の乱や一族の内紛によって没落してしまった河野家の若き当主・河野通有(六郎)を主人公に綴られる物語です。

    本書は一応「元寇」を描いたストーリーではあるのですが、話の主となる河野家が「文永の役(第一次元寇)」では財政難で出兵できなかった為、ここで描かれるのは「弘安の役(第二次元寇)」ということになります。
    ただ、元軍との戦闘シーンは話の終盤に持ってこられていてそんなにページも割かれていないので「元寇」がメインというよりも、河野通有という人物を通して“人と人が何故争わねばならないのか”という事がテーマになってい

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    2025年03月21日