【感想・ネタバレ】カンギバンカ(4)のレビュー

あらすじ

「奪い、奪われることのない“くに”を作る」。それは盗賊の少年が思い描くには、あまりに壮大で矛盾した夢だった。時は戦国初期。繰り返される戦に、民は傷つき、飢え、苦しんでいた。両親を失った孤児・九兵衛は、奴隷として売られるところを、野盗団の棟梁・多聞丸に救われる。乱世で成り上がり、大名を目指すという野望を語る多聞丸に、九兵衛は魂の鼓動を感じた―――。歴史小説の傑作『じんかん』から生まれた、新たな戦国英雄譚!

鏡山城陥落に貢献し、三好元長から「松永久秀」の名を賜った九兵衛は、友と誓った夢に向かって大きな一歩を踏み出した。激化する戦乱で修羅の道を征くことを決めた九兵衛は、かつて野盗団を壊滅させた宿敵・坊谷と桂川で邂逅する。全ては己の「義」に従うため、戦なき理想の“くに”をつくるため──!! 戦国の梟雄・松永弾正久秀は新たな仲間“堺衆”とともに夢への戦を始める――!!

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Q

購入済み

イッキ読み

無料試し読みで読んで、面白さと史実への敬意を感じて購入。
イッキ読み。
あとがきまで来て原作今村翔吾氏と知る。
そりゃ面白いはずだ。

0
2021年09月24日

匿名

ネタバレ 購入済み

今村翔吾さんの小説「じんかん」をベースにした漫画。

尼子経久の陣で初陣した九兵衛と甚助は、敵将蔵田房信を討ち果たすが、二重三重の尼子経久の謀に振り回された。

三好元長の元へ戻り報告すると、元長は「武士の世を終える」という夢を語り、九兵衛に共に戦ってほしいと。
そして、九兵衛は松永の姓を名乗る。

時は流れ、傭兵集団堺衆を率いることになった九兵衛と甚助は、桂川の戦いにおいて敵陣の中に、
かつて多聞丸たちを殺した坊谷を討ち果たす・・・

更に年月が経ち、松永弾正久秀となた九兵衛は、織田信長に対し謀反を起こしていた。
信長の小姓狩野又九郎は使者として松永陣営に赴き・・

というところで完。

うーん、もう少し読みたかったな~。

#アツい #ドキドキハラハラ

0
2024年11月27日

Posted by ブクログ

なるほど。
その時の最善を選ぶ。更にはそもそも武士、武士と言う制度・精神を否定しているから、「梟雄」になるわけか。
義に厚い男として松永弾正久秀を描いたのが興味深いですねぇ。

というか、表紙のジジイがイケメン過ぎる…(主人公です

0
2021年09月27日

購入済み

うーーん

原作のじんかんが素晴らしかったのでマンガの方も読んでみたくて買ったのですが、原作では丁寧に人物像が描かれているのに、マンガではそれが無くて残念。一巻くらいのテンポでいったら相当な長編になるので仕方ないのかもしれませんが、2巻目からかなり巻きで話が進んでいって4冊でまとめるのは無理がありすぎた感が否めません。絵は良かったです。

#切ない #カッコいい #タメになる

0
2023年10月22日

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