今村翔吾のレビュー一覧

  • 塞王の楯 上

    Posted by ブクログ

    登場人物たちが魅力的で歴史を深堀したくなり、調べながら読みました。石垣の奥の深さにも触れることができました。
    下巻も楽しみです。

    0
    2026年07月05日
  • 幸村を討て

    Posted by ブクログ

     今村翔吾の戦国末期を舞台とした歴史創作ミステリー。
     574頁にも及ぶ大作であるものの、読めば読むほどに世界にのめり込ませる作者の力量には厚さも、気にならないほどであった。
     主役は真田幸村(信繁)なのであろうが、大坂夏の陣で徳川家康を討てるところまで追い詰め、敢えてと言えばいいのかそうしなかったところから話しは進み、東西両陣営の武将から徐々にではあるが、真田幸村という存在が浮かび上がってくると同時に、真田昌幸、真田信之という真田家の在り方もしっかりと描かれ、これはどちらの作品が先か分からないが「八本目の槍」を想起させられた手法であろう。
     しかしさらに後半に至るにあっては、例えば後藤又兵衛

    0
    2026年07月03日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

    Posted by ブクログ

    ぼろ鳶第十巻にして、零話、再読完了です。

    やっぱり面白いですね。面白すぎます。

    今回は、いわゆるエピソード0。
    源吾さんが若い頃のお話です。

    源吾さんの親父さんは、やはり火消頭取ですが、その手腕は派手なものではなく、目立ちません。というか、むしろ全然活躍してないようにも見えます。
    なので源吾さんは親父さんを嫌います。

    そんな中、火も煙もいつもと変わらず、人が一瞬で倒れる面妖な火事が起こります。
    これを重く観た江戸の火消たちは、次代を見据えて、若い火消に対し火事場には出ないように厳命します。これに反発するのが、源吾さんをはじめとする「黄金の世代」。
    それから、てんやわんやでスリリングな展

    0
    2026年07月03日
  • 書店を守れ!

    Posted by ブクログ

    新規事業開発が仕事の自分からしたら、まぁ作家さんが道楽でやってることを大袈裟に書いてるんだろうなと大変失礼な先入観で読んでましたが、想像以上に戦略的で大局的でロジカルな内容に驚き…そして熱量が本からも伝わる。新規事業で1番重要なWillがここに!

    0
    2026年06月30日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで見せ場の連続で、最高のエンタメ小説でした。読み終えてすぐに、また読みたいと思わせてくれました。
    人の生き死にが極端に描かれているので色々と考えさせられますが、愁ニ郎と双葉の成長と共に物語を最後まで読む事ができました。
    最後の幕の閉じかたもお見事でした。
    本当に面白いシリーズでした。

    0
    2026年06月28日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    読み終わった!
    ドラマより兄弟の絆や
    幻闘斎との因縁
    より細かく描かれていて
    イクサガミってタイトルにも納得!

    0
    2026年06月27日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

    Posted by ブクログ

    これ、STAR WARSだね。
    エピソード4から始まって··てやつ。
    今回のぼろ鳶、1〜9までやっての零。
    すっごいおもしろかった。
    源吾達世代の若い頃、父親世代の若い頃。
    特に源吾の親子関係。
    これ読まないとダメなやつ。

    0
    2026年06月27日
  • じんかん

    Posted by ブクログ

    じんかんを読み進める中で、まず強く感じたのは「歴史上の悪人」とされてきた人物像とのギャップだった。

    松永久秀は、単なる陰謀家や裏切り者ではなく、むしろ非常に人間くさく、「なぜそれを守ろうとするのか」という動機が少しずつ見えてくる存在として描かれていた。

    そこに触れるうちに、評価や史実というものは、結局“後世の視点”でしかなく、その時代を生きた本人の感情や事情までは完全にはわからないという実感が生まれていく。

    物語の中で特に印象的だったのは、人とのつながりや出会いと別れだった。それこそが、このタイトルにもなっている「じんかん」なのだと感じた。幼少期の多聞丸との出会いと別れ、そしてそこから大

    0
    2026年06月27日
  • イクサガミ(7)

    購入済み

    ミフティ

    ミフティの毒の無差別攻撃で、通常とは異なる戦いが強いられる蠱毒の参加者達。毒だけでなくドーピングで人間を超えた動きで誰も倒せないと思いきや。。。いつもよりも共闘が捗り戦いの見どころが多かった。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

    0
    2026年06月27日
  • イクサガミ(7)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クライマックスの一つ島田宿の戦い。ここでも絵の上手さが光り、小説版読んだ時のイメージ通りに描かれていて満足。カムイコチャかっこいい。そして、意外だったのは原作と違う動きをしていた(というか原作では退場済みの)孝右衛門。まさかここで絡んでくるとは。しかし、孝右衛門をコミカライズでは半オリキャラとして使う当初の構想が原作完結によって狂い、有効活用は諦めたのではないかな?という気もする処置。(原作終盤がガチガチに構成が固まっているのでこれ以降意味を持たせた登場させる隙間がなく、謎の存在として引っ張ったもののここらが潮時と損切りした感じ。とは言え、まだ退場は確認されていないんですよね、これが……)

    0
    2026年06月24日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    今、ちょうどアマプラで真田丸を再視聴しているところなので、登場人物それぞれの姿が脳内で再生されて、楽しさ倍増。それを抜きにしても、八本目の槍まで含めた全員が魅力的で愛おしい。

    0
    2026年06月24日
  • 塞王の楯 上

    Posted by ブクログ

    日本のお城、特に石垣が大好きなので、この小説を読んで石垣職人のことがよくわかってもっと好きになった。
    下巻も楽しみ。

    0
    2026年06月23日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    4巻分まとめて....
    一言【とにかくおもしろい!】
    元々、時代小説は苦手としているけれどNetflixのおかげか、内容が頭にスッとはある感覚があり、そのまま最後まで読破してしまった...!

    蠱毒という木札を巡ったサバイバルゲーム。
    最後まで誰が残るのか、どんな終着点を迎えるのか。
    蠱毒に参加する理由はなんなのか?

    これはNetflixで最後まで映像化してほしい!
    ネトフリさん!
    どうかよろしくお願いしますー!!

    0
    2026年06月22日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。炙り屋とくらまし屋が衝突していると思っていたら、最後には依頼人が二人に挟まれ最後を遂げたり、途中誰が犯人なのか探したりいろいろなところで話が盛り上がって今のところだとこのシリーズでこれが一番面白かったです!【中2】

    0
    2026年06月22日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    助けを求める人を絶対に見捨てない。火消たちの戦い。

    シリーズ最終の上下巻。
    尾張藩屋敷が突如爆発。そこで出会ったのは18年前に亡くなったと思われる伊神甚兵衛だった。
    彼が尾張藩屋敷を爆発させた下手人なのか、伊神甚兵衛を追って源吾たちは追いかける。

    一橋との対決。まさに物語の最終回として相応しい終わり方だった。
    そして個人的には若鳶の慎太郎・藍助・そして慶司の3人の成長が今後も楽しみだと思った。
    確かにまだ年齢も経験も若いし、一連の騒動に関与することとしてはリスキー。
    勝手に行動を起こして犠牲になったらたまったものではないのは、源吾のみならず大音勘九郎たちも躊躇してしまうのも分かる。

    それ

    0
    2026年06月22日
  • イクサガミ 地

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蠱毒による、江戸までの壮絶な戦いに目が離せない。
    強者が残りお互いを意識し合う。

    しかも「京八流」の秘密、兄弟達の行く末や継承戦の決着は!「朧流」の幻刀斎の桁外れの強さ!

    しかもしかも四大財閥が絡み、大久保 利通に前島 密に川路利良まで登場!そして紀尾井坂!

    全ては東京へ!いや、かつての江戸へ!

    ───── 残り、二十三人。

    0
    2026年06月22日
  • イクサガミ 神

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長い長い旅が、ようやく終わった。蟲毒の参加者が、それぞれにたどり着いた場所をちゃんと全部見届けることができた。
    これで良かったんだと思える終わりもあれば、そうでないものもあった。
    が、この最終巻の東京の地で見届けたものは落ち着いて読めたものが多かったような気がする。
    彩八の戦いはとても印象に残った。彼女と双葉の絆みたいなものが、すごく貴重なものに思えた。彩八の心が双葉の言動をきっかけに柔らかさと強さを取り戻していったことが本当に良かったと思う。

    双葉は最後まで、不思議な役回りだった。双葉を守ることを、自分の中の人間性を守ることと同義にしている者もいたし、「信用」というカードに使っている人間も

    0
    2026年06月20日
  • 童の神

    Posted by ブクログ

    「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」そんな言葉から始まる紹介文。
    今村翔吾さん、なんでこんなに面白いんだ…。時代小説を避けてきた自分を恨むくらい最高でした。

    鬼、土蜘蛛などと呼ばれる「童」VS朝廷軍。
    構図はこうも簡単なのに、終わらない戦い。差別なき世を、争いなき世を、誰もが渇望しているはずなのに身分が、肌の色が、生まれが…。あらゆる理由をつけて差別し、争いが起きる。
    読んでいて、ひたすらに苦しいのに読み進める手は止まりませんでした。

    読んでいる側からすると童の視点で、童の味方をしてしまいたくなりますが、渡辺綱は憎めないし、坂田金時の立ち位置

    0
    2026年06月20日
  • イクサガミ 人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    愛着のあるキャラがはらはらと脱落してゆく段階に入って、1ページも油断できない。
    大乱戦のなか、闘ってるひとらと同じくらい汽車を動かす漢がカッコイイ。
    あと、木偏のひとたちのそこはかとないサラリーマン感が好きになってきた。掟に関する融通はきかないけど、各自の解釈の範囲で情をかけてくれるのよき。

    0
    2026年06月20日
  • 茜唄(下)

    Posted by ブクログ

    「塞王の楯」「イクサガミ」など今村さんの歴史小説はとても読みやすく面白いのですが、私はこの作品が凄く好きです。平家物語。知盛の人柄や生き様がめちゃくちゃかっこよいし、知盛を兄者としたう教経もよい。そして、敵でもあり、ライバルでもあった義経。最後は・・なのですがとても関係性がよい。
    対極になるけど、頼朝は印象よくないですね・・。特に慕っていた義経に対する仕打ちは許しがたいですね。
    最後に知盛のこの言葉を
    「仮に平家が滅亡しようとも・・・我らが抗い続けた美しさを、愚かしさを生きた証を残しましょう。後の者がそれに学び、いつの日か人が争いを捨てることを信じて」

    0
    2026年06月20日