今村翔吾のレビュー一覧
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明治、何者かが大金の賞金をチラつかせて腕の立つものを京都天龍寺に招集する。なんらかの事情で金を必要とする人々が集まるが、そこで【蠱毒】というデスゲームの開催が告知され… というのが物語の冒頭。少年漫画のように次々と乗り越える壁が現れるので一気読みです! 主人公のひとりである嵯峨愁二郎の生い立ちや兄弟たちとの関係も良かった…アツい!
参加者全員で殺し合いながら東京を目指すので人はどんどん死ぬけれど、主要人物たちは信念と誇りを持っている者が殆どで、その背景もきっちり描かれるので切なさはあれども悲壮感はさほどないのが良い。
物語最初の方は双葉の存在を、子供とはいえ誰も殺さずに最後まで駆け抜けさせる -
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ネタバレ京八流の継承戦。なんて厄介な。
愁二郎さんが逃げて良かったなと思う。
そういう時代、環境と言われても兄弟での殺し合いは辛い。
三助さんが家族を幻刀斎から守る為に継承者を集めたけど、幻刀斎を討つため、兄弟を助けるため、禄存を託して幻刀斎の弱点を見つけ伝えて足止めした場面は泣いた。
これ以上、京八流の兄弟達が減ってほしく無いけど脅威は幻刀斎だけじゃない。
生き残って欲しい人と生き残るであろう強者を数えると足りない。
駅逓局と警視局の戦。
どちらもただでは済まないだろうに。
蠱毒が始まった時点で駅逓局は大きな遅れをとったけど、愁二郎さん達の動きは警視局にとって予想外で無視出来ない出来事ではなか -
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仲の悪い五奉行が、わちゃわちゃしながら秀吉の命に従って行政を行っていく。
第1話 増田長盛
北野大茶会。茶会を開く場所も出席者も決まってないのに、秀吉は五奉行に丸投げする。1000人もの参加者が雨に濡れないよう、頑張って屋形を建てる。
第2話 浅野長政
一揆が起こったばかりの肥後で、一揆を誘発しないように刀狩りするように命ぜられる。
第3話 長束正家
算数大得意男。伊達の領土の検地を任せられる。誰にも計算できそうもない土地の検地に取り組む。
第4話 前田玄以
唐入りの那古屋で、化け遊びを行うことになったが、一位の者には願いを叶えると秀吉からの沙汰がある。家康に一位になられると、唐入り反 -
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平家物語を編んだのは、平教盛が妻、希子であった。一の谷の合戦では、教盛はかなり作戦を読めていた。だが義経が少しだけそれを上回った。鵯越ではなく、鉄拐山を越えて来たのだ。鵯越よりも急峻な坂を下って来た。教盛の小松資盛がもう一度攻め返してくる策を見抜いたからだ。
そして屋島へ。こちらは嵐の中義経が無謀にも四国に渡ったことで負けてしまう。最後の大舞台を前に、教盛は後白河法皇を介して義経と会見をもつ。平氏の次に頼朝に狙われるのは義経だと伝えるが信じてもらえない。
壇ノ浦。最後の合戦中に、なんと梶原景時は義経を殺そうとつけねらう。教盛はその義経を逃すために立ち回るのだった。