今村翔吾のレビュー一覧

  • 人よ、花よ、 上

    Posted by ブクログ

    尽忠報国の士、楠木正成とその息子楠木正行の物語。
    正成はおぼろげに、正行は名前しか知らず、知識が乏しい状態から読み始めましたが、実に面白い。
    南北朝の対立軸がよく理解できるし、楠木親子の存在感がとても際立って感じられる話になっています。
    武将たちの思惑がしっかり伝わるのも、今村翔吾さんの腕の良さを感じます。

    まだまだ序の口。
    下巻でどんな展開になるのか楽しみで仕方ありません。

    0
    2025年05月15日
  • 幸村を討て

    Posted by ブクログ

    連作短編の様に綴られる幸村の人と為り。
    何故家康を討たなかったのか?
    見事な結末にただ脱帽…。
    歴史ファンとして、真田幸村ファンとして嬉しい作品だった。

    0
    2025年05月13日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    シリーズ8作目。今回の下手人は新之助か?あらぬ濡れ衣を着せられた新之助。いつもながら手に汗握る展開で一気読みしてしまった。

    0
    2025年05月12日
  • 幸村を討て

    Posted by ブクログ

    幸村の話と見せかけて実は信之の話。フィクションだとはいえ本当にこうだったのではないか、こうだったらいいなと思ってしまうくらい魅力ある話だった。伊達政宗とのやりとりが特に魅力的。幸村を討て、その題名も素晴らしい。

    0
    2025年05月10日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    2017年に発表された本作は、今村翔吾のデビュー作という。
    以降の活躍を知っている読者からすれば、平常運転の今村翔吾の一作なのだろうが、当時初めてこの作品を目にした読者からすれば、とんでもない作家が世に出たものだと感じたのではないだろうか。
    まさに恐れ入る。

    0
    2025年05月10日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    シリーズを重ねるごとに深まる世界観と高まる没入感、どんどん面白さが加速していく。
    これほど期待を超えてくる作品に出会えたことが、ただただ嬉しい。

    0
    2025年05月10日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    シリーズ7作目。死罪になったはずの秀助が生きている?狐火を模倣して次々と火事が起こる。今回も熱い話で、秀助の回想では涙腺が。。

    0
    2025年05月09日
  • 幸村を討て

    Posted by ブクログ

    時代小説は難しいからゆるりと読んでたけど
    後半そんなん言ってられないほど
    おもしろくて一気に読み終えた。
    それぞれの章で異なる武将が
    主人公となる群像劇で
    大坂の陣の謎を解く歴史ミステリー。
    おもしろすぎてちょっと震えた笑

    0
    2025年05月05日
  • 人よ、花よ、 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今村将吾さんの本が大好きです。
    その中でも、南北朝時代を題材に出してくれたことが嬉しかったです。護良親王や楠木家、北畠顕家など歴史の教科書には残らない人物に光を当ててくれたことありがとうです!

    正行が父の正成に託されたように、弟に楠木家を託していくこと。楠木党の信念、成し遂げたかったこと、後村上帝の想い、胸が締め付けられるような想いでしした。

    戦いのない世を作るために、自らがやらねばならぬと戦いをする道を選ぶ。誰よりも平穏の世で生きることを求めたのに、その世を作るために命を散らしてゆく。

    素敵な作品に出会えました。ありがとうございます!

    0
    2025年05月06日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    『火喰鳥』がアニメ化されると、今村さんのXで流れてきたこともあり
    読んでみたいと。

    火消=現代で言うと消防士。
    物語の主人公である松永源吾が、火消組織の再建して欲しいと折下左門から依頼を受け、5年前の己のトラウマと向き合いながら、火消組織を再建・成長をする物語。

    源吾が共にする、妻・深雪、新之助、寅次郎、彦弥そして星十郎。それぞれが特技を持ってて個性がひきたっている。江戸を火事の恐怖を抑え、火消としての役割・責任を担いながら任務を行う。彼らの強かさが情熱的でカッコ良い。
    これは日本人ならではの逞しさと力強さ、そして人々を救う正義感を表現しており、現代でもしっかり引き継がれているんだろうなと

    0
    2025年05月05日
  • ひゃっか!

    Posted by ブクログ

     華道同好会唯一の部員の春乃と大衆演劇の役者の貴音がコンビを組み『全国高校生花いけバトル』出場を目指す王道青春小説で、作中の花の瑞々しさや生け花と江戸時代から続く大衆演劇の融合、大会の臨場感や二人の関係性など魅力的な要素が満載で最後までエモさ抜群だった。またどちらかというと静かなイメージが強い生け花にこんなにも熱い一面があるとは思わなかった。

    0
    2025年05月04日
  • 塞王の楯 上

    Posted by ブクログ

    『幸村を討て』が面白かったのでこの本を手に取った。これもとてもアツくて好みな作風。
    ミステリではなく、とにかく漢たち(女達も含む)の熱い想いと、戦争の熱量たっぷりの描写がドラマチックで一息に読める。

    0
    2025年05月03日
  • 五葉のまつり

    Posted by ブクログ

    石田三成を筆頭とする、豊臣政権下の五奉行の物語。

    歴史物というよりは、ビジネス小説といった構成。仕事を通してのみ育まれる友情もある。

    敵役として登場する、徳川家康と伊達政宗も、従来のイメージを踏襲しつつ存在感を示している。

    0
    2025年05月03日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

    Posted by ブクログ

    いつものように紹介文を確認することなく読み始めたところ、序盤はてらこやというタイトルに相応しい内容だったものの、途中から俄然忍法帖の様相になってくる。
    個性的で少し屈託を抱えながらも有能な子供たちや、奥さんである睦月さん、兄の九兵衛、更には一時は敵になったものの人として最後の一戦を超えなかった忍たちといった魅力的な人物に溢れた面白い作品でした。
    続編を心待ちにします。

    0
    2025年05月02日
  • 塞王の楯 上

    Posted by ブクログ

    歴史ものは読みずらいみたいな昔のイメージは、まったくなくなったなー。とても読みやすいし、面白かった。まだ上巻ですが。
    心に残った一文を
    「互いに支えあって一つのものを造るということ、目立った功績の裏には目立たずとも礎となる者がいること、ふと石垣と人は似ているのかもしれないと思った」

    0
    2025年05月02日
  • 人よ、花よ、 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻のみ!
    主人公は楠木正成の嫡男、楠木多聞丸正行。
    楠木正成の主人公は数多くあれど、息子の正行の主人公の話は初めてなのでは?
    かなり期待していたけど、いや面白い!
    初めの一章は、正成の半生を正成の息子と正成の妻が振り返すような内容。だから、こんな感じで進むの?大丈夫?って思ったけど、章が進むにつれてどんどん面白くなった。
    歴史物語って、史実を追うだけでも面白いと感じる私。だから余計に、オリジナルの展開やエピソードを面白く書くのは難しいと思うんだけど、「人よ、花よ、」は、オリジナルエピソードがとても面白い。
    正行って史料が少ないし、歴史として残った活動の期間が一年足らず。そんなこの時代のほとん

    0
    2025年05月07日
  • ひゃっか!

    Posted by ブクログ

    歴史小説で確固たる地位を築いている今村翔吾だが、現代小説、それも青春ものでもこんなに素晴らしい作品を生み出せるのかと感嘆してしまう。
    これまで知らなかった華道という熱い世界があることを教えてもらった。
    そしてそこに大衆演劇、江戸時代なども組み合わせてくるあたりも心憎い。
    願わくば、このような青春小説を自身が青春を謳歌していた頃に読んでみたかった。
    きっと、今の年齢で読んで感じたものとは違う感想を抱いたことだろう。

    0
    2025年05月01日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

    Posted by ブクログ

    シリーズ6作目。今回の舞台は吉原。吉原のルールや隠語に戸惑う源吾。中でも火事が起きても消火しない吉原火消に怒りが込み上げるが、そこにも吉原ならではの理由が。今回は主役の彦弥がかっこよすぎる。

    0
    2025年04月30日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても良かった。
    石田三成は、元々日本史の授業で名前を聞いたことがある程度だったが、とても好きになった。

    まず、小姓組の絆が良かった。
    若い頃の青い日々やかけがえのない仲間、大人になって立場やプライド、背負うべきものが増え昔のように会えないもどかしさ、大人になってしまった寂しさ、それでもどこかで繋がっている絆など、色んなことを感じた。

    そして佐吉の真っ直ぐで信念を持ち続ける生き方、深い深い慈愛は、とてもかっこいい。
    佐吉のように、大人になって持つべきものが増えても、若い頃の情熱や真っ直ぐさを捨てないようにしたいと思った。

    0
    2025年04月27日
  • 幸村を討て

    Posted by ブクログ

    この方の小説、もちろん読み始める前からただの歴史小説ではないと期待はしていたが超えてきた。
    ミステリー、戦記、愛情の物語が盛り込まれさまざまな視点や思惑が入り混じる層の厚い展開。
    めちゃくちゃに贅沢な時間を過ごす事ができた。

    0
    2025年04月26日