今村翔吾のレビュー一覧

  • 茜唄(下)

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    ネタバレ

    こんな切ない話ある……?
    平家が滅びることは明らかなのに、なんでこんなに応援しちゃうの……
    平家って悪だと思ってた(平家にあらずんば人にあらず、って言われるくらい調子乗ってたし)けど、めちゃくちゃ好きになってしまったじゃないか………!!

    という本。

    平知盛かっこよすぎる。季子さまもかっこよすぎる。最高夫婦。
    最初から出てくる、西仏に平家物語を伝授する人。私はてっきり菊王丸だと思ってました。まさか季子さまとは……叙述トリックにやられました。本でしか味わえない驚愕。最初からもう一度見直したってゆー……
    (今村さんって、本でしか出せないこういう表現を使いながら、まるで目の前に映像が見えるようだか

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    2025年11月08日
  • 茜唄(上)

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    歴史には滅法弱いんよね〜(全然わかってないという意)
    でも今村さんだから……と読みました。

    歴史苦手な理由
    ・名前が覚えられない
    ・人の思惑が錯綜していてよくわからん(したがって大河ドラマもよくわからん)(朝ドラなら理解できる)
    ・そもそも日本史弱すぎる……

    しかし結果、上下読み終わった今、平安時代をノートにまとめ直して勉強しなおしてます。
    こんな私に「この時代のことを知りたい」「平家と源氏のことを知りたい」「後白河上皇って何者?」「木曾義仲ってどんな人?」と興味を持たせたこの作品は素晴らしすぎる……!
    中学生の私がこれを読んだらめちゃんこ学習して勉強できる子になったのでは?

    最初は全然

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    2025年11月08日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    久しぶりにまたボロ鳶シリーズ。
    第5巻です!

    今回も、びっくりするくらい面白いですね。
    今村翔吾さんは、天才ですね(*´∀`*)
    何でこんなに何冊も面白いお話が書けるの!?


    先ずはお琳ちゃんの活躍ですよ!
    このお琳ちゃんの真実を見抜く目が凄いんですっ!子供なのにあの判断力(*´꒳`*)
    キャラいいです!お琳ちゃん好きです!


    今回は、私が勝手に一休さんだと思っている新之助の活躍が凄いんです!!
    彼はやっぱり私の1番の推しですっ(*ˊᗜˋ*)♡
    番付は低いですけど(笑)
    めっちゃ強いしかっこいい!!
    番付は低いですけど(くどい?)


    そして、我らの深雪さんです!!
    火消たちの帰る場所(

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    2025年11月05日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    賤ヶ岳七本槍の夫々を描きつつ、佐吉が仕掛けた術を明らかにしている。解説でも書かれているが、石田三成がこれほど魅力的な小説は他にないと思う。

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    2025年11月02日
  • 五葉のまつり

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    ネタバレ

    『八本目の槍』を読んだ時から、次はコレ!と決めていた本です。
    結構なボリュームで、思いのほか読むのに時間がかかりました。

    高校の日本史で、名前だけは習ったなあという五奉行のお話。秀吉の無茶振りに命をかけて挑む皆様、本当にお疲れ様でした。

    個人個人としては決して仲良くはないが、仕事に関する点で認め合って繋がる5人。こういう関係性も悪くないなあと思いました。

    それぞれのお仕事に、ちょっとした敵役がいます。千利休は、嫌味ったらしく描かれていてぐぬぬとなりましたが、伊達政宗公はなぜか憎めず。

    以前から大好きな三成と大谷吉継の株は上がりっぱなしです。

    秀吉は苦手ですが、ラストの花見で、彼の人生

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    2025年10月31日
  • 塞王の楯 上

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    戦国末期の城の石垣をつくる石垣職人の男たちと、そこを破る鉄砲鍛冶たちの戦いのはなし。こんな人達がいたのか、こんな技があったのか、という発見と、いろいろな小説でとりあげられている戦国末期を新しい切り口で見せてくれたというところが新しい。登場人物もいい感じで描かれていて感情移入もしやすい。

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    2025年10月29日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    とても感動した。秀助の視点と源吾の視点が交互に描かれ、最後にそれらが交わる瞬間に感動も最高潮になる。
    この人は本当に終盤にかけての盛り上げ方が上手い。心あたたまる傑作でした。

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    2025年10月28日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    今作も最高に面白かった。

    京都に長谷川平蔵の助けに駆けつける、源吾。
    今回の目玉は、長谷川平蔵とその息子の銕三郎。
    「私は諦めません」
    人は、変われるのか。
    罪人になろうとも、人の中には優しさや思いやりの心が必ずあることを信じることを諦めない。

    源吾、平蔵、武蔵、喜八郎、銕三郎。
    全員がそれぞれの立場から、信じることを諦めない姿。
    涙が出た。゚(。ノω\。)゚。

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    2025年10月26日
  • ひゃっか!

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    バトル形式の花の展示会、ぜひ見てみたいと思った。色や形のバランス、美しさ、などのお花の審美に加え、生けるスピード感やその場でのパフォーマンスなどが勝負となる。
    今村翔吾さんの現代ものは初めて読んだが、これもいい。高校生の惚れた腫れたや、嫉妬などの機微、バトルの緊張感や、本番に向けた煽りなど、臨場感たっぷりに描かれているので、一気に読めた。

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    2025年10月26日
  • 幸村を討て

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    大坂の陣を舞台に、徳川・豊臣・真田、それぞれの思惑が複雑に交わっていく。
    “幸村を討て”という言葉の裏で、誰が何を守ろうとしていたのか――
    物語を追ううちに、その答えが少しずつ見えてくる。

    幸村その人はほとんど登場しないのに、読み終えるころには確かな存在として胸に残る。
    多くの人物の視点を通して浮かび上がる“語られぬ幸村”が、本当に印象的だった。

    そして今村翔吾さんの人物描写はやはり圧巻。
    家康も政宗も、皆が迷いながら、それでも信じた道を歩いている。
    登場人物の言葉や行動の裏にある真意を読み解くようにページをめくる時間が、とても刺激的だった。

    戦の裏で交わされる言葉や策略の駆け引きが見事

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    2025年10月25日
  • イクサガミ(5)

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    待ちに待った続編!
    小説版も面白かったけど、漫画版も少しだけ小説と違う部分があって面白い。
    まだ前島密に再開したところだから、完結まではまだまだやけど、続き楽しみにしてます!

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    2025年10月23日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    ぼろ鳶組第4弾。
    今回も面白い。
    最初の投稿では書きたいことが溢れて、それを無理やりまとめようと訳わからなくなってたので、書き直し。すみません。

    さて舞台は江戸を離れ、京の都。
    先の功労により京都西町奉行に栄転した長谷川様も、この古都で起こる事件に悪戦苦闘。水を用いて人を殺める怪事件「青坊主」をなんとか解決したと思いきや、今度は火を用いたまたも面妖な事件が続く。この京で大火となりかねない事態に、長谷川様が助けを求めたのが、江戸の火消新庄藩「ぼろ鳶組」。源吾と星十郎と武蔵の精鋭3名が京都に向かうことになった。
    3人が京に入ってからも、妖怪「火車」の仕業とされる死体が発火するという怪現象の解明は

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    2025年10月21日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    今回も期待を裏切らない、熱い火消たちの戦い。
    読み終わってじんわり熱くなった目頭に、鼻水をすすりながら感想を書いている。
    辰一はなぜ火事の中で野次馬たちを次々と投げ飛ばし、暴れ回るのか??
    いやー、深雪はほんとすごい。こんな奥さんだからこそ源吾も火消しとして命をかけることができるんだろうな。
    なによりも、今回は病に倒れた六右衛門の代わりに江戸に来た戸沢正親。もう!あっぱれすぎる!

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    2025年10月20日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ5巻目。

    京から江戸に戻った源吾たちは次の事件に巻き込まれる。。。
    火消番付を作る文五郎が突然姿を消してしまった。なぜ突然姿を消してしまったのか?探っていく。

    シリーズの中では今現在面白いと感じた展開。
    今回のテーマは『火消』としての矜持だったりするのかなと。
    火消番付は大相撲の番付のようなもので、やはり功績があればあるほど、大関・横綱レベルまで行くわけで。でもそういうレベルまで行ってる人は、努力家でもあれば人の命を助けることに役目を果たすことを第一に考えるんだと思う。

    今回登場した仁正寺藩・柊与市、八重洲河岸定火消・進藤内記のような、どこか番付を意識した挙げ句に悪巧みをするのは

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    2025年10月19日
  • 五葉のまつり

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    またしても石田三成!
    八本目の槍は賤ヶ岳七本槍、今回は五奉行として、作者の三成への愛を感じました。
    時系列的な話の流れの中で、五奉行それぞれに焦点をを当てる作者得意の描き方は安定感抜群でした。
    歴史は割と好きなのですが、長束正家や増田長盛についてはあまり知らなかったので、この作品で一気にファンになってしまいました。当然、前田玄以と浅野長政も魅力的でした。
    また、随所に過去の作品、塞王の楯、幸村を討て、じんかん、八本目の槍を思わせる内容があり、そして最後に五葉の意味も明確になっており、最高の作品でした。

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    2025年10月15日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    8作目は正統派のくらませ方かな。とにかくおもしろかった。金に物を言わせて次々に刺客を雇う越後屋。ひなは無事にくらむ事ができるのか。平九郎はひなを無事にくらませれるか。
    惣一郎とレラのストーリーもなかなかおもしろかった。続きはあるのかな?これで終わって欲しくないやつでした。

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    2025年10月15日
  • ひゃっか!

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    全国高校生花いけバトル
    青春時代に熱くなれるものがあるっていいなぁ。
    静かなイメージがあった華道。バトルでは違って 花をいける所作も評価対象になるのも面白い。最終章ではバトルのライブ感が伝わってこちらも高揚して心が踊る。ハルノオト2人の良さと持ち味が活かされてて、関係性の変化にもニヤついてしまった。とても楽しかった。

    著者の今村翔吾さんは歴史・時代小説イメージが強いけど現代小説もこんなにも面白く書けるの凄い。もっと著者の作品を読んでみたくなった。

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    2025年10月13日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

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    このシリーズはどのキャラも存在感があって、この本を読んだ上でもまだまだスピンオフをたくさん出してほしいと感じた
    本編もぜひ続きを読みたい!

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    2025年10月11日
  • 五葉のまつり

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    豊臣家の裏方、五奉行をフォーカスした作品。
    戦国時代といえば戦、武官側が主役の内容が多い中、こういう文官側を主役にするのは新鮮に感じた。
    特に天下を取ってからの秀吉の無茶振りは凄まじく、だからこそ、それを達成していく五奉行の姿は現代のプロジェクトXに通じるものがある。

    個人的には太閤検地が一番良かった。
    伊達政宗との駆け引きも良かったが、PCも電卓もない時代での土地面積の計算って!
    と改めて昔の人の偉大さを表現された内容だった。

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    2025年10月08日
  • 人よ、花よ、 下

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    南北朝時代は、学校でもさらっとしか学ばないためまだ魅力に気づいていませんでしたが、この本を読んで、「あれ、南北朝意外とおもろいぞ」となりました!
    北朝と和議を結ぶために戦って、最後の五段の
    花陣は手が震えました。私自身、楠木正成しか知らなくて、最初は誰?と感じましたが読むと情景や人物の心情など細かく書かれており、面白かったです。今村翔吾さんの書く作品は主人公があまり有名ではない人物をセレクトすることがありますが、毎回楽しく読んでいます。【中1】

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    2025年10月08日