今村翔吾のレビュー一覧
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後日談が気になっていたあの方々のお話。
1話目は島流しとなった転のお話。はあ、かっこいい。島流しになったあとの生活や風俗について知らないことが多かったので面白く読めました。
2話目は〝蟒蛇〞野条弾馬がついに身を固めた〜!火消しはいつ死ぬともわからぬ身ですが、女は惚れた男についていきたいですよね♪...続きを読むPosted by ブクログ -
第一部・完!?
みたいな大作です!!
若い世代に受け継がれていく……すごくいい話でした!!!
新之助と彦弥が個人的に推しですが、
辰一と内記もめちゃくちゃいい感じです^_^
正義の形って一つじゃないんですね。Posted by ブクログ -
【羽州ぼろ鳶組シリーズ 2】
夜更かし読みしてしまった!
面白い、引き込まれる、江戸時代に行ってきた!
「火喰鳥」から月日が経ってしまったが、登場人物像を思い出すまで時間は掛からなかった。
今回も、江戸に火付け事件が相次ぐ。
なぜか?管轄の武家の定火消から、知らせの太鼓が打たれないのだ。身分...続きを読むPosted by ブクログ -
石田三成を七本槍それぞれの目線で書いた話。
当たり前ですが、人は仲良い時もあれば悪い時もあるということを改めて思いました。
何となく最初から最後まで武断派と文治派は対立しているイメージあったけどそんなことないよなぁ。Posted by ブクログ -
回を重ねるごとに一橋卿の極悪度が増す勧善懲悪ストーリー。
今作はぼろ鳶組や主だった火消し組の思惑が入り乱れてはらはらドキドキの連続で非常に面白い。
羽州ぼろ鳶組シリーズは面白いのでついつい一気読みしてしまい寝不足になるのが玉に傷ですね。Posted by ブクログ -
京都で起こる、人が発火する事件。
事件のトリック。
容疑者、真犯人。
『探偵ガリレオ』か『名探偵コナン』か…
歴史だけでなく、理化学にも精通している素晴らしい作品。
親子愛は胸が熱くなる。Posted by ブクログ -
小気味いいほどの話の流れに一気に読ませてもらった。九紋龍辰一と千眼の卯之助の秘められた間柄に泣き、迫力ある火事場のシーンに息を呑んだ。
火事場をおさめて話が終わったかと思いきや、最後に勘定小町の登場と、わくわくが止まらない。
連載物によくある中だるみとは無縁、シリーズの中でも群を抜いた秀作だと感じた...続きを読むPosted by ブクログ -
今回の見所は何と言っても江戸火消オールスター戦。それぞれの個性を活かした連携プレイは圧巻です。
加えて最初は人間味がなくて胡散臭かった日名塚要人が 、実は厳しすぎる任務を全うするために感情を殺しているだけであることが分かってきて、更には深雪さんの人たらしに心を開いてくる様子が好ましい。この先は強力な...続きを読むPosted by ブクログ -
一度はクビを切られた火消ししかできない男が、流れて羽州新庄藩に請われて、武家火消として組を立て直す。個性あふれる男を仲間にしながら、火消装束も整えられず、ぼろ鳶と言われつつ、人の命を救っていく。
仲間を見つけていく話に八犬伝を思い起こした。
町火消しか知らなかった私に、江戸の多層な火消組織とその活躍...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い。圧倒的に。
エンタメ、時代劇の王道。
バトルシーンが多いにも関わらず、または多いからこそ?、十二分に楽しめる。
イクサガミ天の世界ともリンクが見えたり。
これからも続きが気になる。
しかし、ラスボスが平九郎の師匠になるのでは無いかという、嫌な予感が過った。Posted by ブクログ -
内容(ブックデータベースより)
明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。
学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助、浪費癖のある呉服問屋の息子・吉太郎、極度のあがり症ながら手先の器用な大工の息子・源...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズ、やめられなーーーーい!!止まらなーーーい!!男衆ももちろんだけど、深雪さんがかっこいーい!!
すっかり町人の気分になって火消しさんたちを応援しちゃっているわたし。地名を検索しながら江戸の街並みを想像するのがこんなにも楽しいとは思わなかった!!Posted by ブクログ -
ここまでのシリーズで、最高作じゃないだろうか。
シリーズ未読の人は、是非1巻から読みはじめ、この4巻「鬼煙管」を手に取ってほしい。登場人物の背景が理解できるとより物語を楽しめる。
本作「鬼煙管」は、火消し、親子、兄弟、男女の様々な人間模様が京都で起きる怪事件を通して緻密に描かれている。
彼らの愛...続きを読むPosted by ブクログ -
痛快!熱い物語でやんす!江戸っ子でい!って感じ。わたしは好き。面白かったーー
心配性なので、火消し、火付け、江戸の大火といった言葉が頻発する話は、夢に出てきそうで、敬遠して読まずにいたことを後悔。
では次!夜哭烏、かもーーーーん♪Posted by ブクログ -
今回もあっぱれ。
火消し連合の活躍は、いつ見ても心踊るオールスター戦のよう。
ぼろ鳶の面々が少し影薄い?そこだけ少し残念。
そしてついにあいつだよあいつが出てきた。
まったく小憎らしい。下々の人を人とも思わない冷酷さには読んでいてこちらでも腹が立って腹が立って仕方がない。
ことの顛末も、まああの野...続きを読むPosted by ブクログ -
賤ヶ岳の戦いで活躍した七人の若武将たちを称え「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれていた。
七人の目線から石田三成を描いていて、七つの話がパズルのように組み合わさっていく文体は、さすが今村先生です!!
八本目の槍になりたかった三成。敵になろうが疎遠になろうが、八人の心は古い大杉でずっと繋がっていたんだな......続きを読むPosted by ブクログ