今村翔吾のレビュー一覧

  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    読みやすい時代小説ということで手に取った本書。
    時代小説に疎いが、読めない文字は検索すればすぐわかる現代。なるほどこれは読みやすい。
    胸が熱くなるシーンを多く、私によく刺さる。
    アニメ化が決まっているというので、楽しみにしています。

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    2025年05月31日
  • 人よ、花よ、 上

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    垣根涼介さんの「極楽征夷大将軍」で読んだ足利尊氏のストーリーと重なる時代で、クロスする部分がとても面白く感じた。尊氏の弟の直義と、側近の高師直が対立している中、楠木正成の一族が翻弄されていく様を、今村さんならではの愛ある描き方でどんどん引き込まれていく。
    下巻を読むのが楽しみ。

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    2025年05月29日
  • 幸村を討て

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    少しきれい過ぎと感じもしたが、話の始まりと終わりは史実といわれるものとは大きく違わないだろうフィクションとして、歴史を楽しめた。

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    2025年05月31日
  • じんかん

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    北方謙三の解説(あとがき)が、この作品をさらに魅力的にしてくれる。良かった。史実から当然に展開はわかっているんだけど、そんなの関係ない。物語ってすごいな、と思う。それを作る人も、解説する人も、すごいな、と思える作品でした。

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    2025年05月29日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    前作の過去の清算から今作はこれまでの話が先につながっていくような感覚。なにが言いたいかというと早く続きが読みたい。

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    2025年05月28日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ12作目。シーズン1完結。火消しオールスターズかっこよすぎて死にそうやった。
    シーズン2待ってます!

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    2025年05月28日
  • 茜唄(下)

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    圧巻、圧倒されました!!!
    今村翔吾さんが紡ぐ物語はロマンがあって大好きです。
    今まで平家物語は興味がなかったのですが、こんなにも美しく儚い物語だったとは、、、。自分の無知さに悔やまれます。

    単行本版の装丁の仕掛けにも度肝を抜かれました( ; ; )
    作品のタイトルも秀逸です。

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    2025年05月26日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    5月と言えば消費税ですよね (๑˃̵ᴗ˂̵)و
    インボイス制度のおかげで、経理システムが軟弱な我が社は、この1週間クタクタでございました(-。-;

    それに、加えてですよ!?
    一年に一番恐ろしい、そうあの日が金曜日だったのです。
    健康診断です。゚(゚´ω`゚)゚。

    こデブの私は、一年に一度の健康診断が何より恐ろしいのです。
    異常値3つで説教部屋行きなのです。恐ろしやっ!
    更年期の女を舐めんな!異常値が3つや4つで済むわけがなかろう(;´д`)

    というわけで、一二ヶ月前から大摂生をしておりました(-。-;
    ビールも毎日四本のところを三本に減らし、おやつも食べないで頑張りましたよ。゚(゚´ω

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    2025年05月24日
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ5作目。
    毎回、全く異なる趣と新鮮な驚きを与えてくれる。
    よくこれほど美しく火事に絡めた物語を描けるものだと感動。

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    2025年05月24日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    シリーズ10作目。源吾、勘九郎など黄金世代と現役の父親達の話。所謂ゼロ巻。最終章では堪えきれず泣いてしまった。

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    2025年05月24日
  • ひゃっか!

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    かなり王道コテコテのアオハル
    だが、それがいい!

    そして、そんな爽やかをいつも時代物を書いてるヒゲのおっさんが書いてる

    それもいい!!

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    2025年05月23日
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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    みんみんさんがおすすめ下さいました。

    ひま師匠のレビューを参考にすると良いとのことで、直ぐにレビューを読みに行き、これは良さそうだと思ったので、メルカリで11冊一気に購入しました(*´꒳`*)

    一冊目読んでから考えても良かったのですが、
    今村さんと言えば「イクサガミ」ですよね?
    イクサガミが滅茶苦茶面白かったので、信頼感、期待度は抜群です(*´∇`*)


    時代は1770年。江戸中期の物語。

    かつて、江戸随一の火消し「火喰鳥」と呼ばれた松永源吾は、ある火事を境に火消しの仕事を辞し浪人生活を送っていた。

    そんな折、羽州新庄藩の左門が訪ねてくる。
    少額の予算の中で、藩の火消しを命じられ、人

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    2025年05月22日
  • 人よ、花よ、 下

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    ゆっくりと読むはずが一気読みしてしまいました。
    面白い!
    上下巻900頁、一切中弛みすることなく引き込まれ続ける物語でした。
    今村翔吾さんの作品はほぼ読んでいますが最高傑作といっていい面白さでした。

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    2025年05月21日
  • 幸村を討て

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    2025年、9冊目です。

    ここ数年、歴史時代小説の担い手として今村翔吾の作品は、どんどん力強くなっていると感じます。

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    2025年05月20日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    1巻目はぼろ鳶のメンバーを集める回が中心でしたが、今回は火事が起きても鐘がならない(正確にはならすことができない状態)…ならしたら火消の身内が攫われる。ミステリーさが江戸の街を駆け抜ける展開。
    また今回は新之助の眩しい程の活躍と源吾の妻・深雪のキャラクターが引き立った物語でもありました。
    深雪の存在は源吾の人生において絶対必要な存在。そして今回も賢い。田沼意次が目に留まるのも分かる。新之助の深雪に対する失言(笑)こういった会話が彼らの人柄も見えてくる。

    今回は東側地域の大火を抑えるのにありとあらゆることを考えたのではないかと。今とは違い人が必要な時代。ぼろ鳶のみならず、周りの町火消、定火消と

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    2025年05月19日
  • 塞王の楯 下

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    すごく面白かった。戦国時代、戦火にのまれ家族を失ったところを城壁職人(塞王)に拾われた主人公。独り立ちするまでが上巻で描かれ、鉄砲職人との対立と大きな戦での様子が下巻で描かれていた。最後まで息を飲む展開。京極家が、大好きになりました。

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    2025年05月19日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    江戸が舞台、登場人物に馴染みの顔ぶれはなくても、静かに沁みる親子の愛。
    今作は感動よりも涙を誘う名作でした。

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    2025年05月18日
  • 塞王の楯 下

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    さて、下巻。
    国友の最新銃を見極めて源斎が伏見城の戦いに散った後は、まるまる大津城の戦いが描かれ、“蛍”京極高次&穴太衆vs.“無双”立花宗茂&国友衆の一進一退の攻防には手に汗を握る。
    あのあたり住んでいた頃はよく散歩していたが、長等山から浜大津までは結構な距離があるぞ。そこから天守を狙える大筒を操る国友衆も凄ければ、至近に移動した大筒から弾が撃ち込まれる度に石垣を修復していく穴太衆もまた見事。
    双方が人知と気力と肉体を使い果たしての天晴れな戦い振り、とりわけ城主から民までがひとつになった大津城の姿は胸熱もの。
    領地の民を護るため戦いを始め自らの死を覚悟しながら終わらせた高次、その戦いぶりを認

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    2025年05月18日
  • じんかん

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    幼少期、この少年たちの中で誰が松永久秀になるのか、わかりませんでした。信長も一目を置く松永久秀の一生涯の物語ですが、各章の頭に信長が久秀のことを回想するシーンがあり、この各章の頭の信長の部分がなかなか良かったです。久秀は、主家乗っ取り、将軍殺し、東大寺焼き討ちという3悪を行ったとされる人物ですが、宗慶との最後の別れの場面での久秀の言葉に、久秀の人柄が現れていてすごく良かったです。また人間らしい優しさを持ち、配下の武将にも慕われていて、すごく好きな武将になりました。

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    2025年05月17日
  • 塞王の楯 下

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    「男心」というものがあるのならば、今村さんは本当によくわかってらっしゃる。心を掴まれました。
    私は高次が特に好きです。今日一番の大音声で言い放った。「儂は塞王を信じる。皆もその儂を信じてくれぬか」痺れます。
    あの三田村吉助が「どうか助けてやってけれ‼︎」と叫んでいたというところも「かっこよ!」てなりました。

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    2025年05月16日