今村翔吾のレビュー一覧

  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    期待通りの一冊。過去最悪の火付犯が蘇ったかのような家事が相次ぐ中、番付け上位の火消しを狙った闇うちが横行する。黒幕の意図も徐々に明らかになる。完全な悪意、自己満足からのものではなく、目的だけ見れば合理的だが、それが他人を不幸にすることもあり、切なくもあり、恐ろしくもある。これを、時代小説で描き切る作者の力よ。この巻では、これまで登場した名物火消しが数多く登場し、力を合わせる中で解決に向かうのだが、深雪の活躍含め、ヒーロー大集合的な面白さと痛快さがある一方で、市井の人々の悲しさも際立っている。

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    2024年07月19日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    火喰鳥シリーズから続く大丸のあの人が残した子どもたちにつながっていて、長いシリーズもののように感じて嬉しい。だんだんと、平九郎が探しているものに近づいていると感じられる。人探しを玄九に依頼できるとなって、これからどう動いていくのか、楽しみ。

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    2024年07月16日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    どんな依頼者であろうと、仕事は完璧にこなす。下手人の正体、その理由が悲しすぎる。くらまし屋も炙り屋も、仕事はプロとして揺るぎないが、人を見ている。裏切られたお真の心も家も救われてよかった。

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    2024年07月15日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    老中松平武元の依頼。御庭番の曽和一鉄がその人柄に心酔していく様子が見て取れる。くらませるためのトリックも面白いが、最後、娘と交わした会話、母が残した父への想いが、熱かった。
    一つだけ、私の知識不足からだとは思いつつ、老中は町人のお雪相手とはいえ、結婚を考えるほど真剣交際をしていたにも関わらず、子どもができていたこと。この時代で、この関係性では、あまり婚前交渉をするのがしっくりこなかった。

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    2024年07月15日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    赤也のストーリー。くらまし屋、御庭番、篠崎瀬兵衛、虚と、だんだんと登場人物が増えて絡みも増えてきたし、それぞれの関係性も毎回変化を見せる。阿久多が仕事を断り、舞台を観て涙していたというエピソードがじんときた。

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    2024年07月15日
  • ひゃっか!

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    うぉぉぉお青春!!春乃と貴音がお似合いすぎて、終始ニヤニヤした。ふたりともかわいい。
    さて、このまま続編の3年生編を読……えっ!?ないんですか!?

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    2024年07月09日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    もう一冊、今村翔吾氏の作品です。

    戦国時代の歴史小説で、豊臣秀吉が力を付けて
    頭角を現す場面では必ず出てくる「賤が岳の七
    本槍」。

    加藤清正などの有名な武将が世に知られる契機
    となった戦いです。

    しかし、そこには知られざる八本目の槍が存在
    した、というのが本書の設定です。

    多くの歴史小説では悪役とされる石田三成がそ
    れです

    歴史小説である以上、結果は変わりません。関
    ヶ原の戦いで石田三成は敗れ、討ち取られるの
    はそのままです。

    しかし彼には未来が見えていたのが本書のキモ
    です。

    戦いのない世の中を望み、女性も働くことがで
    きる世の中を望み、武力ではなく経済によって
    世の中が変わる

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    2024年07月10日
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業

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    平九郎の過去が徐々に明らかになるシリーズ第3作。
    今回も一気読みできる面白さでしたが、過去2作より明らかに物語の組み立て、様々な伏線の張り方が秀逸で感心しました。
    前作に続き「羽州ぼろ鳶組」ファンの心をくすぐるシーンが所々に放り込まれていて今村翔吾さんのいやらしさ(褒め言葉)に拍手!

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    2024年07月05日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    終わってしまった…
    と思ったら続くのね
    だから次は『幕間』なのか
    久々に夢中になって読んだ
    もう一度最初から読もう

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    2024年07月04日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    2024/6/27
    大事に読んでるんだけどさ、ちょっと気合い入れないといけない行事があって早めに手を出した。
    だって確実に面白い本持ってないと乗り越えられない時があるじゃない。
    何の言い訳だ。
    今回は大阪へ。
    そう!弾馬がいます!!
    そのかわり新之助はお留守番で出番はちょっとだけ。
    今回は星十郎の回。
    悲しいお別れもありました。
    この位置の人割と死にがち。私油断してなかった。
    過去に出てきたことある人の出し方がホンマに上手で、ババーンって書いてないのにそういう風に出てくるのよね。
    どうなってるの?あれ。
    あと悪者がやっぱり掻き毟るほどの悪者で私の情緒がおかしくなる。
    これぐらいやってもらえると

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    2024年06月30日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    今回の舞台は大阪
    どこの鳶も曲者と癖者だけど根っこは
    同じものを持つ好漢たち
    土御門は許さん…
    そして星十郎がまた頼もしくなった

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    2024年06月28日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    ゆっくりして読みたいのにそうさせてくれない
    展開、今回は特に…
    新之助の大活躍と火消しの家や組を超えた
    絆と言えるべき話
    『イクサガミ』が終わったらこのシリーズを
    Netflixは扱うべき案件

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    2024年06月26日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    トライアウトに始まり
    そこからクセ強集団の火消したちが
    大活躍するその姿はアベンジャーズ
    そしてあの話の点と点が繋がる
    切ないながらちょっと安心した
    またもや電車の中で泣きそうに…

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    2024年06月24日
  • ひゃっか!

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    今村先生の作品は時代物ばかり読んでましたが、この作品で改めて今村先生の凄さを感じました。
    題材のユニークさと主人公とその相方の魅力、そしてストーリー、全てにおいて心を鷲掴みにされました。
    高校卒業して数十年経ちましたが、昔を思い出して懐かしさと羨ましい気持ちになりました。
    少し若返った気にもなれる素晴らしい作品です。

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    2024年06月16日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    The今村翔吾ワールド
    火喰鳥のキャラクターが登場するは、新たな敵キャラが現れるは、主人公の過去に伏線が貼られるは………
    飽きさせませんねー。

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    2024年06月16日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    今回も面白かった。今回は戦いのシーンが多くハラハラの連続だった。惣一郎のシーンも長めで楽しめた。玄九と言う探し屋も登場し今後の展開も広がりそう。今回、頼禅のバトルシーンが出てきたがめちゃくちゃ強い。用心棒としては最強ですね。

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    2024年06月14日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    『九紋龍』に続き、今村作品四作目。シリーズ第四弾。喜怒哀楽、すべての感情が沸き立つ稀有な作品。なにも聞かず読んでくれ!としか言えない…。文句なしの星五つ。パーフェクト。

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    2024年06月09日
  • ひゃっか!

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    生け花バトル全国大会を目指す男女ペアチームの青春物語!華道と大衆演劇めっちゃくちゃおもしろい!
    今村先生といえば歴史小説、イクサガミも矛盾の話も完読して超大好きで、今はじんかんを読んでる途中ですが、こんな熱く切なくドキドキ青春物語ある意味恋愛ものジャンルもいけるとは、おみそれ致しました。瞼の母最高です。

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    2024年06月09日
  • ひゃっか!

    購入済み

    青春ものの傑作

    今村翔吾さんが青春小説を書くとこんな感じなんですね。
    生け花を題材にしながら動きもしっかりある、さすがです。
    お約束のストーリー展開と言えばまあそうですが、安心して最後まで気持ち良く読めました。

    ただ今の時代、貴音みたいなのはすぐにSNSなんかで取り上げられて有名になっちゃうんだろうな、と思いました。

    #感動する #アツい #胸キュン

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    2024年06月01日
  • イクサガミ(4)

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    ネタバレ

    癖は強いが画力は高い。特に剣戟描写が上手く、幻刀斎を三助が迎え討つ俯瞰構図も素晴らしい。
    この巻はほぼ原作準拠で要点絞って端折った感じ。逆に原作読んだ時にはあまり意識していなかった無骨戦後(察して)の右京の表情が実に恨めしそうで、細かいところまで丁寧に描かれているなと。

    (余談)しかし原作でも思っていたけど、継承者に問題があった場合、それを処罰するために継承者より強い裏流派が存在して監視してるのなんというかその……行き過ぎた体制の矛盾というか本末転倒というか、バグじゃね……
    もう朧流が本流となって、京八流はそれぞれの奥義継承者八人が総がかりで朧流が道を外さないよう監視するための支流であったほ

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    2024年05月22日