今村翔吾のレビュー一覧

  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    終わってしまった…
    と思ったら続くのね
    だから次は『幕間』なのか
    久々に夢中になって読んだ
    もう一度最初から読もう

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    2024年07月04日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    2024/6/27
    大事に読んでるんだけどさ、ちょっと気合い入れないといけない行事があって早めに手を出した。
    だって確実に面白い本持ってないと乗り越えられない時があるじゃない。
    何の言い訳だ。
    今回は大阪へ。
    そう!弾馬がいます!!
    そのかわり新之助はお留守番で出番はちょっとだけ。
    今回は星十郎の回。
    悲しいお別れもありました。
    この位置の人割と死にがち。私油断してなかった。
    過去に出てきたことある人の出し方がホンマに上手で、ババーンって書いてないのにそういう風に出てくるのよね。
    どうなってるの?あれ。
    あと悪者がやっぱり掻き毟るほどの悪者で私の情緒がおかしくなる。
    これぐらいやってもらえると

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    2024年06月30日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    今回の舞台は大阪
    どこの鳶も曲者と癖者だけど根っこは
    同じものを持つ好漢たち
    土御門は許さん…
    そして星十郎がまた頼もしくなった

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    2024年06月28日
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組

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    ゆっくりして読みたいのにそうさせてくれない
    展開、今回は特に…
    新之助の大活躍と火消しの家や組を超えた
    絆と言えるべき話
    『イクサガミ』が終わったらこのシリーズを
    Netflixは扱うべき案件

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    2024年06月26日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    トライアウトに始まり
    そこからクセ強集団の火消したちが
    大活躍するその姿はアベンジャーズ
    そしてあの話の点と点が繋がる
    切ないながらちょっと安心した
    またもや電車の中で泣きそうに…

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    2024年06月24日
  • ひゃっか!

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    今村先生の作品は時代物ばかり読んでましたが、この作品で改めて今村先生の凄さを感じました。
    題材のユニークさと主人公とその相方の魅力、そしてストーリー、全てにおいて心を鷲掴みにされました。
    高校卒業して数十年経ちましたが、昔を思い出して懐かしさと羨ましい気持ちになりました。
    少し若返った気にもなれる素晴らしい作品です。

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    2024年06月16日
  • 春はまだか くらまし屋稼業

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    The今村翔吾ワールド
    火喰鳥のキャラクターが登場するは、新たな敵キャラが現れるは、主人公の過去に伏線が貼られるは………
    飽きさせませんねー。

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    2024年06月16日
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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    今回も面白かった。今回は戦いのシーンが多くハラハラの連続だった。惣一郎のシーンも長めで楽しめた。玄九と言う探し屋も登場し今後の展開も広がりそう。今回、頼禅のバトルシーンが出てきたがめちゃくちゃ強い。用心棒としては最強ですね。

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    2024年06月14日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    『九紋龍』に続き、今村作品四作目。シリーズ第四弾。喜怒哀楽、すべての感情が沸き立つ稀有な作品。なにも聞かず読んでくれ!としか言えない…。文句なしの星五つ。パーフェクト。

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    2024年06月09日
  • ひゃっか!

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    生け花バトル全国大会を目指す男女ペアチームの青春物語!華道と大衆演劇めっちゃくちゃおもしろい!
    今村先生といえば歴史小説、イクサガミも矛盾の話も完読して超大好きで、今はじんかんを読んでる途中ですが、こんな熱く切なくドキドキ青春物語ある意味恋愛ものジャンルもいけるとは、おみそれ致しました。瞼の母最高です。

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    2024年06月09日
  • ひゃっか!

    購入済み

    青春ものの傑作

    今村翔吾さんが青春小説を書くとこんな感じなんですね。
    生け花を題材にしながら動きもしっかりある、さすがです。
    お約束のストーリー展開と言えばまあそうですが、安心して最後まで気持ち良く読めました。

    ただ今の時代、貴音みたいなのはすぐにSNSなんかで取り上げられて有名になっちゃうんだろうな、と思いました。

    #胸キュン #感動する #アツい

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    2024年06月01日
  • イクサガミ(4)

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    ネタバレ

    癖は強いが画力は高い。特に剣戟描写が上手く、幻刀斎を三助が迎え討つ俯瞰構図も素晴らしい。
    この巻はほぼ原作準拠で要点絞って端折った感じ。逆に原作読んだ時にはあまり意識していなかった無骨戦後(察して)の右京の表情が実に恨めしそうで、細かいところまで丁寧に描かれているなと。

    (余談)しかし原作でも思っていたけど、継承者に問題があった場合、それを処罰するために継承者より強い裏流派が存在して監視してるのなんというかその……行き過ぎた体制の矛盾というか本末転倒というか、バグじゃね……
    もう朧流が本流となって、京八流はそれぞれの奥義継承者八人が総がかりで朧流が道を外さないよう監視するための支流であったほ

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    2024年05月22日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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    期待通りの一冊。江戸時代の小説で吉原を扱ったものは多いが、遊郭内の火消しを扱ったものはほとんどないんじゃないか。遊郭は火事で全焼すると域外での臨時営業が認められ、この間の税金は免除されるとのこと。したがって、ボヤではなく全焼した方が、経営者にとっては儲かる場合があり、遊郭で働いている下女や下男が死んでも構わないという考え方になる。一方、お上からは、大火事を出さないよう火消し組を組成させられているが、全くもって形式的なものに過ぎない。この特殊な働き方が、ぼろ鳶のストーリーと良く合っていて、今回も一気読み。それにしても良いチームだなあ。

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    2024年05月16日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    疾走する如く読み切ってしまいました。色々と思考を巡らせることなく、今村さんが描かれているストーリーをそのままを読んで楽しめる。ワクワク、ハラハラ、ドキドキするのだけれど、決して期待が裏切られることがない。安心?して読み進められる感覚がとてもよかった。

    江戸時代中期、田沼意次が老中となっていた頃の時世を背景に公儀隠密、侍、忍者といった武士階級。農民、商人、大工といった市政の人々が大活躍する大冒険活劇、といった作品。

    元隠密であった寺子屋の師匠と筆子たちの師弟愛や夫婦愛を中心に据えてストーリーが展開されます。喜怒哀楽の様々な要素が組み込まれており、読むスピードを抑えることが難しかった。

    今村

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    2024年05月15日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    何とも切ない物語だった。相手の素性がわかったとしても尚プロとして仕事を全うしなければならないのはとても辛い。タイミングの差とはいえ不条理を感じる。表の顔、裏の顔を持つ裏稼業の性なのだろうか。今回も面白かったです。

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    2024年05月14日
  • 教養としての歴史小説

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    歴史小説の楽しみかたを教えてくれる一冊。
    同時に、今村翔吾さんがどのような作家から影響を受けて自身の作品を創作しているのかも知ることができます。

    今村翔吾さんの作品「寒王の盾」をきっかけに歴史小説にハマった私。これまで手に取ったことがない多くの作家、作品が紹介されており、まだまだ楽しみがあることに気付かされました。

    「教養」というと堅苦しい、肩肘を張った表現ですが、あとがきに書かれている「心を耕すこと」と捉えると、もっと気軽に自分の生活に歴史小説を読むことを取り入れることできると思います。

    さ、次はどの作品を読もうかな。

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    2024年05月07日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    通勤途中で読んでいたら、
    序盤から危うく泣きそうになり、
    途中でやめました。苦笑

    ぼろ鳶シリーズの主人公、松永源吾の父親世代の話です。
    シリーズ9まで来て0が出てくるのは、
    さながらスターウォーズでした。笑

    炎聖と呼ばれた伝説の火消し、
    尾張藩火消頭取の伊神甚兵衛。
    彼がダークサイドに堕ちることになるのですが、
    読むのが辛かったです。
    でも、ここを読まないと結末に辿り着けない…と。

    本編ではもう殉職していない火消が多数登場します。
    そっか、こんな感じだったのかと物語が広がる感じが。

    そして源吾が源吾で、
    さらに若くてとんがってる感じが良かったです。笑
    勘九郎も。

    菩薩と言われる進藤内

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    2024年05月05日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    後半はティッシュなしでは読めませんでした。
    読書しながら泣く私を、愛犬が怪訝な目で見てました。笑

    毎回、
    絶体絶命な場面や
    苦しくなる場面があって、
    それを仲間たちと超えていく、
    あきらめない姿に泣かされます。

    本作は、
    前作の零(エピソード0)で登場した、
    元尾張藩火消頭取の伊神甚兵衛が登場します。
    主人公である新庄藩火消(通称ぼろ鳶)頭取の
    松永源吾の父親は、甚兵衛を助けるために殉職します。
    火事のなか、父と死んだはずの甚兵衛。
    18年の時を経て、なぜ今姿を見せたのか。
    奇妙な火事が発生する。
    下手人は甚兵衛なのか。

    黄金の世代と言われた源吾たちは、
    年を重ね、父と同様に若い鳶たちを

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    2024年05月05日
  • てらこや青義堂 師匠、走る

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    これはよかった本当によかった。わたし的には文句なしの星5つ。江戸、忍び、子どもたち、教育、守りたいもの等々、わたしの好みのトピックが勢揃い。火喰鳥のシリーズより面白かった。もっともっと高く評価されてほしい!!

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    2024年05月03日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    『夜哭烏』に続き、今村作品三作目。今回も熱〜い作品でした!最強の火消、辰一こと"九紋龍"の背景描写が巧みすぎて、作者の才能が怖いわw 彫り物の件なんて感心してため息しか出ない…。最後は、我らがヒロイン・深雪さま(?)が大活躍し、良い結末であった。星四つ半。

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    2024年04月28日