今村翔吾のレビュー一覧

  • 人よ、花よ、 下

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    たまらん。泣ける泣ける。偉大な父を持つがゆえに、その遺志を継ぐことを当然視された若者二人、楠木正行と後村上天皇。両者の魂の交流。二人が「生きたい」と心情を吐露するシーンで号泣。南朝の将として戦った正行が上巻で北朝に降ろうという考えを持っていることに「?」と思っていたが、下巻で「そういうことか!」と分かってまた号泣。結局歴史を動かした傑物とか歴史と抗った英雄を描くのではなく、歴史の中で己に押し付けられた重圧に耐えて、己の望む生き方を選んだ若者の姿を描いているんやな。上巻の自分の読みの浅はかさを反省。そしてまた本来正行にとっては憎い仇の子である坊門親忠の人物設定、泣ける。この人物もまた父親のなした

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    2025年09月22日
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組

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    うっ、久々に出逢えたって思えた佳本‼︎
    早々に何度も読み返す、探す。また逢う、納得する。
    そして気がつく…表紙火消しじゃない…花火師だね。

    シリーズで勝手にぼろ鳶以外というかめっちゃファンとなってきてた。二人。
    加賀鳶頭取並一番組頭 隻鷹 詠兵馬 と、
    町火消に組小組頭 宗介が、
    たくさん登場して、おりまして。
    そして、始まりの真秀 秀助と、め組の鳶となる藍助の話。
    〜狐火をもう眠らせてやってくれ〜
    そっか、こっちも町火消い組前の頭 青狼 白狼 金五郎の息子 慶司(番付狩)
    鳶市のお話、も。
    新人鳶教練の指導役となる源吾。加賀鳶大音勘九郎、詠兵馬、清水陣内。町火消い組頭漣次。畑山監物。任正寺

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    2025年09月21日
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組の四冊目です。

    今回の舞台は京都です。
    いいですね京都(*´∇`*)
    大好きです。何度でも行きたいです♪

    長谷川平蔵さんに呼び出され、松永源吾、加持星十郎、武蔵が京都に向かう。
    火を用いた奇怪な連続殺人が起きていた。
    犯人は誰なのか?
    新之助、寅次郎、彦弥、深雪は江戸に置いたまま、、、彼らの力があったなら、、、、
    この限られた人材で、犯人を捕まえられるのか??


    私の推しは、勝手に一休さんっぽいなぁって思っている、鳥越新之助なのですが、今回彼の出番はありません。゚(゚´ω`゚)゚。
    もう今回の主役は長谷川平蔵さんでしょう!!!あなたが1番かっこいいで賞です!!


    今回はミス

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    2025年09月20日
  • 塞王の楯 下

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    守る盾攻める矛、目の前で戦が起こっているような思いでハラハラドキドキした。読む事が止められないという本に久々に出会った。

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    2025年09月20日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    今までので1番よかった。バカ息子をくらます今回の勤め、道中はモヤモヤもあったが、結果的にすっきり終わり、心にジンとくるものがあった。

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    2025年09月20日
  • 蹴れ、彦五郎

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    織田信長の孫の話が好きだった。優れた祖父を持ち、でも自分は自他ともに凡人と認識している。それでも部下のために何ができるかをわかっていて、実行できる。すばらしいお殿様だと思う。
    物語のその後!それぞれの人物がどうなったかも教えてくれるので、本当にこの世にいた人なんだ、と改めて感じられる。

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    2025年09月18日
  • 人よ、花よ、 下

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    イクサガミが話題になっていたけど、こっちが真骨頂でしょ。

    エンタメ要素をふんだんに盛り込んだ歴史小説。
    最高潮の盛り上がりと独特の涼やかさを兼ね備えたラストシーン。
    文句なしの傑作。

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    2025年09月18日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    凄くよかった。
    みんなカッコいい。黄金の世代がまんまワンピースの最悪の世代って感じ。
    あとがきで、シーズン1の終わりってなってたから、まだまだ続けて欲しい。

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    2025年09月16日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    今までの集大成が始まった!って感じ。
    早く先を読みたいけど、終わらせたくない。
    こんな感覚久しぶり。

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    2025年09月11日
  • 幸村を討て

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    ネタバレ

    これはすごい。
    戦国の世の終幕を迎えた兵たちの多様な生き様を6つの章と真田の章から鮮やかに浮かび上がらせていて、それに加え家族愛をいたるパートで強調していて何度も感情を揺さぶられた。これらの要素を大坂の陣のミステリーを解き明かすものとしてぎゅっと内容を濃縮させた本書は本当に本当に面白かった、、、
    「幸村を討て!」最後の信之による伏線回収はミステリー小説としての本書を確立するものであり、「真田の戦い」を通して歴史小説としても文句のつけようがないほど面白かった。すごいこれは本当にすごかった、、、、

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    2025年09月11日
  • 幸村を討て

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    ネタバレ

    読んでいてこんなに胸踊る小説は初めてだったかもしれない。
    真田幸村が歴史上の人物で一番好きだが、
    途中まで「え?これ、、、幸村悪いやつ、、、?」と疑ってしまうほどだった。
    そのときの幸村像が今までのイメージと全く違って、冷たくて底知れぬ恐ろしさがあった。
    読み進めていくにつれ、「これは、、、。?
    優しい人なのか?どっちなんだ〜!?」と考えすぎて自分でも笑ってしまうほどこの謎にハマってしまった。
    今村さんの小説はまだ読んだことがなかったが、こんなに文章が読みやすくて面白いならもっと読みたいと感じた。
    この本は歴史が好きな人なら、とても面白く読めると思う!
    とにかく最高だった!

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    2025年09月09日
  • 海を破る者

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    伊予の有力豪族である河野氏の26代当主の通有が主人公。承久の乱で没落し身内の争いの絶えなかった河野家を一つにまとめ、元寇で大活躍して河野氏中興の祖と呼ばれるようになった。当時の瀬戸内海での活躍が生き生きと描かれており、元寇では御家人たちが世界最大規模の艦隊を相手に勇敢に戦い、台風襲来まで優勢を維持していたことは新鮮な驚きだった。一方で、自分の先祖が全く登場しない寂しさも感じた。

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    2025年09月08日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    賤ヶ岳七本槍プラス石田三成
    彼らは秀吉の小姓仲間で幼馴染
    石田三成ってすーっごく頭いい人やったんやなぁ!
    歴史に疎くて、(今から詳しくなるもんっ)
    7本槍の人も加藤清正って名前はギリギリ分かるかなー程度。
    でももう佐吉に虎之助!賢くなった!

    7本槍それぞれの視点で石田三成こと佐吉との関わりや関ヶ原前後のことが語られていて、関ヶ原で敵味方になったり寝返ったり、それにもそれぞれちゃんと事情があって。。
    読み進めるにつれて繋がっていくと同時に大人になって大名になったりですれ違いながらも、最後はなんだかんだみんなお互いを思いやっている幼馴染の感じがすごくよかった。
    読みながら助右衛門辛かったねぇ

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    2025年09月05日
  • ひゃっか!

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    花活けバトルのことはニュースでみて存在はしっていました。
    華道の知識が沢山でてきて難しく読みづらいといったことは全くなく、
    主人公の花への愛情や大会にかける思い、
    同じく大会にパートナーとして出てくれる相手との信頼や絆の深め方、主人公に優しくしてくれるライバル達や先生方相手のご家族等、キャラクターが魅力的且つ主軸の花活けバトルの花が鮮やかに彩ってくれる
    読んでいるこちらも感情移入してハラハラしたり感動したり、ドキドキしたりと読んでいて楽しかった。
    また主人公は普通の女の子かもしれないが、花を愛し、大会への思いを諦めないその輝きが素敵な人だと思えた。

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    2025年09月04日
  • 黄金雛――羽州ぼろ鳶組 零

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    解説にもあったけど、まさにワンピースの過去編!という感じ。
    色んなところに色んな人が隠れててそれを探すのも面白い。
    勘九郎と兵馬のところ。源吾とお父さん。
    泣かずにはいられない。

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    2025年09月04日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    石田三成をキーマンとして、同じ世代の武将たちが新たな解釈で歴史を紐解く連作短編小説。読み尽くした戦国時代を新鮮な物語に生まれ変わる。そして「八本目の槍」の意味が…。同志の絆は様々だが、温かみがある。今村翔吾の著作は初めてだが、その才能は出色。

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    2025年09月07日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    火事が起こっているのに鳴らない太鼓、出動しない火消たち。いったい何が起こってるのか?読み始めたら続きが気になり止まらない。自分たちよりも江戸の人々をや助けるために真っ直ぐなぼろ鳶始め、火消たちに胸が熱くなり、じんわり涙が浮かぶ。

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    2025年09月01日
  • 幸村を討て

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    名将、真田幸村の生涯に巧みにミステリーの要素を織り込みながら描かれる物語。
    題名「幸村を討て」に込められた真意がすごい。
    そして、戦乱の只中にあっても揺らぐことのない真田家の家族の絆に、ただただ感動。

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    2025年08月31日
  • 人よ、花よ、 下

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    こういう結末になるとはわかっていても、何処かチーム楠木に期待してしまいました。まさかの天皇との友情?など、惹き込まれる要素が随所にあり、一気に読み終えてしまいました。
    素晴らしい作品です。

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    2025年08月27日
  • 童の神

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    「童」とは、今でこそ子どもを意味する言葉ですが、平安時代では全く違う意味を持っていました。鬼や土蜘蛛と同じように、京の人々が自分たちと異なる土着の民を蔑んで呼ぶ差別的な言葉だったのです。

    本作の主人公・桜暁丸は、皆既日食の日に生まれ「禍の子」と呼ばれます。京人に父や故郷を奪われた彼は、各地に暮らす「童」たちを集め、朝廷との闘いに挑みます。その姿は、やがて伝説に語られる「酒呑童子」として記憶される存在へとつながっていくのです。

    一般的に酒呑童子は、源頼光らによって討たれる「鬼」として知られています。けれどこの物語で描かれるのは、その鬼がもともと人であり、虐げられ居場所を失った者たちだったとい

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    2025年08月26日