茜唄(上)

歴史・時代 2位

茜唄(上)

1,980円 (税込)

9pt

これは、生命(いのち)の唄。
これは、家族の唄。
これは、愛の唄。
直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」!
生きるとは何か、今、平気物語に問う――著者
人は飯を食い、糞をして、眠るだけではない。人は元来、唄う生き物なのだ。
それは生きていることを誰かと共に喜び、この世に生きたことを留めんがためではないか。――(本文より)

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1~2件目 / 2件
  • 茜唄(上)
    1,980円 (税込)
    これは、生命(いのち)の唄。 これは、家族の唄。 これは、愛の唄。 直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」! 生きるとは何か、今、平気物語に問う――著者 人は飯を食い、糞をして、眠るだけではない。人は元来、唄う生き物なのだ。 それは生きていることを誰かと共に喜び、この世に生きたことを留めんがためではないか。――(本文より)
  • 茜唄(下)
    1,980円 (税込)
    これは、戦の唄。 これは、涙の唄。 これは、希望の唄。 直木賞作家・今村翔吾が描く、夫婦の絆。新聞連載時より話題沸騰の歴史エンターテインメント! 歴史とは、勝者が紡ぐもの――。では、何故『平家物語』は「敗者」の名が冠されているのか?『平家物語』が如何にして生まれ、何を託されたか、平清盛最愛の子・知盛の生涯を通じて、その謎を感動的に描き切る。平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは。平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経……時代を創った綺羅星の如き者たち、善きも悪きもそのままに――そのすべて。

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茜唄(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    平家が滅んだものと知りながら読む平家主役の物語は、知盛を知れば知るほど、好きになればなるほど、辛くなってしまう。知盛の優れた戦略に対し、それを上回る切り返しで勝利を重ねる義経。彼らに心酔する教経と弁慶。どす黒い後白河法皇と、それを上回る頼朝。それぞれの性格や思惑が絡まってねじれて、勝ち負けだけでなく

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    武士、貴族、天皇、上皇。それらの勢力が複雑に入り乱れた時代。
    驕れる平家は久しからず。
    覇を独占していた平家が、清盛死後、衰退していく。
    福原遷都、京都還都、そして、平氏の都落ち、木曽義仲の入京。
    上巻では、
    相国最愛の子『平知盛』を中心に、木曾軍を完敗させた「水島の戦い」までを描く。

    聞き覚えの

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    今村翔吾版『平家物語』。この人の人物の捉え方は変わっている。あゝ、この人はこういうことを考えて行動していたのかと新たな側面に気付かせてくれる。

    0
    2023年11月19日

    Posted by ブクログ

    物語の継承(作中現在)と当時の回想(メインパート)の2つの時間軸で語られる平家物語。非常に抒情的な語り口で引き込まれてしまう。そして、滅びゆく平家を応援し、涙するのだ。
    主人公である平知盛と知盛を兄者と慕う平教経のキャラ造形や関係性はある種の層にめちゃくちゃ刺さりそう。その他にも現宗主の宗盛やその他

    0
    2023年10月06日

    Posted by ブクログ

    平家物語が誰によって紡がれたのか、その謎を主軸に、平家側の視点から話が展開する。
    家族としての平家を描くこと、武士の世をつくることなど、かなり面白い。

    歌を伝えているものが誰なのかも謎の一部。面白い。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    最後の方から色々分かってきたからどんどん面白くなってきました。下巻もこの流れで期待しています。読むのがとても楽しみです。【小5】

    0
    2023年08月11日

    Posted by ブクログ

    今村氏の書く平家物語は実に新鮮だ。
    現代的な魅力あふれるキャラクターで若い世代でも古臭く感じず楽しめる。言葉の選び方はしっかりと時代に沿っており、蘊蓄にうるさい歴史小説ファンの心も掴みそう。私は大河ドラマなどで平家物語のあらすじをざっくり知っている程度だが、今村氏の原作で大河ドラマを作ってほしいと思

    0
    2023年08月04日

    Posted by ブクログ

    平清盛の4男にして、病に亡くなった兄や病弱な兄に代わり平家一門を率いる知盛
    知盛を兄のように慕う教経
    滅びゆく平家をいかに戦いに勝利に結びつけようと奮闘する二人
    先がわかってるだけに辛い

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    源平合戦を平氏の側から見たストーリー。
    話は2つの時間軸に分かれて進みます。一つ目は源氏の世になってから平家物語が生まれる瞬間。平氏の語り部から琵琶法師が話を受け継ぎます。二つ目は源平合戦の只中。平家の公達、知盛を主人公に話は進みます。

    歴史は好きなのですが、源氏の側から見ることがほとんどだったの

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    平家物語の冒頭部分しか知らない私でも読みやすく面白く読めた。

    平家物語を後世に伝えるべくある人物が西仏という僧に琵琶の弾き語りを伝授していきながら話しが進行していく。
    登場人物それぞれの個性がハッキリしていて魅力的だ。 後白河法皇と知盛の駆け引きも面白い。
    栄華を極め我物顔だった平家に後半段々と

    0
    2024年06月18日

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