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これは、生命(いのち)の唄。 これは、家族の唄。 これは、愛の唄。 直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」! 生きるとは何か、今、平気物語に問う――著者 人は飯を食い、糞をして、眠るだけではない。人は元来、唄う生き物なのだ。 それは生きていることを誰かと共に喜び、この世に生きたことを留めんがためではないか。――(本文より)
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Posted by ブクログ
知盛を中心とした平家物語。知盛の設定や教経との関係性が良い。上巻ラストの教経の余裕は粋でした。また経盛このヤローと思いながらも経盛この叔父ーとなるのも個人的に熱いポイントでした。改めて、書き手により様々な色のある平家物語ですが、どの物語も平家の人たちの一門としての愛が清盛を中心に広がっているのが美し...続きを読むいなと思います。
歴史には滅法弱いんよね〜(全然わかってないという意) でも今村さんだから……と読みました。 歴史苦手な理由 ・名前が覚えられない ・人の思惑が錯綜していてよくわからん(したがって大河ドラマもよくわからん)(朝ドラなら理解できる) ・そもそも日本史弱すぎる…… しかし結果、上下読み終わった今、平安...続きを読む時代をノートにまとめ直して勉強しなおしてます。 こんな私に「この時代のことを知りたい」「平家と源氏のことを知りたい」「後白河上皇って何者?」「木曾義仲ってどんな人?」と興味を持たせたこの作品は素晴らしすぎる……! 中学生の私がこれを読んだらめちゃんこ学習して勉強できる子になったのでは? 最初は全然読み進められませんでしたが、途中から怒涛でした。
まったく歴史のこと分からないが、詳し方でも、どちら側の視点で見るかで印象がかなり違くなると感じた。 いつの時代もなかなか、平和な世の中は続かないのだと歴史が物語ってる。 戦以外にも、家族愛や唄など見所がたくさんある作品です。 難点はみんな同じような名前で混乱します。
誰もが知る史実を「実はこうだったのでは?」というロマン溢れる時代小説です。 あの平家物語が生み出される経緯を源平合戦の推移と共に、紡ぎ出されています。 なぜ、平家物語は口伝であったのか。 なぜ平家物語は「敗者目線」で語られているのか。 1000年後の我々に託したメッセージを真摯に受け止めるこ...続きを読むとができる一冊です。
平家が滅んだものと知りながら読む平家主役の物語は、知盛を知れば知るほど、好きになればなるほど、辛くなってしまう。知盛の優れた戦略に対し、それを上回る切り返しで勝利を重ねる義経。彼らに心酔する教経と弁慶。どす黒い後白河法皇と、それを上回る頼朝。それぞれの性格や思惑が絡まってねじれて、勝ち負けだけでなく...続きを読む、それをどう受け入れるかまでを丁寧に描いている。 知盛が京都に義経を訪ねていくシーンがとても好きだ。昔助けた貴族のご婦人を通じて、天敵とも言える後白河法皇と直接交渉し、義経に邂逅する。それぞれの人物が頭脳を巧みに働かせて小気味いい。戦にかけて天才的な義経が、自らの命を狙う頼朝の意図には全く気づかないのも、史実を見るとそうなのだろう。 今村さんの時代小説は、登場人物が生き生きしていて、毎回好きになってしまう。一部創作が含まれているだろうが、史実への説得力を増す描き方で、彼らをとても近く感じられる。今村さんの歴史上の人物たちや作品への愛情を感じる。
武士、貴族、天皇、上皇。それらの勢力が複雑に入り乱れた時代。 驕れる平家は久しからず。 覇を独占していた平家が、清盛死後、衰退していく。 福原遷都、京都還都、そして、平氏の都落ち、木曽義仲の入京。 上巻では、 相国最愛の子『平知盛』を中心に、木曾軍を完敗させた「水島の戦い」までを描く。 聞き覚えの...続きを読む無い人も、沢山登場するので、名前が覚えられず、相関図を書いたメモを片手に読むので、時間がかかる。 狡猾な後白河法皇が、どうしても、西田敏行氏と被るのは、2年前の大河の影響か?
今村翔吾版『平家物語』。この人の人物の捉え方は変わっている。あゝ、この人はこういうことを考えて行動していたのかと新たな側面に気付かせてくれる。
物語の継承(作中現在)と当時の回想(メインパート)の2つの時間軸で語られる平家物語。非常に抒情的な語り口で引き込まれてしまう。そして、滅びゆく平家を応援し、涙するのだ。 主人公である平知盛と知盛を兄者と慕う平教経のキャラ造形や関係性はある種の層にめちゃくちゃ刺さりそう。その他にも現宗主の宗盛やその他...続きを読む平家一門、後白河法皇(cv:中尾隆聖)などはキャラが立っており、歴史物をあまり読まない人でも読みやすいと思う。一方、源氏の平家討伐先鋒とも言える木曽義仲は下巻で活躍するのかもしれないが、この巻においてはあまり強い印象は受けなかった。どことなくNPCじみている。 しかし、木曽勢が現在の岡山県児島まで進出して平家と戦っていたことは知らなかった。京都以西のエリアの戦闘は源義経担だとばかり……読む前は章タイトルの『水島の戦い』てどういうことやろか?と思っていたけど、文字通り岡山の水島のことか(瀬戸内で育ったので出てくる地名がどれも印象深く、はいはい、あの辺ね!てなる) 黎明期の武家の在り方を模索しつつ、一つの遠大すぎる答えに辿り着いた清盛、知盛親子。ある意味突拍子ない画餅にも思えるが予想を超えた面白い発想だった。 (余談ながら、奇しくも架空の日本を舞台にした漫画『日本三国』が似たような日本の分割をし、かつ西日本の支配者が平姓であることを思い出した。) さて、上巻では未だに義経も頼朝も登場しておらず割と緩やかに時が進んだ感があったものの、下巻は息つく暇なしな怒涛の勢いで、そしてより悲壮感のある展開になりそう((((;゚Д゚))))))) そして、平家物語を受け継ぐ者こそ上巻で判明したが、果たしてこの語り部は誰なのか?それもまた気になる(見逃してないよね?)
平家物語の現代版です。 平清盛の最愛の息子である知盛が主人公です。 平家物語は学生の頃に誰もが一度は触れる古典ですが、多くの人がそうであるように私も授業でしか読んだことがありませんでした。 教養のひとつとして改めてきちんと読んでみたいと思い、話題になっていた本作を手に取ってみました。 とても読み...続きを読むやすいです。 日本史があまり得意ではなかった私でも理解できます笑 上巻は平清盛が逝去し平家が窮地に立たされるところが中心となっています。 下巻ではおそらく没落していく様子が描かれると思うのですが、史実から結末を知っているとはいえ今から読むのが少し切ないです……
今村版平家物語 主人公は清盛の息子の「知盛」。あえて清盛ではなく息子を主人公にする、さすが今村翔吾と思える。 平家滅亡の物語、結末も全部知っているのに、面白くてページをめくる手が止まりません。 下巻は義経登場とのこと、かなり期待してます。
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