今村翔吾のレビュー一覧
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若かりし頃の黄金世代が活躍する本作
どうしても従来ぼろ鳶だと共闘してもお家や組織が絡みついてしまうが、本作は期待株ではあるものの未だ一火消であることも相まって、よりそれぞれの性質に伴う行動をしているところに好感が持てる。(一部は既に役目に囚われることになったが…)
そして、やっぱりこういうのはさ刺さ...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかった!いよいよ沼にハマったって感じです(笑)
ハラハラ、ドキドキ、ニヤニヤ、キュンキュン♡色んな感情を引き出してくれる作品。
後半は男気に鳥肌と涙が止まらず。命を懸ける火消たちの覚悟、家族愛。カッコよすぎます!
ぼろ鳶組のみんなは言わずもがなだけれど、2巻は田沼さまのユーモアと心の広さ...続きを読むPosted by ブクログ -
一巻、四巻、そして本作九巻が、ぼろ鳶シリーズ三本柱か、と思うほど好き。
推しの星十郎先生が主だから、というのは否めないけれど、読後、表紙を眺めた時に泣かない人はいるんですか!?
緋鼬に立ち向かう星十郎、双風神の文字、彼方に見える人影(だと思うが真相はいかに)…こんな表紙完璧だろ…。Posted by ブクログ -
今回も熱い一冊でした。
予算の都合で規模縮小を迫られる小藩の火消ながら、どこかぼろ鳶組に通じる雰囲気がある仁正寺藩火消。一方で装備も人員を背景に実力を兼ね備え、かつ頭取は人格者として地元の圧倒的な人気があるのに何故か不審な伏線を感じる八重洲河岸常火消。
これら2つの火消の物語に、主人不在の加賀藩と新...続きを読むPosted by ブクログ -
元公儀隠密が営む寺子屋を舞台に、将軍暗殺を目論む一団との闘いが描かれる。
子弟の絆、家族や夫婦の愛、友情、人情、復讐劇、剣劇、忍者など、あらゆる時代小説の醍醐味がこの一冊に凝縮しており、一気に読まされてしまいました。
よくここまで、詰め込めるものと感心するほどで、しかも物語としても目が離せ...続きを読むPosted by ブクログ -
火喰鳥に続き一気読み。
一作目でうまくキャラ立ちを確立させた上での本作はひとつの大きな事件に立ち向かうぼろ鳶組の活躍を描く。
其々のキャラクターは更に洗練されて魅力度が増し、江戸の火消衆との複雑な関係性もまたぼろ鳶組が一段上の世界で輝くように見せているが、それも嫌みに感じないのが作者のバランス感覚な...続きを読むPosted by ブクログ -
「羽州ぼろ鳶組」の8冊目。
遂に新之助が主役の巻だと思っていたら、裏表紙を見てビックリ!『豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配され、一家の娘を人質に逃走を続け…』って、どういうこと!?
というわけで慌てて本編に入ったけど、早い段階で、新之助に限ってそんなことはないわなぁ、何か訳ありだよねという...続きを読むPosted by ブクログ -
融通の効かない、ただただ生真面目なだけの人物として描かれることの多い石田三成を、不器用ではあるものの、とにかく自分の守りたいと思うもののために動いている人物として描かれており、これまであまりない人物像だった。また、反目していたように描かれることの多い賤ヶ岳七本槍のそれぞれの人物に対して、互い意見はぶ...続きを読むPosted by ブクログ
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毎週、ワクワクどきどき。もうすぐ甲子園出場がきまる。16年間連載の因縁の対決。青道と稲実 沢村と降谷が大エースの成宮に勝てるか!
御幸の世代で青道が勝たないとなんのカタルシスもわきません。必ず勝つと信じて祈るように読んでいます。 -
遂にくらまし屋シリーズも追いついてしまいました
ちょびっと悲しいw
それにしてもどんどん面白くなっていくなー
今回は赤也が自分の過去にケリをつける回
そしてぼろ鳶ちょい見せ(今回は秋仁)と表紙でちょいネタバレも健在w
虚の3人の達人で最後の1人、九鬼も登場
井蛙流の奥義もめちゃめちゃかっこいい技...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに面白いぼろ鳶!
京都を舞台に源吾と星十郎先生、武蔵が大活躍!
寅さん、彦弥、新之助の出番がほぼ無いが、平蔵、銕、蟒蛇さん等、魅力的な人物が代わりに活躍。
1巻が最高であることに変わりは無いが、本作も中々奇怪な手口の火付が暗躍する。最後の見せ場、およびエピローグにて感動する場面もあり。
で...続きを読むPosted by ブクログ -
ぼろ鳶組の零話だけあって、源吾たちの世代の雛時代のお話。
現在にも繋がっていく物語。
序章ではまさかの人物語りでビックリ!
そしてこれまでちらほらと話に上った源吾の父親がどんな人物だったのかも判明。
不器用な姿に胸が締め付けられた。
親世代から子世代へ、悲しみや苦しみと共に火消しの魂は受け継がれてい...続きを読むPosted by ブクログ -
多聞丸達は大名になるために頑張っていますが、その夢を叶えるのは大変です。
しかし、百姓の秀吉は大名になり、天下人になっているので叶えられない夢ではありません。
大名になると言う夢を言えるのはリアルな戦国の世だなと感じますし、裏切りもまたリアルと思いましたね。 -
応援要請を受けて源吾たちは再び関西へ。
今度は京都じゃなくて大阪が舞台。
ここでも癖の強い火消したちがおり、江戸とは違ったルールの元で消火活動を行っている。
火事で起こる緋鼬と言う恐ろしい現象に立ち向かうために東奔西走するが、なかなか足並み揃わず…
だけど、やっぱり熱い男・源吾がやってくれた!
源...続きを読むPosted by ブクログ -
ぐぬぬぬぬ
やってくれたなぁ!今村翔吾さんよぉ!
うちは三姉妹なもんでね
父と娘の話に弱いのよ
しかも嫁入りの話とあってはもうあかん
的確に弱点を突いてきました
なかなかの策士ですわ
そして今回もシリーズ通してのお楽しみ「ぼろ鳶シリーズ」のちら見せかあるんですが、それとは別に田沼意次ががっつり登...続きを読むPosted by ブクログ -
今回のメインは新之助!
あの剣の腕からして期待どおりのアクションシーンだった。
迫力もあって殺陣は格好良い。
追われる新之助と身動きが取れない源吾たち。
追い詰められていくような展開にハラハラしたけど、同時に引き込まれるような緊迫感とスピード感。
新之助と源吾の絆がとっても素敵だった。
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とんでもなく上手いわー
ウィッキーさんによると本作が出されたとき今村翔吾さんまだデビュー2年目とかですよ
とんでもなく上手いわー(2回目)
もう最初から結末は分かっていて読み始めるわけですよね
くらまし屋の3人は必ず成功するわけですから
今後そこを裏切ってくるというパターンもあるかもですが
さす...続きを読むPosted by ブクログ