今村翔吾のレビュー一覧

  • 童の神

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    ネタバレ

    上洛の唄うシーン「男も女も、老いも若きも、生まれも育ちも、そこは人の作った忌まわしき境は何もなかった。」は、まさに往年の桜暁丸が理想とした世の中であり感動した。

    登場人物や舞台の多さ、漢字や熟語の難しさがあり、読み進めるのに苦労した。アニメ化したら絶対面白い。

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    2025年04月16日
  • 人よ、花よ、 上

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    南北朝時代の楠木正成の息子、多聞丸こと楠木正行の物語。

    読み始めは今ひとつの感があったが、金比羅党との戦いや、特に弁内侍が出てきてからは話が様々に道筋を変えていく。
    登場人物の感情の動きや人物の描写が絶妙であり、次を読まないではいられない上巻の終わり方に下巻への期待が高まる。

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    2025年04月15日
  • 茜唄(上)

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    誰もが知る史実を「実はこうだったのでは?」というロマン溢れる時代小説です。

    あの平家物語が生み出される経緯を源平合戦の推移と共に、紡ぎ出されています。

    なぜ、平家物語は口伝であったのか。

    なぜ平家物語は「敗者目線」で語られているのか。

    1000年後の我々に託したメッセージを真摯に受け止めることができる一冊です。

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    2025年04月13日
  • 人よ、花よ、 上

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    誰かのために
    散ってよい命などない。

    終わりなき南北朝の戦い。
    その命運を握る楠木正行の
    「願い」は叶うのかーー。
    朝日新聞連載の歴史巨編、
    待望の単行本化!
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    上下巻で4,000円。
    買うの悩みました。苦笑

    ただ、本作の挿画集を購入したときに、
    (今村翔吾事務所発刊で数量限定という言葉に苦笑)
    これは読むしかない!と決意。笑

    本当は今週末に読み切りたかったのですが。
    ひとまず上巻のみ読み終えました。

    南北朝…については教科書で習った記憶はあっても、

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    2025年04月13日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ3作目。今回も強敵現るといった感じ。やはりおもしろい。深雪との掛け合いもどんどんおもしろくなり最高。

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    2025年04月11日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    火に立ち向かう男達の熱と涙が心を揺らす物語。
    引き込まれるまま読み終えて、ふと思う。
    シリーズ10作以上の続編がある中で、まだ2作目という幸せ

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    2025年04月10日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    竹中半兵衛「完璧なり」。三木城攻略戦で、死の間際、ようやく宿願が叶うところが泣けた。以下引用「人とは不思議なものである。たったそれだけと思えることに一生を賭すことが出来る。他人から見れば、それがどれほど下らないと思えることでもである」

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    2025年04月08日
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組

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     「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第6弾です。帯の「吉原、恋する軽業師」となれば、今回の中心はもしやぼろ鳶組一の色男の"あいつ"か! でも「消さない火消」って何? と想像が掻き立てられます。

     舞台は吉原遊郭。最高位の花魁・花菊は、死して吉原牢獄と決別しようとしていたところ、飛び込んできたのがぼろ鳶組の纏番組頭・彦弥でした。
     吉原では相次いで火の手が上がり、付け火と目されていました。吉原火消の依頼を受け、松永源吾、彦弥ら新庄藩火消が事件解決に挑む展開です。

     これまで女好きのチャラい印象の彦弥でしたが、今回はカッコ良すぎます。死を願う花菊から叶えたい夢を聞き、「願いは叶えてや

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    2025年04月06日
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業

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    ネタバレ

    2025/4/5
    生きてる!
    平九郎さんがんばって!
    過去の罪はなかったことにはならないよ。やっぱり。
    冒頭に子供のころの彦弥がでてきてにんまり。

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    2025年04月05日
  • じんかん

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    戦国武将・松永久秀の一生を綴った時代小説。どの程度史実に則っているのかはわからないが、情に厚い人物像が涙を誘った。分厚いページ数だけじゃない、とてつもない大作。と言いつつ正直、ゲームの「戦国無双」で初めて知った名前でイメージもそっちに引っ張られた状態で読んだので「えっ、こんな感じの人だったの?」って感じに戸惑った。この辺は作者の解釈次第だろうけど。

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    2025年04月02日
  • ひゃっか!

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     全国高校生花いけバトル――高校球児の夏の甲子園に匹敵する、即興の生け花の舞台に挑む高校生たちの、一夏の煌めきのような一冊です。

     主人公は高校二年生の大塚春乃。華道同好会たった一人の会員だけれど、花が好きだった祖母に見せるために、どうしても花いけバトルに出場したいと、一緒に出場してくれるパートナーを探し求める日々を過ごしていた。そんなところにやってきたのは、事情持ちの男子転校生。生け花の素養があるらしいが、家の事情で転校を繰り返し、進級も危ぶまれるほどの成績である彼は、春乃が勉強を教えてくれるなら代わりに花いけバトルに出ると言う。彼が再び転校してしまうまでの、一度だけの夏。青春をかけて花に

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    2025年04月01日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    火事が起きても、鐘を鳴らさぬ武家火消たち…。その理由は、なぜ?
    そして「ぼろ鳶」たちに迫る大きな罠。

    加賀鳶の勘九郎に火消しの矜持を感じ、一橋の化け物と対峙する我らが麒麟児に大興奮!

    田沼様の家臣の山本又兵衛様の今後の動向にも期待。

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    2025年04月02日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    シリーズ2作目。笑いあり涙ありの展開が読んでいて楽しい。消火の描写も緊張が伝わり、つい手に力が入ってしまう。

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    2025年03月29日
  • じんかん

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    塞王の盾に続き2作目の今村翔吾作品。松永弾正久秀、名前を聞いたことある程度だったけど(高校世界史履修)、ひたすら面白かった。
    様々な出会いを経て立身出世していく様は爽快。妬まれることもあるけど、壮大な夢に向かって邁進する姿にエールを送りながら読んだ。
    次読む今村作品は何にしようかワクワクしている。

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    2025年03月28日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    各章で語られる7本の槍。どの登場人物もそれぞれの個性が際立ち、信念を感じる。想いは全員一緒。そしてタイトルでもある8本目の槍。この人物こそが‥。非常に引き込まれるし、現代風の歴史小説といった感じか。とても面白かった。

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    2025年03月23日
  • じんかん

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    松永久秀の悪人のイメージが変わる内容になっています。また、戦国の世の中がリアルに再現されており、今の時代で良かったと結構思わされました。色んな事が伝わってくる良い内容でした。

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    2025年03月21日
  • じんかん

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    さすが今村さん、凄い面白かった。
    580ページに及ぶ長編も難なく読み進められ楽しめた。
    時は室町~安土桃山時代、孤児だった松永久秀の凄絶な半生が信長の回想で語れていく。
    松永久秀?あまり耳にしない武将だ。(自分が無知なだけかも)信長いわく「人の成せぬ大悪を一生のうちに三つもやってのけた」と家康に説明している。しかも二度も謀反をおこしている。この時点で久秀のイメージは悪かったのだが、話が進むにつれ真相は全然違う。松永久秀の言動や人格に心が掴まれていく。
    たくさんの見どころあるが中でも7章の「人間へ告ぐ」で1万の敵の軍勢が迂回して信貴山城を狙っているという情報を奈良の民が自分の命をかえりみず報せて

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    2025年03月20日
  • じんかん

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    戦国時代最も悪名高い武将の一生を綴る物語。
    信長が九兵衛の半生を語り、彼の生い立ちから悪行の真実が明らかとなっていく中で、彼の夢や想い、そしてかけがえのない人間達との出逢いを知ることで、本当の松永久秀という武将を本当の意味で理解できた。
    どこまでが真実でフィクションなのかわからないが、
    ただ1つ言えることは松永久秀の大ファンになった。
    過去1で好きな歴史小説。

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    2025年03月18日
  • 茜唄(下)

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    史実だから結末は知っているのに…涙なしでは読めなかった。知盛はもちろん、すべての登場人物に正直さや人としての情があり、物語の中に深く吸い込まれていくような感覚があった。この先もずっと手元に置いておきたい一冊になった。

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    2025年03月13日
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組シリーズ、3作目。

    序盤から凄惨な事件が起きて、どのように物語に関わってくるのかドキドキしながら読み進めた。
    長谷川平蔵と源吾が事件のあらましを見て、離れた地で、相手のことを想い合っているのが胸にグッときた。

    辰一の生い立ち、「九紋龍」に隠された想いが語られる場面、戸沢正親と対峙する場面で明かされる正親の民への想い、それに対する新庄藩火消の面々の心意気に涙が溢れた。
    源吾の「人は変わるものさ。」「人は何度でもやり直せる。」という言葉、1作目の「火喰鳥」が思い返され、胸が熱くなった。

    今作で一番心に残ったのは、北条六右衛門の「新庄の民は貧しい。しかし決して明日への希みを捨てぬ。

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    2025年03月03日