今村翔吾のレビュー一覧

  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    戦国という厳しい時代を描いてるのに清々しい一冊。石田三成は全然好きでなかったというか興味もなかったけれど、七本槍各々が語る佐吉は間違いなくこの物語の主人公で家を守ってきたと強く感じられて急に興味が湧いてきた。わたしが生きてる今の時代は佐吉が見通した未来とおんなしかな。

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    2024年11月19日
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業

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    まさに幕政の中枢である老中をくらませるという派手な4作目。
    困難な依頼をこなすトリッキーなアイディアも、そのなかでの平九郎の大立ち回りも魅力がある。
    虚の首魁もなんとなく見えてきたし、平九郎も心強い後ろ盾を得たので物語の折り返しを感じる。

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    2024年11月19日
  • 塞王の楯 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    源斎亡き後の石垣職人穴太衆飛田屋を率いる匡介は、関ヶ原合戦の前哨戦となった大津城の戦において、
    4万の西軍を相手に石垣を造り続ける「懸」でで対抗する。

    かたや鉄砲鍛冶職人国友衆の彦九郎は、大筒「雷破」で、匡介の造り続ける石垣を破壊しようとする。

    両者、一歩も引かない攻防の描写に目を離せなかった。

    「源斎は奥義は「技」ではないと言っていた。言葉で伝えても意味がないとも、そしてすでに伝えているとも。
     一つだと何の変哲もない石も、寄せ合い、嚙み合って強固な石垣になる。人もまた同じではないか。
     大名から民まで心一つになった大津城。それこそが、
     --塞王の楯。
     の正体ではないか」

    歴史上

    #アツい #ドキドキハラハラ #感動する

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    2024年11月15日
  • 塞王の楯 上

    匿名

    購入済み

    一乗谷の戦で両親と妹を失った匡介は、石垣職人の穴太衆飛田屋源斎に拾われ、石積みを中心に石垣造りを学ぶ。
    長じて匡介は、大津城の空堀を水で満たす快挙を成し遂げ、大津城主京極高次と妻お初の信を得る。
    匡介の望みは、強靭な石垣という「楯」によって、戦のない世を造ること。

    それに対して、鉄砲鍛冶職人の国友衆彦九郎は、強力な武器である鉄砲という「矛」を造ることにより
    やはり戦のない世を造りたいという望みを持つ。

    同じ望みを持ちながら、その方途は真逆である二人の直接対決は下巻に持ち越される・・・。

    個人的には、守備を固める匡介の想いの方が好きだなあ。

    それと、なんとなくシュッとした美男という勝手な

    #癒やされる

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    2024年11月15日
  • 童の神

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    ネタバレ

    むかしむかしあるところに…で始まるおとぎ話。
    鬼退治伝説の中に出てくる鬼とは何者か??
    もちろん人である。

    今も昔も変わらぬ戦の様、敵に共感を覚えると戦意は鈍るため、敵は悪党であり敵は鬼である。
    鬼と呼ばれる人たちのシュプレヒコール


    「童」…奴隷、鬼などの人でないもの(京人でないもの)

    「鬼」…おらぬ=おぬ、転じて鬼と字を当てる。おらぬものとして扱われる存在

    「土蜘蛛」…京以外では、山の穴に住む人達も多くいた

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    2024年11月12日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    読んでよかった。皆さんの星が高いのも納得。今村さんは、小姓組にいたんですか?関ヶ原前後、近くで観察していたんですか?て感じ(*゚▽゚*)

    いやーあ、、、面白かった興味深かった、非常に引き込まれた。ここ数日ずーーっと、わたしも上から観察しているような気分でした。

    東だ西だ、ころっころと寝返ったり味方になったり、殺し合うような敵に対しても敬称をつけて呼んだり、この時代のマナー全般がわたしには理解不可能だけれど(*_*)、読んでよかった。今村さん、ありがとう、、、て感じ。

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    2024年11月04日
  • じんかん

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    本書を読む前までは名前と数々のぶっ飛んだ行い、そしてギリワンという異名?を知っており、読み進めるにつれて今読んでいる内容が史実であってほしいと思うようになりました。
    文庫本では600ページに迫る文量、かつ個人的に馴染みのない単語たちが出てきて久々に意味を調べつつ読みましたが、あっという間でした。

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    2024年11月02日
  • 戦国武将伝 東日本編

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    お気に入りは愛知県の織田信長。自身の身を守りつつ、家臣の教育もしなければならない。また自分の評判も大事で、それが後々戦に効いてくる。様々な要素を考えながら、どの策を取るのが最も効果的なのか、利が取れるのか。信長は考えた上で最善の策を取る人らしく、それを垣間見れた気がして面白かった。

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    2024年10月31日
  • 戦国武将伝 西日本編

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    お気に入りは、徳島の蜂須賀家政。孫の振る舞いを改めさせるために、直接指摘するのではなく、謎かけのようにじわりじわりと実感とともにわからせていく。なかなか老獪で面白い。こういう、相手の裁量を認めた(信頼した)上での、人の動かし方というのは、ある意味賭けだと思うが、うまくカチッとはまると気持ちいい!

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    2024年10月31日
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業

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    完璧な時代エンターテイメント!
    シリーズ7作目はいくつもの思惑が入り乱れ、それが今作の主役「赤也」一点に集まる。
    とても複雑な構図だけれどもスッと、それもサクサク読めるのだから今村翔吾さんの腕の凄さをこれでもかと見せつけられた感じでした。

    読後は、スッキリ爽やか、そして青春のような甘酸っぱさや切なさも混ざったなかなか体験できない想いに包まれました。

    とても面白かった。

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    2024年10月31日
  • 茜唄(下)

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    平家物語なんて長くて読めないと思っていたけど、作者の力に助けられた
    滅びゆく平家の首領の知盛
    兄のように慕う教経
    滅びゆく中での二人のやりとりに加え敵である義経との出会い
    知盛の愛妻の希子様に託された最後の言葉に泣けました 時代小説でこんなに泣けるの滅多にない事でした

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    2024年10月26日
  • じんかん

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    恥ずかしながら歴史に浅く松永久秀の事を良き知りませんでした。著者は『童の神』『幸村を討て』等の歴史の一説を描く事が多いですが、この作品も同様です。それがまた面白い。この本の内容が正しいのではと思ってしまいます。

    信長に届けられた弾正の手紙をきっかけに、信長が小姓(又九郎)に弾正の生立ちから語り出します。信長が認めた男のストーリー聞いて圧倒される又九郎。この又九郎は、よくいる安定と安寧を望む普通の男です。しかし、彼が物語終盤に信長と弾正と絡み始め一気に加速していきます。信長と弾正という本物の男達の熱と覚悟に当てられ「一度でいい、男と認められたい」と事態の打開を図るべく奔走する又九郎。この気持ち

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    2024年10月24日
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    2024/10/19
    いやもう素晴らしすぎて。
    特にまだ続くということが。
    ありがとう!ありがとう!
    私の推しは新之助です!!
    でも他の人もみんな好きです!
    小説で文章なんだけどスポットライトが見えるんよ。
    JOJOばりにババーン!って出てくるんよ。皆さん。
    かっこよすぎやろ。
    ほんで一橋の憎たらしいことな。
    ホンマに腹立つんやけどこんなにムカつかせてくれるのお見事よな。
    そしてまた史実におびえる私であった。
    頼むよ。
    でも続くのホントに楽しみ。生きる。

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    2024年10月19日
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組

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    ネタバレ

    2024/10/15
    めちゃめちゃおもしろいよ。当然。
    内記の語りでは正義の反対は悪じゃなくてまた別の正義って言葉を思い出したなぁ。
    誰も死なんで。

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    2024年10月19日
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組

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    今回も面白かった。主人公を中心とする個性豊かな仲間たち。この人たちと出会ってみたい、一緒に何かをやってみたいと思わせる人物がこれでもかと登場する。敵も一癖も二癖もあるし、狙いみたいなものもよく出来ていて単なる勧善懲悪ものではない面白さがある。このシリーズも残りわずかであるが、最終章に向けてどんな展開が待っているのか、今から楽しみだ。

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    2024年10月19日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    ほっこりできるエピローグがお気に入りの一作。
    物語に没頭しすぎて時間も忘れて読みふけっていました。第3巻を読むのが楽しみです。

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    2024年10月18日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    子どもが亡くなる話はツラい。

    炙り屋のキャラクターも掘り下げられて、より魅力的になり、これまでのただの敵役の一人から昇格した感じ。

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    2024年10月18日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

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    初めて今村作品を読みましたが、久し振りに歴史小説で感動する自分がいました。コメント見ると色々ありますが、素直に感動出来る作品に出会えて、良かったと読み終わった感想です 日々歴史小説読んでいますが、10年に1冊出るか出ないかの名作だと思います 

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    2024年10月09日
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業

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    くらまし屋シリーズも佳境さしかかり、核となる部分がさらに明らかになると思いきや、本作は其の部分にはあまり深掘りせず、一つの事件をしっかり描いています。
    喜怒哀楽が入り混じり、最後はとても切なくなる良いお話でした。
    個人的にはここまで読んだくらまし屋の中で一番好きです。

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    2024年10月03日
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組

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    羽州ぼろ鳶組シリーズ第2弾_
    面白すぎて 一瞬で読んでしまった!!



    \\\\ 江戸は焼かせない ////

    静かで 低く 芯の通った声が周囲に染みわたると
    鳶たちの目に 闘志が宿り 互いに肩を叩き合う

    助けを求める誰かのために
    男たちはただ炎に立ち向かう_



    卑劣な敵を止めるため
    業火を前に命をはる男たちに
    目頭が熱くなりました!!

    自らの火消しへのプライドを賭けた
    熱い熱い物語で 何度もウルウルしました

    続編はどんな事件が待ち構えていて…
    どんな流儀を魅せてくれるのか楽しみです!!

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    2024年10月01日