今村翔吾のレビュー一覧
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蠱毒の開催を指揮している裏の人物判明。
個人の恨みや、思いをのせて、蠱毒が進んでいく。
また、京八流を狙う幻刀斎と愁二郎達の因縁の戦いも同時に行われる。
双葉のできるだけ殺したくない思いを元に、全員東京まで辿り着けるのか?Posted by ブクログ -
著者 今村翔吾さん
2022年の直木賞作家
この方から学ぶことは、2018年から1日も休まず執筆活動をされている点です。続けることを学んだ。
この本の軸
これからのAI時代を生きるには、教養が必要
なぜ必要?
教養は陳腐化しないから
教養があればどんなことができるの?
①知識→創造することがで...続きを読むPosted by ブクログ -
現時点(2023年11月)での最新作はシーズン2前のスピンオフ3作の短編集。淀藩の野条弾馬以外は「夢胡蝶」に登場した鮎川転と「菩薩花」に登場した若手の3人。どの話もワクワクするし、島流しの生活が興味深かった。銀波の三羽鳶もなかなかのもの。でも、早くシーズン2が読みたい・・・Posted by ブクログ
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悲しい物語でした。
今で言うなら、人権問題に立ち向かった主人公。
どこに住もうが、家系がどうであろうが、人は皆同じであると言う信念のもと戦います。
戦などしたくはないけど、命令に従うしかない都の人々。
いつの世も戦は悲しみしか生みませんね。Posted by ブクログ -
息もつかせぬ面白さ!その刹那!
腕に覚えある剣豪が京都から東京まで大金を目当てに生き残りの旅に出るお話。
はじめに地(2巻)を読んでしまってましたが、後から天(1巻)を読んでも全然違和感なく楽しめた。スピディーな展開、刃と刃が交わる感覚がハラハラドキドキさせられました。3巻が待ち遠しいPosted by ブクログ -
11作目は初の上下巻の上巻。前作が源吾の父親の代の話だったが、その話から繋がってる。さて、真相はととても気になる。ただ、もはらぼろ鳶だけの動きでなく、江戸じゅうの火消しが絡んでくるので、登場人物がややこしくてしょうがない。しかたないとは思うけど・・・Posted by ブクログ
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纏番の彦弥、女心を掴む事では『ぼろ鳶』一どころか、江戸の華花魁さえも動かしてしまうほど。
その根源は吉原にあったという事が明らかにされるのが今回の話しである。
相変わらず、火事と怪しげな事件の推理が相まって読み始めたら止まらない秀逸な出来である。Posted by ブクログ