今村翔吾のレビュー一覧
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「イクサガミ」シリーズに次いで今村将吾2作品目。YouTubeを見た時、氏は自分の作品は2種類あると言っていた。イクサガミのようなフィクション寄りの話、そして歴史寄りの話である。本書は後者である。けれども共通点はある、と思った。
主人公はの戦国の梟雄(きょうゆう)松永弾正久秀。「人がなせぬ大悪を一生のうちに3つもやってのけた」と評された男であるが、本書はそれを見事なまでに「誠実で優しく賢い」大名としてイメージを覆してみせる。かつて山本周五郎が「樅ノ木は残った」で原田甲斐を反転せしめたのと、それ以上の反転を成し遂げた。エンタメ手法だ。
それだけでない。構成もあまり読んだことない。ほぼ9割を、 -
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ネタバレ「いや、めっちゃビジネスマンじゃん」が正直な感想です。
マーケティングとビジネス戦略の話じゃん。
どこで3C分析が出てくるのか、むしろ出ないのが不思議なレベル。
作家なんて、クリエイティブ職の最高峰のような気がするけれども、「食べていく」ためには結局、他のビジネスと変わらないことが求められるんだなと。
というか、作家としてこれだけ成功してい(るように見え)るのに、ここまでやられていたら、作家を目指しているわけでもないのに、思わず「ごめんなさい!」とスライディング土下座をかましたくなる。
自分の仕事を振り返って、市場分析もマーケティングもビジネス戦略も大嫌い。でもやらないとダメだよなぁ…知 -
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大河ドラマ化。
読みながら、何度も思った。そして、自分の頭の中で勝手に再来年あたり放映ってことで決定した。
しかし残念ながら、大河ドラマは歴史の史実しか扱わないと思われる。この「じんかん」は一応フィクションであるため現実的には難しいだろう。
この物語は、人物にせよ出来事にせよ、史実とフィクションが絶妙に織り交ぜて構成されており、その緻密で、息づかいまで聞こえてきそうな人物描写も相まって、全て事実なのでは?と思ってしまう。
それくらいにのめり込んでしまった。
主人公は戦国を代表する悪名高き武将、"松永秀久"。
将軍殺し、東大寺大仏殿焼き討ち、主家殺しの当時の武士たちから -
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安部真弘さん目当てに
以前、この雑誌をBookLiveで購入したのは生成AIによるBJ作品の掲載された2023年52号で、それ以来でした。
雑誌の連載で読む作品ってなかなかないので、今となっては等ちょっと貴重な体験だったかも知れません。 -
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楯も矛も大切な命を守るためにはどちらも必要で、同時にどちらも人を殺める可能性がある…そんな矛盾のコントラストを最後まで上手く表現してくれた作品だった。
どちらかが正義でも悪でもないからどちらも憎めない。
ただ戦は憎しみしか生まない。
戦国の中にあってあの蛍大名のような人の命を守りたいと熱く願うリーダーがもっと増えたらいいのに。
そう思わずにはいられない。
そして今後お城を見る目が確実に変わった。
二の丸、三の丸の役目や石垣の作り込みなど、実際に存在した石工たちの技を、意味を噛みしめながら見てみたい。
素晴らしい作品でした。
今村翔吾、天才。 -
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ぼろ鳶組第9弾
今回は星十郎の出番です。
商人の街、大阪で起こる恐ろしい火災現象。
助けを請われた京都の弾馬、そして日の本随一の風読み、ぼろ鳶組の星十郎、彼にくっついてきたw源吾と武蔵が協力して立ち向かいますが、敵の手が厄介すぎる上に、大阪火消組の確執も深く、さらに星十郎も宿敵が気になり気もそぞろ、うまくいかずにまたもやピンチ。
だけど源吾は諦めません。今度は大阪の火消たちに持ち前の火消魂でぶつかっていきます。
星十郎も亡き父の盟友、山路様の粋な行動から父の矜持を思い出し奮い立ちます。
弾馬も武蔵も見どころたっぷり。
さらに大阪火消も個性的。個人的には律也さんがいいですね。大丸さんもそうで -
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ネタバレ【概要抜粋】
・生成AIなどが台頭する社会で、歴史を学び教養を身につけることが重要になってくる
・歴史小説を読み、先人の成功・失敗の経験を学ぶことで、現在にも当てはめて自らの進むべき道標とすることができる。
・歴史小説と自己啓発本の相性はよく、自己啓発が読んですぐやる気が出てくるという意味で即効性のある西洋医学とすれば、歴史小説はじんわりと聞いてくる漢方医学の様なイメージ。
・今村翔吾先生は幼い頃に真田太平記を読み、歴史小説に関心を持ったがそのきっかけは関西出身で真田幸村には馴染みがあったからで、書店で親に懇願して全巻購入してもらったとのこと(子供の知的好奇心は寛容に受け入れる重要性が学び)